今日の給食

今日の給食

7月15日(火)の給食

献立は、麦ご飯、牛乳、夏野菜カレー、ひじきのマリネ、セレクトアイスクリーム、です。

【給食室より】

夏野菜カレーには、トマト、かぼちゃ、ズッキーニなど夏が旬の野菜がたくさん入っています。

セレクトアイスは、以前、皆さんが選んだアイスが入っています。自分の選んだアイスを間違えないように、楽しく食べましょう!

今日で1学期の給食は終わりです。

夏休み中は、冷たいものの食べ過ぎや、健康に気を付けて、おいしく食事をとりましょう。

 

夏休みこそ重要!!「大切にしてほしい 栄養バランス」

蒸し暑くて「夏ばて」を起こすと食欲がなくなり、偏った食事になってしまうことがあります。夏を元気に過ごすためにも、香辛料やかんきつ類などを取り入れて食欲増進を図り、栄養バランスのよい食事を心がけましょう。

7月14日(月)の給食

献立は、セルフオムライス、牛乳、フィッシュサラダ、一口ブドウゼリー、です。

今日は、昨年度の曽谷小学校給食ランキング第3位「オムライス」の登場です。

子どもからお年寄りまで、日本人が大好きなオムライスですが、実は日本生まれのメニューだとご存じだったでしょうか?

1936年、大阪の洋食料理店主が考え出したそうです。

その料理店の常連客に、胃腸が弱くて、いつも白飯とオムレツしか注文しない人がいた。店主は「いつも同じものでは可哀そうだ」と、ケチャップライスを卵で巻いた料理を提供したところ、常連客は大喜び。料理名を尋ねられると、「オムレツとライスだからオムライスだ!」と名付けた。オムライスはクチコミで広がり、たちまち人気メニューになった。それが時と場所を超えて…令和の時代の、曽谷の子どもたちへ。

いつもながら我が国の食文化はすごいですね。オムライスが日本生まれとは。とても誇りに思います。さすが日本は、かの「ミシュラン」で世界一の星の数を獲得している料理大国だけあります。

今日は「セルフ」オムライスですから、ケチャップで好きにアレンジして、おいしく楽しく食べてほしいです。

 

7月11日(金)の給食

献立は、麦ご飯、牛乳、チンジャオロースー丼、中華風コーンスープ、マンゴープリンです。

今日は代表的な中華料理メニューですね。その中から「チンジャオロースー」に注目します。

漢字では「青椒肉絲」と書きますが、中国語で青椒(チンジャオ)はピーマンのこと、肉(ロース)がそのまま肉を表し、絲(スー)が細切りの意味です。そのため青椒肉絲は、「ピーマンと肉の細切り炒め」というところになるでしょうか。

ちなみに、チンジャオロースーをおいしく作るための極意3つを、コルトンプラザにも店舗がある某有名中華料理店が紹介している記事を見つけました。

それは、①肉とピーマンは繊維の方向を見極めて切る(肉は縮まずピーマンはシャキシャキの食感)、②肉と野菜は別々に炒めて最後に合わせる、③醤油と鶏がらスープを使う(肉と野菜の味がより味わえる)、ということだそうです。いつものレシピと合わせて行えば、よりおいしくなるのかもしれません。試しにやってみようと思っています。

夏休み前の給食は、今日を除けばあと2回です。

7月10日(木)の給食

献立は、ご飯、牛乳、スペシャル納豆和え、じゃが豚キムチ、お魚アーモンド、です。

7月10日の今日は、語呂合わせで納豆の日です。

給食室では、スペシャル納豆和えを作りました。

スペシャル納豆和えには、しらす、のり、小松菜が入っています。

たくさん食べて丈夫な身体をつくりましょう。

7月9日(水)の給食

献立は、沖縄そば、牛乳、ゴーヤチャンプルー、シークヮーサータルト、です。

「だしで味わう和食」第二弾!

今日は沖縄地方、沖縄県から「沖縄そば」です。

沖縄地方では、かつお節、豚骨を使って「だし」をとることが多く、豚のうま味と、かつお節の香りが特徴の「だし」です。

今日の給食では、かつお節と昆布と焼き豚を使って「だし」をとっています。

みんなで、「だし」を通じてもっと和食について理解を深めましょう!

7月8日(火)の給食

献立は、キャロットピラフ、牛乳、鰺のカレーパン粉焼き、グリーンサラダ、です。

 

今日はメニューにキャロットピラフがあるので、「ピラフ」に注目してみます。

突然ですが、「ピラフ」は何語だと思われますか?

響きから英語ではなさそうだとは思いましたが、何語かは見当もつきません。調べてみると、正解はフランス語だそうです。

ピラフのルーツはトルコ料理の「ピラウ」からきています。確かに発音はピラフに似ていますね。ルーツはほかにも、インドの「プラーカ」という料理も起源と考えられているようです。

それでは、ピラフとチャーハン(炒飯)は似ていますが、その違いは何でしょうか?(ピラフとチャーハンと言えば、私のような初期「ドラゴンボール」世代は、「ピラフ」という登場キャラクターを思い出します。「ピラフ」は確か胸に「炒飯」と漢字で書かれた服を着ていました。)

ピラフは生米から作ってスープで炊き上げ、チャーハンは炊きあがったお米から作るところが違うようです。

それならば、パエリアも生米から作りますが、ピラフとパエリアの違いは…?

などと考えていくとキリがないですね。食文化の奥深さを思い知らされます。

トルコやインドを発祥とした料理で、フランス語のピラフ。世界に思いを馳せながら、しっかり食べてもらいたいと思います。

7月7日(月)の給食

献立は、いなりご飯、牛乳、星形ハンバーグ、そうめん汁、七夕ゼリー、です。

 食育クイズ!今日は何の日でしょう?

①    ラッキー7の日

②    ココナッツの日

③    七夕

正解は、③の七夕です。七夕は中国から伝わった織姫と彦星の物語と日本の豊作を祈る風習などが合わさっているのだそうです。

 

さて、今日はもう1つ、「そうめん」に注目します。

今日はクイズにもあったように七夕です。これまで、七夕にそうめんを食べることが多かったですが、気にすることがなく食べていたように思います。

そもそも、なぜ七夕にそうめんを食べるのでしょうか?

調べてみると、いくつか理由があるようです。

まずは、天の川に見立てているということ。そうめんの白く細長い形状を、天の川に見たてて食べるというものです。粋ですね。

次に織姫にあやかっていること。織姫は織物や裁縫を司る女神とされているので、そうめんを意図に見立てて、芸事や裁縫の上達を願います。

また、そうめんで健康を願うという側面もあります。そうめんの原料である小麦は「毒を消す」という言い伝えがあり、健康を願っていたそうです。七夕の頃は暑いので食欲も落ちやすいですが、そうめんはツルツルの食感で食べやすいです。やはりしっかりとした意味があったのですね。

様々な上達や、健康を願いつつ、今日の七夕給食を食べてほしいと思います。

7月4日(金)の給食

献立は、しらすわかめご飯、牛乳、白身魚の味噌だれ唐揚げ、むらくもスープ、ひとくちリンゴゼリー、です。

今日はメニュー「白身魚」に注目します。

白身魚とは、その名の通り、魚の身の色が白色、または淡い色のものを指します。主に、タラ、タイ、ヒラメ、スズキなどが代表的でしょうか。

その白身魚ですが、今日は「シイラ」が使われています。

シイラはご存じでしょうか?私は釣りをしないので、釣ったことはないですが、海釣りが好きな人には憧れの大型高級魚であることは、よく耳にしています。

もしかしたらハワイ好きな方には、「シイラ」よりもハワイでの呼び方「マヒマヒ」の方が馴染みがあるのかもしれません。

白身魚は一般的に、高たんぱく質で低脂肪、低カロリーであり、筋肉の維持や成長に役立つたんぱく質が豊富に含まれているうえに、ビタミンB・D群、コラーゲン、タウリンなど、健康維持にの役立つ栄養素も豊富だと言われているそうです。

今日は唐揚げにして揚げることで、白身魚本来の淡白な旨味に、濃い味噌だれの風味がマッチしてとてもおいしいです。

栄養満点、白身魚を食べて、「元気」に過ごしてほしいです。

7月3日(木)の給食

献立は、麦ご飯、牛乳、ガパオライスの具、もずくスープ、ゆでとうもろこし、です。

今日の献立のとうもろこしは、3年生が曽谷っ子全員の分を一生懸命むいてくれました。その数なんと100本!

3年生の皆さんありがとうございました!

夏が旬のおいしいとうもろこしをい、おいしくいただきましょう → 3年生の皮むきの様子

  

さて今日はもう1点、「もずく」を取り上げます。

もずくは海藻であることは今更いうまでもないですが、ネーミングが珍しいと思います。調べてみると、もずくは他の海藻に付着して生息することから「藻が付く」という意味で「もずく」という名前が付いたと言われているそうです。そう聞くと納得のネーミングですかね。

それでは、もずくの生産量1位の都道府県はどこだと思われますか?

実は沖縄県であり、なんとシェアは90%以上です。

長崎で1970年代に始まった養殖技術が、沖縄県で大成功して発展したということです。気候的なことももちろんあったのだとは思います。

もずくは夏になると枯れてしまうので、生で食べられるのは今の時期がギリギリなのかもしれません(一部冷蔵物がしばらくは流通するとのことですが)。

低カロリーでミネラルや食物繊維、また免疫力向上・抗菌・抗ウイルス・抗アレルギー等々に役立つフコダインが豊富なもずくを食べて、暑い夏も「元気」に過ごしてほしいです。

7月2日(水)の給食

献立は、コッペパン、レモンハニー、牛乳、いんげん豆のトマト煮、チーズサラダ、です。

今日は「コッペパン」に注目してみます。

コッペパンはとてもよく目にするパンです。紡錘形(円錐形)でありそこが平たいのが特徴です。

それでは、コッペパンはどこの国で生まれたのでしょうか?

答えは、日本。驚きです。

東京・下谷説と、愛知県名古屋説があるようですが、日本生まれは間違いないですね。

名前のコッペは、フランス語の「切った」を意味する「coupeクペ」がもとになっているようです(車でもセダンの後ろを切った小型車をcoupeクーペと呼びますね)。

全国的に普及したのは1950年代からであり、学校給食に採用されたことがきっかけのようです。戦後の食糧不足の時代に、安価でありながら栄養価が高く、製造工程もシンプルなので大量生産が可能だったということです。

このようにコッペパンは日本の子どもたちの成長を支えてきたということです。あるのが当たり前すぎて、そのようにコッペパンを見たことがありませんでした。とてもすごいパンに見えてきます。

懐かしい焼きそばパンや卵パン、揚げパン、フルーツを挟んだスイーツ系まで幅広いメニュー展開が可能なのも大きな魅力です。そんなこともあってか、近年では、コッペパン専門店がブームを起こしているようで、さらに多様なアレンジや味で楽しめるそうです。今日はレモン&ハニーをつけておいしくいただきました。

日本の子どもたちの成長を支えてきた、これからも支えていくであろうコッペパンを食べて、子どもたちには大きく成長してもらいたいです。

7月1日(月)の給食

献立は、たこ飯、牛乳、鯖の竜田揚げ、じゃがいもの含め煮、です。

今日は「半夏生」です。1年で日が最も長くなる夏至から数えて11日目頃を「半夏生」といいます。

半夏生の時期はちょうど田植えが終わる頃です。稲や畑の作物が「たこの足のようにしっかりと根を張って豊作になるように」と願いを込めて、神様にたこをお供えしました。これに由来して半夏生の時期にはたこを食べる習わしが生まれたといわれています。

 

それでは、たこ飯の発祥はどこでしょうか?いかにも漁師めしという感じなので、海のあるところというイメージですが。

答えは、岡山県です。岡山県倉敷市児島です。漁師が船上で獲れたたこをすぐに調理して食べたのが始まりとされています。漁師めしらしく、豪快かつ味付けは繊細という特徴を併せ持ちます。

ちなみに「たこ」には、縁起物としての意味があるそうです。たこは「多幸」の語呂合わせですから。また、たこは英語で「オクトパス」なので、「試験をパス」の語呂合わせからも、受験生のゲン担ぎとしても人気だそうです。

今年の半夏生は、まさに今日、7月1日です。水上先生はしっかり食育のことも考えてくださっているのですね。

このように、幸せを願う食材、料理として親しまれています。

半夏生にたこ飯を食べて、曽谷っ子にみんなには、「多幸」な人生を送ってほしいと願います。

6月28日(土)の給食

献立は、麦ご飯、牛乳、ハヤシライス、ひじきのマリネ、フルーツヨーグルト、です。

ひじきには、牛乳よりも多くのカルシウムが含まれています。カルシウムは、骨や歯を丈夫にしてくれます。しっかり食べて、丈夫な歯と骨をつくりましょう!

6月27日(金)の給食

献立は、じゃこガーリックライス、牛乳、鶏のはちみつレモン焼き、野菜スープ、月見ゼリー、です。

今日は「ちりめんじゃこ」を取り上げます。

突然ですが、「しらす」と「ちりめんじゃこ」の違いは、製法の違いからくる「水分量」だそうです。しらすは塩ゆでした状態で水分量は8割以上。一方のちりめんじゃこは、干した状態のものを指すので水分量が5割以下です。そのため、ちりめんじゃこを使用したメニューは歯ごたえが出ますね。

さて、しらすでも、ちりめんじゃこでもよいのですが、カタクチイワシ以外の生物が入っているのに気づいたことがありますか?例えば、タコやエビです。私は子どもの頃、探して、タコやエビが入っていると何か得した気分になって嬉しかったのを覚えています。

大人になってから、同じようなことをしている人がいるのを知りました。またそれが人気になっていることも。

カタクチイワシ以外の生物のことを「チリメンモンスター」と呼び、略して「チリモン」だそうです。「チリメンモンスターをさがせ!」(偕成社)という子ども向けの本のシリーズも出ています。

私も図書館で借りて読みました。

タコやエビだけでなく、タイ・アジ・サバ・イカ・カワハギなんてものもよくあるそうです。驚いたのは、フグ・タチウオ・タツノオトシゴ・カニもあるそうです。

これらのレアキャラに出会えたら、きっと嬉しくなると思います(なんでもチリモン採取専用に作られたじゃこがあるらしいです)。

また、先日ある6年生の児童と話していたら、「夏休みの自由研究はチリモンを調べることに決めている」とのことでした。きっと調べることそのものが面白い研究になることでしょう。

おいしくいただくだけでなく、こんな楽しみも加わると、食べることがもっと好きになるかもしれませんね。

6月26日(木)の給食

献立は、ご飯、牛乳、スタミナ納豆、擬製豆腐、カツオの甘辛煮、です。

今日は「スタミナ納豆」を取り上げてみます。

みなさん「スタミナ納豆」はご存じでしょうか?

朝校門で立っていて、子どもたちが「今日の給食、スタミナ納豆だよ!」と教えてくれるほど、大人気のメニューとなっています。

給食では、ひきわりの納豆に、鶏肉、小松菜を入れ、スタミナとあるのでお分かりの通り、にんにく、しょうが、ごま油、砂糖、かつお節で味付けがされています。

では、発祥はどこでしょうか?納豆を使っているので日本は間違いなさそうですが、日本のどの地域なのでしょう?少し調べてみました。

答えは、鳥取県倉吉市でした。某番組では、「鳥取県のソールフード」とも紹介されているようで、ご当地ではタバスコを入れたり、ご飯だけでなく冷ややっこやチャーハンに入れたり、いろいろな方法で食べられています。

30年ほど前、鳥取県倉吉市の栄養士の先生が、納豆が苦手な子でも食べられるようにと考案されました。つまり、スタミナ納豆は学校給食発祥のメニューということになります。

いつもながら学校給食は本当にすごいですね!

これまでも学校給食発祥のメニューを紹介してきました。学校給食は、子どもたちの成長や健康、食育のためだけでなく、日本の食文化を支えているといっても過言ではないでしょう。

もし、納豆が苦手な方がいらっしゃったら、スタミナ納豆を試してみる価値はありそうです。もちろん、納豆好きな方でも、違った魅力を発見できるきっかけになるかもしれません。

栄養たっぷりの納豆をしっかり食べて、子どもたちには「元気」に過ごしてほしいです。

6月25日(水)の給食

献立は、冷やしうどん、牛乳、夏野菜のかき揚げ、わかめコーンサラダ、です。

 

今日はメニュー「かき揚げ」に注目してみます。

かき揚げは、よく知られた料理ですが、「揚げ」はわかるのですが、「かき」とは何なのでしょうかね。

調べてみますと、バラバラになってしまう具材を鍋の中で「かき」集めながら揚げることからという説と、余っていた具材を集めて「かき」混ぜてから揚げることから、という2つが有力のようです。

ちなみに、かき揚げの日は11月4日です。これは香川の冷凍食品メーカーが定めた日ですが、理由がなかなか面白いのでご紹介します。

11月は秋が深まる時期で、温かいかきあげそばや、かきあげうどんが恋しくなる季節だから、という理由ではありません。

かき揚げは、そばやうどんのトッピングとして愛されています。今日の給食でも、冷やしうどんの上にトッピングされています。

麺の日は、細長い面のイメージから11月11日(ポッキー&プリッツの日でもあります)なのは有名らしいのですが、ここでご確認いただきたいのがカレンダー。

11月11日の上にあるのは何日でしょうか?

そう、4日。11月4日です。

麺の上にあるので、11月4日をかき揚げの日としたそうです。とても洒落ていると思いませんか?

今日はにんじん、玉ねぎ、かぼちゃ、枝豆、コーンと野菜がたくさん入ったかき揚げを食べて、「元気」に過ごしてほしいです。

6月24日(火)の給食

献立は、ご飯、牛乳、ピーマンの肉詰めフライ、ミニトマト、具たくさん味噌汁、です。

食育クイズ!ピーマンとミニトマトの旬はいつでしょう?

①夏

②秋

③冬

正解は、①の夏です。夏が旬の野菜をたくさん食べて、暑さに備えましょう!

6月23日(月)の給食

献立は、麦ご飯、牛乳、あぶ玉丼の具、湯葉すまし、メロン、です。

今日は「メロン」に注目します。

「果物の王様」とも言われるメロンですが、どのあたりが原産地だかお分かりになりますか?

私は南米あたりかな、と思っていましたが、全然違いました。諸説ありで、有力なのは、なんとアフリカでした。そのほか、中近東、インド、中央アジアなどが説としてあるようです。

その歴史は意外に古く、紀元前の古代エジプトではすでに栽培されていた記録も残っています。そこから東西に広がったと考えられているようです。

では、日本にはいつ伝わったか?

メロンには、網目のない東洋系メロンと、網目のある西洋系メロンがあり、東洋系は弥生時代にはすでに伝わったと考えられています。西洋系は明治時代だそうです。

ちなみに、日本国内での生産量(令和4年 農林水産省)は、1位が20年以上連続で、お隣りの茨城県です。千葉県は8位です(私の予想より生産量は高いかったです)。

ちなみによく話題になる、「メロンに生ハムはありかなしか」についても是非書きたいところではありますが、紙面が尽きましたのでまたの機会に。

 メロンは、水分が多く、カリウムも豊富に含むので、熱中症予防に最適な果物とも言われています。メロンを食べて、「元気」に過ごしてほしいです。

6月20日(金)の給食

献立は、麦ご飯、牛乳、四川麻婆豆腐丼、ナムル、オレンジ、です。

先月、麻婆豆腐が提供された日に、麻婆豆腐が有名な「四川省」について書いたところです。今日は「ナムル」に注目してみます。

ナムルが韓国料理であることは、多くの方がご存じのところだと思います。

ナムルとは、和え物の総称をさすので、実際は調理法から素材まで幅広いものだそうです。それこそ各家庭によっても千差万別で、我々が知らないものまでナムルの範疇に入っています。

しかしながらよく知られるところのナムルとは、野菜や山菜を茹でて、砂糖やごま油で味付けしたものですよね。

ニンジンやホウレン草、もやしを使って彩りもよく、栄養価も高いので健康にもよい。そして焼き肉の付け合わせとして、ビビンパやキンパの具として、少しピリ辛にすればお酒のお供にもなるという、韓国料理には欠かすことのできない存在です。

そんなナムルは、ごま油や塩分が栄養素の吸収を助けるので、野菜をそのまま食べるよりも効果的に栄養を摂取できることに期待ができるそうです。

今週は観測開始以来最も暑い6月でした。来週も、今週ほどではないにしても暑い日が続くようです。栄養満点のナムルを食べて、暑い季節を「元気」に過ごしてほしいです。

 

6月19日(木)の給食

献立は、あじさいご飯、牛乳、鶏の唐揚げ、しらすサラダ、けんちん汁、です。毎月19日は!食育の日―!!

今月の食育メニューは、みんな大好きな鶏の唐揚げです。唐揚げは中国から伝わった料理ですが、鶏の唐揚げは日本独自のものといわれています。北海道など特定の地域では、鶏の唐揚げをザンギと呼んでいます。

さて、今日は「あじさいご飯」に注目してみます。

これをお読みの皆さんは、あじさいご飯をご存じだったでしょうか?私は知りませんでした。

あじさいご飯とは、ゆかりや梅を入れることで、あじさいの花の色合いを模しています。また給食の丸い器に盛りつけると、丸いあじさいの花に似た見た目ともなります。

ちなみに、あじさいは中毒症状を引き起こす成分が含まれているそうで、食用にはできないでしょう。そのため、実際にあじさいが具材として入った「あじさいご飯」は作れないと思いますので、今日のように、ゆかりや梅、枝豆を入れて作った「あじさいご飯」が作られたのでしょう。

それにしても、このあじさいの咲き誇る季節に、「あじさいご飯」が提供されるということが、自然とともにある日本らしくて、とてもすてきだと思いました。学校給食にも季節感を大事にしてくださる水上先生、給食室の皆さんに感謝します。

これも立派な食育ですね。今日19日の食育の日にもふさわしいです。

 

6月18日(水)の給食

献立は、 ピザトースト、牛乳、夏野菜のポトフ、ツナコーンサラダ、です。

「歯と口の健康週間(6月4〜10日)」は過ぎましたが、皆さん継続してよく噛むことを意識して給食を食べれていますか?

ひさしぶりのかみかみメニュー!今日はピザトーストです。 ピザトーストは、調理員さんが、1枚1枚丁寧にピザソースを塗り、チーズを乗せて、焼いて作ってくださいました。感謝の気持ちをもっていただきましょう!

6月17日(火)の給食

献立は、ひじきご飯、牛乳、ししゃもの磯辺揚げ、大根とばら肉の旨煮、さくらんぼ、です。

今日のデザートは、さくらんぼです。さくらんぼは、6月の今が1番おいしい時期、旬です。さくらんぼは高価な果物ですが、旬のおいしい果物を曽谷っ子のみんなに食べてほしくて、給食室、大奮発しちゃいました!旬の果物をおいしくいただきましょう!

6月16日(月)の給食

献立は、ご飯、牛乳、チキンチキンごぼう、かきたま汁、冷凍みかん、です。

 

今日はメニュー「チキンチキンごぼう」に注目します。

「チキンチキンごぼう?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、これはジューシーな鶏肉と風味豊かなごぼうをからりと揚げ、サクサク衣をまとったところに甘辛のタレを絡めたメニューです。

これは学校給食から広まって、山口県民のソールフードとなった料理のようです。いつもながら学校給食の底力、我が国の食文化に与える影響の大きさには驚かされています。

山口県のみならず、ご飯に合うと大人気のメニューです。

ちなみに、チキンチキンごぼうにはバリエーションがあるようです。

ごぼうの代わりにれんこんを使った「チキンチキンれんこん」や、鶏肉の代わりにクジラ肉を使った「クジラクジラごぼう」、豚肉とれんこんを使った「トントンれんこん」です。

味もおいしいですが、一回聞いたら忘れないネーミングにも力があります。

昨年はかみかみメニューとして提供もされていたので、目標は一口で30回、よく噛んでおいしく食べてほしいです。

 

今日6月16日~20日までは、給食の片づけ「ピカピカ週間」としています。

ヘルシー委員会の子どもたちが、給食の片づけ方動画を作成し、各クラスで視聴するなど、給食の片づけについて集中的に取り組む1週間にしていきます。

6月13日(金)の給食

献立は、鰹ご飯、牛乳、鰯の黒ゴママリネ、千葉の豚汁、です。

6月15日は「千葉県民の日」です。

今日は少し早いですが、千葉県民の日献立です。千葉県でとれた鰯や野菜をたくさん使って作っています。

そして!「だしで味わう和食」第一弾!

今日は関東地方、千葉県から「豚汁」です。千葉県を含む関東地方では、かつお節、さば節、昆布を使って「だし」をとることが多く、味は、そば文化が根強く、強めの味付けの「だし」であることが特徴です。

今日の給食では、さば節と昆布を使って「だし」をとっています。

みんなで「だし」を通じてもっと和食について理解を深めましょう!

 

さらに、今日は「爽風学園統一給食」です。つまり、東国分中学校、稲越小学校のみんなも、同じ給食を食べています。千葉県民の日献立で千葉県のことについて知るだけでなく、爽風学園のつながりを感じていただきましょう!

  

  

6月12日(木)の給食

献立は、麦ご飯、牛乳、ガパオライス、パリパリサラダ、わかめスープ、ヨーグルト、です。

今日は「ガパオライス」に注目します。

ガパオライスはタイの国民食として日本でも人気ですので、ご存じの方も多いことでしょう。

日本語では「バジル炒めご飯」とも言うそうで、その名の通り、お肉・にんにく・ピーマンなどとともにバジルが使われています。ガパオとはホーリーバジルのことのようです。

タイの国民食と言われていますが、その歴史は意外にも浅そうです。第二次世界大戦中といいますから、80年数年というところでしょうか。

いくつか説があるようですが、1つは料理コンテストで上位入賞したもの、もう1つは中華料理の炒め物をアレンジして考案されたというもの。

いずれにしても思ったより短期間のうちにタイの国民食としての地位を築くことになったのですね。

ちなみに今日から4日前の6月8日が「ガパオの日」です。我が国におけるガパオの知名度向上を図ってきた青山の「ガパオ食堂」の設立日から制定されたようです。

外国の様々な国民的料理を知り、それを食べられるということも学校給食の良さですね。

6月11日(水)の給食

献立は、麦ご飯、ドライカレー、牛乳、イタリアンサラダ、あじさいゼリー、です。

今日は入梅です。入梅と梅雨入りは、どちらも梅雨の始まりを表しますが、意味と使われ方が違います。

入梅は暦上の目安で、毎年6月11日頃に設定されます。

一方、梅雨入りは、気象庁が発表する実際の梅雨の始まりを指し、年や地域によって違います。

 

さて、今日は「ドライカレー」に注目します。

ご存じのようにドライカレーとは、汁気のないカレー全般をいいます。挽き肉と野菜を炒めてカレー粉で味付けしたカレーや、カレー風味のチャーハンやピラフなどもドライカレーに含まれるようです。

それではいつものように、ドライカレーはどこの国の発祥なのでしょうか?

調べてみると、20世紀初頭に日本郵船の欧州航路船「三島丸」の船舶料理士が考案したという、日本生まれのメニューです(ちなみに、カレーつながりで、カレーライスに福神漬けを添えるようになったのは、この三島丸が発祥のようです)。

ドライカレーは、インドのキーマカレーを日本人の口に合うようにアレンジしたもののようで、長旅から食欲不振になったお客さんのために考案された、とあります。

日本発祥ですから、カレーの本場インドにドライカレーはないそうです。ドライカレーも日本の料理とは、いつもながら我が国の食文化はすごいですね。

梅雨の季節、食欲不振になることもあるかもしれませんが、ドライカレーをしっかり食べて「元気」に過ごしてほしいです。

6月10日(火)の給食

献立は、ナポリタン、牛乳、マセドアンサラダ、ハニーレモンラスク、です。

6月4日~10日は、「歯と口の健康週間」です。

1口30回かむことを意識して給食を食べましょう。

今日のかみかみメニューは、ハニーレモンラスクです。これは、校長先生の好きな給食の1つです。

今日で「歯と口の健康週間」は終わりますが、これからも健康な歯を保てるよう、1口30回!

よくかむことを意識して食べましょう!

 

 さて、このハニーレモンラスクというメニューは、昨年の夏に初登場して、たちまち子どもたちに大人気メニューとなりました。子どもたち及び子どもたちを通じて保護者の方々から問い合わせがあり、栄養教諭の水上先生がレシピを公開してくれたものです。

現在、「給食レシピ」は学校ホームページにいくつも公開されていますが、その記念すべき第1号になったメニューです。

 → 「ハニーレモンラスク」レシピ

 →  給食レシピ(学校HP「各種お便り」→「給食だより」→「給食レシピ」)

 私もレシピ通りに家で作ってみました。

料理素人の私にとっても思ったより簡単で、そして焼きたてが食べられるのでおいしいです(冷めてもおいしいです)。

だんだん暑くなるこの時期、レモンの爽やかな酸味、そして甘味がとてもよく合います。これからの時期に適したお菓子でしょう。

また、フランスパンの12等分というのがおいしい厚さですし、パンに吸わせる材料の分量もちょうどいいです。

お子さんが「おいしかった!」「家でも作ってほしい!」ということであれば、是非、お子さんと一緒に作ってみることをお勧めします。

6月9日(月)の給食

献立は、ご飯、牛乳、いかのかりんとう揚げ、切り干し大根ののりごまサラダ、田舎汁、です。

今日は「いかのかりんとう揚げ」を取り上げます。

皆さんは「いかのかりんとう揚げ」をご存じでしょうか?私は知りませんでしたので、少し調べてみました。

概要としては、お菓子の「かりんとう」に似た見た目と味付けをする揚げ料理です。以下を細切りにして粉をまぶして揚げ、蜜を絡めることで、かりんとうのような味わいになります。

名前は、かりんとう揚げですが、色が果物のかりんにも似ていることから、かりん揚げともいうことがあるようです。

このメニューも主に学校給食を中心として提供されているようで、全国各地の市町村における学校給食のレシピを探すことができましたが、メニューの発祥はよくわからないということでした。

しかし食べてみると、サクッとした食感に、甘いたれとイカの風味がよく合って、とてもおいしいです。

今日もまた1つ新たなメニューを知りました。あまり家庭やお店でも見ることのないメニューを知ることができるのも、食育としての学校給食の良さですね。

6月6日(木)の給食

 献立は、ご飯、牛乳、鯖のねぎ味噌がけ、ゆでそら豆、沢煮椀、です。

6月4日~10日は、「歯と口の健康習慣」です。

ひと口30回かむことを意識して給食を食べましょう。

今日のかみかみメニューは、ゆでそら豆です。

今日は、1年生が曽谷っ子全員分のそら豆をさやからむいてくれました。

1年生の皆さん、ありがとうございます。

 

→ さやむき体験の様子

6月5日(木)の給食

献立は、昆布ご飯、牛乳、カリカリ大豆サラダ、肉じゃが、冷凍りんご、です。

皆さん、よくかんで食事はできていますか?

むし歯のある人はきちんと治療できていますか?

1口30回かむことを意識して給食を食べましょう。

6月4日~10日は、「歯と口の健康習慣」です。

今日のかみかみメニューは、昨日のココア揚げパンに続き、カリカリ大豆サラダです。

6月4日(水)の給食

献立は、ココア揚げパン、牛乳、豚肉と大豆のトマト煮、キャベツのサラダ、です。

今日は、昨年度の「曽谷小学校給食ランキング」堂々の第1位・ココア揚げパンが満を持して登場です。

今年度は人気投票を実施するのかどうか、また結果はどうなるかわかりませんが、もし実施したのであれば今年度も上位に入るのではないでしょうか。

これで4月から、揚げパンとしては、揚げパン・抹茶きなこ揚げパンと今回のココア揚げパンで3回目です。ここまで月1回ぐらいのペースで提供されていることになります。

子どもたちに大人気の揚げパンですから、たくさんの回数を提供してくださる栄養教諭の水上先生、給食室の皆様にはたいへん感謝いたします。給食室の前に、揚げパンを作る様子の写真が掲示してありますが、とても手間が掛かりそうなことが見て取れます。子どもたちのためにありがとうございます。

子どもたちは間違いなく喜んでいることでしょう。

6月3日(火)の給食

献立は、ご飯、牛乳、枝豆入りつくね、ポテトサラダ、大根の味噌汁、です。

今日は、夏に旬を迎える枝豆を入れた「枝豆入りつくね」が主菜でした給食・食事

ここで、食育クイズ!

枝豆は成長するとあるものになります。それは次のうち、どれでしょう?

①そら豆

②グリンピース

③大豆

正解は、③の大豆です。枝豆は成長すると大豆になります。

5月にグリンピースのやさむきをした2年生には、豆の種類のお話もしたので、正答率は高かったのではないでしょうか?

これからも、旬の食材をおいしく、楽しく学んでいってもらえると嬉しいです。

6月2日(月)の給食

献立は、麦ご飯、牛乳、なすのスタミナ丼、春雨スープ、オレンジゼリー、です。

今日は「なすのスタミナ丼」から「スタミナ」を取り上げます。

よく「スタミナ」という言葉は耳にしますが、そもそも「スタミナ」とは何なのでしょうかね?

調べてみると、「長時間にわたり運動や活動を続けることができる持久力のこと。心肺機能や筋肉、精神力など様々な要素がある」とのことです。

確かに、多くはスポーツの場面で「あの選手はスタミナがある」などと聞きます。上の意味を当てはめれば、意味がよく通ります。

一方で食べ物に「スタミナ〇〇」というものも見かけますが、これは一般的にスタミナがつくという栄養素が豊富に入ったものを指すようです。

例えばたんぱく質、糖質、脂質といったエネルギー源、ビタミンB1鉄などの栄養素ですね。

今日のスタミナどんぶりなら、鶏肉・豚肉・大豆といったたんぱく質、砂糖・油といった糖質・脂質に、なす・しょうが・にんにく・玉ねぎ・人参・エリンギ・ニラといった栄養素が豊富です。

まさにスタミナの名にふさわしいメニューとなっているわけですね。

曽谷っ子には暑い夏に備えて、スタミナをしっかりつけて「元気」に過ごしてほしいです。

5月30日(金)の給食

献立は、麦ごはん、牛乳、生揚げのピリ辛野菜炒め、いわしのつみれ汁、りんごゼリー、です。

 今日は「つみれ」に注目してみます。

「いわしのつみれ汁」の発祥は、どこでしょうか?

それは、我らが千葉県です。千葉県の九十九里浜地域から全国に広まったようです。九十九里地域は古来より好漁場であり、いわしの漁獲量が多かったことにもよります。

ところで、「つくね」と「つみれ」の違いってご存じでしょうか?

私は、焼き鳥などでもみるので、挽き肉で作ったのが「つくね」、魚のすり身が「つみれ」と思っていましたが、違うのだそうです。私と同じように思っていた方は多いのではないでしょうか。

調べてみると、「つくね」は、肉類に限らず魚介類も使われているようです。

一方、「つみれ」は、すり身などと今日の給食なら蓮根やショウガなどの材料・調味料としっかりと混ぜるまではつくねと同じです。一口大に摘み取って、今日の給食のように、だし汁の中に入れたものを「つみれ」というのだそうです。

千葉県発祥のいわしのつみれ汁をしっかり食べて、「元気」に過ごしてほしいです。

5月29日(木)の給食

献立は、チリコンカンライス、ターメリックライス、牛乳、グリーンサラダ、フルーツヨーグルトです。

今日は「チリコンカン」に注目してみます。

名前が特徴的ですが、「チリ」はチリペッパーのこと、「コン」は一緒にという意味、「カン」は肉という意味だそうです。

チリコンカンは、メキシコ料理をルーツに持つアメリカの郷土料理で、挽き肉や豆、トマト、スパイスなどを煮込んだメニューです。スパイシーで、スープやシチューのように、トルティーヤや今日の給食のようにライスと一緒に食べるなど、様々な食べ方ができます。

アメリカでは、19世紀初頭、西部開拓者たちの旅路や探検の際に食べられていたようで、特別な料理です。チリコンカンのレシピを競うコンテストが頻繁に開催されていることからも、それが伺えます。

ちなみに、昨年度の2月に「学校給食運営協議会」という会議が開催された際、出席者が自分の好きな給食メニューを言い合いました。

出席者(学校・保護者・栄養教諭・調理員・給食業者・教育委員会)のうち3名が、チリコンカンを好きなメニューに挙げるという、大人気なメニューであることを知りました。

海外の郷土料理を知ることができるのも、学校給食の良い面です。栄養教諭の水上先生はじめ給食室の皆さんは、栄養を取るだけでなく、こういった食育も大事にしてくださっています。

5月28日(水)の給食

献立は、味噌ラーメン、牛乳、ナムル、マーラーカオ、です。

今日は「ラーメン」に注目してみます。

 味噌ラーメンは、昨年度の曽谷小学校給食ランキングにおいて、堂々の第2位でした(水上先生に聞きましたら、今年度のアンケートも間もなく行うようです)。

にんにくやしょうが、バターも使われており、深い味わいの味噌ラーメンで、子どもたちにも大人気です。

ラーメンは中国発祥のようですが、完全に日本で独自の進化を続けており、一つの大きな食文化を形成していますね。世界中に日本のラーメン店の支店が出店していることからも、その大人気ぶりがわかります。

そして給食でもこんなにおいしいラーメンが食べられるようになるとは。子どもたちは幸せですね。

ちなみに、千葉にもご当地ラーメンがあるようです。

竹岡式ラーメン(富津市)、勝浦タンタンメン(勝浦市)、アリランラーメン(長生郡長柄町)、ホワイトガウラーメン(袖ヶ浦市)、カレー焼きそば(香取市)、船橋ソースラーメン(船橋市)など、です。

皆さんはどれだけご存じだったでしょうか?私は千葉県の職員にもかかわらず、残念ながら1つも知りませんでした。

大人気の味噌ラーメンですから、保護者の皆様はお子さんに感想を聞いてみてください。

5月27日(火)の給食

献立は、ご飯、牛乳、鰹の薬味ソースかけ、磯香和え、いなか汁、です。

今日はメニュー「いなか汁」に注目します。

いなか汁は皆さんご存じでしょうか?私はよくわからなかったので調べてみました。

いなか汁の発祥や定義というものは明確に特定されておらず、各地域に同様の味噌汁があるようです。いなか汁には、「のっぺい汁」、「けんちん汁」などよく聞く汁も含まれています。

ちなみに「いなか」とつく表現の料理を、いなか汁、いなかそばを筆頭に、様々ないなか料理として見かけますが、一般的に材料が地元のものであったり、手づくりでシンプルに調理されたり、昔ながらの料理法で調理されたりするような、素朴で懐かしい味わいの料理を指すようです。地域によってバリエーションがあり、その地域に根付いた食文化を反映した味わいを楽しむことができます。

今日の給食では、油揚げのほか、豆腐、じゃがいも、こんにゃく、大根、人参、ごぼう、長ネギが使われていて、とても栄養があります。

たくさん食べて「元気」に過ごしてほしいです。

 

5月23日(金)の給食

献立は、勝つ!カレー、牛乳、キャベツのサラダ、紅白ゼリー、です。

さぁ、いよいよ運動会が明日に迫ってきました!運動会に向けて一生懸命練習してきた皆さんを後押しすべく、給食室では、勝利の「勝つ」と、とんかつの「カツ」をかけて「勝つ!カレー」と、「紅白ゼリー」を作りました。

みなさんの全力が出せるよう、応援しています。(水上先生・給食室のみなさんより)

 給食室の皆さんが、運動会応援献立として、ゲン担ぎの「勝つ!カレー」と、「紅白ゼリー」(写真ではわかりにくいですが、イチゴゼリーとミルクゼリーの2層になっています)を作ってくださいました。嬉しい心配りですね。

 「カツ」が「勝つ」のようなゲン担ぎは、他に少し考えただけでも、梨→(「無し」に通じるので「有り」に変えて)ありの実(梨で有名な市川市にはアスレチックの「ありのみコース」があります!)、お刺身→お造り、するめ→あたりめ、フグ→ふく、などがすぐに思いつきます。そんな言語文化の一端も学校給食を通じて知ることができるのは良いですね。

 また、「紅白」は運動会の紅白もそうですし、チーム内での練習試合も紅白戦といいますし、年末の国民的歌番組「紅白歌合戦」もあります。日本のいろいろなところに使われています。

紅白の起源は、源氏と平氏の源平合戦だそうです。源氏が白旗、平氏が赤旗を掲げたことから、対抗する2つの色として用いられるようになったと考えられています。また、紅は生命力、白は清らかさを表し、祝い事などで紅白幕としても使われていますね。

たくさん食べて、明日は元気いっぱい走って、踊って、心に残る運動会にしてほしいです。

5月22日(木)の給食

献立は、しらすわかめご飯、牛乳、五目うま煮、お麩のラスク、です。

今日はメニュー「お麩のラスク」に注目します。

食べてみるとこれが甘くてとてもおいしい!しかも、お麩ならヘルシーなイメージがあります。

ところで、「麩」というものは、これまでわかっているようでわかっていなかったと思います。麩は何からできていて、どのように作るのでしょうか?少し調べてみました。

麩の主原料は、小麦粉から抽出したグルテン。グルテン?(「グルテンフリー」とは最近よく聞きますが。)

グルテンとは、小麦粉に水を加えて練ることで生成されるものだそうです。

そして麩の作り方としては、焼き麩と生麩があります。焼き麩はその名の通り、焼いたもので、煮物や汁物が浸み込みやすいのが特徴です。

生麩はグルテンにもち粉を混ぜて蒸したりゆでたりしたもので、もちもちとした食感が特徴です。

発祥は中国で、室町地代には日本に伝えられ、当時は宮中や寺院で食される高級食材でしたが、江戸時代には一般家庭にも登場するようになったといいます。

お麩はたんぱく質が豊富で、その他カルシウム、鉄、亜鉛などのミネラルも豊富。そして消化しやすく、低脂肪なのも特徴です。

ラスクとなってデザートなのに栄養も満点、しっかり食べて「元気」に過ごしてほしいです。

5月21日(水)の給食

献立は、ポテトドッグ、牛乳、ABCスープ、ヨーグルト、です。

今日は「ABCスープ」を取り上げます。

皆さんはABCスープをご存じでしょうか?

ABCスープとは、アルファベットの形をした小さなマカロニが入ったスープで、主に学校給食で提供されています。曽谷小の子どもたちにも大人気のメニューです。

発祥は学校給食で間違いなさそうですが、群馬県桐生市説と神奈川県藤沢市説があるようです。昭和50年代ということなので、「昭和100年」の令和7年現在、約50年の歴史があるということになります。

ある食品メーカーがアルファベット型のマカロニを給食で使えないかと提案し、スープに入れたところ、子どもたちに大人気となり、全国的にも広がったそうです。

魅力としては、アルファベットに親しんだり、自分の名前を探す楽しさがあったりします。

私は給食以外で見たことはないのですが、アルファベット型のマカロニは、わりと色々なメーカーから発売されていることを知りました。ご家庭でも作れますね(ひらがな型やカタカナ型、漢字型は見つけられませんでした。あったら面白いかもしれません)。

マカロニ以外にも野菜やベーコンも一緒に入っているので、たくさん食べて「元気」過ごしてほしいです。

5月20日(火)の給食

献立は、ご飯、牛乳、キャベツメンチカツ、和風サラダ、沢煮椀、です。

 今日は「メンチカツ」を取り上げます。

メンチカツの発祥国はどこでしょうか?

そう、日本です!いつもながら日本の食文化には驚かされます。

調べてみると、諸説あります。しかしながら日本生まれであることは間違いはないようです。

では、なぜ「メンチ」なのか?メンチという言葉はおそらくないですよね。

調べてみると、ひき肉を英語で言うとminced meat(ミンストミート)であり、これがミンスとなり、メンチに転じた説。また西日本ではひき肉をミンチ肉といいますが、それがメンチに転じたという説。

どちらもありそうですね。

ちなみにメンチカツを使って町おこしをしているところもあります。

例えば「茅ケ崎メンチ」や「亀有メンチ」があります。千葉県にも「館山メンチ」があるようです。是非食べてみたいですね。

今日はキャベツを使ってヘルシーでありながら、お肉のおいしさを十分に味わえるキャベツメンチカツとなっています。

運動会に向けてしっかりと食べて、「元気」に運動会を迎えてほしいです。

5月19日(月)の給食

献立は、麦ご飯、牛乳、あぶたま丼、大豆のカリカリ揚げ、甘夏、です。

今日は「あぶたま丼」を取り上げます。

あぶたま丼の名前の由来は、油揚げの「あぶ」と、卵の「たま」からきています。

これは、親子丼の鶏肉が油揚げに替わったメニューとなります。

 京都府が発祥で、「衣笠丼」とも呼ばれています(関西地方では「きつね丼」と呼ぶこともあるようですが)。

理由は、このメニューを盛りつけた形が京都の金閣寺のそばにある衣笠山という山に似ているからだそうです(平安時代の天皇が「真夏に雪景色を見たい」と所望し、山に白絹を掛けたという故事にちなみ、油揚げと卵とじを乗せた姿が、その衣笠山に似ていることから)。

出汁を吸った油揚げの風味がやさしく、口当たりも良い丼物で、京都府民にも愛されているご当地食です。

曽谷小学校のあぶたま丼には、油揚げと卵の他に、玉ねぎ、人参、みつばが入っていておいしいです。

5月16日(金)の給食

献立は、ご飯、牛乳、鯖の味噌煮、ごま酢和え、けんちん汁、です。

今日は「鯖」に注目してみます。

漢字で「鯖」は魚へんに青と書いて「鯖」(旧字体では月を円と書いた)。漁の際、上から見ると青色がきれいなところからこの漢字となったようです。

栄養面では、鯖は鉄分を多くとれる魚です。日本人の食生活では、鉄分は不足しがちとよく言われますので貴重です。

また、鯖はたいへん腐りやすいので味噌煮などにして食べたというのも食文化、昔の人の知恵ですね。

ちなみに、スタジオジブリ「風立ちぬ」で、主人公が食堂にて、今日の給食でも提供された鯖の味噌煮を食べる場面が出てきますね。

鯖の骨を見て、「曲線が美しい」と表現しているのが印象的です(今日の給食では、骨はほとんど見当たりませんでしたが)。

主人公の二郎は戦闘機の開発を担当していて、強度と軽量化を兼ね備えた骨組みをどうしても作る必要があり、その生きた見本が、鯖の骨だったというわけです。

子どもたちには、日本人が不足しやすい鉄分豊富な鯖をしっかり食べて、「元気」に過ごしてほしいです。

5月15日(木)の給食

献立は、ご飯、牛乳、筍ハンバーグ、コーンサラダ、わかめの味噌汁、お茶めな大豆、です。

今日は「お茶めな大豆」に注目します。

これを読んでいる皆さんは「お茶めな大豆」をご存じでしょうか?

「お茶めな大豆?」「何だこれは?」と思われた方が多いのではないかと思います。私もそうでしたので調べてみました。

これは、カリッと香ばしい国産大豆を、鹿児島県産の抹茶ときび糖でコーティングした豆菓子の商品名となります。

抹茶ときび糖のほろ苦さと甘さが特徴で、人気があるようです。抹茶を使っているのでネーミングが、「お茶」めなのですね。

給食ではよく出るそうですが、私は見るのは初めてでした。給食でよく出るのであれば、一般の方は手に入りにくいのかと思いましたが、インターネットサイトでも販売されているようでした。

口コミには「『給食で出ておいしかったから探して買ってほしい』と言われて購入した」、「給食で出るお茶めな大豆が食べたいと言うので探した」など、知るきっかけは、やはり学校給食の人が多いようです。

食べてみると、確かにおいしい!

お菓子なのに栄養も満点、しっかり食べて「元気」に過ごしてほしいです。

5月14日(水)の給食

献立は、焼うどん、牛乳、ひじきとツナの炒め物、バナナケーキ、です。

今日は「焼きうどん」に注目してみます。

焼きうどんは焼きそばよりも歴史が新しいと考え、調べてみました。すると、発祥は福岡県北九州市小倉とのこと、発祥のお店までわかっています。

時は戦後直後の食糧難の時代。

焼きそばを作ろうにもそば玉が手に入らず、どうしようかと悩んでいると、目に前に干しうどんがあった。うどんを焼くということはあまりなかったが、「同じ麺類だから試しにそばの代わりにとりあえず使ってみるか」と、うどんを焼いて提供した。

すると「美味しい」と瞬く間に評判となり、メニュー化をすることになった。

と、概要はこんな感じのようです。

発明というものには、かなりの割合で偶然の賜物ということがありますね。この焼きうどんも、絶対においしいという確信のもとに作ったのではなく、必要に迫られて試しに作ったという偶然から生まれています。

焼きうどんを食べて元気いっぱいの曽谷っ子であることを願います。

5月13日(火)の給食

献立は、ご飯、牛乳、鯵フライ、元気野菜の炒め物、生揚げの味噌汁、です。

今日は「鯵フライ」を取り上げます。

鯵を使った「鯵フライ」はよく耳にします。

しかしサバやイワシも身近なはずですが、サバフライやイワシフライを耳にしないのはなぜでしょうかね?

フライにするには、フライが合う魚というものがあるのではないかと考え、少し調べてみました。

フライに合う魚には4つの特徴があるようです。

・身がしっかりしていて崩れにくい

・クセの少ない味わい

・ほどよい脂ノリ

・骨が少なくした処理しやすい

とのこと。

なるほど、まさに鯵はフライに合うような気がします。

しかしながら、たいへん不勉強でした。

上に書いた「サバフライ」や「イワシフライ」は普通にありましたし、「ほっけフライ」や「鯛フライ」もあるそうです。食文化は奥深いと感じずにはいられません。

今日もサックリと揚がっていて、おいしい鯵フライです。

5月12日(月)の給食

献立は、切り干し豚キムチ丼、牛乳、オレンジゼリー、です。

今日は切り干し豚キムチ丼の「豚キムチ」を取り上げます。

皆さんも不思議に思った方はいるのではないでしょうか?

なぜ牛キムチでないのか?、なぜ鶏キムチでないのか?

子どもたちに大人気のキムタクご飯もキムチとたくあんに、肉は豚肉でしたよね。

 調べてみると、2つの面から「豚キムチ」はいいようです。それは栄養学的な面と、味の面です。

まず栄養学的には、豚肉はたんぱく質やビタミンB群が、キムチはビタミンCや食物繊維が豊富です。これらを一緒に取ることで栄養素の相乗効果が期待できるそうです。

一方、味の面では、まず豚の脂は甘いとのこと。そこにキムチの酸味と辛みがあって、豚の甘味が加わることで味の相乗効果、つまりおいしいということになるのだそうです。

ちなみに豚肉とキムチが合う訳を調べていましたら、「おいしいものはおいしい。つまらないこと考えるな」というご意見も見つけました。確かにごもっともではあります。

文句なくおいしい組み合わせの豚キムチをしっかり食べて、「元気」を作り上げてほしいです。

5月9日(金)の給食

献立は、ご飯、スペシャル納豆和え、牛乳、唐草焼き、生揚げの肉味噌煮、です。

今日は「唐草焼き」に注目します。

皆さんは唐草焼きをご存じだったでしょうか。私は不勉強で恥ずかしながら知りませんでした(昨年は11月に提供されたのですが、その日は不在でした)。

この「唐草焼き」は、具にだくさんの野菜が入っており、焼きあがった様子が唐草模様に見えることから名前がついたとされています。

料理名に模様の名前をつけるあたり、昔の人はとても風流だったのだと感じます。

ちなみにアニメ「鬼滅の刃」の影響で、子どもたちでも和柄を目にしたり、耳にしたりする機会が増えているかもしれません。市松模様、麻の葉模様、火焔模様、鱗文様などなど。

こんなふうに、食材だけでなく、名前の付け方にも注目してみると面白いのかもしれませんね。これも立派な食育だと思います。

しっかり食べる指導だけでなく、食育の面でも子どもたちを伸ばしていきたいと思います。

 

→ 「給食レシピ」に子どもたちに大人気「キムタクご飯」と「鶏肉のコーンフレーク揚げ」が追加されました。

5月8日(木)の給食

献立は、グリンピースご飯、牛乳、ししゃものパリパリ揚げ、ピリ辛肉じゃが、甘夏、です。

今日の主食は、グリンピースご飯です。

2年生の皆さんが、グリンピースについて勉強しながら、曽谷っ子全員分のグリンピースのさやむきをしてくれました。

2年生の皆さんありがとうございます。

2年生の皆さんに感謝の気持ちを持って、旬のおいしいグリンピースをたくさんいただきましょう。

→ さやむきの様子

5月7日(水)の給食

献立は、ハヤシライス、牛乳、海藻サラダ、アセロラゼリー、です。

今日は「ハヤシライス」を取り上げます。

ハヤシライスついては、諸説あるようですが、丸善の創業者である「早矢仕(はやし)さん」が考案したという説があります。日本橋の丸善には上の階にカフェがあり、”元祖ハヤシライス”が食べられます。

そのほか上野精養軒のシェフの「林さん」が作ったとか、横浜で医師をしていた「早矢仕さん」が作ったとか、「林さん」というお客が毎日注文していたからという「人名」に関するものや、ハッシュドビーフがなまったものとか、いろいろあるようです。

しかし間違いないのは、ハヤシライスが日本発祥ということ。

このコーナーを書くようになって、ますます日本の料理の奥深さを知ることになり、誇らしい気分になります。

さて、ハッシュドビーフが出たところで、ハッシュドビーフとハヤシライスの違いは何でしょうか?

答えは、「明確な違いはない」です。

どちらも薄切りの肉と玉ねぎをデミグラスソースで煮込んだメニューですが、一般的には、ハッシュドビーフはデミグラスが強く、ビーフシチューに近い味わい。一方のハヤシライスはトマトが強い味わい。

今日も子どもたちには、我が国発祥のメニューを味わってほしいです。

5月2日(金)の給食

献立は、五目ちらし、牛乳、鶏肉のコーンフレーク揚げ、すまし汁、柏餅、です。

今日は、こどもの日献立です。こどもの日は、「端午の節句」とも呼ばれています。

こどもの日といえば、柏餅ですね。柏は、新しい葉っぱが出るまで、古い葉っぱが落ちないことから、家系が絶えないよう縁起をかついで、使用されています。

日本で昔から食べられている縁起の良いお菓子を、よくかんでいただきましょう。

 

ちなみに柏餅の中身は、こし餡、つぶ餡はよく知られるところですが、みそ餡、もろこし餡、抹茶入り、また道明寺タイプなど、地域によってもいろいろ異なるようです。

さらに、千葉県には柏市がありますが、これは柏の木や柏餅とは関係なく、手賀沼の港として栄え、「河岸場(かしば)」であったものが、転訛したものという説が有力のようです。