今日の給食

3月13日(木)の給食

献立は、しらすわかめご飯、牛乳、さばの香味焼き、ごぼうサラダ、けんちん汁、です。

今日は、けんちん汁に使われている「さば節」に注目してみます。かつお節というのはあまりに有名であり、実はさば節というものは知りませんでした。

いつもながら少し調べてみますと、かつお節と同様の発酵食品であり、もちろんかつおの代わりにさばを使用しています。

それではかつお節とさば節では、どのような違いがあるのでしょうか?

原料が違うのはもちろん、そのため風味や味わいも異なっているようです。

さば節は、かつお節に比べて香りが強くないですが、脂質の多いさばを使用していることから、コクの強い、濃い味の出汁がとれるようです(そしてかつお節よりコスパがよい)。

よって、一般的に濃い味を求める料理に適しているようです。けんちん汁は神奈川県は鎌倉の建長寺で生まれた話は以前書きましたが、一般的に関東は味が濃いものとすると、今日のようにけんちん汁には、さば節が合うということになりそうです。

さば節で今日も少し賢くなったのと、料理によって取る出汁も変えてくださっている給食室の配慮には改めて頭が下がります。

今日も、さば節でとっただしで作るけんちん汁をしっかり食べて、しっかり元気に過ごしてもらいたいです。