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今日の給食
10月15日(水)の給食
献立は、 きしめん、牛乳、焼肉サラダ、鬼まんじゅう、です。
「出汁(だし)で味わう和食の日」第4弾! 今回は、東海地方より、愛知県の「きしめん」です。
東海地方で使われている出汁の材料は、あじ節、さば節、かつお節、煮干し、昆布などです。ブレンドした濃い出汁は、香りも味も強いのが特徴です。みんなでおいしい出汁を味わうことを通じて、もっと和食について理解を深めましょう!
10月14日(火)の給食
献立は、ご飯、牛乳、さんまの塩焼き、ごま和え、のっぺい汁、です。
【給食室から】
秋刀魚(さんま)は、秋の味覚を代表する魚ですね。秋刀魚は、お箸の持ち方、魚の食べ方を思い出して、骨を取り除いてきれいにおいしく食べましょう。
さて、今日はメニュー「さんま」に注目します。
なんでも、「秋のさんま」人気というものは別格であり、「春の初がつお」や「冬の寒ぶり」も、到底その人気には及ばないのだといいます。
4年生が国語で学習している落語の有名な作品にも「目黒のさんま」があります(子どもたちに人気の「名探偵コナン」でも先々週の回は、「目黒のさんま」をモチーフにしたお話でした)。
しかしながら、最近は不漁続きで、大衆魚であったさんまが、いつの間にか高級魚のような扱いになっているのはご存じのとおりです。
それを表す「回文」を先月、新聞で発見したのでご紹介します。
「品高し さんま我慢さ 仕方なし」
というものです。
たしかに上から読んでも下から読んでも「しなたかし さんまがまんさ しかたなし」になっています。
さんまの現状を的確に表した回文であり、考えた人はすごいなと感じます。おまけに575のリズムになっているのもいいですね。
今年はここ数年の中では豊漁というニュースもありましたが、それでも今や高級魚となった旬のさんまをしっかりと味わい、秋を感じてほしいと思います。
10月10日(金)の給食
キャロットピラフ、牛乳、えびのクリームソース、グリーンサラダ、ブルーベリーゼリー、です。
10月10日の今日は、「目の愛護day」です。
10が2つ並んでいるのを横にしてみると、人の目と眉に見えることから、10月10日を「目の愛護day」とし、目を大切にするように呼び掛けるイベントが各地で行われています。
今日のデザートは、「目の愛護day」にちなんで「ブルーベリーゼリー」です。
ブルーベリーに含まれるアントシアニンには、視力低下や眼精疲労を防ぐ働きがあります。
10月9日(木)の給食
献立は、ご飯、牛乳、鯖の味噌煮、海苔和え、五目うま煮です。
鯖の味噌煮については、これまでも書いてきましたので、今日は「うま煮」に注目してみます。
「うま煮」とはよく耳にします。
おいしく煮るから「うま煮」なのでしょうかね。一説には「甘煮」から「うま煮」になった、ともあります。
それでは、「うま煮」とはどのようなものを指すのでしょうか?
調べてみると、肉や野菜などを醤油・砂糖・みりんなどで甘辛く煮た料理の総称とのことです。
ちなみに、その呼び名は地方によっていろいろあり、北海道では「煮しめ」、九州北部では「がめ煮」、関西地方では「炊き合わせ」とも呼ぶそうです。
今日の給食では、鶏、生揚げ、うずらに加え、じゃがいも、にんじん、ごぼう、たけのこ、しいたけ、さやいんげん、といろいろ入った「五目」で提供されています。
たくさんの具材を「うま煮」でおいしくいただきたいと思います。
10月8日(水)の給食
献立はセサミトースト、牛乳、ポトフ、フレンチサラダ、です。
今日は「ポトフ」に注目してみます。
ポトフは今や日本でも馴染みのあるメニューとなっていますが、そもそもはどこの料理なのか調べてみました。
ポトフは、フランスの家庭料理だそうです。
日本では、野菜やウインナーを鍋に入れ、コンソメスープで煮込んで作るのが一般的ですね。
一方、本場フランスのポトフは、野菜を入れて鍋でじっくり煮込むのは同じですが、肉類は塊のままの牛肉を使ったり、テールやスネなどを使ったりすることもあり、日本のポトフよりも本格的な煮込み料理という印象です。
フランスといっても広いですから、海に面した地方では魚介類を使い、南部地方ではハーブが豊富に使われ、北部のアルザス地方はドイツにも近く、ソーセージが多く使われています。ドイツに近いアルザス地方のポトフが、日本に伝わり、一般的になったのかもしれません。
栄養豊富で健康効果の高いポトフは、これから涼しくなっていく季節にもぴったりですね。
10月7日(火)の給食
献立は、麦ご飯、牛乳、親子丼の具、野菜チップ、りんご、です。
今日は曽谷小人気メニュー4位の「野菜チップ」がありますが、これまでも取り上げてきましたので、「親子丼」に注目してみます。
「親子丼」といえば、ご存じのとおり、鶏肉と卵で親子なので「親子丼」です。よく考えられたうまい呼び方だとずっと思っていました。
しかし10年ほど前、海外出身であり、日本語や日本文化を外国の方から見て不思議に思うことを「Why Japanese people ?」という言葉とともに語るお笑い芸人さんが、
「親子丼!? Why Japanese people ? 親子で食べるなんて可哀想過ぎるだろ!」
と言っていたことを思い出しました。
「そんなふうにも考えられるのか」と、外国の方に新たな視点を教わったことを思い出しました。
ちなみに、鶏肉と卵の代わりに、鮭とイクラを使った「海鮮親子丼」や、鴨肉を卵でとじた「いとこ丼」もあるようです。
高タンパク低カロリーで栄養満点の親子丼を食べて、「元気」に過ごしてほしいです。
10月6日(月)の給食
献立は、栗ご飯、牛乳、いなだのから揚げ、すまし汁、月見団子、です。
今日は十五夜です。
十五夜とは、1年で最も美しいとされている「中秋の名月」と呼ばれる月を見ながら、秋の実りに感謝をする日です。
月見団子はよく噛んで食べましょう。
10月3日(金)の給食
献立は、ご飯、牛乳、白身魚のごまだれ焼き、じゃがいものきんぴら、沢煮椀、ぶどう、です。
今日は、「じゃがいものきんぴら」から「きんぴら」に注目してみます。
「きんぴら」はにんじんやごぼうで有名ですが、千切りにした野菜を甘辛く炒めた和食の調理法であり、根菜を使ったものを指します。今日のじゃがいもも根菜ですね。
「きんぴら」は名前がユニークです。なぜこの名前なのか調べてみました。
「きんぴら」は、江戸時代に人気があった浄瑠璃の主人公であり、怪力で勇敢であった「坂田金平(さかたのきんぴら)」に由来するそうです。
根菜のしっかりした食感や唐辛子の辛さ(今日は入っていません)が「強さ」を連想させることから名付けられたようです。人名だったのですね。
今日のメニューは、豚肉や小松菜も入っておいしいです。きんぴらはじゃがいももおいしいものと知りました。
じゃがいもの秋の旬は11月まで。まだまだじゃがいもを楽しめそうですね。
10月2日(木)の給食
献立は、麦ご飯、牛乳、四川麻婆豆腐の具、バンサンスー、杏仁豆腐、です。
今日は「杏仁豆腐」に注目してみます。
杏仁豆腐が中国発祥なのは多くの人が知るところですが、それを作り始めたのがお医者さんであることを知っている人は少ないかもしれません。
「杏仁」とはあんずの種の中心部ですが、咳止めや喘息に効果があると言われ、漢方薬として古くから利用されていました。牛乳を加えて食べやすくした薬膳デザートとして中国全土に広まったのですね。意外でした。
こんな話です。
杏仁豆腐を始めた董奉(とうほう)というお医者さんは、貧しい人たちから治療費を受け取りませんでした。その代わりに、患者さんには重病が治ると杏の木の株を植えてもらったそうです。
そしてやがて苗は林となり多くの実をつけました。実がなると「もし杏が欲しい人がいたら私に断る必要はない…」という看板を「杏」の「林」に設置しました。
こうした人々のために尽くした彼から「杏林(きょうりん)」という言葉が生まれました。「杏林」は名医や医療を表す言葉です。そういえば、杏林大学という医学系の大学もありますし、杏林製薬という製薬会社もありますから聞いたことがありますね。
ちなみに、杏仁はアーモンドの味と似ていると言われることもあるようですが、これは同じバラ科の植物だからだそうです。そのためもあり、最近では杏仁豆腐を作る際、アーモンドエッセンスやアーモンドパウダーで代用されることも多く、本物の杏仁を使った杏仁豆腐は珍しくなりつつあるようです。
「医食同源」とはよく言ったもので、特に杏仁豆腐はまさに医食同源ですね。しっかり食べて体も「元気」に過ごしてもらいたいです。
10月1日(水)の給食
献立は、きのこスパゲティ、牛乳、マセドアンサラダ、りんごのケーキ、です。
マセドアンサラダはこれまでも取り上げてきていますので、今日は「きのこスパゲティ」に注目してみます。
きのこは子どもたちにとって好き嫌いが分かれやすい食材かと思いますし、きのこが主役になるメニューもあまり多く聞きません。
しかし、きのこスパゲティは、きのこが主役であり、スパゲティの中でも人気があるメニューです。きっと、きのこがスパゲッティと合う秘密があるのではないかと思い、調べてみることにしました。
結果は「旨味・食感・香り」の3つです。
まず旨味は、きのこの持つグルタミン酸ほかの旨味がパスタの味を引き立てるとのこと。
次に食感は、きのこのシャキッとした歯ごたえが、モチモチしたパスタの食感とよく調和するそうです。
最後に香りは、きのこの香ばしい香りが、今日も使われているオリーブオイルやニンニクと相性がよいそうです。
なるほど、これだけ揃えば、きのこスパゲティが人気メニューなのもわかります。しかし、よくこの組み合わせを思いついた人(おそらくイタリアの方)がいたものだと感心しています。
相性抜群のメニュー「きのこスパゲティ」をしっかり食べて、「元気」に過ごしてほしいです。
9月30日(火)の給食
献立は、ご飯、牛乳、鰹の薬味ソースがけ、友禅和え、すまし汁、です。
鰹には、2回旬があります。1回目は、3月から6月にかけての春、2回目は、9月から11月にかけての秋です。秋に旬を迎える鰹は、戻り鰹と呼ばれています。すまし汁には、少しでも秋の訪れを感じてもらえたらと紅葉の形の蒲鉾を使用しています。旬の食材をおいしくいただきましょう。
9月29日(月)
献立は、麦ご飯、牛乳、ハヤシライス、ひじきのマリネ、ヨーグルト、です。
ハヤシライスもひじきも麦ご飯もこれまで書いてきているので、今日はひじきのマリネの「マリネ」に注目してみます。なんとなくあんな調理法、というのはわかるのですが、詳しくわからないので調べてみました。
「マリネ」とは、肉、魚介類、野菜などを、酢や油、ワインなどをベースにした調味液に漬け込んだ、フランス料理の調理法です。
漬け込むことで食材が柔らかくなったり、風味をつけたり、保存性を高めたりする効果があります。
フランス、と上に書きましたが、もともとは、食材を海水に漬けて保存していたことから、「海」を意味するラテン語「mareマレ」がもとになっているそうです(英語「marineマリン」もラテン語のmareが語源になっています)。
それではひじきをマリネにする意図とは?
① 食べやすくする:ひじきは非常に栄養価が高いですが、子どもは苦手な子が少なくないので、酸味やオイルで洋風にして食べやすくする。ひじきと野菜で食感にもメリハリがつく。
② 保存性を高める:保存性が高くなるので学校給食にも向いている。
栄養価の非常に高いひじきをしっかりと食べて、「元気」に過ごしてほしいです。
9月26日(金)の給食
献立は、キンパ風まぜご飯、牛乳、トック、りんごゼリー、です。
今日は「キンパ」を取り上げます。
これをお読みの皆さんはキンパをご存じでしょうか?
私は昨年度の1月に給食で提供されるまで、恥ずかしながら「キンパ」という料理を知りませんでした(今年の5月に6年生と一緒に八幡小学校まで歩いていた時、八幡小のそばにキンパ専門店があるのを見つけました。わりと近いところに専門店があるほどなのに知りませんでした)。
キンパは調べてみると、日本の海苔巻きに似たもののようです。海苔巻きと大きく違うのは、使っているのが酢飯ではなく、ごま油と塩で味付けされたご飯を使っている点です。韓国語でキムは海苔、パプはご飯という意味で、海苔ご飯というところでしょうか。
発祥を調べてみると、韓国料理として有名なので、当然韓国が発祥であるという説と、関西地方の太巻きが韓国に伝わって独自の発展をしたのだという説があることを知りました。
今日は、混ぜご飯という形で提供されていますが、ごま油の香ばしさは十分味わえます。昼間はまだ暑いので、ごま油の香ばしさと、具だくさんのまぜご飯をしっかり食べて「元気」に過ごしてほしいです。
9月25日(木)の給食
献立は、鶏飯、牛乳、ごま和え、スイートポテト、です。
「だしで味わう和食」第三弾!
今日は九州地方、鹿児島県から「鶏飯(けいはん)」です。
九州地方では、かたくちいわしの煮干し、焼きあご、椎茸、かつお節を使って「だし」をとることが多く、強く濃い味が特徴です。
だし汁をご飯にかけて食べてください!
9月24日(水)の給食
献立は、レモンシュガートースト、牛乳、チリコンカン、ツナサラダ、です。
今日は「ツナ」を取り上げます。
まず「ツナ」とは、スズキ目サバ科マグロ属に分類される魚の総称だそうです。具体的には、キハダマグロ、メバチマグロ、ビンナガマグロ、カツオなどが当たります。
ですから、生魚の状態もツナ、ツナ缶のような加工食品もツナ、ということになりますが、日本でツナといったら、主に加工食品を指しますね。
ツナ缶はマグロのイメージがありますが、上で書いたようにカツオも使われています。
それでは、「ツナ」と「シーチキン」の違いは?
ご存じの方も多いようですが、「シーチキン」は「はごろもフーズ」の登録商標であり、どちらも同じ「ツナ」ということになります。そのためシーチキンにはRマークがついているのですね。
栄養が豊富であることは有名で、水煮缶ならカロリー抑え目、油漬缶ならDHA・EPAを効率的に摂取でき、野菜などと食べることで栄養バランスが良くなります。
今日はキャベツ、にんじん、きゅうり、玉ねぎと一緒に提供されており、栄養バランスはすばらしいです。しっかり栄養を摂って、「元気」に過ごしてほしいです。
9月22日(月)
献立は、麦ご飯、牛乳、生揚げと野菜のピリ辛丼の具、むらくもスープ、市川の梨です。
【給食室から】
今日のデザートは市川市で採れた梨です。市川市は千葉県を代表する梨の産地なのを皆さん知っていますか?曽谷小学校では、3年生になると梨畑の見学があります。地元、市川で育った梨をおいしくいただきましょう。
さて、今日は「むらくもスープ」を取り上げます。
むらくもスープは、漢字を当てると「叢雲スープ」になるでしょうか。叢雲とは、群がり集まった雲であり、ひつじ雲とも呼ばれています。
溶き卵がスープの中に広がって、それが空にたなびく叢雲のように見えることからついた名前だそうです。とても素敵なネーミングですね。
溶き卵を入れたスープには、かきたま汁というものもあります。それではむらくもスープとかきたま汁の違いは何でしょうか?
調べてみると、むらくもスープは具だくさんであり、片栗粉でとろみをつけます。かきたま汁は卵が主役で、具材は少なめ、とろみはつけることもある、という違いがあるようです。
むらくも=ひつじ雲は一年中見ることができる雲ですが、季語としては秋のようです。今日も暑いですが、暦の上では既に秋です。
季節感を感じる素敵な名前の、おいしいスープを飲んで、「元気」に過ごしてほしいです。
9月19日(金)の給食
献立は、煮込みうどん、牛乳、鰺の磯部揚げ、おろし和え、おはぎ、です。
明日、9月20日から26日は「お彼岸」です。
「お彼岸」はお墓や仏壇に手を合わせ、ご先祖様の霊を供養する期間です。
お彼岸には、おはぎをお供えする習慣があります。
さて、今日は「おはぎ」を取り上げます(6年生が本日の社会の時間で話していました)。
ご存じのとおり、同じ食べ物にもかかわらず、秋のお彼岸の時は「おはぎ」と呼び、春のお彼岸の時は「ぼたもち」と呼びますね(小豆の量が多少違う、という資料もありましたが)。
萩の花が咲く季節なので「おはぎ」、牡丹の花が咲く季節なので「ぼたもち」。季節の花になぞらえて名前を変えるとは、日本の素敵な風習だと思います。
どちらもご先祖様にお供えするわけですが、そのわけは、小豆の赤い色には邪気を払う力があるといわれているためです。お供えして疫病を避け、先祖の供養や健康を祈る意味が込められているそうです。
おはぎは、江戸時代から食べられている説や、もっと古く、平安時代や鎌倉時代からという説も。しかし、どれにしても本当に歴史がある食べ物ですね。日本の歴史や、ご先祖様を思いながら食べてもらいたいと思います。
9月18日(木)の給食
わかめご飯、牛乳、鯛の幽庵焼き、さつま芋入り豚汁、ひとくちぶどうゼリー、です。
お箸を使って、上手にお魚を食べよう献立!
今日はお箸の持ち方とお魚の食べ方の練習を兼ねた献立です。
上手に食べると中から鯛の鯛と呼ばれる綺麗な骨が出てきます。
みんなで見つけてみてくださいね!
9月17日(水)の給食
献立は、秋の香りご飯、牛乳、豚肉の梨ソース、行徳海苔和え、けんちん汁、です。
今日の豚肉の梨ソースに使っている梨は、市川市で採れた梨です。市川市は千葉県を代表する梨の産地なのを皆さん知っていますか?曽谷小学校では、3年生になると梨畑の見学があります。地元、市川で育った梨をおいしくいただきましょう。
本日、給食試食会を家庭教育学級委員会の皆さまが開催してくださいました。ありがとうございました。普段、曽谷っ子が食べている給食を皆さんが楽しんでいただけていましたら幸いです。ご家庭でぜひ給食のことについてお子さんとお話してみてください
9月16日(火)の給食
献立は、タコライス、牛乳、オニオン卵スープ、バナナ、です。
タコライスは、メキシコ料理のタコスをアレンジした沖縄発祥の料理です。タコスの具材である、タコミート、キャベツ、トマト、チーズなどをご飯の上にのせて食べるのが特徴です。