今日の給食

今日の給食

11月22日(金)の給食

献立は、ご飯、牛乳、こまったさんのオムレツ、三色おひたし、大根と豚肉の旨煮、です。

お話給食第4弾!今日の主菜は「こまったさんのオムレツ」です。おいしいオムレツを作らないと家にはかえしてもらえないオムレツ島。スパニッシュオムレツに甘いオムレツ、いろんなオムレツを作る人がいる中、こまったさんはオムレツに何を入れたか知っていますか?給食室でも、こまったさんと同じくあるものをオムレツに入れてみました!みんなでこまったさんのオムレツを食べて見ましょう!

11月21日(木)の給食

献立は、茶飯、牛乳、一口おでん、辛子和え、大学芋、です。

今日は大学芋を取り上げようと思います。素揚げしたサツマイモに糖蜜を絡めた料理で、老若男女から人気で

それでは、「大学芋はなぜ“大学”なのか?」

これについては、聞いたことがあるかもしれませんね。いつもながら諸説あるようです。

大正時代に学生街である文京区本郷で東京大学の学生に大人気だったから、大正時代に東大の赤門前に店を構える甘味屋さんが作ったから、大正時代に商品名に「大学」とつけるのが流行したから…など。

もしかしたら諸説ありとありますが、上のものは全て真実というか、1つのことを言っているのかもしれません。

時代は大正時代でよさそうです。大学とは、東京大学のことで問題なさそうですね。何か、大学芋を食べると賢くなりそうなイメージに変わりました。

そして今日は温かい状態で提供してくれました。大学芋は温かいとよりおいしく感じますよね。作る時間とか、置いておく工夫とか、大変だったと思いますが、心遣いがとても嬉しく感じました。

11月20日(水)の給食

献立は、からすのチョコパン、牛乳、グリーンサラダ、ABCスープ、です。

お話給食第3弾!

今日の主食は、「からすのパンやさん」から「からすのチョコパン」です。

からすの一家から作り方を教わって、給食室で作りました!

切り込みを入れたパンに調理員さんが1つ1つ丁寧に生クリーム、チョコレート、カラスプレーをトッピングしてくださいました。

11月19日(火)の給食

献立は、ごぼうピラフ、牛乳、ししゃもバジルチーズ揚げ、ポテトとウィンナーのチリソース煮、りんご、です。

ししゃもは頭から尻尾まで全部食べることができる小魚です。牛乳と同じく、カルシウムが豊富に含まれています。よく噛んで食べて、丈夫な骨と歯を作りましょう。

11月18日(月)の給食

献立は、麦ご飯、牛乳、ハヤシライス、海藻サラダ、花みかん、です。

ハヤシライスついては、5月に給食に出された時にも書きました。

諸説あるようですが、丸善の創業者である「早矢仕(はやし)さん」が考案したという説があります。日本橋の丸善には上の階にカフェがあり、”元祖ハヤシライス”が食べられます。私は1度だけ食べたことがあります。

そのほか上野精養軒のシェフの「林さん」が作ったとか、横浜で医師をしていた「早矢仕さん」が作ったとか、「林さん」というお客が毎日注文していたからという「人名」に関するものや、ハッシュドビーフがなまったものとか、いろいろあるようです。

しかし間違いないのは、ハヤシライスが日本発祥ということ。このコーナーを書くようになって、ますます日本の料理の奥深さを知ることになり、誇らしい気分になります。

さて、ハッシュドビーフが出たところで、ハッシュドビーフとハヤシライスの違いは何でしょうか?

答えは、「明確な違いはない」です。

どちらも薄切りの肉と玉ねぎをデミグラスソースで煮込んだメニューですが、一般的には、ハッシュドビーフはデミグラスが強く、ビーフシチューに近い味わい。一方のハヤシライスはトマトが強い味わい。

今日も我が国発祥のメニューを味わいましょう。

11月15日(金)の給食

献立は、コーンピラフ、牛乳、アジのトマト煮込み、野菜スープ、手作りプリン、です。

お話給食第2弾!

今日の主菜は「ルラルさんのごちそう」から「アジのトマト煮込み」です。ねこに横からぱくりとされてルラルさんが出すことが叶わなかった「アジのトマト煮込み」を給食室でつくりました。

給食室の大きな釜で1度に380人分のアジを煮ると崩れてしまいます。なので、綺麗な形で皆さんへ届けられるよう、衣をつけて揚げたアジにトマト煮込みをかけるアレンジを加えました。

ねこにぱくりとされる前に!よく噛んで、曽谷っ子のみんなでぱくりと食べてください。

 

11月14日(木)の給食

献立は、麦ご飯、牛乳、ビビンバ丼の具、ポテト春巻き、ビーフンスープ、です。

今日の主食はビビンバです。ビビンバは、ご飯の上に野菜や山菜のナムルを彩りよく盛り付けた韓国を代表するご飯料理です。曽谷小学校のビビンバには、生姜、にんにく、豚肉、大豆、キムチ、キャベツ、ほうれん草とたくさんの食材を使用しています。キムチは、1年生から6年生の曽谷っ子みんなが美味しく食べられるように辛さを調整しながら加えています。

11月13日(水)の給食

献立は、吹き寄せご飯、牛乳、たらの味噌マヨネーズ焼き、磯香和え、花みかん、です。

皆さんは「吹き寄せご飯」という呼び方をご存じでしたか?

私は残念ながら知りませんでした(知らないことばかりです)。

調べてみると、料理用語としては、「秋の味覚を中心に盛り合わせた料理」を指すそうです。

そして「吹き寄せ」の言葉としては、「色とりどりの木の実や葉が風に吹き寄せられて一か所に固まる様子を模したもの」だそうです。

とても素敵な呼び方ですよね。自然をめで、季節感を大事にしてきた日本人らしい、すばらしい表現だと思います。

秋の味覚、盛り合わせ、色とりどり、ということで今日のメニューには、豚肉・さつまいも・栗・しめじ・にんじんが使われています。味もとてもおいしいです。

「吹き寄せ」という日本らしい素敵な表現を、給食を通じて知りました。

このように栄養があって体に良いだけでなく、日本の食文化や表現についても知ることができるのは、学校給食の大きな意義だと思います。

11月12日(火)の給食

献立は、ご飯、牛乳、かぼちゃコロッケ、和風サラダ、豆腐とわかめの味噌汁、です。

今日からお話給食が始まります!

お話給食第1弾!今日は「ぐりとぐらとすみれちゃん」から「かぼちゃコロッケ」です。

ホクホクとしたかぼちゃに、ひき肉や玉ねぎを加えて衣をつけ、調理員さんがおいしくカリッと油で揚げてくれました。

ぐりとぐらとすみれちゃんと一緒にホクホクのかぼちゃコロッケを食べましょう。

11月8日(金)の給食

献立は、ガーリックトースト、牛乳、マカロニチーズ、コーンサラダ、です。

今日は「校内音楽会」です!

音楽会にちなんで、今日の給食は「ベートーヴェン献立」です。音楽家であるベートーヴェンはマカロニチーズが大好物だったそうです。

教科書に載っているベートーヴェンの顔が少し怖い顔になっているのも、その日の朝食のマカロニチーズにのっているチーズが少なかったからだという説もあるほど!

マカロニチーズを食べて、明日の「曽谷っ子音楽発表会」も頑張りましょう。

11月7日(木)の給食

献立は、ご飯、牛乳、サクサクつくね、ポテトサラダ、なめこの味噌汁、です。

ところで、「つくね」と「つみれ」の違いってご存じでしょうか?

少し前にクイズ番組か何かでやっていましたが、私は知りませんでした。私は、挽き肉で作ったのが「つくね」、魚のすり身が「つみれ」と思っていましたが、違うのだそうです。私と同じように思っていた方は多いのではないでしょうか。

調べてみると、「つくね」は、今日の給食でも鶏肉が使われていますが、肉類に限らず魚介類も使われているようです。

一方、「つみれ」は、すり身などと今日の給食なら蓮根やショウガなどの材料・調味料としっかりと混ぜるまではつくねと同じです。一口大に摘み取って、だし汁の中に入れたものを「つみれ」というのだそうです。

しかしながら、「鶏つくね鍋」という名称もありますので、違いは曖昧になっているのではないかと思います。

違いは「曖昧」でも、つくね・つみれがおいしいことは「明瞭」ですね。

11月6日(水)の給食

献立は、麦ご飯、牛乳、親子丼の具、けんちん汁、いがぐり揚げ、です。

今日の「いがぐり揚げ」は、写真の通り、いがぐりに見立てた料理です。

いがの部分は細かく切ったそうめんを使用して、イガイガを表現できるよう工夫しています。

くりの部分はスイートポテトのような甘い芋あんとなっています。バター味の味がよく効いていておいしいです。

いがはそうめんですから塩味があり、それが甘いあんの味を引き立ててくれます。

秋は栗の季節。

味がおいしいだけでなく、見た目でも季節感を感じる料理となっていますね。

11月5日(火)の給食

献立は、ご飯、牛乳、鯖のピリ辛揚げ、友禅和え、せんべい汁、です。

今日は、せんべい汁を取り上げます。せんべい汁は、南部地方(青森県南東部から岩手県北部の旧南部藩の地域。中心都市は現在の青森県八戸市)の郷土料理です。

郷土料理といえば、B-1グランプリもご存じかと思います。これはご当地グルメを競うイベントで、地域ブランドを表すbrandのBと全国一位の1を組み合わせてB-1だそうです(“B級グルメ”という言葉がありますが私はそのBかとずっと思っていました)。

2006年に第1回が開かれています。それから毎年のように上位を獲得していた「せんべい汁」ですが、2012年にようやく王者に輝きます。今日の給食は、王者のメニューだったのです。

せんべいは南部せんべいで、一般的なせんべいが米粉からできていますが、南部せんべいは小麦粉からできています。気候の影響で米が育ちにくかった南部地方では、古くから小麦粉でせんべいが作られていたようです。

私は「せんべい汁」を知らなかったものですから、米で作ったせんべいが汁に入っているのかと思っていました。ふやけてしまっておいしいのかな?と。しかし南部せんべいですから、すいとんのような感じでした(せんべいは当然すいとんより水分が少ないので日持ちしました)。そしてすいとんより歯ごたえがあり、また違ったおいしさでした。

さすが王者のメニュー。そんな思いを抱きながら食べると人々の生活の工夫が伝わってきます。

11月1日(金)の給食

献立は、ご飯、牛乳、手作りエコふりかけ、唐草焼き、ごま酢和え、生揚げの肉味噌煮、です。

今日の主菜の「唐草焼き」は、具だくさんの野菜が唐草模様に見えることから名前がついたとされています。模様の名前がつく料理、昔の人は素敵な名前をつけたんだなぁと感じます。最近では、鬼を滅する某人気漫画・アニメの影響で和柄を目にする機会が増えたかもしれませんね。

10月31日(木)の給食

献立は、カレーピラフ、牛乳、ひじきのマリネ、ミネストローネ、かぼちゃプリン、です。

今日は、ハロウィンですので、ハロウィン給食です。かぼちゃプリンがとても特別感あります。

さて、ハロウィンは私の学生時代も含め、全くイベントにもなっていなかったと記憶しています。英語の学習で題材にたまに出てくる程度で、「英語圏ではハロウィンという行事が行われているんだな」という感想でした。

しかし今は、各テーマパークでも大々的にイベントが行われますし、家庭でも楽しんでいますね。

またハロウィンを楽しむためにわざわざ訪日する外国人も大勢いる時代となりました。ハロウィンの“本場”から日本に来るのですね。毎年この時期になると、渋谷区の対応についてニュースに取り上げられています。

今日の給食にもある通り、ハロウィンといえばかぼちゃというイメージで、ハロウィンのイメージカラーもかぼちゃのオレンジ色ですね。

ハロウィンの行事は、アイルランド系移民がアメリカに持ち込んだものですが、本国アイルランドでは「かぶ」を使用していたようです。しかしアメリカでは、かぶよりかぼちゃの方が容易に手に入ったので、ハロウィンにはかぼちゃが使われるようになったようです。

日本でかぼちゃを食べると言えば冬至ですが、かぼちゃは栄養満点ですので、ハロウィンにもかぼちゃをたくさん食べて元気に過ごしてほしいです。

10月30日(水)の給食

献立は、さつまいもパン、牛乳、クリームシチュー、コールスローサラダ、です。

今日は曽谷小学校給食ランキング第9位の「シチュー」です。

突然ですが問題です。

Q.クリームシチューはどこの国が発祥でしょうか?

にわかには信じられないのですが、そう、わが国です。いつもながら、わが国の料理文化はすごくないですか。

これまでにも似たような料理はあったのですが、戦後の学校給食がきっかけだそうです。当初牛乳ではなく脱脂粉乳を使っており、「白シチュー」と呼ばれていました。それが次第に牛乳となり、現在のようなクリームシチューが出来上がったようです。

そして1960年代にハウス食品から「シチューミクス」が発売されて、家庭でも作られるようになり、クリームシチュー人気が不動のものになったそうです。ハウスさんは「学校給食で人気だったので、家庭で作れるように開発した」とのこと。

普通メーカーが先で、学校給食が後だと思いますが、逆です。学校給食で人気だったので、家庭用を発売したのですね。学校給食は、世界に誇る日本の文化ではありますが、クリームシチューが学校給食発祥だったとは!これも驚きです。

日本には、「クリームシチューにはご飯かパンか」論争がありますが、これはまたの機会に。

10月29日(火)の給食

献立は、しらすわかめご飯、牛乳、擬製豆腐、肉じゃが、りんご、です。

今日は肉じゃがです。この料理もほぼ国民食といっても過言でないほどでしょう。一時期は、男性が作ってほしい料理の筆頭だったこともあると記憶しています(現在はどうなのでしょうね。変わらず肉じゃがなのでしょうか)。

そんな国民食ともいえる肉じゃがの発祥の地はご存じでしょうか?諸説あるようですが、有力な2つの市があります。それは広島県の呉市と、京都府の舞鶴市です。

この2市の共通点は?

そう、どちらも有名な軍港がありますね。それは肉じゃがの発祥が海軍に関係するからのようです。よく言われているのが、日露戦争でも有名な東郷平八郎元帥(原宿に東郷神社がありますね)が、イギリス留学中に食べたビーフシチューが忘れられず、何とか日本の食材で食べたいと調理員にお願いしたのが始まりです。

赤ワインの代わりに醤油を使うなど調理員が試行錯誤を重ねて生まれたのが肉じゃがということです。そのため、上記の2市が海軍ゆかりの市ということでアピールしながら連携も図っているようです。

肉じゃがはイギリスのビーフシチューへのリスペクトから生まれたこと、日本発祥であること、東郷平八郎が関わっていることなど、とても身近な肉じゃがに壮大なスケールの大きさを感じるのは私だけではないでしょう。

肉じゃがの牛肉・豚肉についても書きたかったのですが、次回に譲ります。

 

10月28日(月)の給食

献立は、麦ごはん、牛乳、なすのスタミナ丼の具、ワンタンスープ、フルーツ杏仁、です。

杏仁豆腐が中国発祥なのは多くの人が知るところですが、それを作り始めたのがお医者さんであることを知っている人は少ないのかもしれません。

杏仁とは杏子の種の中心部ですが、咳止めや喘息に効果があると言われ、漢方薬として古くから利用されていたので、牛乳を加えて食べやすくした薬膳デザートとして中国全土に広まったのですね。意外でした。

「医食同源」とはよく言ったもので、特に杏仁豆腐は医食同源ですね。しっかり食べて体も元気に過ごしましょう。

ちなみに、杏仁豆腐を始めた董奉(とうほう)というお医者さんは、貧しい人たちから治療費を受け取りませんでした。その代わり、重病が治ると杏の木の株を植えてもらったそうです。そしてやがて苗は林となり多くの実をつけました。実がなると「もし杏が欲しい人がいたら私に断る必要はない…」という看板を杏の林に設置しました。

こうした人々のために尽くした彼から「杏林(きょうりん)」という言葉が生まれました。「杏林」は名医や医療を表す言葉です。そういえば、杏林大学という医学系の大学もありますし、杏林製薬という製薬会社もありますから聞いたことがありますね。

今日はおいしい杏仁豆腐から、医学の話にたどり着きました。

10月25日(金)の給食

献立は、ご飯、牛乳、鯖の葱味噌がけ、和風サラダ、沢煮椀、です。

沢煮椀は「さわにわん」と読みます。恥ずかしながら私は知りませんでした。

発祥は愛知県の長久手市に伝わる郷土料理だそうです。昔、猟師さんが長く山で過ごす時に、日持ちのする背脂のついた肉などを持って行き、この肉と山で採れた野菜など多くの食材を使って作ったことが始まりのようです。

それでは沢煮椀とけんちん汁との違いは?

沢煮椀は具材を千切りしていること、油で炒めないことが大きな違いだそうです。

給食でたくさんの料理が知れることは食育の観点からとても良いことですね。

10月24日(木)の給食

献立は、さんまご飯、牛乳、磯香和え、のっぺい汁、です。

今日はさんまご飯です。さんまといえば、秋を代表する大衆魚でした。

4年生が学習した落語の世界でも「目黒のさんま」という噺も有名です。俳句の世界でも、秋の季語として知られています。

そんなさんまですが、近年は危機的な不漁により、大衆魚から「高級魚」へと変貌と遂げていました。

一転今年は豊漁のようで、価格が近年より随分下がっているようです。

今日の給食では、しょうがの味がさんまの味を引き立てて、とてもおいしいです。久しぶりにさんまで秋を感じました。