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今日の給食
4月18日(金)の給食
献立は、ご飯、牛乳、チキンハンバーグ玉ねぎソース、くきわかめのサラダ、じゃがいもの味噌汁です。
今日はメニュー「ハンバーグ」に注目します。
ハンバーグは昔から子どもたちに人気のメニューですね。
子ども1,200人に聞いた「小学生が好きな食べ物ランキング」(2024年 学研教育総合研究所)によると、ハンバーグは6位です。
6位というのも、焼き肉(7位)より上なのです。立派な上位だと思います。
因みにここまで言ったら、さらに上位が気になると思います。5位はカレーライス、4位はフライドチキン・唐揚げ、3位はポテトフライ、2位はラーメン、1位はお寿司でした。
しかしながら、私のような昭和世代からすると、2024年現在の小学生にとって、ハンバーグが6位というのは少し意外でした。
昭和・平成時代の小学生のアンケート(20代~60代の1,000人に聞いたアンケート「自身が小学生だった頃に好きだったメニューは何ですか」〈2023年 ぐるなび調べ〉)では、ハンバーグが堂々の1位。続いて2位カレーライス、3位鶏のから揚げです。5位のお寿司より上なのです。
ハンバーグの人気は、肉の旨味とふんわりとした食感、ソースとの相性の良さなど、味のバリエーションが多いことも人気であるようです。
ちなみに、私は1年生から「今日の給食なあに?」とよく聞かれるのですが、「今日はハンバーグだよ」と言うと、聞いた子たちは全員「やったー!」という反応。令和の時代もハンバーグは人気です。
今日の給食は、玉ねぎソースとともに提供されています。とても相性がよく、ハンバーグの良さが出ています。
4月17日(木)の給食
献立は、ビビンパ丼、牛乳、トック、野菜チップ、です。
今日は、「野菜チップ」をみていきます。
曽谷小学校では、昨年度に好きな給食アンケートを実施しました。そこで
人気ランキング6位だったのが野菜チップです(今年度もアンケートをやると思います。野菜チップは何位になるのでしょうか)。
具材は、人参、レンコン、カボチャ、さつまいもです。
パリパリと食感も良く、塩味が素材本来の旨味を引き出していておいしいです。
子どもには野菜嫌いが多いにもかかわらず、また根菜のみのメニューにもかかわらず、子どもたちに人気なのが分かります。基本的に野菜しか使っていないのに人気6位とは。
からだのバランスを整える野菜をしっかり摂れる野菜チップで「元気」に過ごしてほしいです。
4月16日(水)の給食
献立は、きなこ揚げパン、牛乳、ポークビーンズ、ツナサラダ、ヨーグルト、です。
今日は、「揚げパン」をみていきます。
私の住んでいる地域で、揚げパンのキッチンカーを時折見かけます。給食を食べなくなった大人の人を中心に大人気のようです。給食以外であまり見かけないメニューだということも手伝って、郷愁を誘うのでしょう。
さて、こんなみんな大好き、大人気の揚げパンですが、大人気商品にありがちな「諸説あり」ではなく、発祥の時と場所と人物名がはっきりしています。時は昭和27年、大田区立嶺町小学校で、発案者は調理師の篠原常吉さんだということです。
時は戦後からまだ日が浅く、食も厳しかった時代。当時パンは貴重な栄養源で、学校の欠席者に給食のパンを届けていたようです。
でもパンは時間がたつとパサパサ、カチカチになってしまう。そこで何とかしようと篠原さんは仲間と知恵を絞り「よし、揚げてみようか…」と。揚げた後、さらに砂糖をまぶすことで、おいしくなるだけでなく、パン表面の乾燥をさらに防ぐことに成功した。
「出席をした子はもちろん、欠席した子にもおいしいパンを届けたい!」という熱く優しい思いは、確実に子どもたちの心と胃袋を掴んだ。そして70年以上の時を経た令和の時代の、場所も離れた曽谷小の子どもたちにもしっかり伝わっている。そんなことを考えながら食べると、いつもと味わいは変わってくるものでしょうか。
ちなみに給食を作ってくださっている本校の栄養教諭・水上先生は、子ども時代に最も好きだったメニューは揚げパン、給食を作る立場になって最も好きなメニューも揚げパンなのだそうです。
いろいろな思いにあふれた揚げパンです。
4月15日(火)の給食
献立は、コーンピラフ、牛乳、ほうれん草のチーズオムレツ、ミネストローネ、です。
今日は「ミネストローネ」をみていきたいと思います。それでは、いきなりですがクイズです。
Q.献立にあるミネストローネとはどんなスープをいうのでしょうか?
1.赤い色のスープ
2.具だくさんのスープ
3.夏に作るスープ
さあ、どれでしょう?
正解は、2の「具だくさんのスープ」です。
イタリアではミネストローネが古くから食べられていました。
コロンブスによって、南アメリカ大陸原産であるトマトがヨーロッパに持ち込まれるまでは、トマトを入れていなかったようです。
そうなると、歴史で覚えた「意欲に(1492年)燃えるコロンブス」が約500年前ですから、その時点ではすでにイタリアでは食べられていたという、たいへん歴史のあるスープということになります。
しかし我々にとっては、トマトのスープ、または赤いスープというイメージが強いですが。
具だくさんのスープですから栄養満点、たくさん食べて年度はじめの4月を乗り切ってもらいたいですね
4月14日(月)の給食
献立は、麦ごはん、牛乳、ポークカレー、グリーンサラダ、いちごゼリー、です。
今日は「ポークカレー」に注目してみます。
カレーライスはもはや国民食といっても過言ではない、大人から子供まで大人気のメニューです。今日は1年生の最初の給食ですから、みんな大好き、給食の準備も簡単、わりと早く食べられるなど、今日カレーが選ばれるのは納得ですね。
突然ですが、皆さんはどんなカレーがお好みでしょうか?
男女1,000人に行ったアンケート調査(oggi 2022年実施)によると、「最も好きなカレー」は、第1位がビーフカレー(30.4%)、第2位は本日提供されているポークカレー(21.6%)、第3位がチキンカレー(16.3%)であり、そのあとはバターチキンカレー、グリーンカレー、キーマカレーと続いています。
ビーフとポークが突出している印象ですね。
以前、肉じゃがを書いた際に、どちらかというと西日本は牛肉文化、東日本は豚肉文化という話を書きましたが、千葉県で統計を取ったら、もしかしたらポークが1位になるかもしれませんね。
それぐらい馴染みのあるカレーだと思います。
ポークカレーの良さは、ビーフと比べて値段がリーズナブルであり、チキンに比べてジューシーです。また豚肉は肉の脂の甘味が、スパイスの辛さとマッチするということが挙げられますね。
「カレーは飲み物」なんて言っている人気リポーターがいたり、「カレーは飲み物」という店名の人気カレー専門チェーン店があったりますが、カレーはしっかりよく噛んで味わってほしいです。
4月11日(金)の給食
献立は、しらすわかめご飯、牛乳、千草焼き、生揚げの肉味噌煮、清見オレンジ、です。
今日は「清見オレンジ」に注目してみます。
清見オレンジは、いわゆる「みかん」と呼ばれるものと、オレンジを掛け合わせて生まれたものです。
実はこの清見オレンジは「奇跡的」な品種だといわれているそうです。それというのも、柑橘類の品種改良はほとんどが母親のクローン的な品種になるところ、清見オレンジは双方の遺伝子を持ったことが奇跡的と言われています。
そのため、清見オレンジを親にして掛け合わせると、双方の遺伝子を受けついだ品種ができるというのです。よく聞く、デコポン、せとか、はるみなど、よく耳にする品種も、清見オレンジの子どもや子孫に当たるそうです。
みかんの家系図のような図を見ましたが、その中心にあり、たくさんのみかんの親になっているのが、この清見オレンジです。
さらに開発に費やした時間は30年!これらの話を聞くと、清見オレンジを見る目が変わります。
みかんは食感の「トロトロとシャキシャキ」、味の「甘味と酸味」の4象限で表せるようなのですが、清見オレンジは高いトロトロ感と甘味を示しています(「柑橘の大トロ」とも言われる子どもの「せとか」はさらに高いトロトロ感と甘味です)。
これから柑橘を食べる際に、品種にも少し注目してみたいと思っています。
4月10日(木)の給食
献立は、ペンネのミートソース、牛乳、マセドアンサラダ、カステラです。
今日は「マセドアンサラダ」に注目します。
あまり耳にすることは多くないのではないかと思います(昨年も4月のこの時期に提供されてはいますが)。
マセドアンサラダは、フランス発祥の彩り豊かなサラダのことだそうです。ご当地では伝統的なサラダとして、昔から食べられてきたようです。
サイコロ切り・角切りで野菜の種類もたくさん使われており、チーズもたっぷりです。
よくポテトサラダとの違いが取り上げられるようです。ポテトサラダとマセドアンサラダの違いは何でしょうか?
答えは、一番大きな違いとしてじゃがいもの使い方だそうです。
ポテトサラダはじゃがいもをマッシュしますが、マセドアンサラダはマッシュせず、角切りで提供します。そのほかドレッシングも微妙に違うのだとか。
あまり耳にしなかったり、自分の家庭ではあまり出てこなかったりするメニューに触れることができるのも、学校給食の良いところですね。
栄養もたっぷりなマセドアンサラダ、たくさん食べて「元気」に過ごしてほしいです。
4月9日(水)の給食
献立は、麦ご飯、牛乳、ミルメーク、豚すきどんの具、すまし汁、スイートポテト、です。
今日から令和7年度の給食がスタートしました(1年生は14日から)。
手をよく洗い、盛り付け表をよく見て、丁寧な給食準備、片付け、食事のマナーを心がけましょう。
さて今日は「ミルメーク」に注目してみます。お読みの皆さんは「ミルメーク」をご存じでしょうか?ミルクでメーク(作る)からミルメークだそうです。
牛乳にミルメークの粉末(のちに液体も開発)を入れると味が変わるという「牛乳の素」です。
今や様々な味があるようですが、今日はコーヒー味の液体で提供されています。
昭和30年代までは学校給食では脱脂粉乳が提供されていたのはよく知られるところですが、それが牛乳になった際、栄養価の高かった脱脂粉乳からの変更は、摂取栄養価が落ちると全国の栄養士から懸念の声が上がったそうです。
また、牛乳嫌いの子が牛乳を残すことが問題になっていたようですが、ミルメークは栄養のある牛乳を残すことが少なくなるよう開発されたとのことです。
ここにもまた子どもたちを大切にする思いに溢れている話に触れることができました。
私の少し上の世代の方々から、学校給食でミルメークが出た時の嬉しさ、ぜいたくさという話を聞いていました。私の地域、世代ではミルメークが提供されることはありませんでした。
しかし随分と大人になってミルメークを飲むことができました。確かにおいしい!話に聞いていたおいしさと、ぜいたくさを噛みしめています。
今年度もたくさん食べて「元気」に過ごしてほしいです。
3月17日(月)の給食
献立は、セルフオムライス、ジョア、ABCスープ、手作りチョコプリン、です。
今日で今年度の給食は終了です。給食を通じて、新しい発見や学び、思い出は作れましたか?
1つでも作れていたら、とってもうれしいです!
3月14日(金)の給食
献立は、ご飯、牛乳、ヤンニョムチキン、チョレギサラダ、トック、です。
今日は韓国の料理が揃っています。そこで今回は、「ヤンニョムチキン」に注目してみます。
ヤンニョムチキンとは、ご存じの方が多いと思いますが、鶏肉に衣をつけて揚げ、甘辛いタレを絡めた韓国料理です。韓国では国民食とのこと。ファストフード店よりもヤンニョムチキン店が多いほどだそうです。
日本でもとても人気がありますね。日本での人気の火付け役は、韓国の人気ドラマに登場したことで話題になったことからです。濃い味付けがご飯にぴったりです。
ちなみに、韓国には国民食・ヤンニョムチキンのほかに、しょうゆ味のカンジャンチキンや、フライドチキンにハニーマスタードソースやチリソースで食べることも多いなど、チキンを使った料理の味付けはバリエーションがあるようです。
今日も、高たんぱく低脂質で、ビタミン、鉄分、コラーゲンなど栄養のあるチキンをしっかり食べて、元気に過ごしてもらいたいです。
3月13日(木)の給食
献立は、しらすわかめご飯、牛乳、さばの香味焼き、ごぼうサラダ、けんちん汁、です。
今日は、けんちん汁に使われている「さば節」に注目してみます。かつお節というのはあまりに有名であり、実はさば節というものは知りませんでした。
いつもながら少し調べてみますと、かつお節と同様の発酵食品であり、もちろんかつおの代わりにさばを使用しています。
それではかつお節とさば節では、どのような違いがあるのでしょうか?
原料が違うのはもちろん、そのため風味や味わいも異なっているようです。
さば節は、かつお節に比べて香りが強くないですが、脂質の多いさばを使用していることから、コクの強い、濃い味の出汁がとれるようです(そしてかつお節よりコスパがよい)。
よって、一般的に濃い味を求める料理に適しているようです。けんちん汁は神奈川県は鎌倉の建長寺で生まれた話は以前書きましたが、一般的に関東は味が濃いものとすると、今日のようにけんちん汁には、さば節が合うということになりそうです。
さば節で今日も少し賢くなったのと、料理によって取る出汁も変えてくださっている給食室の配慮には改めて頭が下がります。
今日も、さば節でとっただしで作るけんちん汁をしっかり食べて、しっかり元気に過ごしてもらいたいです。
3月12日(水)の給食
献立は、麦ご飯、牛乳、ドライカレー、ひじきのマリネ、フルーツポンチです。
今日は「ドライカレー」に注目します。
ご存じのようにドライカレーとは、汁気のないカレー全般をいいます。挽き肉と野菜を炒めてカレー粉で味付けしたカレーや、カレー風味のチャーハンやピラフなどもドライカレーに含まれるようです。
それではいつものように、ドライカレーはどこの国の発祥なのでしょうか?
調べてみると、20世紀初頭に日本郵船の欧州航路船「三島丸」の船舶料理士が考案したという、日本生まれのメニューです。
ドライカレーは、インドのキーマカレーを日本人の口に合うようにアレンジしたもののようで、長旅から食欲不振になったお客さんのために考案されたとあります(キーマカレーとドライカレーの線引きも難しいようですが)。
ドライカレーも日本の料理とは、いつもながら我が国の食文化はすごいですね。
しっかり食べて元気に過ごしてほしいです。
3月11日(火)の給食
献立は、おかかおにぎり、牛乳、豚汁、乾パン、ヨーグルト、です。
今日は、2011年3月11日に発生した東日本大震災にちなんだ、防災給食です。
災害時には、普段とは異なる状況で、食べたことがないものや、初めて食べるものしかない、ということが起こり得ます。
実際の災害時には、まったく違う種類の非常食が提供される可能性もありますが、前もって雰囲気を経験しておくことはとても大切です。
みんなで防災の備えについて確認してみましょう。
3月10日(月)の給食
献立は、キャロットピラフ、牛乳、フィッシュサラダ、野菜スープ、です。
メニューのフィッシュサラダは、「ます」を揚げた身が入っており、とてもおいしいです。
ところで、「さけ・ます漁」、なんてよく聞きますが、「さけ」と「ます」の違いって何なのでしょうか?
調べてみました。
すると、どちらもサケ科だそうで、「はっきりとした違いはない」という記述が多かったです。
もちろん海を旅するのが「さけ」、川にいるのが「ます」、といったざっくりした概念もあるようですが、サクラマスは川に留まるものと海に行くものもいますし…。
ところで、サクラマスが出ましたので、思い出した話を紹介しようと思います。
これは、一昨年とある野球大会の開会式に、その連盟の長を務める元プロ野球選手の広沢氏(ヤクルト・巨人・阪神で活躍)が来てお話ししていた内容です。
ヤマメとサクラマスという魚がいるのは皆さん耳にしたことがあると思います。しかし驚くことに、この2つは大きさも見た目も全く違うのに、実は同じ魚なのだそうです。
生後1年ぐらいして縄張り争いになって、勝者のヤマメは川に留まり、敗者のヤマメは海に下ります。
しかし海は厳しい環境ですから、そこで過ごしたヤマメは、大きく成長し、やがてサクラマスと呼ばれるようになります。川に留まったヤマメは10~30㎝、サクラマスは40~60㎝となり、産卵のため川へ戻ってきた今では、争いも全く勝負になりません。
このことから、「負けたことが終わりではない」「どの道でも努力すれば大きく成長する」のだから、たとえ失敗しても諦めず、「一生懸命努力することが大事」、ということの例えとしてお話をされていました。
とても面白く、いいお話だと思いました。フィッシュサラダから大きく話が逸れましたが、「ます」からお話を思い出しましたので、何らかのお役に立てば嬉しいです。
給食をしっかり食べて、体も心も「大きく成長する」曽谷っ子であってほしいと願うばかりです。
3月7日(金)の給食
献立は、ご飯、牛乳、ひじきの春巻、豆苗の中華和え、ニラ玉スープ、です。
今日は豆苗の中華和えの「豆苗」を取り上げることにします。
豆苗とは、いったい何なのでしょうか?
豆の苗と書きますから、何らかの豆の若菜であることは想像できるのですが。もやしは主に大豆ですよね。明らかに形が違うので、大豆ではない豆なのでしょう。カイワレは大根の若菜ですし。
調べてみると、なんと「エンドウ豆」とのこと。知りませんでした。
豆苗は種床がついた状態で売っていて、水につけておけば切り取って使っても、1~2回は再度採取することができますよね。
栄養は、ビタミンA・B・C、葉酸、鉄分、食物繊維、βカロテン…など、とても豊富な栄養があります。
もともとの値段も安く、再度採取でき、栄養は満点、いろいろな料理に使うことができる、まさにコスパ抜群食品でしょう。
今日は中華和えとして、ハム、にんじん、もやしなどとともに、おいしく提供されています。
栄養満点「豆苗」を食べて、しっかり元気に過ごしてほしいです。
3月6日(木)の給食
献立は、三色そぼろご飯、牛乳、じゃこサラダ、根菜汁、りんごゼリー、です。
今日は三色そぼろの「そぼろ」を取り上げます。
そぼろとは、魚肉を細かくほぐしたものや、溶き卵を汁気がなくなるまで炒った食品を言うようです。
「そぼろ」とは面白い響きのように感じました。
語源を調べてみると、細かくほぐしたものを朧(おぼろ)といいますが、それよりも粗いので、粗(そ)朧(おぼろ)で「そぼろ」というのが有力のようです。
ちなみに朧とは、タイやヒラメ、エビをすりつぶして味をつけてから火にかけていったものが代表例のようです。そのほか朧とつく食べ物として、おぼろ昆布、おぼろ豆腐、おぼろ饅頭などがあります。
おぼろほど細かくない「そぼろ」。細かすぎないことが食感にも大きく影響している気がします。
色どりもきれいな「三色そぼろご飯」を食べて、しっかり元気に過ごしてほしいです。
3月5日(水)の給食
献立は、麦ごはん、牛乳、ビビンパ丼の具、わかめスープ、チーズハットグ、です。
今日はビビンパ丼、わかめスープ、チーズハットグと、韓国料理で統一されますね。その中でも今回は「ハットグ」に注目します。
ハットグは韓国のメニューであることは多くの方がご存じのとおりです。韓国の屋台で親しまれていて、ソーセージの代わりにチーズが入っている、いわば韓国式アメリカンドッグです。そのため、英語の「ホットドッグ」を韓国語で発音したものが「ハットグ」だということです。
今でも韓国で流行の食べ物が日本へ入ってくる傾向は続いていますが、コロナ禍前に新大久保やアメ横に行った際、多くの若者が食べていたのを記憶しています。中のチーズがとてもよく伸びて、それがいわゆる「映える」のだとのことで人気でした。
今日の給食では、チーズが生地に練りこんであるタイプのハットグです。これも実においしい。
韓国は「日本から最も近い外国」でもありますし、今日は韓国発祥の料理に親しみながら、しっかり食べてほしいと思います。
3月4日(火)の給食
献立は、ご飯、牛乳、スタミナ納豆、擬製豆腐、豚肉とごぼうの旨煮、です。
今日は「スタミナ納豆」です。
これをみなさんご存じでしょうか?
朝校門で立っていて、子どもたちが「今日の給食、スタミナ納豆だよ!」と教えてくれるほど、大人気のメニューとなっています。
給食では、ひきわりの納豆に、鶏肉、小松菜を入れ、スタミナとあるのでお分かりの通り、にんにく、しょうが、ごま油、砂糖、かつお節で味付けがされています。
では、発祥はどこでしょうか?納豆を使っているので日本は間違いなさそうですが、日本のどの地域なのでしょう?少し調べてみました。
答えは、鳥取県倉吉市でした。某番組では、「鳥取県のソールフード」とも紹介されているようで、ご当地ではタバスコを入れたり、ご飯だけでなく冷ややっこやチャーハンに入れたり、いろいろな方法で食べられています。
30年ほど前、鳥取県倉吉市の栄養士の先生が、納豆が苦手な子でも食べられるようにと考案されました。つまり、スタミナ納豆は学校給食発祥のメニューということになります。
いつもながら学校給食は本当にすごいですね!
これまでも学校給食発祥のメニューを紹介してきました。学校給食は、子どもたちの成長や健康、食育のためだけでなく、日本の食文化を支えているといっても過言ではないでしょう。
もし、納豆が苦手な方がいらっしゃったら、スタミナ納豆を試してみる価値はありそうです。もちろん、納豆好きな方でも、違った魅力を発見できるきっかけになるかもしれません。
栄養たっぷりの納豆をしっかり食べて、子どもたちには元気に過ごしてほしいです。
3月3日(月)の給食
献立は、五目ちらし寿司、牛乳、白身魚の西京焼き、磯香和え、桃ゼリー、です。
今日、3月3日はひな祭りです。
ひな祭りは、毎年3月3日に女の子の幸せと、健やかな成長を願ってお祝いをする日です。桃の花が咲く時期なので「桃の節句」とも呼ばれます。
桃の節句にちなんで、今日は桃のゼリーがデザートです。
皆さんが元気いっぱい、幸せに過ごせますように。
2月28日(金)の給食
献立は、ハムピラフ、ししゃものバジルチーズ揚げ、チリコンカン、セレクトクレープ、です。
今日は卒業を祝う会!
給食室では、卒業を祝う会に合わせてセレクト給食を実施しました!
皆さん、リクエストの回答ありがとうございました。
チョコレートクレープ、いちごクレープ、皆さんはどちらを選びましたか?
各クラス名簿を確認して、楽しく給食を食べられるようにしましょう!