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今日の給食
2月4日(水)の給食
献立は、きな粉トースト、牛乳、チリコンカン、海藻サラダ、です。
今日は「チリコンカン」に注目してみます。
名前が特徴的ですが、「チリ」はチリペッパーのこと、「コン」は一緒にという意味、「カン」は肉という意味だそうです。
「チリコンカン」は、メキシコ料理をルーツに持つアメリカの郷土料理です。このメキシコ風アメリカ料理のことを「テクスメクス料理」と言うそうですが、テクスメクス料理の代表格が「チリコンカン」です。
19世紀初頭、西部開拓者たちの旅路や探検の際に食べられていた特別な料理であり、レシピを競うコンテストが頻繁に開催されてもいます。テキサス州では「州の料理」にも指定されているそうです。
そんなチリコンカンが日本に根付いた理由は、「学校給食で採用されたから」です。
先月の「全国学校給食週間」でも学習したように、長らく給食は主食がパンでしたので、パンに合う料理は重宝されました。チリコンカンはパンに合う豆料理として、味だけでなく栄養面でも選ばれました(今日もトーストと合わせています。しかしご飯やトルティーヤにもよく合う料理です)。
何度も触れていますが、日本の食文化は豊かなことはこのコーナーを書いて実感していますが、その日本の食文化に学校給食が果たした役割がとても大きいことに驚かされます。
学校給食は、日本の食文化を伝える「生きた教材」であり、食文化の主要な構成要素です。そんなことを子どもたちにも感じてもらい、たくさん食べてもらえれば嬉しい限りです。
2月3日(火)の給食
献立は、ご飯、牛乳、いわしフライ、おかか和え、打ち豆汁、です。
【給食室より】
鬼は~外!福は~内!今日は節分ですね!
「だしで味わう和食」第8弾!
今日は、近畿地方、滋賀県から「打ち豆汁」です。
近畿地方では、かつお節、さば節、いわし節、昆布を使ってだしを取ります。
だしは、黄金色に輝く、澄んだ上品な味が特徴です。
みんなで、「だし」を通じてもっと和食について理解を深めましょう!
2月2日(月)の給食
献立は、ピリ辛ごぼうご飯、牛乳、じゃこサラダ、生揚げの肉味噌煮、ポンカンです。
今日は「ポンカン」を取り上げることにします。
「ポンカン」は、名前に特徴があるので由来を調べてみました。私は、ポンカンといえば、何らかの擬音の「ポン」と、柑橘を意味する「柑」を合わせて「ポンカン」だろうと予想していました。
しかし、全く違っていました。
ポンカンは当然日本で品種改良されたものかと思っていましたが、実はインド原産の柑橘であり、インドの都市「プーナ(Poona)」に由来して、Poonaの柑橘で「ポンカン」だそうです。
名前を調べていて二重に違っていて驚きました。
日本には明治時代に伝わり、鹿児島、宮崎、愛媛、和歌山などいわゆる「みかんどころ」で栽培されるようになって今日に至ります。
ちなみにポンカンは、やはり人気品種の「デコポン」の親であり、その名残は名前の「ポン」に表れていますね。
「ポン」に触れましたのでさらに続けますと、「ポンジュース」という有名なジュースがあるのはご存じの通りですが、この「ポン」はポンカンやデコポンだろうと予想しますが違います。
「日本一(にっポンいち)」のジュースになってほしいとの願いでつけられたもので、ポンカンやデコポンのポンではありませんでした。
柑橘なので、ビタミンC、食物繊維、βカロテンなどが豊富で、風邪予防、美肌、腸内環境を整える効果もあるそうです。
ポンカンを食べて、感染症の流行りやすい時期も「元気」に過ごしてほしいです。
1月30日(金)の給食
献立は、ソフト麺、牛乳、カレーソース、チーズサラダ、黄桃、です。
【給食室より】
1月24日~30日は、「全国学校給食週間」です。
今日の特別メニューは、昭和40年再現献立です。
パンばかり出ていた学校給食の主食に、新たな仲間が加わりました。
そう!ソフト麺です。ソフト麺の正式名称は「ソフトスパゲティー式麺」といい、学校で作った中華あんや、ミートソース、カレーなどをつけて食べていたそうです。
普段食べているスパゲティーとの違いを感じてみてくださいね。
バラエティー豊かな献立が求められるのは、いつの時代も同じですね。
1月29日(木)の給食
献立は、コッペパン、牛乳、いちごジャム、鯨の竜田揚げ、キャベツのサラダ、白菜のクリームスープ、です。
【給食室より】
1月24日~30日は、「全国学校給食週間」です。
今日の特別メニューは、昭和27年再現献立です。
戦争中、日本は食べ物が手に入りにくくなり、一度学校給食は無くなります。
戦争終了後、アメリカの支援を受けて、学校給食は再びスタートします。
そのため、当時は、主食は小麦粉で作られるパンでした。
また、当時は豚肉や鶏肉が高価だったため、たんぱく質は安い鯨肉が主流でした。
戦後復興中の学校給食と、今の学校給食との違いについて、おいしく学びましょう!
1月28日(水)の給食
献立は、おにぎり、牛乳、鮭の塩焼き、青菜のおひたし、すいとん、花みかん、です。
【給食室より】
1月24日~30日は、「全国学校給食週間」です。
今日の特別メニューは、明治22年・昭和17年再現献立です。
日本で初めて出された、明治22年の給食のメニューは、「おにぎり、鮭の塩焼き、漬物」でした。
昭和に入り、戦争が始まると、食べ物がなくなってしまったため、小麦粉を水と練って作った「すいとん」だけが給食で提供されました。当時は味も薄く、具材も少なく、おいしくなかったそうです。
戦争前、戦争中の給食のメニューを食べて、平和に過ごせる日々に感謝していただきましょう。
1月27日(火)の給食
献立は、ご飯、牛乳、ザンギ、海苔和え、石狩鍋、です。
【給食室から】
1月24日~30日は、「全国学校給食週間」です。
今日の特別メニューは、出汁で味わう和食の日第7弾!
北海道から「石狩鍋」です。「石狩鍋」は、北海道の郷土料理で、新鮮な鮭をぶつ切りにして、野菜と一緒に、昆布と出汁と味噌で煮込んだ料理です。
北海道など特定の地域では、鶏の唐揚げをザンギと呼んでいます。
今日のこのメニューは、市川小、国分小、国府台小、曽谷小、中国分小、百合台小、稲越小、須和田の丘支援学校、第一中、東国分中とおそろいです!
1月26日(月)の給食
献立は、ご飯、牛乳、行徳海苔の佃煮、さんが焼き、友禅和え、きなこ性学餅、です。
【給食室より】
1月24日~30日は「全国学校給食週間」です。
「全国学校給食週間」とは、学校給食の意義や役割についてみんなで理解と関心を深めるための週間です。
今日は、市川市の行徳海苔を使った佃煮、また千葉県の郷土料理である「さんが焼き」「性学餅」を給食室で作りました。
地元で採れた食材、郷土料理を食べて、市川市、千葉県をもっと知りましょう!
1月23日(金)の給食
献立は、麦ご飯、牛乳、四川麻婆豆腐丼の具、わかめスープ、花みかん、です。
今日は、「花みかん」を取り上げます。
給食では何度か提供されているのですが、皆さんは子どもたちに人気の「花みかん」をご存じでしょうか?
これは、みかんを横半分に切った切り口が。花びらのように見えるためこの名前で呼ばれています。切るにしても「横半分」というのが大事ですね。縦半分ではこうはいきません。
横半分に切ったうえで、その切り口を花に見立てて「花みかん」とするネーミングも素晴らしいと思います。
かわいらしい見た目、ネーミングにより子どもたちに人気で、まるまる1個のみかんを提供するよりも、子どもたちは喜ぶかもしれません。旬の果物をより魅力的に提供するための給食室の工夫を感じますね。
ちなみに、別の「花みかん」もあるそうです。
みかんの栽培で有名な愛媛県では、岬(はな)で育てたみかんを「花みかん」というそうです。岬で育てることで収穫時期を遅らせ、甘みと酸味を凝縮させることができます。非常に糖度が高く人気があるそうです。
空気が乾燥し、風邪などが流行しやすいこの時期、手軽にビタミンCが摂れるみかんはとてもありがたいです。風邪に負けず「元気」に過ごしてほしいです。
1月22日(木)の給食
献立は、ご飯、牛乳、鱈の西京焼き、大豆の磯煮、ピリ辛肉じゃが、です。
今日の主菜は、「たらの西京焼き」です。西京焼きとは、西京味噌と呼ばれる京都産の白味噌に魚や肉の切り身を漬けこんで焼いた伝統料理のことです。海から離れた京都でも美味しい魚を食べられるよう、保存性を高める方法として味噌に漬け込むこの「西京漬け」が編み出されたと言われています。
現在では「西京味噌」のことを、白味噌の総称として呼ぶこともあるようです。
上にもあるように、「西京焼き」のそもそもは、保存性を高めるために編み出されたものです。保存性に特化した料理は他にも多々あると思いますが、現代は冷凍保存技術も格段に上がっていますので、だんだん減ってきているのではないかと思っています。
しかしながら西京焼きは、現代でも好んで食べられているのは、保存性と美味しさが両立していたからではないでしょうか。そう考えると、西京焼きってすごいのではないかとつくづく思います(他にも両立した料理はありそうですが、それはまたの機会に)。
調べてみると、西京焼きは栄養面でも申し分ないらしいです。保存も利いて、おいしくて、栄養もある。そうなると、「西京焼き」は、「“最強”焼き」かもしれません。
しっかり食べて「元気」に過ごしてほしいです。