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今日の給食
6月12日(木)の給食
献立は、麦ご飯、牛乳、ガパオライス、パリパリサラダ、わかめスープ、ヨーグルト、です。
今日は「ガパオライス」に注目します。
ガパオライスはタイの国民食として日本でも人気ですので、ご存じの方も多いことでしょう。
日本語では「バジル炒めご飯」とも言うそうで、その名の通り、お肉・にんにく・ピーマンなどとともにバジルが使われています。ガパオとはホーリーバジルのことのようです。
タイの国民食と言われていますが、その歴史は意外にも浅そうです。第二次世界大戦中といいますから、80年数年というところでしょうか。
いくつか説があるようですが、1つは料理コンテストで上位入賞したもの、もう1つは中華料理の炒め物をアレンジして考案されたというもの。
いずれにしても思ったより短期間のうちにタイの国民食としての地位を築くことになったのですね。
ちなみに今日から4日前の6月8日が「ガパオの日」です。我が国におけるガパオの知名度向上を図ってきた青山の「ガパオ食堂」の設立日から制定されたようです。
外国の様々な国民的料理を知り、それを食べられるということも学校給食の良さですね。
6月11日(水)の給食
献立は、麦ご飯、ドライカレー、牛乳、イタリアンサラダ、あじさいゼリー、です。
今日は入梅です。入梅と梅雨入りは、どちらも梅雨の始まりを表しますが、意味と使われ方が違います。
入梅は暦上の目安で、毎年6月11日頃に設定されます。
一方、梅雨入りは、気象庁が発表する実際の梅雨の始まりを指し、年や地域によって違います。
さて、今日は「ドライカレー」に注目します。
ご存じのようにドライカレーとは、汁気のないカレー全般をいいます。挽き肉と野菜を炒めてカレー粉で味付けしたカレーや、カレー風味のチャーハンやピラフなどもドライカレーに含まれるようです。
それではいつものように、ドライカレーはどこの国の発祥なのでしょうか?
調べてみると、20世紀初頭に日本郵船の欧州航路船「三島丸」の船舶料理士が考案したという、日本生まれのメニューです(ちなみに、カレーつながりで、カレーライスに福神漬けを添えるようになったのは、この三島丸が発祥のようです)。
ドライカレーは、インドのキーマカレーを日本人の口に合うようにアレンジしたもののようで、長旅から食欲不振になったお客さんのために考案された、とあります。
日本発祥ですから、カレーの本場インドにドライカレーはないそうです。ドライカレーも日本の料理とは、いつもながら我が国の食文化はすごいですね。
梅雨の季節、食欲不振になることもあるかもしれませんが、ドライカレーをしっかり食べて「元気」に過ごしてほしいです。
6月10日(火)の給食
献立は、ナポリタン、牛乳、マセドアンサラダ、ハニーレモンラスク、です。
6月4日~10日は、「歯と口の健康週間」です。
1口30回かむことを意識して給食を食べましょう。
今日のかみかみメニューは、ハニーレモンラスクです。これは、校長先生の好きな給食の1つです。
今日で「歯と口の健康週間」は終わりますが、これからも健康な歯を保てるよう、1口30回!
よくかむことを意識して食べましょう!
さて、このハニーレモンラスクというメニューは、昨年の夏に初登場して、たちまち子どもたちに大人気メニューとなりました。子どもたち及び子どもたちを通じて保護者の方々から問い合わせがあり、栄養教諭の水上先生がレシピを公開してくれたものです。
現在、「給食レシピ」は学校ホームページにいくつも公開されていますが、その記念すべき第1号になったメニューです。
→ 給食レシピ(学校HP「各種お便り」→「給食だより」→「給食レシピ」)
私もレシピ通りに家で作ってみました。
料理素人の私にとっても思ったより簡単で、そして焼きたてが食べられるのでおいしいです(冷めてもおいしいです)。
だんだん暑くなるこの時期、レモンの爽やかな酸味、そして甘味がとてもよく合います。これからの時期に適したお菓子でしょう。
また、フランスパンの12等分というのがおいしい厚さですし、パンに吸わせる材料の分量もちょうどいいです。
お子さんが「おいしかった!」「家でも作ってほしい!」ということであれば、是非、お子さんと一緒に作ってみることをお勧めします。
6月9日(月)の給食
献立は、ご飯、牛乳、いかのかりんとう揚げ、切り干し大根ののりごまサラダ、田舎汁、です。
今日は「いかのかりんとう揚げ」を取り上げます。
皆さんは「いかのかりんとう揚げ」をご存じでしょうか?私は知りませんでしたので、少し調べてみました。
概要としては、お菓子の「かりんとう」に似た見た目と味付けをする揚げ料理です。以下を細切りにして粉をまぶして揚げ、蜜を絡めることで、かりんとうのような味わいになります。
名前は、かりんとう揚げですが、色が果物のかりんにも似ていることから、かりん揚げともいうことがあるようです。
このメニューも主に学校給食を中心として提供されているようで、全国各地の市町村における学校給食のレシピを探すことができましたが、メニューの発祥はよくわからないということでした。
しかし食べてみると、サクッとした食感に、甘いたれとイカの風味がよく合って、とてもおいしいです。
今日もまた1つ新たなメニューを知りました。あまり家庭やお店でも見ることのないメニューを知ることができるのも、食育としての学校給食の良さですね。
6月6日(木)の給食
献立は、ご飯、牛乳、鯖のねぎ味噌がけ、ゆでそら豆、沢煮椀、です。
6月4日~10日は、「歯と口の健康習慣」です。
ひと口30回かむことを意識して給食を食べましょう。
今日のかみかみメニューは、ゆでそら豆です。
今日は、1年生が曽谷っ子全員分のそら豆をさやからむいてくれました。
1年生の皆さん、ありがとうございます。
6月5日(木)の給食
献立は、昆布ご飯、牛乳、カリカリ大豆サラダ、肉じゃが、冷凍りんご、です。
皆さん、よくかんで食事はできていますか?
むし歯のある人はきちんと治療できていますか?
1口30回かむことを意識して給食を食べましょう。
6月4日~10日は、「歯と口の健康習慣」です。
今日のかみかみメニューは、昨日のココア揚げパンに続き、カリカリ大豆サラダです。
6月4日(水)の給食
献立は、ココア揚げパン、牛乳、豚肉と大豆のトマト煮、キャベツのサラダ、です。
今日は、昨年度の「曽谷小学校給食ランキング」堂々の第1位・ココア揚げパンが満を持して登場です。
今年度は人気投票を実施するのかどうか、また結果はどうなるかわかりませんが、もし実施したのであれば今年度も上位に入るのではないでしょうか。
これで4月から、揚げパンとしては、揚げパン・抹茶きなこ揚げパンと今回のココア揚げパンで3回目です。ここまで月1回ぐらいのペースで提供されていることになります。
子どもたちに大人気の揚げパンですから、たくさんの回数を提供してくださる栄養教諭の水上先生、給食室の皆様にはたいへん感謝いたします。給食室の前に、揚げパンを作る様子の写真が掲示してありますが、とても手間が掛かりそうなことが見て取れます。子どもたちのためにありがとうございます。
子どもたちは間違いなく喜んでいることでしょう。
6月3日(火)の給食
献立は、ご飯、牛乳、枝豆入りつくね、ポテトサラダ、大根の味噌汁、です。
今日は、夏に旬を迎える枝豆を入れた「枝豆入りつくね」が主菜でした
ここで、食育クイズ!
枝豆は成長するとあるものになります。それは次のうち、どれでしょう?
①そら豆
②グリンピース
③大豆
正解は、③の大豆です。枝豆は成長すると大豆になります。
5月にグリンピースのやさむきをした2年生には、豆の種類のお話もしたので、正答率は高かったのではないでしょうか?
これからも、旬の食材をおいしく、楽しく学んでいってもらえると嬉しいです。
6月2日(月)の給食
献立は、麦ご飯、牛乳、なすのスタミナ丼、春雨スープ、オレンジゼリー、です。
今日は「なすのスタミナ丼」から「スタミナ」を取り上げます。
よく「スタミナ」という言葉は耳にしますが、そもそも「スタミナ」とは何なのでしょうかね?
調べてみると、「長時間にわたり運動や活動を続けることができる持久力のこと。心肺機能や筋肉、精神力など様々な要素がある」とのことです。
確かに、多くはスポーツの場面で「あの選手はスタミナがある」などと聞きます。上の意味を当てはめれば、意味がよく通ります。
一方で食べ物に「スタミナ〇〇」というものも見かけますが、これは一般的にスタミナがつくという栄養素が豊富に入ったものを指すようです。
例えばたんぱく質、糖質、脂質といったエネルギー源、ビタミンB1鉄などの栄養素ですね。
今日のスタミナどんぶりなら、鶏肉・豚肉・大豆といったたんぱく質、砂糖・油といった糖質・脂質に、なす・しょうが・にんにく・玉ねぎ・人参・エリンギ・ニラといった栄養素が豊富です。
まさにスタミナの名にふさわしいメニューとなっているわけですね。
曽谷っ子には暑い夏に備えて、スタミナをしっかりつけて「元気」に過ごしてほしいです。
5月30日(金)の給食
献立は、麦ごはん、牛乳、生揚げのピリ辛野菜炒め、いわしのつみれ汁、りんごゼリー、です。
今日は「つみれ」に注目してみます。
「いわしのつみれ汁」の発祥は、どこでしょうか?
それは、我らが千葉県です。千葉県の九十九里浜地域から全国に広まったようです。九十九里地域は古来より好漁場であり、いわしの漁獲量が多かったことにもよります。
ところで、「つくね」と「つみれ」の違いってご存じでしょうか?
私は、焼き鳥などでもみるので、挽き肉で作ったのが「つくね」、魚のすり身が「つみれ」と思っていましたが、違うのだそうです。私と同じように思っていた方は多いのではないでしょうか。
調べてみると、「つくね」は、肉類に限らず魚介類も使われているようです。
一方、「つみれ」は、すり身などと今日の給食なら蓮根やショウガなどの材料・調味料としっかりと混ぜるまではつくねと同じです。一口大に摘み取って、今日の給食のように、だし汁の中に入れたものを「つみれ」というのだそうです。
千葉県発祥のいわしのつみれ汁をしっかり食べて、「元気」に過ごしてほしいです。
5月29日(木)の給食
献立は、チリコンカンライス、ターメリックライス、牛乳、グリーンサラダ、フルーツヨーグルトです。
今日は「チリコンカン」に注目してみます。
名前が特徴的ですが、「チリ」はチリペッパーのこと、「コン」は一緒にという意味、「カン」は肉という意味だそうです。
チリコンカンは、メキシコ料理をルーツに持つアメリカの郷土料理で、挽き肉や豆、トマト、スパイスなどを煮込んだメニューです。スパイシーで、スープやシチューのように、トルティーヤや今日の給食のようにライスと一緒に食べるなど、様々な食べ方ができます。
アメリカでは、19世紀初頭、西部開拓者たちの旅路や探検の際に食べられていたようで、特別な料理です。チリコンカンのレシピを競うコンテストが頻繁に開催されていることからも、それが伺えます。
ちなみに、昨年度の2月に「学校給食運営協議会」という会議が開催された際、出席者が自分の好きな給食メニューを言い合いました。
出席者(学校・保護者・栄養教諭・調理員・給食業者・教育委員会)のうち3名が、チリコンカンを好きなメニューに挙げるという、大人気なメニューであることを知りました。
海外の郷土料理を知ることができるのも、学校給食の良い面です。栄養教諭の水上先生はじめ給食室の皆さんは、栄養を取るだけでなく、こういった食育も大事にしてくださっています。
5月28日(水)の給食
献立は、味噌ラーメン、牛乳、ナムル、マーラーカオ、です。
今日は「ラーメン」に注目してみます。
味噌ラーメンは、昨年度の曽谷小学校給食ランキングにおいて、堂々の第2位でした(水上先生に聞きましたら、今年度のアンケートも間もなく行うようです)。
にんにくやしょうが、バターも使われており、深い味わいの味噌ラーメンで、子どもたちにも大人気です。
ラーメンは中国発祥のようですが、完全に日本で独自の進化を続けており、一つの大きな食文化を形成していますね。世界中に日本のラーメン店の支店が出店していることからも、その大人気ぶりがわかります。
そして給食でもこんなにおいしいラーメンが食べられるようになるとは。子どもたちは幸せですね。
ちなみに、千葉にもご当地ラーメンがあるようです。
竹岡式ラーメン(富津市)、勝浦タンタンメン(勝浦市)、アリランラーメン(長生郡長柄町)、ホワイトガウラーメン(袖ヶ浦市)、カレー焼きそば(香取市)、船橋ソースラーメン(船橋市)など、です。
皆さんはどれだけご存じだったでしょうか?私は千葉県の職員にもかかわらず、残念ながら1つも知りませんでした。
大人気の味噌ラーメンですから、保護者の皆様はお子さんに感想を聞いてみてください。
5月27日(火)の給食
献立は、ご飯、牛乳、鰹の薬味ソースかけ、磯香和え、いなか汁、です。
今日はメニュー「いなか汁」に注目します。
いなか汁は皆さんご存じでしょうか?私はよくわからなかったので調べてみました。
いなか汁の発祥や定義というものは明確に特定されておらず、各地域に同様の味噌汁があるようです。いなか汁には、「のっぺい汁」、「けんちん汁」などよく聞く汁も含まれています。
ちなみに「いなか」とつく表現の料理を、いなか汁、いなかそばを筆頭に、様々ないなか料理として見かけますが、一般的に材料が地元のものであったり、手づくりでシンプルに調理されたり、昔ながらの料理法で調理されたりするような、素朴で懐かしい味わいの料理を指すようです。地域によってバリエーションがあり、その地域に根付いた食文化を反映した味わいを楽しむことができます。
今日の給食では、油揚げのほか、豆腐、じゃがいも、こんにゃく、大根、人参、ごぼう、長ネギが使われていて、とても栄養があります。
たくさん食べて「元気」に過ごしてほしいです。
5月23日(金)の給食
献立は、勝つ!カレー、牛乳、キャベツのサラダ、紅白ゼリー、です。
さぁ、いよいよ運動会が明日に迫ってきました!運動会に向けて一生懸命練習してきた皆さんを後押しすべく、給食室では、勝利の「勝つ」と、とんかつの「カツ」をかけて「勝つ!カレー」と、「紅白ゼリー」を作りました。
みなさんの全力が出せるよう、応援しています。(水上先生・給食室のみなさんより)
給食室の皆さんが、運動会応援献立として、ゲン担ぎの「勝つ!カレー」と、「紅白ゼリー」(写真ではわかりにくいですが、イチゴゼリーとミルクゼリーの2層になっています)を作ってくださいました。嬉しい心配りですね。
「カツ」が「勝つ」のようなゲン担ぎは、他に少し考えただけでも、梨→(「無し」に通じるので「有り」に変えて)ありの実(梨で有名な市川市にはアスレチックの「ありのみコース」があります!)、お刺身→お造り、するめ→あたりめ、フグ→ふく、などがすぐに思いつきます。そんな言語文化の一端も学校給食を通じて知ることができるのは良いですね。
また、「紅白」は運動会の紅白もそうですし、チーム内での練習試合も紅白戦といいますし、年末の国民的歌番組「紅白歌合戦」もあります。日本のいろいろなところに使われています。
紅白の起源は、源氏と平氏の源平合戦だそうです。源氏が白旗、平氏が赤旗を掲げたことから、対抗する2つの色として用いられるようになったと考えられています。また、紅は生命力、白は清らかさを表し、祝い事などで紅白幕としても使われていますね。
たくさん食べて、明日は元気いっぱい走って、踊って、心に残る運動会にしてほしいです。
5月22日(木)の給食
献立は、しらすわかめご飯、牛乳、五目うま煮、お麩のラスク、です。
今日はメニュー「お麩のラスク」に注目します。
食べてみるとこれが甘くてとてもおいしい!しかも、お麩ならヘルシーなイメージがあります。
ところで、「麩」というものは、これまでわかっているようでわかっていなかったと思います。麩は何からできていて、どのように作るのでしょうか?少し調べてみました。
麩の主原料は、小麦粉から抽出したグルテン。グルテン?(「グルテンフリー」とは最近よく聞きますが。)
グルテンとは、小麦粉に水を加えて練ることで生成されるものだそうです。
そして麩の作り方としては、焼き麩と生麩があります。焼き麩はその名の通り、焼いたもので、煮物や汁物が浸み込みやすいのが特徴です。
生麩はグルテンにもち粉を混ぜて蒸したりゆでたりしたもので、もちもちとした食感が特徴です。
発祥は中国で、室町地代には日本に伝えられ、当時は宮中や寺院で食される高級食材でしたが、江戸時代には一般家庭にも登場するようになったといいます。
お麩はたんぱく質が豊富で、その他カルシウム、鉄、亜鉛などのミネラルも豊富。そして消化しやすく、低脂肪なのも特徴です。
ラスクとなってデザートなのに栄養も満点、しっかり食べて「元気」に過ごしてほしいです。
5月21日(水)の給食
献立は、ポテトドッグ、牛乳、ABCスープ、ヨーグルト、です。
今日は「ABCスープ」を取り上げます。
皆さんはABCスープをご存じでしょうか?
ABCスープとは、アルファベットの形をした小さなマカロニが入ったスープで、主に学校給食で提供されています。曽谷小の子どもたちにも大人気のメニューです。
発祥は学校給食で間違いなさそうですが、群馬県桐生市説と神奈川県藤沢市説があるようです。昭和50年代ということなので、「昭和100年」の令和7年現在、約50年の歴史があるということになります。
ある食品メーカーがアルファベット型のマカロニを給食で使えないかと提案し、スープに入れたところ、子どもたちに大人気となり、全国的にも広がったそうです。
魅力としては、アルファベットに親しんだり、自分の名前を探す楽しさがあったりします。
私は給食以外で見たことはないのですが、アルファベット型のマカロニは、わりと色々なメーカーから発売されていることを知りました。ご家庭でも作れますね(ひらがな型やカタカナ型、漢字型は見つけられませんでした。あったら面白いかもしれません)。
マカロニ以外にも野菜やベーコンも一緒に入っているので、たくさん食べて「元気」過ごしてほしいです。
5月20日(火)の給食
献立は、ご飯、牛乳、キャベツメンチカツ、和風サラダ、沢煮椀、です。
今日は「メンチカツ」を取り上げます。
メンチカツの発祥国はどこでしょうか?
そう、日本です!いつもながら日本の食文化には驚かされます。
調べてみると、諸説あります。しかしながら日本生まれであることは間違いはないようです。
では、なぜ「メンチ」なのか?メンチという言葉はおそらくないですよね。
調べてみると、ひき肉を英語で言うとminced meat(ミンストミート)であり、これがミンスとなり、メンチに転じた説。また西日本ではひき肉をミンチ肉といいますが、それがメンチに転じたという説。
どちらもありそうですね。
ちなみにメンチカツを使って町おこしをしているところもあります。
例えば「茅ケ崎メンチ」や「亀有メンチ」があります。千葉県にも「館山メンチ」があるようです。是非食べてみたいですね。
今日はキャベツを使ってヘルシーでありながら、お肉のおいしさを十分に味わえるキャベツメンチカツとなっています。
運動会に向けてしっかりと食べて、「元気」に運動会を迎えてほしいです。
5月19日(月)の給食
献立は、麦ご飯、牛乳、あぶたま丼、大豆のカリカリ揚げ、甘夏、です。
今日は「あぶたま丼」を取り上げます。
あぶたま丼の名前の由来は、油揚げの「あぶ」と、卵の「たま」からきています。
これは、親子丼の鶏肉が油揚げに替わったメニューとなります。
京都府が発祥で、「衣笠丼」とも呼ばれています(関西地方では「きつね丼」と呼ぶこともあるようですが)。
理由は、このメニューを盛りつけた形が京都の金閣寺のそばにある衣笠山という山に似ているからだそうです(平安時代の天皇が「真夏に雪景色を見たい」と所望し、山に白絹を掛けたという故事にちなみ、油揚げと卵とじを乗せた姿が、その衣笠山に似ていることから)。
出汁を吸った油揚げの風味がやさしく、口当たりも良い丼物で、京都府民にも愛されているご当地食です。
曽谷小学校のあぶたま丼には、油揚げと卵の他に、玉ねぎ、人参、みつばが入っていておいしいです。
5月16日(金)の給食
献立は、ご飯、牛乳、鯖の味噌煮、ごま酢和え、けんちん汁、です。
今日は「鯖」に注目してみます。
漢字で「鯖」は魚へんに青と書いて「鯖」(旧字体では月を円と書いた)。漁の際、上から見ると青色がきれいなところからこの漢字となったようです。
栄養面では、鯖は鉄分を多くとれる魚です。日本人の食生活では、鉄分は不足しがちとよく言われますので貴重です。
また、鯖はたいへん腐りやすいので味噌煮などにして食べたというのも食文化、昔の人の知恵ですね。
ちなみに、スタジオジブリ「風立ちぬ」で、主人公が食堂にて、今日の給食でも提供された鯖の味噌煮を食べる場面が出てきますね。
鯖の骨を見て、「曲線が美しい」と表現しているのが印象的です(今日の給食では、骨はほとんど見当たりませんでしたが)。
主人公の二郎は戦闘機の開発を担当していて、強度と軽量化を兼ね備えた骨組みをどうしても作る必要があり、その生きた見本が、鯖の骨だったというわけです。
子どもたちには、日本人が不足しやすい鉄分豊富な鯖をしっかり食べて、「元気」に過ごしてほしいです。
5月15日(木)の給食
献立は、ご飯、牛乳、筍ハンバーグ、コーンサラダ、わかめの味噌汁、お茶めな大豆、です。
今日は「お茶めな大豆」に注目します。
これを読んでいる皆さんは「お茶めな大豆」をご存じでしょうか?
「お茶めな大豆?」「何だこれは?」と思われた方が多いのではないかと思います。私もそうでしたので調べてみました。
これは、カリッと香ばしい国産大豆を、鹿児島県産の抹茶ときび糖でコーティングした豆菓子の商品名となります。
抹茶ときび糖のほろ苦さと甘さが特徴で、人気があるようです。抹茶を使っているのでネーミングが、「お茶」めなのですね。
給食ではよく出るそうですが、私は見るのは初めてでした。給食でよく出るのであれば、一般の方は手に入りにくいのかと思いましたが、インターネットサイトでも販売されているようでした。
口コミには「『給食で出ておいしかったから探して買ってほしい』と言われて購入した」、「給食で出るお茶めな大豆が食べたいと言うので探した」など、知るきっかけは、やはり学校給食の人が多いようです。
食べてみると、確かにおいしい!
お菓子なのに栄養も満点、しっかり食べて「元気」に過ごしてほしいです。