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R7.1.30 「すこやか口腔検診」事後指導(5年生・6年生)
「すこやか口腔検診」とは、各種検査(唾液検査や咀嚼能力検査、不正咬合検査、味覚検査など)を行い、口腔機能の維持と増進を図るためのものです。
本校は11月21日に、5・6年生を対象にすこやか口腔検診を実施しました。ご家庭でもアンケート調査、持ち物等でご協力をいただきありがとうございました。
本日は、その検診の事後指導が行われました。ご指導いただいたのは、市川市 歯科医師会理事の鈴木淳先生です(宮久保小学校 歯科医師でもあり、宮久保2丁目にある すずき歯科クリニックの院長でもあります)
指導の内容は、歯と口の健康についてです。子どもたちが分かりやすいように説明をしてくださいました。また、すこやか口腔検診実施後に児童からの歯や口腔に関する質問についてや、個人結果のレーダーチャートについての説明を盛り込んでくださいました。
1. 正しい食べ方、飲み込み方をしましょう
(歯の役割・動物と人間の歯の使い方の違い、唾液の効果、よく噛むことの効果について)
2.おやつはほどほどにして、バランスの良い食事を意識して、しっかりと食べましょう
(生活習慣病やバランスの良い食事、季節の食材について、まごわやさしいなど)
ちなみに本日の給食メニューは、まごわやさしいを意識した献立でした。●まめ ●ごま ●わかめ(海藻) ●やさい ●さかな ●しいたけ(きのこ類) ●いも
3.ダラダラと飲んだり、食べたりを短い時間で繰り返さないように気をつけましょう。(口の中で歯が溶けやすい環境になり、維持されてむし歯を引き起こしてしまいます。間食回数はなるべく減らしましょう。)
(生きる力を育む 学校での歯・口の健康づくり 令和元年度改定 より引用)
4. むし歯予防の効果を高める「イエテボリテクニック」について
お話の中でも一番印象に残った むし歯予防の効果を高める「イエテボリテクニック」についてです。イエテボリテクニックは1995年にスウェーデンの研究者たちが発表した歯みがき方法です。
イエテボリテクニック
1. 歯磨き粉を2センチ出す
2. 2分磨く
3. 泡を吐き出さず、少量のお水で30秒ゆすぐ
4. 吐き出したあと2時間飲まない
5. これを1日2回行う
むし歯だけを予防する磨き方です。歯肉炎を予防するためには1日1回は しっかりと時間をかけて歯磨きをすること、毎日続けておこなうことが大切です。ご家庭でも引き続きお子様の歯磨きの確認とともに、是非イエテボリテクニックを試していただけたらと思います。
本日のすこやか口腔検診事後指導の内容は、「ほけんだより臨時号」で作成いたします。
この「すこやか口腔検診」は、希望校の中から選ばれるものであり、本校が当たったのは貴重なことです。この経験を生かして、これからの生活や生涯の健康に役立てていってほしいと願います。