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今日の給食
6月24日(火)の給食
献立は、ご飯、牛乳、ピーマンの肉詰めフライ、ミニトマト、具たくさん味噌汁、です。
食育クイズ!ピーマンとミニトマトの旬はいつでしょう?
①夏
②秋
③冬
正解は、①の夏です。夏が旬の野菜をたくさん食べて、暑さに備えましょう!
6月23日(月)の給食
献立は、麦ご飯、牛乳、あぶ玉丼の具、湯葉すまし、メロン、です。
今日は「メロン」に注目します。
「果物の王様」とも言われるメロンですが、どのあたりが原産地だかお分かりになりますか?
私は南米あたりかな、と思っていましたが、全然違いました。諸説ありで、有力なのは、なんとアフリカでした。そのほか、中近東、インド、中央アジアなどが説としてあるようです。
その歴史は意外に古く、紀元前の古代エジプトではすでに栽培されていた記録も残っています。そこから東西に広がったと考えられているようです。
では、日本にはいつ伝わったか?
メロンには、網目のない東洋系メロンと、網目のある西洋系メロンがあり、東洋系は弥生時代にはすでに伝わったと考えられています。西洋系は明治時代だそうです。
ちなみに、日本国内での生産量(令和4年 農林水産省)は、1位が20年以上連続で、お隣りの茨城県です。千葉県は8位です(私の予想より生産量は高いかったです)。
ちなみによく話題になる、「メロンに生ハムはありかなしか」についても是非書きたいところではありますが、紙面が尽きましたのでまたの機会に。
メロンは、水分が多く、カリウムも豊富に含むので、熱中症予防に最適な果物とも言われています。メロンを食べて、「元気」に過ごしてほしいです。
6月20日(金)の給食
献立は、麦ご飯、牛乳、四川麻婆豆腐丼、ナムル、オレンジ、です。
先月、麻婆豆腐が提供された日に、麻婆豆腐が有名な「四川省」について書いたところです。今日は「ナムル」に注目してみます。
ナムルが韓国料理であることは、多くの方がご存じのところだと思います。
ナムルとは、和え物の総称をさすので、実際は調理法から素材まで幅広いものだそうです。それこそ各家庭によっても千差万別で、我々が知らないものまでナムルの範疇に入っています。
しかしながらよく知られるところのナムルとは、野菜や山菜を茹でて、砂糖やごま油で味付けしたものですよね。
ニンジンやホウレン草、もやしを使って彩りもよく、栄養価も高いので健康にもよい。そして焼き肉の付け合わせとして、ビビンパやキンパの具として、少しピリ辛にすればお酒のお供にもなるという、韓国料理には欠かすことのできない存在です。
そんなナムルは、ごま油や塩分が栄養素の吸収を助けるので、野菜をそのまま食べるよりも効果的に栄養を摂取できることに期待ができるそうです。
今週は観測開始以来最も暑い6月でした。来週も、今週ほどではないにしても暑い日が続くようです。栄養満点のナムルを食べて、暑い季節を「元気」に過ごしてほしいです。
6月19日(木)の給食
献立は、あじさいご飯、牛乳、鶏の唐揚げ、しらすサラダ、けんちん汁、です。毎月19日は!食育の日―!!
今月の食育メニューは、みんな大好きな鶏の唐揚げです。唐揚げは中国から伝わった料理ですが、鶏の唐揚げは日本独自のものといわれています。北海道など特定の地域では、鶏の唐揚げをザンギと呼んでいます。
さて、今日は「あじさいご飯」に注目してみます。
これをお読みの皆さんは、あじさいご飯をご存じだったでしょうか?私は知りませんでした。
あじさいご飯とは、ゆかりや梅を入れることで、あじさいの花の色合いを模しています。また給食の丸い器に盛りつけると、丸いあじさいの花に似た見た目ともなります。
ちなみに、あじさいは中毒症状を引き起こす成分が含まれているそうで、食用にはできないでしょう。そのため、実際にあじさいが具材として入った「あじさいご飯」は作れないと思いますので、今日のように、ゆかりや梅、枝豆を入れて作った「あじさいご飯」が作られたのでしょう。
それにしても、このあじさいの咲き誇る季節に、「あじさいご飯」が提供されるということが、自然とともにある日本らしくて、とてもすてきだと思いました。学校給食にも季節感を大事にしてくださる水上先生、給食室の皆さんに感謝します。
これも立派な食育ですね。今日19日の食育の日にもふさわしいです。
6月18日(水)の給食
献立は、 ピザトースト、牛乳、夏野菜のポトフ、ツナコーンサラダ、です。
「歯と口の健康週間(6月4〜10日)」は過ぎましたが、皆さん継続してよく噛むことを意識して給食を食べれていますか?
ひさしぶりのかみかみメニュー!今日はピザトーストです。 ピザトーストは、調理員さんが、1枚1枚丁寧にピザソースを塗り、チーズを乗せて、焼いて作ってくださいました。感謝の気持ちをもっていただきましょう!
6月17日(火)の給食
献立は、ひじきご飯、牛乳、ししゃもの磯辺揚げ、大根とばら肉の旨煮、さくらんぼ、です。
今日のデザートは、さくらんぼです。さくらんぼは、6月の今が1番おいしい時期、旬です。さくらんぼは高価な果物ですが、旬のおいしい果物を曽谷っ子のみんなに食べてほしくて、給食室、大奮発しちゃいました!旬の果物をおいしくいただきましょう!
6月16日(月)の給食
献立は、ご飯、牛乳、チキンチキンごぼう、かきたま汁、冷凍みかん、です。
今日はメニュー「チキンチキンごぼう」に注目します。
「チキンチキンごぼう?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、これはジューシーな鶏肉と風味豊かなごぼうをからりと揚げ、サクサク衣をまとったところに甘辛のタレを絡めたメニューです。
これは学校給食から広まって、山口県民のソールフードとなった料理のようです。いつもながら学校給食の底力、我が国の食文化に与える影響の大きさには驚かされています。
山口県のみならず、ご飯に合うと大人気のメニューです。
ちなみに、チキンチキンごぼうにはバリエーションがあるようです。
ごぼうの代わりにれんこんを使った「チキンチキンれんこん」や、鶏肉の代わりにクジラ肉を使った「クジラクジラごぼう」、豚肉とれんこんを使った「トントンれんこん」です。
味もおいしいですが、一回聞いたら忘れないネーミングにも力があります。
昨年はかみかみメニューとして提供もされていたので、目標は一口で30回、よく噛んでおいしく食べてほしいです。
今日6月16日~20日までは、給食の片づけ「ピカピカ週間」としています。
ヘルシー委員会の子どもたちが、給食の片づけ方動画を作成し、各クラスで視聴するなど、給食の片づけについて集中的に取り組む1週間にしていきます。
6月13日(金)の給食
献立は、鰹ご飯、牛乳、鰯の黒ゴママリネ、千葉の豚汁、です。
6月15日は「千葉県民の日」です。
今日は少し早いですが、千葉県民の日献立です。千葉県でとれた鰯や野菜をたくさん使って作っています。
そして!「だしで味わう和食」第一弾!
今日は関東地方、千葉県から「豚汁」です。千葉県を含む関東地方では、かつお節、さば節、昆布を使って「だし」をとることが多く、味は、そば文化が根強く、強めの味付けの「だし」であることが特徴です。
今日の給食では、さば節と昆布を使って「だし」をとっています。
みんなで「だし」を通じてもっと和食について理解を深めましょう!
さらに、今日は「爽風学園統一給食」です。つまり、東国分中学校、稲越小学校のみんなも、同じ給食を食べています。千葉県民の日献立で千葉県のことについて知るだけでなく、爽風学園のつながりを感じていただきましょう!
6月12日(木)の給食
献立は、麦ご飯、牛乳、ガパオライス、パリパリサラダ、わかめスープ、ヨーグルト、です。
今日は「ガパオライス」に注目します。
ガパオライスはタイの国民食として日本でも人気ですので、ご存じの方も多いことでしょう。
日本語では「バジル炒めご飯」とも言うそうで、その名の通り、お肉・にんにく・ピーマンなどとともにバジルが使われています。ガパオとはホーリーバジルのことのようです。
タイの国民食と言われていますが、その歴史は意外にも浅そうです。第二次世界大戦中といいますから、80年数年というところでしょうか。
いくつか説があるようですが、1つは料理コンテストで上位入賞したもの、もう1つは中華料理の炒め物をアレンジして考案されたというもの。
いずれにしても思ったより短期間のうちにタイの国民食としての地位を築くことになったのですね。
ちなみに今日から4日前の6月8日が「ガパオの日」です。我が国におけるガパオの知名度向上を図ってきた青山の「ガパオ食堂」の設立日から制定されたようです。
外国の様々な国民的料理を知り、それを食べられるということも学校給食の良さですね。
6月11日(水)の給食
献立は、麦ご飯、ドライカレー、牛乳、イタリアンサラダ、あじさいゼリー、です。
今日は入梅です。入梅と梅雨入りは、どちらも梅雨の始まりを表しますが、意味と使われ方が違います。
入梅は暦上の目安で、毎年6月11日頃に設定されます。
一方、梅雨入りは、気象庁が発表する実際の梅雨の始まりを指し、年や地域によって違います。
さて、今日は「ドライカレー」に注目します。
ご存じのようにドライカレーとは、汁気のないカレー全般をいいます。挽き肉と野菜を炒めてカレー粉で味付けしたカレーや、カレー風味のチャーハンやピラフなどもドライカレーに含まれるようです。
それではいつものように、ドライカレーはどこの国の発祥なのでしょうか?
調べてみると、20世紀初頭に日本郵船の欧州航路船「三島丸」の船舶料理士が考案したという、日本生まれのメニューです(ちなみに、カレーつながりで、カレーライスに福神漬けを添えるようになったのは、この三島丸が発祥のようです)。
ドライカレーは、インドのキーマカレーを日本人の口に合うようにアレンジしたもののようで、長旅から食欲不振になったお客さんのために考案された、とあります。
日本発祥ですから、カレーの本場インドにドライカレーはないそうです。ドライカレーも日本の料理とは、いつもながら我が国の食文化はすごいですね。
梅雨の季節、食欲不振になることもあるかもしれませんが、ドライカレーをしっかり食べて「元気」に過ごしてほしいです。