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今日の給食
9月12日(金)の給食
献立は、麦ご飯、牛乳、あぶたま丼の具、ツナと切り干し大根のサラダ、梨ゼリー、です。
【給食室より】
今日のデザートは市川市で採れた梨を使った梨ゼリーです。市川市は千葉県を代表する梨の産地なのを皆さん知っていますか?曽谷小学校では、3年生になると梨畑の見学があります。地元、市川で育った梨をおいしくいただきましょう。
さて、今日は「切干大根」を取り上げます。
今年の1月に「切干大根の海苔胡麻サラダ」が初登場しましたが、今日は「ツナと切干大根のサラダ」です。
ご存じのように、大根を細切りにして乾燥させたものを切干大根といいます。そもそも切って干しておくことは、水分が抜けるので長期保存を可能にするために、人類の知恵として大昔から行われたことでしょう。
加えて、長期保存の目的とは別に、大根を乾燥させると、甘みが増し、うま味と栄養が凝縮することもわかりました。乾燥して軽くなっていますから、グラム当たりのうま味と栄養は高くなっています。
干す前の普通の大根と比べると、切干大根にはカルシウムが20倍以上、食物繊維が15倍以上含まれているそうですから、栄養がとても豊富です。
ちなみに関東地方では「切干大根」と呼ばれますが、関西以西では「千切大根」、京都では「軒(のき)しのぶ」とも呼ばれるそうです。
最近は新型コロナもインフルエンザも流行ってるようですので、よく噛んで食べて、栄養をつけて「元気」に過ごしてほしいです。
9月11日(木)の給食
献立は、ひじきご飯、牛乳、唐草焼き、生揚げの肉味噌煮、です。
今日は「ひじき」に注目してみます。
学級担任をしていた経験からみても、ひじきは子どもたちにとってあまり人気のある食材ではないように感じています。独特の風味と食感、それに黒い色が苦手なようです。
しかし、それでもひじきが高頻度で給食で提供されるには理由があるはずです。そう、ご存じのように、ひじきは栄養が素晴らしいです。
ひじきには、日本人に最も不足しているとも言われる鉄分が効果的に摂れますし、成長に欠かせないカルシウム、食物繊維、マグネシウム、カリウム、ビタミンA…とまだまだあります。その上、低カロリーなのも特徴です。
栄養があるので、ひじきご飯で提供したり、ひじきのマリネで提供したりと、水上先生はいろいろ工夫して提供してくれています。
苦手な子も、今日のようにひじきご飯でなら食べやすいと思います。しっかりひじきを食べて、「元気」に過ごしてほしいです。
9月10日(水)の給食
献立は、胚芽パン、牛乳、コーンサラダ、ポテトとウィンナーのチリソース煮、サイダーゼリーです。
今日は「サイダーゼリー」に注目します。
サイダーゼリーと聞いて、皆さんも疑問に思うことはないでしょうか。炭酸の入ったサイダーをゼリーにするにはどうしているのでしょうか?
炭酸は冷えているほどよく溶けていて、温まると炭酸が抜けてしまいます。しかしゼリーを作る工程では、ゼラチンを溶かすのにどうしても火を入れなくてはいけませんし。
調べてみますと、いろいろ作り方はあるようですが、サイダーをよく冷やしておいて、その一部だけを温めてゼラチンを溶かす。そして、溶けたらすぐに冷やす。そして残りのサイダーを混ぜることでシュワッとした爽やかな感じを残すことができるようです。
給食室の皆さんには大変なお手間をかけていただいていますが、その分子どもたちは暑い中で爽やかなゼリーをおいしくいただけます。
9月中旬といえどもまだまだ暑いので、爽やかなサイダーゼリーで乗り切りたいものです。
9月9日(火)の給食
献立は、麦ご飯、牛乳、五目豆腐丼の具、菊花汁、市川の梨、です。
食育クイズ!
3月3日は桃の節句、ひな祭り。
5月5日は端午の節句、子どもの日。
では9月9日は何の日でしょう?
①きゅうりの節句
②菊の節句
③きくらげの節句
正解は、②の「菊の節句」です。
「重陽の節句」ともよばれ、菊酒を飲んで、家族の無病息災や長寿を願う日です。
小学生は、お酒がまだ飲めないので、今日の汁物の菊花汁には菊の花びらが入っています。
みんなが健康で長生きできますように。
9月8日(月)の給食
献立は、さつまいもご飯、牛乳、鯖の香味焼き、大根とバラ肉の旨煮、です。
今日はメニュー「鯖の香味焼き」に注目してみます。
まず、「香味焼き」とは、よく目にする調理法ですが、具体的にはどういう調理法を指すのでしょうか?
調べてみると、「香味野菜を使って料理に香りとまろやかな味をつけて焼いたりローストしたりすること」とあります。
香味野菜はしょうが、にんにく、長ネギ、しそ、みょうがなどが挙げられます。
今日提供された鯖の香味焼きにも、しょうが、にんにく、長ネギが使われています。
鯖を香味焼きにする理由ですが、香味焼きにして食欲をそそる風味をつけることによって、栄養の豊富な鯖を食べやすくすることです。
そしてもう1つは、青魚特有の臭みを抑えるためのようです。青魚の味覚や嗅覚が苦手な方は大人でも少なくないと思いますが、香味野菜をつかって香味焼きにすることで、臭みを消して風味をよくしてくれます。
まだまだ暑い日が続きます。
子どもたちには、栄養豊富な鯖を香味焼きにすることによって、おいしく食べ、健康に過ごしてほしいです。
9月5日(金)の給食
献立は、ご飯、牛乳、スタミナ納豆、具だくさん味噌汁、アップルパイ、です。
今日は「アップルパイ」を取り上げます。
アップルパイは知らない人がいないぐらいですが、パイ生地に砂糖で甘く煮詰めたりんごを詰めてオーブンで焼いたものですね。
いつもながらこの質問から。アップルパイの発祥はどこの国でしょうか?
アメリカの定番スイーツとして定着しているので、アメリカと思いますが違っていました。
答えは、イギリスで最も古いレシピは14世紀に遡るそうです。その後ヨーロッパ各地への広がりと、アメリカへの移民によってアメリカ全土で国民的人気スイーツとなったようです。
それを象徴するかのように、英語では「as American as apple pie」、つまり「アップルパイのようにアメリカ的である」という表現があります。
日本には明治初期に宣教師が持ち込んだとされており、その後独自の進化を遂げています。
いろいろ魅力がありますが、ことわざに「一日一個のりんごは医者を遠ざける」というものがあるほど、何より栄養が豊富です。りんごの旬は10月~2月とのことですので、これからが本格的な旬を迎えるのも楽しみですね。
今日のアップルパイは、ホクホク、サクサクでとてもおいしいです。人数分のパイを作るには、給食室の皆さんは本当に大変だったと思います。
9月4日(木)の給食
献立は、麦ご飯、牛乳、切り干し豚キムチ丼の具、フルーツ白玉、です。
これまで豚やキムチは取り上げてきています。
そこで今日は、取り上げたことのない、フルーツ白玉に使われている「白玉」に注目してみたいと思います。
「白玉」とは、そもそも白い宝石を表し、真珠の古い呼び方でもあるようです。
白い宝石、真珠。日本にはこのように食べ物を別のもので例える呼び名は少なくないかもしれませんね。素敵なことだと思います。
食べ物としての白玉の発祥はどうやら日本ではなく、中国から伝わったと考えられています。いつ頃伝わったかは定かではないですが、江戸時代にはかなり普及していたことがわかっています。
さて、素朴な疑問なのですが、餅と白玉と団子。似ているような気がするのですが、これらの違いって何なのでしょう?
調べてみますと、餅はご存じのように、もち米を蒸してから杵でついたものです。
白玉も餅同様、もち米です。ただ、もち米を粉にしたものを白玉粉といい、それを水で練って茹でたものが白玉です。
団子も白玉粉同様に、団子粉という粉を練ってから茹でるので製法が似ています。ただ、団子粉はもち米にうるち米が混ぜてあるところが、もち米のみの白玉粉と違っています。
この3つの中で白玉の特徴は、何といっても見た目と食感がなめらかであること。真珠になぞらえたのもわかります。
白玉は白玉団子、おしるこ、ぜんざい、あんみつ…と様々なメニューに使われるほど使い勝手の良い、懐の深い材料です。
今日もフルーツ白玉で提供されています。子どもたちには真珠のようななめらかな見た目と食感を味わってほしいと思います。
9月3日(水)の給食
献立は、スパゲッティ、キャロットソース、厚揚げクルトンのシーザーサラダ、市川のなし(豊水)、です。
【給食室より】
今日のデザートは市川市で採れた梨です。市川市は千葉県を代表する梨の産地なのを皆さん知っていますか?曽谷小学校では、3年生になると梨畑の見学があります。
地元、市川で育った梨をおいしくいただきましょう。
さて今日は「シーザーサラダ」を取り上げます。
シーザーサラダは、なぜシーザーなのでしょうかね?
シーザーといって真っ先に思い浮かぶのは、古代ローマの将軍であるユリアス・シーザーですが、あのシーザーと関係があるのでしょうか。
調べてみたら違っていました。
1924年にメキシコのレストラン「シーザーズ・プレイス」を経営していたイタリア系アメリカ人のシーザー・カルディーニによって考案されたから「シーザーサラダ」とのことです(シーザーさんの親御さんはユリアス・シーザーからお名前をつけたとも考えられるので、まったくの間違いではないのかもしれません…)。
ロメインレタスをベースに、ベーコン、チーズ、クルトン、シーザードレッシングを和えたシーザーサラダはまたたく間に人気メニューになり、やがてアメリカに伝わって、現在のように世界中で愛されるサラダになったようです。
今日はクルトンに厚揚げが使われているのがとてもおいしいです。
9月2日(火)の給食
献立は、麦ご飯、牛乳、ポークカレー、海藻サラダ、冷凍みかん、です。
【給食室より】
皆さん夏休みは楽しく過ごせましたか?
今日から給食が始まります。まだまだ、暑い日が続きます。
しっかり食べて、楽しく、元気に過ごしましょう。
さて今日は「冷凍みかん」に注目してみます。
冷凍みかんは、子どもたちにも大人気で、給食の大定番です。昨日お知らせした人気給食アンケートでも、堂々の7位にランクインしています。
調べてみますと、もともとは、冬にしか食べられないみかんを夏にも食べられないかというアイデアから生まれたそうで、鉄道弘済会(キオスクを運営)が現在のマルハニチロ株式会社のマグロ冷凍技術を応用して作られたようです。
1955年当時、あまりアイスクリームも出回っている時代ではなく、売り出した小田原駅では大ヒット商品になったようです。
また、みかんは冷凍することで甘みが増すようですし、いいこと尽くめです。
しかし、やってみた方は多いと思いますが、家の冷凍庫でみかんを作るとうまくいきませんよね。きっと冷凍しすぎなのだと思いますが、固くなりがちですし、解凍させると柔らかくなりすぎます。
給食に出る冷凍みかんは、なぜあんなにおいしいのか?きっと秘密があるはずです。
残暑の中でも子どもたちはとっても頑張っています。栄養たっぷりのみかんをおいしく食べて、熱中症に気をつけて、学校でもこまめな水分補給を心がけさせます。
R7.9.1 給食アンケート
長い夏休みが終わりました。
明日から給食が始まります。またよろしくお願いいたします。
さて、学校の廊下に今年度の「給食アンケート」の結果が貼り出されているのでご紹介します。
アンケートは2つです。
まずは、「好きな給食ランキングトップ10」です。
1位は、昨年から引き続き「ココア揚げパン」でした。強いですね。
2位は「カレー」、3位は「きなこ揚げパン」、「野菜チップス」、「味噌ラーメン」と続きます。
10位までは9月~11月の3か月で提供されます。どうぞお楽しみに。
次に「嫌いな食べ物ランキングトップ10」です。
1位は「ピーマン」、続いて「なす」、(魚)、「ししゃも」、(野菜)、「トマト」、「そら豆」、「きのこ」と続いていきます。
曽谷小では、これらの「嫌いな食べ物」も、工夫して提供されています。こちらもどんな風においしくなっているのか、乞うご期待です。
それでは、これらのアンケート、ご家庭の食卓でも、どうぞご参考にされてください。
7月15日(火)の給食
献立は、麦ご飯、牛乳、夏野菜カレー、ひじきのマリネ、セレクトアイスクリーム、です。
【給食室より】
夏野菜カレーには、トマト、かぼちゃ、ズッキーニなど夏が旬の野菜がたくさん入っています。
セレクトアイスは、以前、皆さんが選んだアイスが入っています。自分の選んだアイスを間違えないように、楽しく食べましょう!
今日で1学期の給食は終わりです。
夏休み中は、冷たいものの食べ過ぎや、健康に気を付けて、おいしく食事をとりましょう。
夏休みこそ重要!!「大切にしてほしい 栄養バランス」
蒸し暑くて「夏ばて」を起こすと食欲がなくなり、偏った食事になってしまうことがあります。夏を元気に過ごすためにも、香辛料やかんきつ類などを取り入れて食欲増進を図り、栄養バランスのよい食事を心がけましょう。
7月14日(月)の給食
献立は、セルフオムライス、牛乳、フィッシュサラダ、一口ブドウゼリー、です。
今日は、昨年度の曽谷小学校給食ランキング第3位「オムライス」の登場です。
子どもからお年寄りまで、日本人が大好きなオムライスですが、実は日本生まれのメニューだとご存じだったでしょうか?
1936年、大阪の洋食料理店主が考え出したそうです。
その料理店の常連客に、胃腸が弱くて、いつも白飯とオムレツしか注文しない人がいた。店主は「いつも同じものでは可哀そうだ」と、ケチャップライスを卵で巻いた料理を提供したところ、常連客は大喜び。料理名を尋ねられると、「オムレツとライスだからオムライスだ!」と名付けた。オムライスはクチコミで広がり、たちまち人気メニューになった。それが時と場所を超えて…令和の時代の、曽谷の子どもたちへ。
いつもながら我が国の食文化はすごいですね。オムライスが日本生まれとは。とても誇りに思います。さすが日本は、かの「ミシュラン」で世界一の星の数を獲得している料理大国だけあります。
今日は「セルフ」オムライスですから、ケチャップで好きにアレンジして、おいしく楽しく食べてほしいです。
7月11日(金)の給食
献立は、麦ご飯、牛乳、チンジャオロースー丼、中華風コーンスープ、マンゴープリンです。
今日は代表的な中華料理メニューですね。その中から「チンジャオロースー」に注目します。
漢字では「青椒肉絲」と書きますが、中国語で青椒(チンジャオ)はピーマンのこと、肉(ロース)がそのまま肉を表し、絲(スー)が細切りの意味です。そのため青椒肉絲は、「ピーマンと肉の細切り炒め」というところになるでしょうか。
ちなみに、チンジャオロースーをおいしく作るための極意3つを、コルトンプラザにも店舗がある某有名中華料理店が紹介している記事を見つけました。
それは、①肉とピーマンは繊維の方向を見極めて切る(肉は縮まずピーマンはシャキシャキの食感)、②肉と野菜は別々に炒めて最後に合わせる、③醤油と鶏がらスープを使う(肉と野菜の味がより味わえる)、ということだそうです。いつものレシピと合わせて行えば、よりおいしくなるのかもしれません。試しにやってみようと思っています。
夏休み前の給食は、今日を除けばあと2回です。
7月10日(木)の給食
献立は、ご飯、牛乳、スペシャル納豆和え、じゃが豚キムチ、お魚アーモンド、です。
7月10日の今日は、語呂合わせで納豆の日です。
給食室では、スペシャル納豆和えを作りました。
スペシャル納豆和えには、しらす、のり、小松菜が入っています。
たくさん食べて丈夫な身体をつくりましょう。
7月9日(水)の給食
献立は、沖縄そば、牛乳、ゴーヤチャンプルー、シークヮーサータルト、です。
「だしで味わう和食」第二弾!
今日は沖縄地方、沖縄県から「沖縄そば」です。
沖縄地方では、かつお節、豚骨を使って「だし」をとることが多く、豚のうま味と、かつお節の香りが特徴の「だし」です。
今日の給食では、かつお節と昆布と焼き豚を使って「だし」をとっています。
みんなで、「だし」を通じてもっと和食について理解を深めましょう!
7月8日(火)の給食
献立は、キャロットピラフ、牛乳、鰺のカレーパン粉焼き、グリーンサラダ、です。
今日はメニューにキャロットピラフがあるので、「ピラフ」に注目してみます。
突然ですが、「ピラフ」は何語だと思われますか?
響きから英語ではなさそうだとは思いましたが、何語かは見当もつきません。調べてみると、正解はフランス語だそうです。
ピラフのルーツはトルコ料理の「ピラウ」からきています。確かに発音はピラフに似ていますね。ルーツはほかにも、インドの「プラーカ」という料理も起源と考えられているようです。
それでは、ピラフとチャーハン(炒飯)は似ていますが、その違いは何でしょうか?(ピラフとチャーハンと言えば、私のような初期「ドラゴンボール」世代は、「ピラフ」という登場キャラクターを思い出します。「ピラフ」は確か胸に「炒飯」と漢字で書かれた服を着ていました。)
ピラフは生米から作ってスープで炊き上げ、チャーハンは炊きあがったお米から作るところが違うようです。
それならば、パエリアも生米から作りますが、ピラフとパエリアの違いは…?
などと考えていくとキリがないですね。食文化の奥深さを思い知らされます。
トルコやインドを発祥とした料理で、フランス語のピラフ。世界に思いを馳せながら、しっかり食べてもらいたいと思います。
7月7日(月)の給食
献立は、いなりご飯、牛乳、星形ハンバーグ、そうめん汁、七夕ゼリー、です。
食育クイズ!今日は何の日でしょう?
① ラッキー7の日
② ココナッツの日
③ 七夕
正解は、③の七夕です。七夕は中国から伝わった織姫と彦星の物語と日本の豊作を祈る風習などが合わさっているのだそうです。
さて、今日はもう1つ、「そうめん」に注目します。
今日はクイズにもあったように七夕です。これまで、七夕にそうめんを食べることが多かったですが、気にすることがなく食べていたように思います。
そもそも、なぜ七夕にそうめんを食べるのでしょうか?
調べてみると、いくつか理由があるようです。
まずは、天の川に見立てているということ。そうめんの白く細長い形状を、天の川に見たてて食べるというものです。粋ですね。
次に織姫にあやかっていること。織姫は織物や裁縫を司る女神とされているので、そうめんを意図に見立てて、芸事や裁縫の上達を願います。
また、そうめんで健康を願うという側面もあります。そうめんの原料である小麦は「毒を消す」という言い伝えがあり、健康を願っていたそうです。七夕の頃は暑いので食欲も落ちやすいですが、そうめんはツルツルの食感で食べやすいです。やはりしっかりとした意味があったのですね。
様々な上達や、健康を願いつつ、今日の七夕給食を食べてほしいと思います。
7月4日(金)の給食
献立は、しらすわかめご飯、牛乳、白身魚の味噌だれ唐揚げ、むらくもスープ、ひとくちリンゴゼリー、です。
今日はメニュー「白身魚」に注目します。
白身魚とは、その名の通り、魚の身の色が白色、または淡い色のものを指します。主に、タラ、タイ、ヒラメ、スズキなどが代表的でしょうか。
その白身魚ですが、今日は「シイラ」が使われています。
シイラはご存じでしょうか?私は釣りをしないので、釣ったことはないですが、海釣りが好きな人には憧れの大型高級魚であることは、よく耳にしています。
もしかしたらハワイ好きな方には、「シイラ」よりもハワイでの呼び方「マヒマヒ」の方が馴染みがあるのかもしれません。
白身魚は一般的に、高たんぱく質で低脂肪、低カロリーであり、筋肉の維持や成長に役立つたんぱく質が豊富に含まれているうえに、ビタミンB・D群、コラーゲン、タウリンなど、健康維持にの役立つ栄養素も豊富だと言われているそうです。
今日は唐揚げにして揚げることで、白身魚本来の淡白な旨味に、濃い味噌だれの風味がマッチしてとてもおいしいです。
栄養満点、白身魚を食べて、「元気」に過ごしてほしいです。
7月3日(木)の給食
献立は、麦ご飯、牛乳、ガパオライスの具、もずくスープ、ゆでとうもろこし、です。
今日の献立のとうもろこしは、3年生が曽谷っ子全員の分を一生懸命むいてくれました。その数なんと100本!
3年生の皆さんありがとうございました!
夏が旬のおいしいとうもろこしをい、おいしくいただきましょう → 3年生の皮むきの様子
さて今日はもう1点、「もずく」を取り上げます。
もずくは海藻であることは今更いうまでもないですが、ネーミングが珍しいと思います。調べてみると、もずくは他の海藻に付着して生息することから「藻が付く」という意味で「もずく」という名前が付いたと言われているそうです。そう聞くと納得のネーミングですかね。
それでは、もずくの生産量1位の都道府県はどこだと思われますか?
実は沖縄県であり、なんとシェアは90%以上です。
長崎で1970年代に始まった養殖技術が、沖縄県で大成功して発展したということです。気候的なことももちろんあったのだとは思います。
もずくは夏になると枯れてしまうので、生で食べられるのは今の時期がギリギリなのかもしれません(一部冷蔵物がしばらくは流通するとのことですが)。
低カロリーでミネラルや食物繊維、また免疫力向上・抗菌・抗ウイルス・抗アレルギー等々に役立つフコダインが豊富なもずくを食べて、暑い夏も「元気」に過ごしてほしいです。
7月2日(水)の給食
献立は、コッペパン、レモンハニー、牛乳、いんげん豆のトマト煮、チーズサラダ、です。
今日は「コッペパン」に注目してみます。
コッペパンはとてもよく目にするパンです。紡錘形(円錐形)でありそこが平たいのが特徴です。
それでは、コッペパンはどこの国で生まれたのでしょうか?
答えは、日本。驚きです。
東京・下谷説と、愛知県名古屋説があるようですが、日本生まれは間違いないですね。
名前のコッペは、フランス語の「切った」を意味する「coupeクペ」がもとになっているようです(車でもセダンの後ろを切った小型車をcoupeクーペと呼びますね)。
全国的に普及したのは1950年代からであり、学校給食に採用されたことがきっかけのようです。戦後の食糧不足の時代に、安価でありながら栄養価が高く、製造工程もシンプルなので大量生産が可能だったということです。
このようにコッペパンは日本の子どもたちの成長を支えてきたということです。あるのが当たり前すぎて、そのようにコッペパンを見たことがありませんでした。とてもすごいパンに見えてきます。
懐かしい焼きそばパンや卵パン、揚げパン、フルーツを挟んだスイーツ系まで幅広いメニュー展開が可能なのも大きな魅力です。そんなこともあってか、近年では、コッペパン専門店がブームを起こしているようで、さらに多様なアレンジや味で楽しめるそうです。今日はレモン&ハニーをつけておいしくいただきました。
日本の子どもたちの成長を支えてきた、これからも支えていくであろうコッペパンを食べて、子どもたちには大きく成長してもらいたいです。