今日の給食

今日の給食

12月5日(金)の給食

献立は、ピリ辛ごぼうご飯、牛乳、生揚げの肉味噌煮、パリパリひじきサラダ、です。

今日は「生揚げの肉味噌煮」の「生揚げ」に注目してみます。

そもそも「生揚げ」とは何か?

木綿豆腐を厚く切って、油で揚げた料理で、中まで火が通っていないので「生」揚げということです。薄く切って揚げたら「油揚げ」となりますから、厚く切ることで生の部分を敢えて残したのでしょう。

発祥は室町時代とも江戸時代ともいわれ、保存性を高める目的で考え出されたようです。また、豆腐よりも歯ごたえがあるので満腹感を得られやすい特徴があります。

それでは、「厚揚げ」との違いは何でしょうか?

調べてみると、「基本的に同じもの」ということです。

違いは、関東では「生揚げ」と呼び、関西では「厚揚げ」と呼ぶそうです。

ちなみに、豆腐は中国から伝わったことはよく知られているところですが、豆腐を揚げるという調理法は日本独自の工夫です。まさに先人の知恵であり、日本の食文化の奥深さです。

栄養もたっぷりな生揚げの肉味噌煮で、感染症にも負けない強い体を作ってほしいです。