今日の給食

今日の給食

9月5日(金)の給食

献立は、ご飯、牛乳、スタミナ納豆、具だくさん味噌汁、アップルパイ、です。

今日は「アップルパイ」を取り上げます。

アップルパイは知らない人がいないぐらいですが、パイ生地に砂糖で甘く煮詰めたりんごを詰めてオーブンで焼いたものですね。

いつもながらこの質問から。アップルパイの発祥はどこの国でしょうか?

アメリカの定番スイーツとして定着しているので、アメリカと思いますが違っていました。

答えは、イギリスで最も古いレシピは14世紀に遡るそうです。その後ヨーロッパ各地への広がりと、アメリカへの移民によってアメリカ全土で国民的人気スイーツとなったようです。

それを象徴するかのように、英語では「as American as apple pie」、つまり「アップルパイのようにアメリカ的である」という表現があります。

日本には明治初期に宣教師が持ち込んだとされており、その後独自の進化を遂げています。

いろいろ魅力がありますが、ことわざに「一日一個のりんごは医者を遠ざける」というものがあるほど、何より栄養が豊富です。りんごの旬は10月~2月とのことですので、これからが本格的な旬を迎えるのも楽しみですね。

今日のアップルパイは、ホクホク、サクサクでとてもおいしいです。人数分のパイを作るには、給食室の皆さんは本当に大変だったと思います。

9月4日(木)の給食

献立は、麦ご飯、牛乳、切り干し豚キムチ丼の具、フルーツ白玉、です。

これまで豚やキムチは取り上げてきています。

そこで今日は、取り上げたことのない、フルーツ白玉に使われている「白玉」に注目してみたいと思います。

「白玉」とは、そもそも白い宝石を表し、真珠の古い呼び方でもあるようです。

白い宝石、真珠。日本にはこのように食べ物を別のもので例える呼び名は少なくないかもしれませんね。素敵なことだと思います。

食べ物としての白玉の発祥はどうやら日本ではなく、中国から伝わったと考えられています。いつ頃伝わったかは定かではないですが、江戸時代にはかなり普及していたことがわかっています。

さて、素朴な疑問なのですが、餅と白玉と団子。似ているような気がするのですが、これらの違いって何なのでしょう?

調べてみますと、餅はご存じのように、もち米を蒸してから杵でついたものです。

白玉も餅同様、もち米です。ただ、もち米を粉にしたものを白玉粉といい、それを水で練って茹でたものが白玉です。

団子も白玉粉同様に、団子粉という粉を練ってから茹でるので製法が似ています。ただ、団子粉はもち米にうるち米が混ぜてあるところが、もち米のみの白玉粉と違っています。

この3つの中で白玉の特徴は、何といっても見た目と食感がなめらかであること。真珠になぞらえたのもわかります。

白玉は白玉団子、おしるこ、ぜんざい、あんみつ…と様々なメニューに使われるほど使い勝手の良い、懐の深い材料です。

今日もフルーツ白玉で提供されています。子どもたちには真珠のようななめらかな見た目と食感を味わってほしいと思います。

9月3日(水)の給食

献立は、スパゲッティ、キャロットソース、厚揚げクルトンのシーザーサラダ、市川のなし(豊水)、です。

【給食室より】

今日のデザートは市川市で採れた梨です。市川市は千葉県を代表する梨の産地なのを皆さん知っていますか?曽谷小学校では、3年生になると梨畑の見学があります。

地元、市川で育った梨をおいしくいただきましょう。

 

さて今日は「シーザーサラダ」を取り上げます。

シーザーサラダは、なぜシーザーなのでしょうかね?

シーザーといって真っ先に思い浮かぶのは、古代ローマの将軍であるユリアス・シーザーですが、あのシーザーと関係があるのでしょうか。

調べてみたら違っていました。

1924年にメキシコのレストラン「シーザーズ・プレイス」を経営していたイタリア系アメリカ人のシーザー・カルディーニによって考案されたから「シーザーサラダ」とのことです(シーザーさんの親御さんはユリアス・シーザーからお名前をつけたとも考えられるので、まったくの間違いではないのかもしれません…)。

ロメインレタスをベースに、ベーコン、チーズ、クルトン、シーザードレッシングを和えたシーザーサラダはまたたく間に人気メニューになり、やがてアメリカに伝わって、現在のように世界中で愛されるサラダになったようです。

今日はクルトンに厚揚げが使われているのがとてもおいしいです。

9月2日(火)の給食

献立は、麦ご飯、牛乳、ポークカレー、海藻サラダ、冷凍みかん、です。

【給食室より】

皆さん夏休みは楽しく過ごせましたか?

今日から給食が始まります。まだまだ、暑い日が続きます。

しっかり食べて、楽しく、元気に過ごしましょう。

 

さて今日は「冷凍みかん」に注目してみます。

冷凍みかんは、子どもたちにも大人気で、給食の大定番です。昨日お知らせした人気給食アンケートでも、堂々の7位にランクインしています。

調べてみますと、もともとは、冬にしか食べられないみかんを夏にも食べられないかというアイデアから生まれたそうで、鉄道弘済会(キオスクを運営)が現在のマルハニチロ株式会社のマグロ冷凍技術を応用して作られたようです。

1955年当時、あまりアイスクリームも出回っている時代ではなく、売り出した小田原駅では大ヒット商品になったようです。

また、みかんは冷凍することで甘みが増すようですし、いいこと尽くめです。

しかし、やってみた方は多いと思いますが、家の冷凍庫でみかんを作るとうまくいきませんよね。きっと冷凍しすぎなのだと思いますが、固くなりがちですし、解凍させると柔らかくなりすぎます。

給食に出る冷凍みかんは、なぜあんなにおいしいのか?きっと秘密があるはずです。

残暑の中でも子どもたちはとっても頑張っています。栄養たっぷりのみかんをおいしく食べて、熱中症に気をつけて、学校でもこまめな水分補給を心がけさせます。

R7.9.1 給食アンケート

長い夏休みが終わりました。

明日から給食が始まります。またよろしくお願いいたします。

さて、学校の廊下に今年度の「給食アンケート」の結果が貼り出されているのでご紹介します。

 アンケートは2つです。

まずは、「好きな給食ランキングトップ10」です。

1位は、昨年から引き続き「ココア揚げパン」でした。強いですね。

2位は「カレー」、3位は「きなこ揚げパン」、「野菜チップス」、「味噌ラーメン」と続きます。

10位までは9月~11月の3か月で提供されます。どうぞお楽しみに。

 

次に「嫌いな食べ物ランキングトップ10」です。

1位は「ピーマン」、続いて「なす」、(魚)、「ししゃも」、(野菜)、「トマト」、「そら豆」、「きのこ」と続いていきます。

曽谷小では、これらの「嫌いな食べ物」も、工夫して提供されています。こちらもどんな風においしくなっているのか、乞うご期待です。

 

それでは、これらのアンケート、ご家庭の食卓でも、どうぞご参考にされてください。