今日の給食

今日の給食

5月12日(月)の給食

献立は、切り干し豚キムチ丼、牛乳、オレンジゼリー、です。

今日は切り干し豚キムチ丼の「豚キムチ」を取り上げます。

皆さんも不思議に思った方はいるのではないでしょうか?

なぜ牛キムチでないのか?、なぜ鶏キムチでないのか?

子どもたちに大人気のキムタクご飯もキムチとたくあんに、肉は豚肉でしたよね。

 調べてみると、2つの面から「豚キムチ」はいいようです。それは栄養学的な面と、味の面です。

まず栄養学的には、豚肉はたんぱく質やビタミンB群が、キムチはビタミンCや食物繊維が豊富です。これらを一緒に取ることで栄養素の相乗効果が期待できるそうです。

一方、味の面では、まず豚の脂は甘いとのこと。そこにキムチの酸味と辛みがあって、豚の甘味が加わることで味の相乗効果、つまりおいしいということになるのだそうです。

ちなみに豚肉とキムチが合う訳を調べていましたら、「おいしいものはおいしい。つまらないこと考えるな」というご意見も見つけました。確かにごもっともではあります。

文句なくおいしい組み合わせの豚キムチをしっかり食べて、「元気」を作り上げてほしいです。

5月9日(金)の給食

献立は、ご飯、スペシャル納豆和え、牛乳、唐草焼き、生揚げの肉味噌煮、です。

今日は「唐草焼き」に注目します。

皆さんは唐草焼きをご存じだったでしょうか。私は不勉強で恥ずかしながら知りませんでした(昨年は11月に提供されたのですが、その日は不在でした)。

この「唐草焼き」は、具にだくさんの野菜が入っており、焼きあがった様子が唐草模様に見えることから名前がついたとされています。

料理名に模様の名前をつけるあたり、昔の人はとても風流だったのだと感じます。

ちなみにアニメ「鬼滅の刃」の影響で、子どもたちでも和柄を目にしたり、耳にしたりする機会が増えているかもしれません。市松模様、麻の葉模様、火焔模様、鱗文様などなど。

こんなふうに、食材だけでなく、名前の付け方にも注目してみると面白いのかもしれませんね。これも立派な食育だと思います。

しっかり食べる指導だけでなく、食育の面でも子どもたちを伸ばしていきたいと思います。

 

→ 「給食レシピ」に子どもたちに大人気「キムタクご飯」と「鶏肉のコーンフレーク揚げ」が追加されました。

5月8日(木)の給食

献立は、グリンピースご飯、牛乳、ししゃものパリパリ揚げ、ピリ辛肉じゃが、甘夏、です。

今日の主食は、グリンピースご飯です。

2年生の皆さんが、グリンピースについて勉強しながら、曽谷っ子全員分のグリンピースのさやむきをしてくれました。

2年生の皆さんありがとうございます。

2年生の皆さんに感謝の気持ちを持って、旬のおいしいグリンピースをたくさんいただきましょう。

→ さやむきの様子

5月7日(水)の給食

献立は、ハヤシライス、牛乳、海藻サラダ、アセロラゼリー、です。

今日は「ハヤシライス」を取り上げます。

ハヤシライスついては、諸説あるようですが、丸善の創業者である「早矢仕(はやし)さん」が考案したという説があります。日本橋の丸善には上の階にカフェがあり、”元祖ハヤシライス”が食べられます。

そのほか上野精養軒のシェフの「林さん」が作ったとか、横浜で医師をしていた「早矢仕さん」が作ったとか、「林さん」というお客が毎日注文していたからという「人名」に関するものや、ハッシュドビーフがなまったものとか、いろいろあるようです。

しかし間違いないのは、ハヤシライスが日本発祥ということ。

このコーナーを書くようになって、ますます日本の料理の奥深さを知ることになり、誇らしい気分になります。

さて、ハッシュドビーフが出たところで、ハッシュドビーフとハヤシライスの違いは何でしょうか?

答えは、「明確な違いはない」です。

どちらも薄切りの肉と玉ねぎをデミグラスソースで煮込んだメニューですが、一般的には、ハッシュドビーフはデミグラスが強く、ビーフシチューに近い味わい。一方のハヤシライスはトマトが強い味わい。

今日も子どもたちには、我が国発祥のメニューを味わってほしいです。

5月2日(金)の給食

献立は、五目ちらし、牛乳、鶏肉のコーンフレーク揚げ、すまし汁、柏餅、です。

今日は、こどもの日献立です。こどもの日は、「端午の節句」とも呼ばれています。

こどもの日といえば、柏餅ですね。柏は、新しい葉っぱが出るまで、古い葉っぱが落ちないことから、家系が絶えないよう縁起をかついで、使用されています。

日本で昔から食べられている縁起の良いお菓子を、よくかんでいただきましょう。

 

ちなみに柏餅の中身は、こし餡、つぶ餡はよく知られるところですが、みそ餡、もろこし餡、抹茶入り、また道明寺タイプなど、地域によってもいろいろ異なるようです。

さらに、千葉県には柏市がありますが、これは柏の木や柏餅とは関係なく、手賀沼の港として栄え、「河岸場(かしば)」であったものが、転訛したものという説が有力のようです。