曽谷小学校のお知らせ&ニュース

お知らせ&ニュース

R6.10.9 桜並木のお掃除から

 

 

 

曽谷小の前の桜並木は、数百mにわたり桜が続き、曽谷の地域に季節ごとの彩りを与えてくれており、地域住民の誇りにもなっていますね。そんな桜並木も秋になり、落ち葉が目立つようになりました。

実はこの落ち葉を清掃してくださっている方々がいらっしゃいます。9月~12月の期間、毎週水曜日の8:15~だいたい30分ぐらい掃除をしてくださっています。アクティブシニア、高齢者クラブの方々であり、中心で活動されているのが、本校の前・地域学校協働活動推進員の新福さんです。いつも曽谷小の南側の登校見守りをしてくださっているので、知っている子は多いかと思います。

最近は涼しくなってきたので、特に落ち葉が多くなってきたので作業も大変です。曽谷小の敷地に面している部分だけでも、相当量の落ち葉です。

また、私は朝6:40頃出勤するのですが、その時間にも曽谷小前落ち葉を掃除してくださっている方がいらっしゃいます。お名前はおっしゃられませんでしたが、曽谷小のご近所の方のようです。

どちらも、曽谷小の前の道ですから、地域のためという理由があるはもちろん、曽谷小の子どもたちのために掃除していただいていると考えるのが自然でしょう。本当に頭が下がります。時間が8:15~と、7時前なので、子どもたちの多くは掃除している方がいらっしゃることも知らないと思います。そのため、この場を借りてお知らせをしていますので、保護者の方々には、是非お子さんにお伝えいただきますようお願いいたします。

それだけでなく、朝はPTAの方々の見守り活動があり、ボランティアで毎日校門前に立っていくださっている 交通安全推進隊の柏さんがいて、目に見えないところで桜並木を掃除している方がいて、子どもたちのためのお祭りや行事を準備・運営されている方々がいて、授業で「子どもたちのためなら」と、何かと力を貸してくださる地域の方々がいる…。

曽谷小の子どもたちには、どれだけ自分たちを支える人々がいて、どれだけ自分たちが地域の方々に大切にされているのかを知ってもらえたらと思います。そういった思いが、地域に対する愛着につながり、やがては様々な思いにつながると信じていますので。

R6.10.8 学習におけるタブレット活用について

 

 

9月の1回目の学校だよりでは、6月にお伺いした「学校評価」の結果についてお知らせしました。

全ての質問の中で、最も児童と保護者の回答結果に開きがあったのが、「日々の学習でタブレットを活用していますか」というものでした。児童は90%、保護者が40%という肯定的評価の結果で、なんと50%もの開きがありました。

これは私の周知不足以外の何物でもありません。児童も教職員もよく活用しているし、保護者の皆さんも学校だよりや学校HPで周知がなければ、活用の実態を知る由もありません。

そこで大いに反省し、今回はタブレット活用について書くことで周知を図りたいと思います。

写真は9月のとある日の同じ時間に、各クラスを回った時の様子です。

曽谷小の1年生はまだタブレットの配付がないので活用することができませんが(近いうちに来ます!1年の担任は2人ともICTに達者ですのでお楽しみに!)、それ以外の学年では頻繁に活用されています。

皆さんは、タブレットの活用というと、どんな教科をイメージされるでしょうか?やはり社会や総合的な学習での、調べ学習でしょうか。

実際には算数、国語、理科、社会、図工…、それに特別の教科・道徳も入れて全教科です。

画像や動画による視覚情報はもちろんです。これに加え、これまでノートと鉛筆では、自分の考えを書いたときなど、誰がどんな考えを持っているのか確認することは非常に限定的でした。しかしタブレットで自分の考えを書けば、瞬時に全員分を確認することができ、考えに詰まっている子は他の子の書き方にヒントを得て、自分の考えを書くこともできる。

先生も、机間巡視(先生が教室を回ってどんなことを書いているか確認したり指導したりする行為)をすることなく、その場で全員分を確認し、「〇〇君、いいこと書いているね。発表してよ」ということも可能になります。いい考えを持っているのに恥ずかしくて発表できなかった子は本当に多かったと思いますが、そういった子にも活躍の場が与えられるし、いい考えによって、クラスの学習も深まる。

私が勉強不足なのでこれぐらいしか書けませんが、一人一人に合わせた個別最適な学習にも、友達との協働的な学習にも、各学習の振り返りを蓄積するにも、またもっともっと多様な使い方をしている教職員が多くいます。また回を改めてご紹介できればと思います。

今回は、児童が日々よく使っているタブレットについてご紹介しました。

R6.10.7 丸付け補助(2年生)

  

  

2年生の算数の学習で、「曽谷小応援隊」にお手伝いをお願いしました。

この日は単元のまとめの学習として、練習問題に取り組みました。

単元で学習したことがしっかり身についているかを確認する問題です。算数は特に積み重ねの教科ですから、単元のまとめにあたり、しっかりと理解できているか確認することが必要です。

しかしながら、担任1人がしっかりと見ようとすると、担任の前に大行列(つまり何もしない空白の待ち時間)ができてしまいます。

そこで、丸付けの補助として、曽谷小応援隊から5人のご参加をいただきました(1組に2人、2組に3人)。

丸付けだけでなく、終わった子がいないうちは、机を回ってもらい教えてくださいました。

結果、丸付けの長い列ができることもなく、担任以外の大人にたくさん褒められ、間違ったところは優しく教えてもらい、そしてたくさんの大人で教えているので、子どもたちがより算数ができるようになっている。

授業が終わってお礼のとき、子どもたちから「また来てね!」という声が!地域の方にとって、こんな嬉しい言葉はないのでは?心の優しい子どもたちです。

願わくば、授業をきっかけとして、近所で会ったときには、挨拶が生まれるような関係、子どもたちにとって「顔見知りの多い地域」になっていけば素敵かなと思っています。

 

R6.10.4 町たんけん(2年生・生活科)

   

 2年生が生活科の学習で、町たんけんに出かけました。

生活科や社会科で扱う範囲が広がってくる、ということを書いたことがあるかともいます。

1年生で学校たんけん、公園たんけんに行っています。2年生はさらに広がり曽谷小学校の学区、3年生で市川市内…と徐々に広がります。

2年生では町たんけんをグループで行いました。子どもたちが行きたいところを自由に行くことができます。

しかし当然ながら、自由度が増すごとに、危険度も増します。そのため、2年生の保護者の皆さんにお願いして、1グループに1人の保護者の方に付いていただきました。1人はお父さんです。保護者の方に付いていただきますが、主体は子どもたちですので、危険を見守っていただいたうえで、子どもたちの活動を優先していただいたのが有難かったです。

グループごとに行き先が違いますので、帰ってくる時間も違います。担任2人は学区を広く見回っていますので、学校に早く帰ってきたグループは、教室で大人がいない時間ができてしまします。

そこで、曽谷小応援隊にお願いして3名の方で、子どもたちの受け入れをしていただきました。

どこへ行った、こんなことがあった、楽しかったなど、子どもたちに寄り添い話を聞いていました。

自分たちでたんけんをしてきた、というのが子どもたちにとって意義のあることなのでしょう。子どもたちの顔は心なしか誇らしげでした。いい学習になったようでした。

保護者の皆様、地域の皆様、ご協力ありがとうございました。

R6.10.3 どんぐりゴマづくり(1年生・生活科)

  

 

 1年生が、生活科の学習で拾ってきたどんぐりを使って、コマづくりをしました。

前日に公園探検に行って、秋探しをして拾ってきたどんぐりを使います。

キリで穴を開けて、その穴に爪楊枝をいれてコマの軸とします。その際に、キリで穴を開けるのが1年生にとっては大変危険です。安全の確保のためにも、担任1人で指導するのは困難です。

そこで、曽谷小応援隊から4人のご参加をいただきました。お2人は現役の保護者の方です。

やはりお願いしてよかったです。もし指導が担任一人だったら、キリは先がとがっていて危険ですし、どんぐりが予想以上に硬かったので、思わぬ大怪我をしていたかもしれません。

出来上がったコマは、しっかりと中心を貫いているためか、ブレなく綺麗にまわっています。子どもたちも大喜びで遊んでいました。

R6.10.3 ミシンボランティア(曽谷小応援隊の活動)

 

 

この日にお手伝いいただいたのは「ミシン」です。

5年生から家庭科の学習が始まり、先週までは「手縫い」をしていました。そして、今週からはミシンの学習が始まります。ほとんどの子がミシンに初めて触ります。家でやっている子もいると思いますが、学校のものとは違っている部分も多いです。

ご存じの通り、上糸があって、それを正しく掛けるのも難しい。加えて下糸があって引っ掛けるのも難しい。それらを正しくやって、やっとのことでスタート。それがミシンです。そんなミシンを担任1人で指導するのは大変です。

そこで、曽谷小応援隊にお願いし、グループに1人という手厚さで、9人のご参加をいただきました。ミシンでのお仕事をされている方もいらっしゃるので、まさにミシンのプロです。その他、元教師、元幼稚園長もいらっしゃって、教育の面で見てもプロですね。

 担任1人で指導した時と比べれば、子どもたちの技術の伸びは計り知れません。教員の負担も軽減されています。そして何より、地域の方々が嬉しいことに、子どもたちと学習するのを喜んでくださっている。最早、よく言われている「Win-Win」なんていうものを超えており、子どもよし・教員よし・地域住民よしの「三方よし」の活動となっていると考えています。

 

1回だけでは定着しないですし、市作品展への出品もあるので、来週も来ていただけることになっています。

R6.10.2 公園探検(1年生・生活科)

  

1年生が生活科の学習で、山王公園に行きました。目的は「秋探し」です。お天気にも恵まれ、いい学習ができたようです。

ちなみに「生活科」とは、低学年のみにある教科で、子どもたちが生活圏と直接かかわる活動や体験を通して、自立への基礎を養うことを目的としています。中学年の3年生になると、理科と社会の教科に発展します。

子どもたちは、どんぐりを拾ったり、落ち葉を拾ったり、色づいた木に気づいたり、落ち葉を踏んで音を楽しんだり、秋をたくさん見つけていました。

探検を終えた後は、教室で撮った写真を確認しました。

拾ったドングリは、穴をあけてどんぐりゴマづくりをする予定です。

毎日暑い日が続いていましたが、確実に巡る季節を感じ取ることができた公園探検でした。

 

R6.10.2 陸上練習

 

 

10月25日(金)の市内陸上大会に向けて、5年生・6年生は授業で陸上競技に取り組んでいます。

コロナ禍前は、3大運動大会がありました。水泳大会・相撲大会・陸上大会です。

水泳大会はなくなり、相撲大会は休止、陸上大会はどうするのか、教育委員会や陸上連盟、市長部局で喧々諤々の話し合いが行われたと聞いています。

結果は、これまでとは違い、「記録会」的な要素の会として存続させるということになりました。種目も大幅に減らし、5年生は100m走と走り幅跳びのみ、6年生は100m走と走り幅跳びに加え、走り高跳びです。

運動は「体」はもちろん、「心」にも、「脳」にも良いことがわかっています。

陸上大会に向けて、5・6年生全員が体を動かす良い機会とすること。選手として選ばれた児童は、曽谷小の代表として自分の自己ベスト更新に挑戦してくること。

10/15からは、陸上部として放課後の活動も開始されます。

 

R6.10.1 なかよし活動

 

なかよし活動+わくわくタイムが行われました。

どれくらいぶりでしょう。外でなかよし活動が行われたのは。

今日から10月に入り、最近は朝晩だけでなく、昼間も涼しい日が増えてきました。これまでしばらく、なかよし活動は、雨や晴れていても暑さ指数が基準を超えていて、屋内での活動が続いてました。

でも、やはり子どもたちは外での活動が似合います。

屋内よりもとても生き生きと活動していました。ドッジボールが最も多く、ドロケイ、増え鬼など。

先生たちも一緒に校庭に出て子どもたちと一緒に遊んでいます。

なかよし活動は、とてもいい時間が流れています。

R6.9.30 鍵盤ハーモニカ ボランティア(「曽谷小応援隊」の活動」

 

 

この日にお手伝いいただいたのは「鍵盤ハーモニカ」です。

1年生から音楽の学習では鍵盤ハーモニカを使い始めます。幼稚園や保育園で使用したことがある子が多いですが、もちろん小学校で初めて触るお子さんもいます。ここで鍵盤ハーモニカを嫌いにならないように、音楽自体を好きになるように、指導したいものです。しかしながら、鍵盤ハーモニカの運指を担任1人で対応するのはかなり難しいです。

そこで、地域学校協働活動推進員にお願いして、曽谷小応援隊を募集してもらいました。地域学校協働活動推進員の石橋さんを含め、9人のご参加をいただきました。

まず学年主任の坂井先生から、①楽譜に正確か、②連続した音符は指でなく息で繰り返しているか、③指使いは正しいか、という3点が示されたことで、ボランティアの皆さんの指導のポイントもはっきりしました。

子どもたちは、それぞれ練習し、今やっている楽譜ができるようになったら、挙手をしてボランティアさんを呼び、上のポイントができていたら、シールがもらえます。

お帰りの際、「子どもたちと勉強できて本当に楽しかった!」「次回もとっても楽しみです!」と言っていただきました。いつもながら、子どもたちと教職員の学校側だけが恩恵を受けるのではなく、お手伝いいただくボランティアの皆様にも喜んでいただける双方向のつながりになっていることが何よりです。

1回だけでは定着しないので、来週以降も来ていただけることになっています。

R6.9.30 夢の教室(5年生)

 

 

JFA(日本サッカー協会)主催で「夢の教室」が開催されました。

これは様々な競技の現役選手/OB/OGなどを「夢先生」として学校へ派遣し、「夢を持つことや、その夢に向かって努力することの大切さ」「仲間と協力することの大切さ」などを「夢の教室」で伝えていくものです。

今回曽谷小にお迎えしたのは、現在ブリオベッカ浦安に所属している秋葉勇志先生です。

前半は体育館で、夢先生と子どもたちが、協力して様々なゲームを行う時間。写真にあるように、小さなマット5枚に全員が乗ります。マットは海に浮かぶ船。誰一人海に落ちることなく、約20m先まで5枚全部のマットを進められるか、です。当然うまくいかない。その度に全員が集まって作戦会議です。語られるのは「失敗は悪いことじゃない」「みんなで力を合わせて」ということ。

最後は全員が力を合わせて、目標クリアです。

後半は教室で、夢先生が人生の「夢曲線」を黒板に描き、自身が困難を乗り越えて夢に挑戦した体験を話してくれて、「夢を持つことの素晴らしさ、それに向かって努力することの大切さ」などを子どもたちに伝えました。

教室では、子どもたちは夢先生の話を聞くだけでなく、「いま好きなことや得意なこと」、「将来の夢(〇〇になって、〇〇したい)」を記入し発表しました。
活躍されているアスリートをお迎えして、実際に触れ合う機会はとても貴重です。子どもたちにとって何か感じ取る機会になっていたら嬉しいです。

 

R6.9.28 子どもがつくるまち・ミニ☆いちかわ2024

     

9月28日(土)、29日(日)に「子どもがつくるまち・ミニ☆いちかわ2024」が現代産業科学館で開催されました。(主催は特定非営利活動法人市川子ども文化ステーション)

本校の児童も「店長」として3名、「市民」として3名が参加していましたので、応援に行ってまいりました。

これは子どもスタッフ(小学4年生~高校生)が夏から話し合いを重ねて準備してきたもので、子どもたちがつくる「子どものまち」を体験することができました。

たくさんの出店があったり、銀行や警察もあったりと、子どもたち主体で運営していました。(その陰には多くのボランティアの手が必要であり、本校の保護者の方々も参加されていました。お疲れさまでした。)

とてもよい企画だったと思います。

興味を持たれた方は、次年度お子様を参加させてみてはいかがでしょうか。

R6.9.27 みんなで缶バッジプロジェクト②

 

この日の朝、昨日6年生が作った90周年記念缶バッジが、6年生自らの手によって全校に届けられました。

市内の校長は4月からつけていて、子どもたちから「かわいい!」「ほしい!!」と言われていました。「みんなももらえるよ」と話していたものが、ようやく子どもたちの手に届いたわけです。

写真は担当の6年生が1年生に渡しに来てくれた時のものです。担任からは「今年曽谷小に入学してよかったね。来年だったら缶バッジをもらえなかったね。」という話があり、本当にそうだと納得していました。

1年生の子どもたちは「かばんにつける!」「名札につける!」「帽子につける!」と早く付けたくて仕方がない様子でした。

保護者の皆様、お子さんが持ち帰った缶バッジをご確認ください。

地域の皆様、子どもたちが缶バッジをつけていたら、ぜひ一言お声掛けください。

 

R6.9.26 みんなで缶バッジプロジェクト

 

 

これは、ご存じの通り市川市が市制90年を迎えるので、記念ロゴマークを使用した缶バッジをみんなでつけて、90周年を一緒にお祝いしましょう!という市川市の企画です。

ロゴマークは、市川市動植物園で一躍有名になった「流しカワウソ」をモチーフにした「いちかわうそ君」が気球に乗って、新たな冒険や未知の世界への挑戦、新しい可能性に向けて進む意欲や、チャレンジしていく姿勢が表せるようにしているそうです。

子どもたちには、缶バッジを製作する機械が持ち回りで学校へ運ばれて来ます。曽谷小には前日に来ましたので、この日に早速製作することにしました。

しかしながらこの缶バッジは、思った以上に力が必要でした。低中学年では厳しく、高学年でも難しい。このようなこともあり、曽谷小では6年生に全校分を作ってもらい、配付することにしました。

ただ作るのではなく、まずは市川市の位置(チーバくんのどの辺か)、人口(日本の全市町村で37位!)などを動画で復習し、気持ちを高めたうえで、手順を確認していよいよ作成です。

6年生は1人6個ずつ作ってもらいました。楽しみながら作ってくれていたので何よりです。また、全校の子どもたちに配るのが楽しみな様子です。

6年生、全校のためにありがとう!

R6.9.25 4年生 落語教室

 

 

落語教室を開催しました。定式幕(緑と橙と黒の幕)、めくり台に寄せ文字、座布団・敷物を使った高座など、雰囲気作りにも4年生の思い入れを見ました。

落語は4年生の国語の教科書に出てきます。落語教室で講師をしていただいたのは、川柳つくし師匠です。

テレビ番組でいえば、日テレ系の「エンタの神様」や「笑点」の大喜利にも出演されていました。

また、何と我らが曽谷小学校のご出身です。これまでも毎年、4年生のために来校いただいていますし、そのほか地域イベントにも参加されているので、ご存じの方も多いことでしょう。

会は、つくし師匠のご紹介の後、まずは代表の子どもたちの落語の発表がありました。1組の代表児童は1人で「んまわし」を、2組の代表児童は2人で「まんじゅうこわい」に取り組みました。本当に上手で驚きました。さすがクラスの代表に選ばれるわけです。師匠からの好評でも、もちろん上手であると認められていました。

その後は、つくし師匠の出番です。師匠はウクレレを使ったお噺に特徴があり、まずは「ウクレレ小噺」からでした。そのあと落語「平林(たいらばやし)」にオリジナルを加えたお噺が聞けました。

4年生は27日(金)のオープンスクールデーに、自分たちの落語の発表会を控えているので、師匠の発表は、少しでもよいものを自分の発表にも取り入れようと、より主体的に聞くことができたことでしょう。

いい学習になりました。

R6.9.24 5年生校外学習(製鉄所見学・地引網体験)

 

 

3連休明けの24日(火)に5年生は校外学習に行きました。5年生の社会科の学習は国内、特に産業が主になります。行き先はまず製鉄所、場所は君津の日本製鉄でした。

ここ数か月、アメリカのUSスチール買収にかかわるニュースで頻繁に見聞きする会社名ですね。ちなみに日本製鉄は国内業界トップ、2位はJFEであり、ともに千葉県です(製鉄所内の写真はホームページへのアップ不可とされているため、載せていません。しかし東京ディズニーランド20個分の敷地というとてつもない広さ、高炉の高さ、出来立てでまだ液体の鉄が容器に入れられて列車で運ばれる様子など、子どもたちは見られてよかったと思います)。

また「鉄」は現在の我々の生活を支える根幹といえます。鉄がなければ、世界の多くの国々が困ってしまいます。日本では、鉄の原料となる鉄鉱石は全く産出されませんが、原料を輸入し(世界2位。以下2022年の数字)、それを鉄鋼として生産し(世界三位)、輸出する(世界4位)のが、製造における日本の主な産業や貿易の形です(「加工貿易」と小学校では習いました)。

さらに、見学で学習したのは、鉄は「リサイクルの王様」と言われる程にリサイクル率が高く、環境にやさしいとのこと。しっかり捨てられればですが、磁石で容易に収集が可能なので、あとは溶かして様々な形になって生まれ変わります。アルミニウムや炭素繊維も注目されていますが、作る際にコストや環境への負荷がかかり、リサイクル率も鉄ほど高くないそうです。

「鉄」において、日本は世界トップレベルの技術がありますので、今後10倍の強度を持つ鉄を作れれば、10分の1の量の鉄で済むので、さらに環境にやさしくなる。改めて鉄のすごさを見た思いです。

 

次の目的地は、富津海岸。ここで地引網体験を行いました。漁業も海洋国・日本を支える非常に重要な産業です。体験するのは、地引網。実際、綱・網を引くのはものすごく重いですし、ある程度引っ張ったら、また波打ち際まで移動して引っ張る、を繰り返すという、那須先生曰く「お助け綱引き」の要領でした。

これを仲間と一緒に力を合わせたという経験、昔から行われている漁業を体験できたこと、生きた魚を捕ることができた経験は貴重です。たくさんのコハダ(いいお寿司になる)や小魚とともに、大ぶりな鯛も5尾掛かりました。富津の豊かな海を感じました。

捕れたての魚を各家庭へお土産に、というのは数的にも衛生的にも難しいので、本当に残念ながら「捕った魚はお礼に網元さんにご寄付する」形としました。

校外学習ならではの学習ができました。

R6.9.17~18 6年生修学旅行(日光)

 

  

   

修学旅行に行きました。

行きは晴れていましたが、大渋滞に巻き込まれました。しかし一般道で事故現場をパスすると、徐々に遅れを取り戻し、宿には結果的に予定より早く到着できました。

しかしこれは本校がラッキーだったようです。ハイキング終わりの湯滝で市川市内学校と会った時に話したのですが、ハイキングをなしにして、湯滝だけ見に来たのだそうです。到着に何時間もかかり、予定を大幅に変更したようでした。

華厳の滝でもラッキーでした。前の日までに多くの雨が降り、毎秒2トンという平時よりも多い水量で、勢いのある華厳の滝が見られました。勢いで水しぶきが舞ってもいました。旅行会社さんによると、少し前に来たときは水不足でほっそりとした滝だったようです。これもラッキーでした。

その後のハイキングも、インタープリターさんによると、雲がかからず、これほどまでにきれいな景色を見られることは珍しいのだそう。これもラッキー。

2日目も朝から晴れ。東照宮やグループ活動もお天気の中、行うことができました。宿の方によると、ここのところに曇り空とにわか雨が交互に続いていて、2日続けて晴れた学校は珍しいと言われました。またまたラッキー。6年生の子どもたちの普段からの行いがよいのでしょう。

最後は、6年生53名集まって写真を撮ることができました。卒業アルバムの見開きページに使用するようです。

この写真が撮れたのもラッキー、と言いたいところですが、これは元気に修学旅行に送り出してくださった保護者の皆様のお陰です。ありがとうございました。

R6.9.12 3年生校外学習(市内)

 

 

 

3年生の校外学習は、市内数か所をバスで回りました。

社会科の学習の一環ですので「社会科見学」ですが、学年が上がるごとに扱う範囲が広くなります。

1・2年生では、生活科の学習で、「町たんけん」など自分たちの住む地域を扱います。

3年生では、もう少し範囲が広がり、自分たちの住む市内となります。そこで今回の市内見学となります。ちなみに4年生では都道府県、5年生では日本の国・国際的な学習と、どんどん扱う範囲が広がってきます。

さて、市川市は3年生の子どもたちが考えるより多様性に富んでいますね。市川市と一言で言っても、まだまだ知らない地域が多いです。当日は市川市の地域の違いを感じたことでしょう。北部の曽谷の地域と比べて、行徳を中心とした南部、東京湾岸の工業地帯とも、最寄り駅である市川駅・アイリンクタウンがある中央部も明らかに違います。

最後は県立の現代産業科学館に行って、様々な実験の様子を体験しました。

様々なことがバーチャルで体験できるこの時代ですが、やはり実際に目で見て、感じることができたのは、たいへん有意義だったことでしょう。

R6.9.12 手縫いボランティア

 

 

  

 

この日にお手伝いいただいたのは「手縫い」です。

家庭科の学習は5年生から始まりますが、多くの子にとって針と糸を持つのは初めてです。針に糸を通すのも、玉結びも玉止めも、安全面も、担任1人で対応するのは難しいです。

そこで、地域学校協働活動推進員にお願いして、「スマイルカフェ」に参加されている方々にボランティアしてくださる方を募集しました。地域学校協働活動推進員の石橋さん・花田さんを含め、延べ9人の参加でした。

手縫いの技術はさすがの一言。子どもたちはほぼマンツーマンで指導していただき、幸せです。

お帰りの際、「子どもたちと裁縫できて本当に楽しかった!」と言っていただきました。子どもたちと教職員の学校側だけが恩恵を受けるのではなく、お手伝いいただくボランティアの皆様にも喜んでいただける双方向のつながりになっていることが何よりです。

1回だけでは定着しないので、来週以降も来ていただけることになっています。

R6.9.11 机・椅子の調整ボランティア(「曽谷応援隊」の活動)

 昨日、学校支援ボランティア(以下「曽谷小応援隊」)をお願いしました。内容は、「机・椅子の調整」ボランティアです。

 これは何の机・椅子かというと、教室で子どもたちが使っているものです。ご自身も経験がある方も多いと思いますが、成長期にある子どもたちが使う机・椅子は、その成長に合わせて高さの調整が可能となっています。

 毎学期始めには健康診断を行います。その身長に合わせると、このぐらいが適当だという基準があります。養護教諭がその基準の数値を出してくれました(例 103~116㎝は10号、145~158㎝は4号など)。

成長に合わせて、机・椅子の調整をしなければならなくなる子どもは多いです。しかしながら、低学年・中学年の子どもたちでは、自分たちで行うには力が足りず、また危険を伴います。かといって担任が1人で1クラス分の調整を行うことは、数が多すぎます。

 そこで「曽谷小応援隊」にお願いすることになったものです。1学期の終わりに、先生方には、どんなボランティアが必要か調査をしたところ、多くの先生から、この「机・椅子の調整」が挙がってきました。それを地域学校協働活動推進員にお願いすると、たくさんの方に手を挙げていただき、この日に実現となりました。人数は10人!現役の保護者も2名入っていただきました。

 子どもたちは学校で過ごす多くの時間を、教室の机・椅子で過ごします。授業はもちろん、給食も自分の机・椅子です。その子にとって相応しい高さで学習することは、健康的な姿勢を保つことや、視力を低下させないこと、集中力を維持すること、ひいてはよりよく学習することにもつながり、学力の定着・向上に寄与するなど、子どもたちにとってかなり大事なことです。

 ピッタリ合った机・椅子でさらに学習に集中してほしいと思います。本当に助かりました。曽谷小応援隊の活動にご協力いただいた皆様ありがとうございました(これからもたくさんのボランティアをお願いしたいと考えています。活動にご興味を持たれた方は、ご連絡お待ちしています)。