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10月29日(水)の給食
献立は、麦ご飯、牛乳、ハヤシライス、海藻サラダ、フルーツポンチ、です。
ハヤシライスは強いエピソードもあり、これまで何度も取り上げてきました。
「曽谷小学校人気給食ランキング」において第8位のフルーツポンチの登場です。今日は「フルーツポンチ」に注目してみることにします。
フルーツポンチとは、ご存じのとおり、いくつかの種類のフルーツを、シロップや炭酸水に浸して作るデザートですね。
気になるのはネーミングの「ポンチ」です。語源は、インドのヒンディー語で「5」を表す「パーンチ」に由来するそうです。5とは、水、砂糖、お酒、ライム果汁、スパイスの5種類の材料で作られた飲み物を指しています(現在は一般的にお酒やスパイスは使用されません)。
この飲み物にフルーツを加えて「フルーツパンチ」として欧米で広まりました。
パンチ→ポンチへの変化は、日本に伝わった際に、現在も続くフルーツの超有名店の社長が、当時流行していた風刺画である「ポンチ絵」とかけて「フルーツポンチ」とした説が有力のようです。
余談になりますが、私が子どもの頃、炭酸飲料の「ファンタ」に「フルーツパンチ」味がありました。とてもおいしかった記憶があります。
それから間もなく姿を消し、その後何十年が経った、つい先日のことです。スーパーに買い物に行ったら、なんとファンタ「フルーツパンチ」味が売っていました。
調べてみると、ファンタがSNSで「復刻してほしい味」を募集した結果、「フルーツパンチ」味が勝ち抜いて、見事復刻を果たしたのだそうです(期間限定)。
「ポンチ」でも「パンチ」でもどちらも間違いではないようですが、日本では一般的に「ポンチ」が使われ、今日の給食でも「ポンチ」です。不動の人気を誇り、ビタミンも豊富なフルーツポンチを食べて、「元気」に過ごしてほしいです。