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今日の給食
12月5日(金)
今日の献立
牛乳 ご飯 いなだの和風ソース ほうれん草の磯和え じゃがいもともずくの味噌汁
【一口メモ】
今日の給食ではブリの小さいもの「イナダ」が主菜です。ブリは出世魚で育つにつれて呼び名が変わります。関東では小さいものから順に「ワカシ」→「イナダ」→「ワラサ」→「ブリ」関西では「ツバス」→「ハマチ」→「メジロ」→「ブリ」と呼びます。出世をする魚ということで縁起が良いため、お正月やお祝いの料理にもよく利用されています。イナダに片栗粉をまぶし、油で揚げました。ソースは旬の大根です。大根をすりおろしてみると、甘みのある大根でした。魚に合うように醤油の量を調整してソースを作りました。
12月4日(木)
今日の献立
牛乳 食パン みかんジャム 白いんげん豆と大根のサラダ クリームシチュー
【一口メモ】
みかんは今が旬の果物です。旬とは味がよく、栄養価も高く、たくさんでまわるので値段も安い時期を言います。この旬はさらに3つにわけることができます。「走り」「盛り」「名残り」の3つです。「走り」ははじめでみずみずしいです。「盛り」はだんだん栄養価も高まります。「名残り」は間もなく終わる時期です。味も少しずつ変化していきます。みかんは旬の中でも盛りの時期です。今日はみかんジャムを作りました。外皮をむいてからすりおろし、砂糖を加え、とろみをつけるためにコーンスターチを加えてできあがりです。
12月3日(水)
今日の献立
牛乳 カレーそぼろ丼 八宝味噌汁 みかん
【一口メモ】
ごぼうは生産量第1位が青森県です。青森県は、夏に冷たく湿った風が吹く地域です。そのため地面の中に根をはる根菜類の方が育てやすかったそうです。また、土が柔らかいのもごぼうづくりに適していました。ごぼうは食物繊維が豊富で、おなかの掃除もしてくれるので、体の中から健康になれます。さて今月は味噌汁を多く出しています。一つは和食を身近に感じてもらいたいから、もう一つは体を温めることで免疫力を高めて、感染症にかかりにくくなってもらいたいからです。味噌は蒸した大豆をつぶして麹菌と塩、種水を混ぜ合わせ、発酵させるとできます。味噌になると、大豆にはもともと含まれていない良い成分が増えます。それで「味噌は医者いらず」ということわざがあるほど健康食品とされています。
12月2日(火)
今日の献立
牛乳 ご飯 チキンと豆のノリ塩揚げ 白菜の昆布和え 田舎汁
【一口メモ】
かぶやアブラナと同じ祖先からわかれた野菜は白菜です。白菜の令和5年産の収穫量は第3位が群馬県、第2位が長野県、第1位は北海道で、千葉県は21位でした。給食では白菜とにんじんをゆでて、塩昆布とごま油で和えました。さて、まごわやさしい食べ物を覚えていますか。「ま」はまめ、「ご」はゴマ、「わ」はわかめなどの海藻、「や」は野菜、「さ」は魚や小魚、「し」はしいたけなどのきのこ、「い」は芋です。「まごわやさしい」食べ物を食べるとおなかの中から、体全体が健康になれます。今日の給食も「まごわやさしい」から使った食材があります。
12月1日(月)
今日の献立
牛乳 焼き鳥丼 胡麻和え さつま汁
【一口メモ】
茎のように見えて実は葉であるのはねぎです。ねぎの香りの元には、血行をよくしてくれて体を温める働きがあります。風邪の予防によいビタミンも含まれています。ねぎは焼くと甘さが引き出されます。今日は焼き鳥丼に使っています。ところで皆さんは主食のご飯をしっかり食べていますか。おかずを食べることは大事ですが、ご飯を食べることも同じくらい大事です。ご飯を食べる量が少ないと、体がエネルギー不足になります。体はエネルギーを減らさないように、動かさないようにします。眠れば体を動かさなくて済むので眠くなります。また、授業や遊びに集中できなくなったり、いらいらが止まらなくなったりします。体に脂肪を蓄えようとしますので、ご飯を食べる量に気を付けましょう。
11月28日(金)
今日の献立
牛乳 ご飯 鶏肉と高野豆腐の揚げ煮 ほうれん草の香味和え
【一口メモ】
豆腐を凍らせて水分を抜いたものが高野豆腐(凍り豆腐)です。今日は高野豆腐をカリカリにあげました。カリカリになるには7,8分かかります。鳥肉と野菜を合わせてたれを絡ませてできあがりです。さて今月の11月8日は良い歯の日でした。よく噛んで食べると歯が丈夫になります。食べ物をよくかむにはたくさん頬張らず、ひとくち分だけ入れるのがコツです。それから口を閉じます。口を閉じることで、頬と舌で食べ物がおさえられ、かむことができます。片方の奥歯の上に食べ物をのせ、10回噛んだら反対側の奥歯へ移して10回噛んでみましょう。唾液が出て噛みやすくなり、味よくもわかるようになります。食べるときの音もしっかり聞いてみましょう。
11月27日(木)
今日の献立
きのこスパゲティ 豆腐のオイスター炒め さつまいものセサミバター焼き 牛乳
【一口メモ】
今日の主食はきのこスパゲティです。4種類のきのこを使いました。
1つ目は、しいたけです。しいたけはうま味成分のグルタミン酸が含まれています。骨づくりに必要なカルシウムの吸収を助けるビタミンDも含まれています。
2つ目は、ぶなしめじです。ぶなしめじにもうま味成分のグルタミン酸とビタミンDが含まれています。
3つ目は、えのきたけです。えのきたけは、リラックス効果が高いギャバという成分が含まれています。私たちが目にするえのきたけは白く細長い姿です。しかし、野生のえのきたけは、茶色く柄も短いです。まるで違うキノコのように見えます。
最後にマッシュルームです。フランス語で「シャンピニオン」といいます。うま味成分のグアニル酸、グルタミン酸が含まれています。スパゲティには、水煮にしたものを使いました。世界中で食べられているきのこです。
今日の千葉県産の食材は、米、牛乳、にんじん、さつまいもでした。
11月26日(水)
今日の献立
牛乳 ご飯 鯖の豆板醤焼き コロコロサラダ
【一口メモ】
ちくわは、その形かが竹を輪切りにしたものと似ていることから、竹輪(ちくわ)と言われるようになりました。
ちくわなどの練り製品は、白身魚から作られます。すけとうだらや、えそ、ぐちといった魚がつかわれます。
日本は四方を海で囲まれ、魚に恵まれています。各地域でとれた魚を鮮魚として利用するだけでなく、地元の魚をおいしく保存する方法として、ちくわなどの練り製品が考え出されたといわれています。
給食ではちくわに片栗粉をまぶし、油で揚げています。コロコロサラダに入れました。
今日の千葉県産の食材は、米、牛乳、にんじんでした。
11月25日(火)
今日の献立
牛乳 麦ご飯 茶碗蒸し 生揚げの肉みそ煮 もやしナムル
【一口メモ】
野菜として育て始めたのは江戸時代からで、茎に3つの葉がついていることから三つ葉という名前がつきました。今日は茶碗蒸しに入っています。カロテンをたくさん含んでいて、風邪の予防、がんの予防、また髪の健康や視力の維持にも役立ちます。11月24日は和食の日、茶碗蒸しは和食に特徴的なだしを味わうのに最適な献立です。茶碗蒸しの作り方はまず、カップに具を一つずつ詰めます。次にだしと卵と調味料を合わせた卵液を注ぎ、スチームコンベクションで蒸しました。
11月21日(金)
今日の献立
牛乳 麦ごはん 和風あんかけ擬製豆腐 ツナと野菜の胡麻和え じゃがいもと玉ねぎの味噌汁 みかん
【一口メモ】
来週の月曜日、11月24日は「和食の日」です。いい日本食を語呂合わせしたそうです。和食は身近な食事ですが、ご飯が中心で、季節ごとにさまざまな材料を使います。また、お箸を使用すること、行事と合わせて食べられる食事、「だし」のうまみを上手に使うこと等「和食」の良さや日本らしさを感じることができます。今日のじゃがいもと玉ねぎの味噌汁も鰹節のだしで作りました。だしを上手に使うと塩や油など調味料が少なくても満足できる味に仕上がります。
11月20日(木)
今日の献立
牛乳 スパゲティナポリタン ささみ豆サラダ さつまいも焼き
【一口メモ】
ピーマンは火を通すと苦みが和らぎます.。また切り方によって苦みが変わります。縦方向に切ると苦みがおさえられ、輪切りや横方向だと苦みがより強くなります。横方向に切ると、火が通りやすく柔らかくなります。今日はピーマンをスパゲティナポリタンに入れました。サラダに入れたキャベツにはビタミンUが含まれ、胃腸を守ってくれます。ブロッコリーの仲間です。朝、昼、晩の3食合わせて、両手山盛りいっぱいの野菜を味方につけましょう。
11月18日(火)
今日の献立
牛乳 三色そぼろ丼 豚汁
【一口メモ】
大根の生産量1位は千葉県です。今日は豚汁に千葉県産の大根と豚肉を使いました。だしは鰹節で具材に里いもを入れています。里いもは古くから日本にあるいもで、江戸時代にさつまいもやじゃがいもが伝わるまで、いもの主流でした。里いもは植えた種いもの上に親いもその周りに子いも、さらに孫いもとできていくため、子孫繁栄の縁起ものとされています。また、里いものぬめりは「ガラクタン」といい、がん予防や感染症予防に効果があるといわれています。
11月17日(月)
今日の献立
牛乳 ご飯 タラとじゃがいものチリソース かぼちゃサラダ
【一口メモ】
今日はタラとじゃがいものチリソースにニンニクを使いました。ニンニクは火を通すとよい香りがします。ニンニクの産地は青森県産が7割を占め、世界では中国で多く作られています。今日は八百屋さんから青森県産のニンニクが届きました。ところで、味を感じるのは舌で、舌を観察するとでこぼこしていて赤いつぶつぶやひだなどが見えます。ここに「味らい」と呼ばれる味を感じる器官があるそうです。「味らい」はおよそ5000個あり、味らいにある「味こう」から味物質が入ると味の情報が脳に伝えられます。
11月14日(金)
今日の献立
牛乳 赤飯 鯖のカレー焼き いろどり
11月13日(木)
今日の献立
牛乳 ご飯 鮭のちゃんちゃん焼き おからポテトサラダ
今日は北海道の郷土料理「鮭のちゃんちゃん焼き」を給食にしました。郷土料理とは、全国各地で生み出されて食べ伝えられてきた料理をいいます。鮭を一匹、大きな鉄板に乗せて豪快に焼くちゃんちゃん焼きは、漁師料理から生まれました。秋から冬にかけてとれる鮭と野菜を蒸し焼きにして味噌で味付けした料理です。名前の由来は、「ちゃっちゃっ」と作れるから、「お父ちゃんが作るから」「焼くときに鉄板とヘラがちゃんちゃんという音を立てるから」などさまざまあります。味付けに使った今日のみそは千葉県産のみそにしました。
11月12日(水)
今日の献立
牛乳 カレースタミナピラフ ポトフ
11月10日(月)
今日の献立
牛乳 ご飯 豚肉と大根の味噌煮 五目きんぴら きなこもち
【一口メモ】
旧暦10月10日つまり新暦の11月29日は東日本に伝わる「十日夜(とおかんや)」という収穫祝いの行事の日です。別名「大根の年取り」ともいわれ、畑に植えた大根が大きくなる日とされました。子ども達は藁鉄砲で地面をたたいてまわります。これは畑に害を与えるもぐらなどの小動物を追い払うおまじないをして五穀豊穣(穀物が豊かに実ること)を祈ります。新暦の11月10日に「十日夜」とする地方もあると聞き、今日は大根を使った献立にしました。今日は千葉県産と茨城県産のものを使いました。煮物は味がしみこむように調理員さんが考えて煮てくれてました。
11月7日(金)
今日の献立
牛乳 ご飯 いわしのかば焼き さつま汁 ごま和え
【一口メモ】
今日は2020年からデビューした千葉県の期待の米「つぶすけ」を炊いています。今日は地産地消献立です。地産地消とは地元でとれた食べ物を地元で食べることです。地産地消の良さを3つ紹介します。①食べ物を新鮮でおいしいうちに食べられること②食べ物が安く手に入ること③作ったところが食べる人のところまで運ぶ距離が短いため環境にやさしいことです。千葉県では千葉の千という字をあて字にして千産千消としています。今日の給食では米のほかに豚肉、大根、江戸菜、さつまいもが千葉県産を使ってます。
11月6日(木)
今日の献立
牛乳 ツナコーントースト チリ・コン・カーン さつまいものレモン煮
【一口メモ】
さつまいもは今から400ほど年前に薩摩(今の鹿児島県)に伝わり、この名前が付きました。さつまいもの葉のつき方に秘密があり、葉は角度を変えて光をキャッチするので弱い光でも上手に取りこめて大きくなります。だからくもりや雨が多くても収穫ができます。江戸時代に天候が悪く食べるものがなくて苦しい時がありました。その時、青木昆陽さんは困っている人を助けようとさつまいもを作ることにしました。その土地の一つが今の千葉県の幕張です。幕張はほかの作物は育ちにくい土地でしたが、さつまいもは上手に育ちました。青木昆陽さんは「いも神様」と呼ばれました。今日は、千葉県香取市のさつまいもを使ったレモン煮です。
11月5日(水)
今日の献立
牛乳 かき揚げ丼 八宝味噌汁 りんご
【一口メモ】
歯でかんで食べることを「そしゃく」といいます。近頃は「かまない」「かめない」「かむ意欲が少ない」といった「そしゃく」の運動不足が多いそうです。「そしゃく」不足は消化を悪くするだけでなく、食べすぎにもつながります。それが生活習慣病の原因につながることもあります。よく噛んで食べる習慣を今のうちに身に着けたいですね。給食のかき揚げは豆や昆布、たまねぎを材料に使い小麦粉のころもで生地をまとめ、油でかりかりに揚げました。今日の給食をよく噛んで食べるための工夫は①食べ物を少しずつ口に運ぶ②噛んで食べるときの音を聞く③汁物や飲み物と一緒に口の中のものを流し込まないようにするです。今日はりんごも皮つきにしてよく噛めるようにしました。
11月4日(火)
今日の献立
牛乳 ご飯 麻婆豆腐 バンサンスー
【一口メモ】
豆腐は大豆から作られています。「畑の肉」といわれる大豆は、体に必要なたんぱく質や脂質をたくさん含む食品です。大豆は弥生時代から栽培されています。大豆はさまざまな食品や調味料に加工して食べられてきました。みそ、しょうゆ、豆腐のほかに、納豆、もやし、きなこ、豆乳、油揚げ、がんもどき、こおり豆腐、おからなどがあります。
10月31日(金)
今日の献立
牛乳 ハヤシライス フレンチサラダ かぼちゃプリン
【一口メモ】
かぼちゃには日本、西洋、ぺポの種類があります。今多く栽培されているのは、栗かぼちゃ系で西洋かぼちゃの品種です。日本かぼちゃよりも甘みが強くほくほくしたものです。日本かぼちゃはねっとりとした味で和食に合うとされています。ペポかぼちゃはゆでると中がそうめんのようになるかぼちゃです。日本では一部で育てられているだけであまりなじみがないかもしれません。かぼちゃの皮の緑色の部分や中身の黄色の部分を食べると、目が元気になります。それはかぼちゃにカロテンという栄養素がたくさん含まれていて、体の中でビタミンAとして働くからです。のどや鼻の空気の通り道が丈夫になり、かぜなどのウィルスが体の中に入るのを防ぎます。
10月30日(木)
今日の献立
牛乳 ご飯 いわしハンバーグ もやしサラダカレー みかん
【一口メモ】
もやしは暗いところで育つので、まるでお辞儀をしているような形で下に曲がっています。茎の曲がった部分で土を押し上げて伸びるそうです。芽が傷つかないようになっています。平安時代に書かれた日本最古の薬草の本『本草和名』に紹介されていて、当時は薬として使われていたそうです。見た目は細いので弱いイメージがありますが、食物の芽生えでもあるもやしは生命力を蓄えた力強い野菜です。もやしは若い芽がぐんぐん伸びていくという意味から名づけられました。
10月29日(水)
今日の献立
牛乳 さつまいもご飯 さんまの塩焼き 田舎汁
【一口メモ】
秋から冬が旬で、刀のような形をしている魚はさんまです。さんまは背中が青く、海の色と同じで見分けがつきません。空を飛ぶ鳥が見つけにくいようになっています。また、おなかは銀色で、これは太陽で光っている海の水面と同じ色をしています。海の底にいる大きな魚がさんまを見つけにくい色になっています。さんまには血液をサラサラにしてくれるEPAと記憶アップに役立つDHAが含まれています。血液はサラサラの状態が健康の証です。また、秋が旬で、細長い刀のような形から、漢字では秋の刀の魚と書きます。今日はさんまを焼いて大根おろしを添えました。
10月28日(火)
今日の献立
ごはん ジャージャー豆腐 チャプチェ風炒め 牛乳
【一口メモ】
シイタケは、ヨーロッパのマッシュルーム、東南アジアのフクロウタケとならんで世界の三大キノコとよばれています。日本はキノコが豊富で食用のキノコはおよそ200種類もあるそうです。昔、シイタケは、流通するときに鮮度が落ちやすかったので、ほとんどが乾シイタケとして売られていました。冷蔵設備などが整ってから生シイタケも出回るようになりました。今日は乾シイタケを使用しました。乾シイタケのうまみ成分はグアニル酸といいます。料理にうまみをたすことができます。また乾シイタケはカルシウムの吸収を助けるビタミンDが豊富に含まれています。骨の健康に役立ちます。
10月27日(月)
今日の献立
牛乳 ご飯 鶏肉と蓮根の揚げ煮 もやしナムル みかん
【一口メモ】
さつまいもは世界に4000種類あり、秋から冬が旬の野菜です。ビタミンCが豊富で粘膜や皮膚や健康を保つのに役立ちます。今日の主菜は鶏肉と蓮根の揚げ煮です。秋の味覚のさつまいもと蓮根、彩りが良いピーマンを合わせました。味付けは砂糖、しょうゆ、酢を使いました。食事を味わうとは、「食事の良いところを見つけて食べる」ことだそうです。良いところを見つけるには①目を使いみる②鼻を使い香りを確かめる。③耳を使い音を聞く。④のどを通る様子を感じる。(のどごし)⑤舌で味を確かめる⑥手や口の中で感じ取るなどです。味わって食べると「思ったより食べられた」「好きな味だった」「苦手だけど食べられた」など自分の気持ちや考えが生まれます。
10月24日(金)
■今日の献立
ごはん 肉じゃが 納豆和え みかん 牛乳
「みかん」について
みかんはインドが原産で中国を通って日本に伝わったとされています。普段食べているみかんは、温州みかんです。「うんしゅう」は、中国の浙江省の地名です。温州ミカンは、中国から伝わったみかんから偶然できたとされいます。それで中国の地名が付きました。実際には鹿児島県でできたそうです。みかんは、かぜを予防するビタミンCが多く含まれています。さらに、疲れをとったり、がん予防にも効果があるとわかってきました。それからみかんの袋や筋には、血液の流れを良くする成分があります。皮には冷え性を予防する成分があります。さわやかなみかんの味と香りを楽しみましょう。
10月23日(木)
今日の献立
牛乳 スパゲティボロネーゼ 生揚げのおかかサラダ ぐりとぐらのカステラ米粉
【一口メモ】
今日のスパゲティボロネーゼは、にんにく、しょうが、セロリ、にんじん、たまねぎの野菜とトマト味を出すためのホールトマト、トマトペースト、ピューレ、ケチャップの4種類の調味料など、23種類の食材を使っています。塩やこしょう、香辛料もいれて煮込んだソースです。今日は絵本「ぐりとぐら」よりカステラを作りました。米粉のパンケーキミックスにベーキングパウダーと重曹とはちみつ、サラダ油を混ぜ合わせます。バニラエッセンスで香りづけをし、生地をカップに流し込んで最後にオーブンで焼いて出来上がりです。
10月22日(水)
今日の献立
牛乳 ご飯 鯖の竜田揚げ じゃがいもと玉ねぎの味噌汁
【一口メモ】
酢でしめて「バッテラ」という押しずしにもなる魚は鯖です。さばは鮮度が落ちるのが早いため、「さばの生き腐れ」と言われますが、それは「見た目は新鮮でも中身は傷み始めていることがある」ということを表しています。また「さばを読む」という言い方は、さばの鮮度が落ちないようにと、とくに急いで数えたため数え間違えたり、わざとごまかしたりしたことが由来だといわれています。さて、今日は和食の日です。和食の特徴の一つとして、健康的な食生活を支える栄養バランスがあります。ご飯と汁ものを中心におかずを組み合わせるので、様々な食材を使うことになり、バランスの良い献立になっていくのです。
10月21日(火)
今日の献立
白菜のあんかけ丼 生揚げとこんにゃくのピリ辛炒め 牛乳
【一口メモ】
白菜はかぶやアブラナと同じ祖先からわかれたと考えられています。白菜は暑さに弱いため、夏の終わりに種をまき秋から冬に収穫をします。現在では産地や品種などを組み合わせて一年中出回っています。白菜の葉が巻くと内側に日があたらないので、白く柔らかくなるそうです。また、主流の白菜は、中が黄色くなる黄芯系と呼ばれる種類です。白菜をたくさん食べてもらえるように、あんかけを作りました。
10月18日(土)
今日の献立
牛乳 ホイコーロー丼 フルーツポンチ
【一口メモ】
今日の主食はご飯です。ご飯はお米を炊いてできあがります。お米作りのスタートは、種にするお米をとることから始まります。稲刈りをする10月ごろ、種にするお米は田んぼの中でも出来の良い部分の稲を選んで、刈り取ります。お米がお米の種になるのです。米一粒を育てると、なんと1200粒も収穫できます。産地や育て方、品種でも違いがあります。
10月17日(金)
今日の献立
牛乳 チキンカレー ひじきのマリネ
【一口メモ】
セリ科の野菜で、給食に出る回数の多い野菜はにんじんです。にんじんは肌や粘膜を強くして体の抵抗力を高くするカロテンが含まれています。にんじんは昔のものと比べると、品種改良でにおいや味が柔らかくなり、.食べやすくなっています。旬は春と秋です。これから寒くなる季節は、甘みが増していきます。また油を使った料理にすると、.カロテンの吸収がよくなります。今日はお話給食で『もりもり小学校 まじょのカレーパーティー』よりカレーを提供しました
10月16日(木)
今日の献立
牛乳 セサミトースト ポークビーンズ わかめのサラダ
【一口メモ】
今日10月16日は世界食料デーです。世界の食料問題を考える日として定められています。すべての人がいつでもどこにいても安全で栄養のあるものを十分に食べられるようにするにはどうしたらいいでしょうか。世界のすべての人が十分に食べられるだけの食料は生産されているといわれていますが、世界では12人に1人が慢性的な栄養不足です。人数は世界で6億7300万人といわれています。日本では毎日一人当たりお茶碗1杯分の食べ物が捨てられています。栄養不足の人がいる一方で、肥満や食料廃棄が多い地域もあります。今日の給食はたくさんの人の手を経て届いた食べ物です。食べ物のこと、自分自身の栄養の取り方、自分だけでなく世界中の人ことを思いながら食料について考えてみましょう。
10月14日(火)
今日の献立
牛乳 ご飯 ぼらの薬味ソース おからポテトサラダ
【一口メモ】
ボラは出世魚で「オボコ」→「スバシリ」→「イナ」→「ボラ」→「トド」と変わります。トドは「これ以上大きくならない」、とどのつまりという意味から「トド」と呼ばれるようになったともいわれています。ボラは世界中の暖かい海にいます。東京では東京湾から小笠原まで見られます。東京湾では多摩川、荒川、江戸川の下流域には春から秋にかけて遡上しているボラが見られるそうです。海や川がきれいだったころのボラは高級魚とでして扱われていました。最近は、以前出したシイラと同じであまり市場に流通しない未利用魚なので、今日、初めて食べるという人もいるかもしれません。今日の給食ではにんにく、しょうが、ネギでたれを作りました。
10月10日(金)
今日の献立
牛乳 食パン ブルーベリージャム かぼちゃのシチュー 大豆入りサラダ
【一口メモ】
今日はブルーベリージャムを作りました。材料はブルーベリー、白ワイン、砂糖とレモンです。ジャムにレモンの酸が加わるとジャムがとろんと仕上がります。色も鮮やかです。今日は目の愛護デーです。人間が体の外から受ける情報のおよそ80%は目から入るといわれています。普段の食事からも目を大切にしたいものです。そこでは今日は目のビタミンと呼ばれるビタミンA を意識して取り入れました。シチューの具の中に人参とかぼちゃを入れましたが、この緑黄色野菜にビタミンAがベータカロチンとして含まれています。
10月9日(木)
今日の献立
牛乳 ごはん 親子丼 ごま酢あえ
【一口メモ】
わかめは茎を中心に左右に葉を広げた形をしていて、陸の植物と似ています。陸の植物との違いは、根から水や栄養を取り込むのではなく、葉の表面から水や栄養分を取り込んでいるところです。副菜のごま酢あえにわかめを使いました。わかめは体の中でおなかのお掃除屋さんとして働きます。おなかをすっきりさせて、体調を整えましょう。骨や歯を作るために必要なカルシウムも含まれています。
主食と主菜が一つになった親子丼の作り方を紹介します。煮たてた「だし」に調味料を加えて、鶏肉と玉ねぎを煮ます。最後に卵でとじて出来上がりです。
10月8日(水)
今日の献立
牛乳 ごはん 生揚げ入りマーボ春雨 中華くらげ
【一口メモ】
栄養はねぎと似ていて、強いにおいがするのはにらです。今日はマーボ春雨に、にらを使用しました。にらは日本では古くから薬草として利用されていました。ねぎ類に特徴的なにおいが消化液を出やすくし、食欲につなげます。根元の白い部分を細かく刻むとアリシンが増えます。アリシンは豚肉のビタミンB1と出会うと疲れを回復する効果が長く続く成分で、がんの予防効果もあるといわれています。
10月7日(火)
今日の献立
キャベツメンチカツ ごま和え のっぺい汁 牛乳
【一口メモ】
今日はだいこんについてです。小学校1年生くらいの重さがあるの大根は、桜島大根といいます。からす大根は黒い見た目の大根です。辛味大根でヨーロッパ生まれです。さまで食べると辛いですが、火を入れると甘みが出るそうです。栃木県の那須で作られています。
今日は、よく出回っている青首大根も入れた、のっぺい汁です。のっぺやのっぺいとは、片栗粉などでとろりとさせた汁のことです。のっぺ汁ぬっぺい汁と呼ばれることもあります。とろりとした汁に里芋やゴボウなどが入っています。とろりとしているので体を温める料理としてこれから寒くなる冬に特に食べられている料理です。日常の食事として食べられています。具材をかえて冠婚葬祭でも食べられています。今日は、昆布とカツオの厚削りでだしを取りました。大根、里芋、人参、油揚げ、豆腐、小松菜、葱をいれました。
10月6日(月)
今日の献立
牛乳 五目ごはん もち米蒸し 野菜の中華漬け みたらし団子
【一口メモ】
今日は中秋の名月で十五夜とも言います。この日お月見の際にお供えするのはさといもです。お月見は豊かな収穫をもたらす自然の恵みに感謝し、家族の健康を願います。月の形になぞらえた団子を作り、その年に取れた枝豆やさといも、栗、ススキなどをお供えします。昔は月の満ち欠けによって、1年の暦が作られ、農作業も進められていたと伝えられています。月は人々の暮らしと深く結びついていました。またさといもはコメよりも古くから日本で作られてきた作物です。十五夜は別名「いも名月」ともいわれる月見です。さといもは明日ののっぺい汁に登場します。
10月3日(金)
今日の献立
牛乳 ご飯 カレー豆腐 和風サラダ
【一口メモ】
毎日の学習の中で、できなかったり、わからなかったりする場合はやり直したり、ほかの方法を使って学びますね。食事も同じで、赤ちゃんの頃は食べられなったものが、3歳5歳7歳になったら食べられたという経験がある人もいると思います。大きくなると味の受け止め方が変わることも大きく影響しています。ぜひ、食事の新しい勉強を楽しみながら続け、好きな食べ物に似ている物を見つけていくと食べられるものが増えてきます。いつのまにか栄養の3つの仲間が全部食べられるようになっているかもしれません。
10月1日(水)
今日の献立
牛乳 メキシカンライス チキンと豆ののりしお揚げ コーンサラダ
【一口メモ】
キャベツはヨーロッパ.で生まれ、ケール、カリフラワー、ブロッコリーとは親戚です。9月の終わりごろから少しずつ涼しくなり、給食室でサラダを作るのに、安全な気温や水温となってきました。熱くなる前と同じようにサラダやあえ物の献立を取り入れ始めました。今日はキャベツを多く使ったコーンサラダです。給食時間に栄養の3つの仲間(きいろ、あか、みどり)を食べたか確認しています。栄養バランスを考えて自分のために一口でも食べられるようになってほしいです。
9月30日(火)
今日の献立
牛乳 ご飯 お好みオムレツ焼き ほうれん草の磯和え みそ汁
【一口メモ】
青のりとかつおぶしとソースですっかりお好み焼き味になったたまごの「おこのみオムレツ焼き」です。野菜も肉も入っています。さて今日は「三角食べ」のご紹介です。ごはん、汁物、おかずを三角形を描くように、いろいろなものを順番に少しずつ口にする食べ方です。栄養が偏りにくく、味わいも豊かになります。三角食べをすると、ごはんでおかずの味を受け止めることもでき、ごはんも食べ進みます。体に合ったエネルギーをとることで、勉強や運動に集中して取り組めます。
9月29日(月)
今日の献立
牛乳 ガーリックライス シイラのトマトソース ABCスープ
【一口メモ】
シイラは身がピンク色で、大きいものは2メートルにもなります。ハワイではマヒマヒともいわれ、高級魚として扱われています。鮮度保持が難しく、傷みも早いので流通されにくい魚でしたが、最近では、その利用に注目が集まっています。今日は長崎県産のものを使っています。給食では、米粉をまぶして油で揚げました。トマト、ケチャップ、レモン果汁、塩コショウで作ったトマトソースをかけました。
9月26日(金)
今日の献立
牛乳 ご飯 あじの南蛮漬け ツナと野菜のごまあえ 八方味噌汁
【一口メモ】
干物や塩焼きもおいしい魚は「あじ」です。今日はあじの南蛮漬けの作り方を紹介します。まず、たれのつくりかたですが、たまねぎとねぎをみじん切りにして、酒、砂糖、酢、しょうゆ、みりんを合わせて火にかけます。一味唐辛子を加えてさっぱりピリッとしたたれが出来上がりです。次に、「あじ」を片栗粉でまぶし、油で揚げます。あげた魚に南蛮だれをかけて、出来上がりです。大和田小学校では、中学校と小学校の分を揚げるのに2つの釜を使っています。温度計を使って温度を確認しながら調理することで、安全でおいしい給食ができます。今日は和食の献立でした。
9月25日(木)
今日の献立
牛乳 きなこ揚げパン 洋風煮込み マセドアンサラダ
【一口メモ】
酢は、こめ、むぎ、りんご、ぶどうなどから作られています。今日は米から作られた酢をサラダのたれに使いました。さて今日はお酢をまろやかにする魔法の力について、雑誌食育フォーラムの記事からご紹介します。お酢はツンとした香りがします。(お料理を食べたときに)どうしてツンとこないのでしょうか。それはお砂糖が入っているからです。お寿司の酢飯もお酢なのにツンとこないのは同じ理由です。味をまろやかにすることを「味のカドをとる」といいます。友達とツンツンしないで仲良くできる人は、お砂糖みたいに仲良くできる魔法の力があるのだと思います。給食室では皆さんが食事のたびに笑顔になってほしいなと思い、給食をつくっています。
9月24日(水)
今日の献立
牛乳 ご飯 生揚げの肉味噌煮 ほうれん草の香味和え 梨
千葉県は全国一の梨の生産地ですが、その中でも市川市はトップクラスです。市川の梨は江戸の元禄時代に始まりました。歴史的価値や知名度から「市川の梨」としてブランド登録されています。今日の梨の品種はあきづきです。幸水と豊水のみずみずしさや味、それから新高の大きさをもった品種です。しかし、今年の夏の暑さの影響で、梨園では育てるのに苦労したそうで、いつもより小ぶりの梨が届きました。たまに茶色の斑点がありますが、問題なく食べることができます。気になるときは取り除いて食べてください。
9月22日(月)
今日の献立
牛乳 ご飯 麻婆豆腐 さつま汁 ぶどう
【一口メモ】
旬は8~10月頃で、静岡県の伊豆の研究所で誕生したぶどうは巨峰です。巨峰の「峰」は山のいただき、高い山という意味です。伊豆の研究所から見た富士山の雄大な景色からとって「巨峰」と名付けられました。日本では果物として食べられるぶどうが60種類以上育てられています。その中で一番広い面積で作られるのが巨峰です。巨峰は甘みが強く、コクがあるため「ぶどうの王様」とも呼ばれています。今日の巨峰は山形県産でした。ぶどうの産地は、山梨県、長野県、山形県がよく知られています。
9月19日(金)
今日の献立
牛乳 野菜と豚肉のあんかけ丼 肉団子スープ
【一口メモ】
米は体や脳を動かすエネルギーになります。世界には大きく分けて3つのお米の種類があります。給食で食べているお米はジャポニカ種で、米粒が短く、炊くことで粘りとつやが出ます。栄養成分は炭水化物がほとんどで、ブドウ糖となります。これは生きていくためのエネルギー源となります。そして、体中に指令を出す脳や神経を支えています。勉強や運動に集中するための大切な栄養素です。お米は大豆と一緒に食べると、栄養バランスが良くなります。今日は肉団子スープにたくさんの野菜と豆腐を使いました。
9月17日(水)
今日の献立
牛乳 ツナピラフ インド煮 青のりポテトビーンズ
【一口メモ】
古くは「清正人参」と呼ばれていて、にんじんや三つ葉と同じセリ科の野菜はセロリです。今日はインド煮にいれました。セロリは昔のギリシャやローマで薬や香辛料として使われていました。日本には豊臣秀吉の時代に加藤清正が日本に持ち帰ったといわれています。セロリは育てる期間がおよそ半年かかります。これは野菜としては長い方です。またセロリを育てるためには、涼しい気候が大切で、夏場は長野県のものが出回っています。セロリにはうま味成分のグルタミン酸が含まれていて、その量は人参と同じくらいで、インド煮にうま味とさわやかさが加わりました。
9月16日(火)
今日の献立
牛乳 ご飯 サバの味噌煮 筑前煮
【一口メモ】
昨日は敬老の日。祖父母や人生の大先輩である高齢者の長寿を祝い感謝する日です。そこで今日は和食のお祝いの料理を取り入れました。筑前煮はお正月やお祝い事に食べられてきた料理で、ごぼうやれんこん、さといもなどの根菜中心です。サバの味噌煮は和食の定番料理です。サバは血液中の中性脂肪を減らして血管を柔らかい状態に保つので、血液の流れを良くします。体中に流れる血液は栄養素や酸素を運んでくれる大事なものです。人生の先輩方の長寿をお祝いして、私たちも健康に過ごしましょう。
9月12日(金)
今日の献立
・しおごはん ・ズッキーニとピーマンのカレーグラタン ・ポトフ ・牛乳
一口メモ
ズッキーニの旬は6月から9月ごろです。味はあっさりした味です。生まれはメキシコです。イタリアで改良されたものが日本に来ました。フランス料理やイタリア料理によく使われています。ズッキーニは、油での調理と相性が良いです。輪切りや縦に棒状に切ってフリッターにするのもおすすめです。切り方をかえるだけで食感が変わり楽しめます。今日の給食では野菜たっぷりのグラタンにズッキーニを入れました。今年度初めての登場です。ズッキーニは、栄養素のビタミンCやカロテンが含まれています。風邪の予防に役立ちます。
9月10日(水)
今日の献立
牛乳 鶏肉と白菜のあんかけ丼 じゃがいもとベーコン オレンジゼリー
【一口メモ】
大昔の海賊がいた時のデンマークで、ベーコンは偶然生まれたという説があります。船の上では料理をするのが難しい時代でした。塩漬け肉を、火であぶって保存していました。ところがある時、薪が湿っていて煙でいぶされることになりました。いぶされた肉はおいしく長持ちしたことからベーコンが生まれたとされています。今日の給食では、じゃがいもとベーコンを砂糖と醤油などで甘辛く煮ました。
9月9日(火)
今日の献立
牛乳 豚キムチ丼 けんちん汁 梨
【一口メモ】
昔、縁起を担いだ人たちが、めでたい席などで「ナシ」と呼ぶと「無し」という意味にもとれるので、逆の言い方として「梨」を「有りの実」と呼ぶようになったそうです。今日は市川市柏井町産の梨で、品種は豊水です。豊水は果肉が柔らかで水分が多いのが特徴です。また甘みの中にほどよい酸味があります。今回の豊水は大玉に育てたいと努力して梨を育てている方の梨だそうです。新高くらい大きな立派な梨でした。
9月8日(月)
今日の献立
牛乳 チキンライス クリームシチュー バナナ
世界で一番生産されているきのこはマッシュルームです。食べやすい味なので世界中で人気があり、アメリカ、ヨーロッパ、アジアなど様々な地域で育てられています。最近では日本でも生のマッシュルームが店頭に並んでいます。マッシュルームはうま味成分がシイタケの3倍ともいわれています。今日はクリームシチューに薄切りの水煮のものを入れました。
9月5日(金)
今日の献立
ごはん ジャージャン豆腐 チャプチェ風炒め 牛乳
【一口メモ】
生揚げ(厚揚げ)は、木綿豆腐を水切りして、高温の油で揚げたものをいいます。油揚げを薄揚げというのに対して生揚げを厚揚げともいいます。もとをただると、畑の肉の大豆です。体を作るもとになるたんぱく質が含まれています。主菜のジャージャン豆腐に使っています。副菜は、チャプチェ風炒めです。チャプチェとは、韓国料理の一つです。春雨や野菜、肉などをつかった甘辛い味付けの炒めものです。韓国では、さつまいもから作られた春雨を使っていますが、給食で使った春雨は緑豆(もやしの種子)から作られた春雨です。
9月4日(木)
【今日の献立】
コンソメライス ポークビーンズ さつまいものレモン煮 牛乳
【一口メモ】
今日はポークビーンズにさやいんげんを使いました。年に三回も収穫できることから「三度豆」(さんどまめ)ともいわれています。関東では「さや」の中の豆の形が見られない若どりが好まれます。関西では「さや」の中の豆の形がしっかり見て取れるほうが好まれます。関東と関西では食文化の違いがあります。さやいんげんの豆の部分に含まれるビタミンには、筋肉の疲れをためないようにする働きがあります。
9月3日(水)
今日の献立
牛乳 三色そぼろ丼 豚汁
9月の給食には会津産の米、コシヒカリを使っています。コシヒカリは1956年に誕生し、日本で最も広く作付けされている品種です。甘みと粘り気があり、冷めてもおしいいため各地で作られるようになりました。今日は、たんぱく質が豊富な鶏むね肉、カロテンが多いにんじんや小松菜、食物繊維が豊富なごぼうを使ってそぼろ丼にしました。
9月2日(火)
今日の献立
チキンカレー フルーツポンチ 牛乳
【一口メモ】
暑くて食欲が落ちている人にはこしょうやカレー粉などの香辛料を使った料理がおすすめです。胃液が出やすくなり食欲がわきます。今日の給食は定番のチキンカレー。皆さんの食べなれた味から給食がスタートします。じゃがいもにはビタミンCがリンゴの4倍から7倍、含まれていてフランスでは大地のリンゴと呼ばれています。今日のカレーには幸せを運ぶラッキーにんじんが入っています。
7月16日(水)
今日の献立
牛乳 大豆いりドライカレー フルーツ白玉
【一口メモ】
今日は、みなさんが好きなドライカレーとフルーツ白玉でした。夏休み前、最後の給食、完食はできたでしょうか。夏休みの間も、バランスよく、しっかり食べて健康に過ごしましょう。
7月15日(火)
今日の献立
牛乳 豚丼 冬瓜の味噌汁
【一口メモ】
名前に冬がついていますが、旬は夏から秋の野菜は冬瓜です。冬瓜は夏の野菜ですが、冬まで保存できることから、冬瓜と呼ばれるようになったといわれています。冬瓜は煮物やスープでいただくことが多いです。火を通す前は白に見えますが、火を通すと透き通った色になります。味はあっさりしていて、水分も多く夏にぴったりの野菜です。今日は味噌汁に入れました。昆布とかつおぶしでだしを取り、みそは赤みそと白みそを使っています。
7月14日(月)
今日の献立
牛乳 ホイコーロー丼 わかめときのこのスープ こなつ
【一口メモ】
ホイコーローはもとは中国の四川省の料理です。お祭りの貢ぎ物として捧げたゆで豚の塊を、祭りのあとおいしく食べられるようにと考えられた料理です。ホイコーローは漢字で回す鍋の肉と書きます。回すとは戻すという意味です。豚肉のかたまりを茹でたり、蒸したりして火を通し、鍋に戻して炒めるから、その名がついたそうです。主な材料は豚肉と葉にんにくです。日本では葉を手に入れやすいキャベツにかえ、味付けはテンメンジャンの多い甘辛い味付けにしています。中国のホイコーローとは、見た目も味付けも違います。
7月11日(金)
今日の献立
牛乳 チリコンカンライス フレンチきゅうり バナナとブルーベリーのケーキ
【一口メモ】
バナナは木になる実のように見えますが、植物上は草になります。バナナの食べごろは黒い斑点のシュガースポットが出てくる頃で、甘くなって柔らかくなります。今日はバナナの自然な甘さを生かしたケーキにしました。色の変色を防ぐため、切った後のバナナにはレモン汁をかけました。ケーキの生地にバナナとブルーベリーを混ぜ、焼き上げました。チリコンカンライスの具には2種類の豆、手亡と大豆を使いました。調味料は全部で12種類です。野菜のきゅうりはさっぱりドレッシング味、きゅうりにはおよそ95%分と水分がたくさん含まれています。
7月10日(木)
今日の献立
牛乳 チンジャオロース丼 中華きゅうり とうもろこし
【一口メモ】
とうもろこしにはひげがついていますが、その正体はめしべです。花粉がつきやすいようにべたべたしていて、受粉すると黄色の粒へと成長します。1本に600粒くらいの実がついているのですが、ひげの数が多いと実も多いという証拠です。お店でひげ付きのとうもろこしをみつけたら、ひげがふさふさしているものを選びましょう。またひげの色が濃いものはよく熟していて甘みがあります。とうもろこしは、食べたものを体の中でエネルギーに変える手伝いをしています。食物繊維も多くおなかのお掃除屋さんの役割もあります。今日は2年生が皮むきしたとうもろこしを給食に出しました。
7月9日(水)
今日の献立
牛乳 ジャージャー麵 肉じゃが こなつ
【一口メモ】
牛乳は栄養素が豊富です。たんぱく質、脂質、炭水化物の三大栄養素、カルシウムやビタミンB2、ビタミン12が含まれます。牛乳のカルシウムは骨や歯の材料となるだけでなく、血液や神経、筋肉などを作りますが、ヒトの体の中では作り出せないものなので、食事からとる必要があります。日本人はこのカルシウムが不足しがちです。小魚や干しエビ、小松菜などもカルシウムが有名ですが、牛乳のカルシウムは吸収がしやすいのです。ほかのカルシウムを含む食品と組み合わせて効果的にとるのがおすすめです。
7月7日(月)
今日の献立
牛乳 塩ご飯 とりの照り焼き そうめん汁 水ようかん
【一口メモ】
今日は七夕です。古くから行われている日本のお祭りで、五節句の一つに数えられています。およそ1200年ほど前の平安時代の書物に「七夕にそうめんを食べると大病にならない」と書かれていました。さて今日は絵本となかよし給食です。くすのきしげのり作『おこだでませんように』より短冊に見立てたニンジンをそうめん汁に入れました.。絵本もぜひ読んでみてください。
7月4日(金)
今日の献立
牛乳 チキンカレー(ごはん) フルーツヨーグルト
【一口メモ】
野菜はヒトの体の中では作り出せない栄養素をもっています。それはビタミン、ミネラル、食物繊維です。さて、毎日どれくらいの野菜を食べるとよいでしょうか。大人だと1日350g以上の野菜をとることが目標になっていて、おおよそ両手いっぱい山盛りの量です。今日の給食では夏野菜のかぼちゃやズッキーニなど一人当たり100g使用しています。
7月3日(木)
今日の献立
あぶたまどん 豚汁 こなつ 牛乳
一口メモ
玉ねぎと豚肉を一緒に食べると夏バテ防止に役立ちます。あぶ玉どんには食欲が落ちないように豚肉と玉ねぎを入れました。これからの夏本番を元気に過ごしましょう。
7月2日(水)
【今日の献立】
ごはん トンテキ玉ねぎソース いんげんのみそ汁 牛乳
朝、八百屋さんが茨城県産のモロッコいんげんとトウモロコシを届けてくれました。トウモロコシは、皮をむき、実は、包丁でこそげ落としました。トウモロコシの芯も使います。芯をゆでると甘味がでます。これをだしに加えると優しい甘味のあるみそ汁ができあがります。トウモロコシの芯から甘味を取り出せたかどうか、ぜひみそ汁の味を確かめてみてください。
7月1日(火)
今日の献立
牛乳 カレースタミナピラフ (ごはん)(具) ポトフ
【一口メモ】
スタミナピラフの肉は豚肉です。豚肉はにんにくや玉ねぎ、にら、ねぎと一緒に料理して食べるのがおすすめです。それは、食べたごはんをエネルギーに変える力が強くなるからです。豚肉を炒めるときにニンニクを使い、長ねぎも一緒に炒めました。ごはんには炒めた玉ねぎも入っています。さて、スタミナは長い時間疲れずに動くことができることを言います。心臓が多くの血液を体中に送ることができるようにする、体のずみずみまで酸素を送れる細い血管が発達できるようにする、体の筋肉が酸素をたくさん、使えるようにすることが大切です。そのためには何でも食べて体を動かすとよいですね。今日はカレースタミナピラフを食べて元気に過ごしましょう。
6月30日(月)
今日の献立
牛乳 ご飯 サバの竜田揚げ 沢煮椀 水無月
【一口メモ】
今日、6月30日は「夏越の祓」です。1年のちょうど折り返しに当たる日に半年の穢れを祓い、残りの半年の健康や安全を祈る日です。冷房も冷蔵庫もない時代、蒸し暑くなる7月はたびたび病気がはやりました。体力も消耗するので、甘く食べやすいお菓子でエネルギーを補給し、厄払いをしていたそうです。京都では水無月という三角形の和菓子を食べる風習があります。夏越の祓の行事食として好まれています。ういろうの上に邪気を祓うあずきがのった三角形のお菓子を給食でも作りました。
6月27日(金)
今日の献立
牛乳 ご飯 千草焼き 切り干し大根炒め煮 わかめと野菜のみそ汁
【一口メモ】
食事を味わうとは、、。それは「食事の良いところを見つけて食べる」ことです。良いところを見つけるには、①目で見つける②鼻で香りをかぐ③耳で音を聞く④喉を通っていく様子を感じとる(のどごし)⑤舌で味を感じる⑥手・口の中でふれて感じる(ほかほか)などです。味わって食べると「おいしい」「楽しい」「ご飯に合う」「何が使われているのかな」「苦手だけど食べられてうれしい」など自分の気持ちや興味・考えが生まれます。味わうためには、食事の雰囲気も大切です。味わう環境をみんなで作り出しましょう。またよくかむことで味わうことを助けましょう。
6月26日(木)
今日の献立
牛乳 ご飯 豚肉とさつまいもの甘辛炒め もやしとツナの和え物 こなつ
【一口メモ】
「まごわやさしい」食べ物を食べると体に良いとされています。「ま」はまめ「ご」はごま、「わ」はわかめなどの海藻、「や」は野菜、「さ」は魚、「し」はしいたけなどのキノコ、「い」は芋のことです。今日は「ま」の豆の大豆を使いました。かむには、唇、舌、奥歯、あご、ほほをうまく連動させることが大切ですが、唇をしっかり閉じることがポイントです。そうすることで、唾液が出やすくなり、口の中が潤うだけでなく、味もよくわかります。舌を左と右に動かすことで、左右の奥歯に動かすことができます。舌は味を感じるだけでなく、口の中の食べ物がよく噛めるように手助けしてくれます。歯と歯は、噛み合わせるだけでなく、しっかりと力を入れてかみしめることが大切です.。あごとほほをしなやかに大きく動かすことがよく噛むことにつながります。
6月25日(水)
今日の献立
牛乳 メキシカンライス チキンと豆ののり塩揚げ コーンサラダ
【一口メモ】
今日はよく噛んで食べてもらいたいと思い、考えた献立です。私たちが1回の食事で噛む回数はおよそどのくらいでしょうか。正解は600回です。おじいさんやおばあさんが子どものころは、噛む回数は1400回くらいでした。大昔、弥生時代に卑弥呼がいたころは4000回も噛んでいたそうです。よく噛んで食べると唾液が出るので、食べ物の消化吸収がよくなります。脳が刺激されて記憶力アップの手助けをしてくれます。よく噛んで食べましょう。
6月24日(火)
今日の献立
牛乳 えだ豆ご飯 鯵のみそドレッシング じゃがいもとたまねぎのみそ汁
【一口メモ】
鯵は、味が良いということから「アジ」という名前が付けられたそうです。日本全国どこでもいる魚で、5月から7月に旬をむかえます。アジは、刺身や塩焼き、フライなどのほか干物にして食べられることも多い魚です。今日は、鯵に米粉をまぶして、油でカラッと揚げました。季節の野菜のきゅうりとにんじん、コーンとともにドレッシングをそえました。主食はえだまめを使ったご飯です。学校の炊飯器では具材を一緒に炊き込むことができないため、具を煮て、白いご飯と混ぜ合わせます。混ぜる工程では、力とコツが必要です。
6月23日(月)
今日の献立
牛乳 ご飯 おさかなしゅうまい 筑前煮 ごまきゅうり
g【一口メモ】
れんこんの名産地は「東の茨城」「西の徳島」と言われています。給食室ではみなさんに、様々な食べ物を味わってもらいたいと考えています。そのためにはいい歯が大切です。いい歯があれば、かたいものや柔らかいものも何でも食べられます。なんでも食べられると楽しい、嬉しいと思えることが増えてきます。味わうためにも、いい歯でいるためにもよく噛むことが大切です。ご飯をよく噛むと甘味を感じます。きゅうりは噛む音が小さくなるまで、筑前煮も味の変化がわかるまで噛んでみましょう。唾液がたくさん出て、歯を健康な状態にしてくれます。よく噛むことは味わう1歩です。
6月20日(金)
今日の献立
牛乳 ご飯 オクラ納豆 揚げじゃがいものそぼろ煮 こなつ
【一口メモ】
横に切ると星形になるネバネバ野菜といえば、オクラです。オクラはハイビスカスに似た花が咲いた後に実をつけます。そのままにしておくと固くて食べられなくなります。食べられるのは、実ができ始めた小さいものや、まだ若く柔らかいうちに収穫したもので、花が咲いた後、4日くらいがちょうどよいサイズです。今日は納豆あえにオクラを使いました。オクラの形、食感、香りを楽しんでください。オクラのネバネバはペクチンという成分です。お腹の調子を整える働きや、健康のために重要なコレステロールの上昇を抑える効果があります。オクラは緑黄色野菜でカロテンも豊富です。髪の毛や皮膚、視力、のどを保つためにも役立っています。
6月19日(木)
今日の献立
牛乳 マーボー丼 青菜のナムル パイナップルゼリー
【一口メモ】
にらには中国では2つの名前があり、「ようきそう」、「らいにいそう」とよばれています。「らいにいそう」には「なまけ草」という意味があるそうですが、これはいつまでも収穫ができ、手抜きをしても育つ野菜ということなのです。しかし、実際は柔らかくおいしいにらを作るのは大変です。今日は茨城県産のにらを使いました。にらは豚肉と組合わせて食べると、疲れを取り、夏バテ防止に向いている食材です。今日はマーボー豆腐を一つのお皿に盛り付けてマーボー丼にしました。
6月18日(水)
今日の献立
牛乳 スパゲティナポリタン 豆いりサラダ おからチーズケーキ
【一口メモ】
イタリアでは2ミリ前後のものをスパゲティとよび、それより細いもの1.6ミリから1.7ミリのものをスパゲティーニとよんでいます。主食はスパゲティナポリタンです。スパゲッティは食べたときはおなかいっぱいでも、ご飯と比べると、おなかがすくのが早く感じられます。そこで、サラダは豆をつかったサラダを合わせました。豆はおなかのお掃除屋さんです。おなかのお掃除屋さんには、食物繊維が多く含まれていて、腹持ちをよくしてくれます。
6月17日(火)
今日の献立
牛乳 ご飯 サバの味噌煮 からし和え フルーツみつ豆
【一口メモ】
パイナップルはカラスにねらわれてしまうので、カラスをおびき寄せる小屋を畑に作り、育て上げたパイナップルを守っているそうです。また、広大な土地で育て手作業で収穫するのですが、一ずつ刈り取り、背中に背負ったかごに入れるため重労働です。パイナップルを収穫するのはとても大変なのです。今日はフルーツみつ豆に沖縄県産の生のパイナップルを入れました。パイナップルにはビタミンB1、ビタミンA、ビタミンCのほか、食物繊維も含まれています。
6月16日(月)
今日の献立
牛乳 ご飯 生揚げの肉みそ煮 梅かつお和え 冷凍みかん
【一口メモ】
梅干しは梅から作ります。桃のようないい香りがしますが、そのままでは食べられないため梅干しやジュースなどに加工されます。梅の色は緑色から熟すと黄色になりますが、梅干しは赤いですよね。それは梅干しを作るときに赤しそを使っているからです。ちょうど今の時期に店先には梅と赤しそが売られています。梅を塩漬けにて白梅酢があがってきたら、塩もみした赤しそを絞って入れると、赤い色が付きます。梅雨が明けたら天日干しして梅干しの出来上がりです。今日の副菜は梅かつお和えです。梅には食欲を増す働きをするクエン酸が含まれています。
6月13日(金)
今日の献立
牛乳 ご飯 さつまいもの味噌汁 いわしの山河焼き ほうれん草の香味和え
【一口メモ】
あさっては県民の日です。今日は千葉県の郷土料理「山河焼き」を作りました。房総半島近くの海で、あじ、いわし、さんまなどの魚がたくさんとれます。漁師たちはとれた魚を船の上で、みそと一緒に細かくたたき、「なめろう」という料理を作りました。漁師は山へ行くときは、アワビの殻に余った「なめろう」を入れて持っていき食べたそうです。そして、この料理を山河焼きと呼ぶようになりました。給食では食べやすいように、肉や野菜を加えて作りました。
6月12日(木)
今日の献立
牛乳 ご飯 かぶのとろとろ煮 若竹汁 冷凍みかん
【一口メモ】
白菜や小松菜と同じアブラナ科で、育てる期間が1ヶ月半から2ケ月と短いのはかぶです。今日は千葉県産のものを使用しています。かぶのとろとろ煮のかぶは皮をむかずに使いました。かぶは皮つきでも火が通りやすく、皮のまわりの栄養素も余すことなく取れ、煮崩れの心配もありません。にんじんは味がしみこみやすいように乱切りします。豚ひき肉を炒めて火が通ったら砂糖を加えます。かぶとにんじんを加え、火が通るまで煮て、味付けし、とろみを足します。色味となるかぶの葉、さやいんげんを入れて出来上がりです。
6月11日(水)
今日の献立
牛乳 ドライカレーミートソース ポトフお団子スープ 河内晩柑
【一口メモ】
体を温める作用があり、英語ではジンジャーと呼ばれる野菜はしょうがです。今日はポトフお団子スープの中のお団子に入っています。よく練り上げられたお団子を3人の調理員さんが大きな釜に入れていくのですが、火の近くで作っていくので、みんな顔を真っ赤にしながら調理しました。時にはお湯がはねてしまうので、長い手袋をつけて全身装備を行い、やけどにも注意します。
6月10日(火)
今日の献立
牛乳 ごはん 擬製豆腐 おかかあえ いなか汁
【一口メモ】
今日の主菜は擬製豆腐です。「豆腐と野菜が入った卵焼き」で精進料理といわれています。昔のお坊さんは肉や卵を堂々と食べることができませんでした。そこで、野菜や豆腐と混ぜてこのように食べていたそうです。崩した豆腐をもとのような四角い形に戻すことから、元の形に似せるという意味で、「擬製豆腐」の名がついたといわれています。他の説では「擬省」という名の尼が考案したことから、「擬製豆腐」になったともいわれています。今日はきくらげも入れました。きくらげには、おなかのお掃除屋さんの食物繊維と骨の成長に役立つビタミンDが含まれています。
6月9日(月)
今日の献立
牛乳 チキンライス クリームシチュー ほうれん草サラダ
【一口メモ】
パンに塗って食べたり、調味料として使ったりするバター。バターを一箱分作るためには、大きな1リットルのパックの4本分以上の生乳が必要です。さて今日の給食のシチューは、バターと小麦粉でルーを作り、シチューにしますが、バターを溶かし、小麦粉を加えて混ぜ続けます。混ざり合って滑らかになったものが一度みそのような状態になった後、さらに滑らかなルーとなり完成します。牛乳を加えるとホワイトソース(ベシャメルソース)になります。給食ではたくさんの牛乳を加えてソースを作るのは大変なため、スープにルーと牛乳を加え作り上げました。
6月6日(金)
今日の献立
牛乳 ご飯 鰯のガーリック揚げ ほうれん草の磯あえ みそ汁
【一口メモ】
今日は一汁二菜の献立です。一汁とは一つ汁物があるという意味です。みそ汁の具は切干大根やもやし、豆腐です。二菜はおかずが二つあるということです。おかずは主菜と副菜にわけられ、主菜は肉、魚、卵、豆などが主に使われている料理です。今日の主菜は鰯のガーリック揚げです。副菜は野菜や海藻、きのこが主な材料の料理です。足りない栄養素を補う役割で、ほうれん草の磯あえが副菜です。ごはん、汁物、主菜、副菜を順番に口にしましょう。栄養が偏りにくく、味わいが豊かになります。
6月5日(木)
今日の献立
牛乳 ご飯 三食そぼろ おからポテトサラダ こなつ
豆腐を作るときにできる豆乳をしぼった残りかすがおからです。今日はポテトサラダにおからを使いました。おからはおなかのお掃除屋さんの食物繊維や骨や、歯に必要なカルシウムをたくさん含んでいます。また、もとをたどると、おからは大豆です。大豆のたんぱく質もとることができ、体をつくるもとになります。ポテトサラダには米酢も使いました。酢には疲れをとる効果があります。
6月4日(水)
今日の献立
牛乳 ご飯 昆布豆さつまいもいり 若鳥の味噌煮 ねりごま和え
【一口メモ】
ごまは白、黒、金と皮の色で分けられています。ごまのセサミンは腸内環境を整えたり、肌を保ったり、疲れをとったり、老化の防止に役立ちます。さて、6月4日から10日までは歯の健康週間です。よく噛んで食べるとよいことがたくさんあります。「ひみこのはがいーぜ」という標語で、よく噛むと体にどのようないいことがあるか確認しましょう。
「ひ」肥満を防止「み」味覚が発達「こ」言葉の発音がきれいに「の」脳が発達「は」虫歯の予防「が」がんの予防「い」胃腸の働きを良くする「ぜ」全力投球できる
いつもより噛むことを意識しましょう。
6月3日(火)
今日の献立
牛乳 ツナカレートースト 洋風煮込み さつまいものレモン風味
【一口メモ】
いろいろな料理に使われる万能野菜の玉ねぎ。黄、赤、白と種類がありますが、日本で多く出回っているのは黄色です。玉ねぎを切ると目が痛くなりますね。今日はトーストにも洋風煮込みにも玉ねぎを使いました。玉ねぎは涼しい気候を好むので、北海道で多く栽培されており、春に種をまいて秋に収穫します。佐賀県や兵庫県、長崎では、秋に種をまき、春に収穫します。春の新玉ねぎは辛みが少ないのでサラダとしても食べやすいです。一年中出回っているものは辛みが強いですが、火を通すと玉ねぎの細胞から甘み成分が出てきて、料理のおいしさを支えています。
6月2日(月)
今日の献立
牛乳 チンジャオロース丼 かぶのサラダ 麩のラスク
【一口メモ】
今から400年前の、徳川家康は、普段、麦ごはんを食べていたといわれています。麦にはビタミンB1という栄養素が含まれています。それはこの時代に、はやっていた病気を防ぐことができると後にわかりました。当時の平均寿命は、50歳でしたが、家康は75歳まで生きたといわれています。長生きしたのは麦ごはんのおかげかもしれません。給食のごはんには、麦や強化米をいれて炊くことがあります。ご飯の粒の中に線が見えるものが麦です。強化米は黄色く見えたり、炊くときに色が反応して黒っぽく見えたり、ほんのり苦みを感じたりすることがあります。でも、食物繊維やビタミン、鉄分など、栄養価アップしたご飯なのでご安心ください。
5月30日(金)
今日の献立
フレッシュトマトのスパゲッティ・ホキのレモン風味・イタリアンサラダ・牛乳
一口メモ
「市川とまと」はおよそ50年の歴史があるそうです。市内の約20軒の農家によって栽培されています。都市に近いので、採りたての新鮮なものを届けることができるのが特徴です。今日は市川産の新鮮なトマトをつかったスパゲティにしました。湯むきはせずにまるごとのトマトを角切りにして使いました。豚ひき肉とみじん切りの玉ねぎとニンジン、セロリとトマト、トマトピューレ、ケチャップなどでソースを作りました。
5月29日(木)
今日の献立
牛乳 ご飯 千草焼き 生揚げとこんにゃくのピリ辛炒め 春キャベツの土佐あえ
【一口メモ】
鰹節はかつおを切ってゆでて燻製にしたものです。鰹節を薄く削ったものを削り節といいます。今日の副菜のキャベツの土佐あえに入っています。土佐あえは鰹節を使った和え物のことを言いますが、鰹節の産地が高知県土佐市であることからこの名前がつきました。春キャベツの土佐あえの作り方を紹介します。キャベツを短冊切りにし、しょうがを千切りにします。しょうゆとみりんのたれと削り節を炒っておきます。最後に材料をあえればできあがりです。主菜の千草焼きは、千と名前がつくように、いろいろな材料を刻んで、混ぜて焼く料理です。ほうれん草、人参、たまねぎ、きくらげを入れています。風味豊かな味に焼きあがりました。
5月28日(水)
今日の献立
牛乳 いなりご飯 鯖のピリッとジャン 磯香あえ そら豆
【一口メモ】
空に向かってさやがつく野菜はそら豆です。今日は1年生がさやをむいたそら豆を給食室で塩湯でしました。今日は茨城県産のものですが、千葉県でも5月中旬から下旬ごろまで出回ります。そら豆のおいしい時期は3日といわれるほど、鮮度が大切です。豆がさやについている黒い部分を「おはぐろ」といいます。新しいものは、緑のままのものもあります。
5月27日(月)
今日の献立
牛乳 麦ごはん ホイコーロー 茎わかめ入り春巻き こなつ
【一口メモ】
三陸や鳴門地区の海でたくさん採れるわかめ。今日は茎わかめを春巻きに使っています。みそ汁やサラダなどで食べる時には、わかめは小さく切られているので、わかめは小さいものと思っている人も多いかもしれません。しかし、実際は、2~3メートルもあります。わかめの栄養素は、骨や歯の材料になるカルシウムやマグネシウム、血の材料になる鉄分や血が出た後に血を固めるビタミンK、お腹の掃除屋さんの食物園医などです。
5月23日(金)
今日の献立
牛乳 ご飯 鶏のから揚げ 五目きんぴら なめこのみそ汁
【一口メモ】
おなかの掃除屋さんで食物繊維が豊富なごぼう。今日は五目きんぴらに入っています。きんぴらの名前は江戸時代に流行した人形浄瑠璃の主人公金太郎で有名な、坂田金時の息子の坂田金平から名前をとったといわれています。ごぼうの歯ごたえや辛さが金平の強さと勇ましさを表し「きんぴらごぼう」と呼ばれるようになったそうです。基本のきんぴらごぼうの作り方をご紹介します。ごぼうを千切り、またはささがきにします。人参は千切りにします。ごぼうを油で炒めて、砂糖、しょうゆなどの調味料で味を調え、唐辛子を入れてからみをきかせます。給食では、ベーコンやれんこんを入れました。
5月22日(木)
今日の献立
牛乳 豚キムチ丼 八宝みそ汁 フルーツポンチ
【一口メモ】
今日はみそ汁に徳島県産のニンジンを使いました。ニンジンはカロテンが含まれていて、風邪や感染症予防効果があるビタミンAになります。皮の近くにカロテンがあるので、本当は皮をむかないで調理すると豊富にとれます。皮は薄くむきましょう。また油と一緒に調理すると、カロテンをたくさん体に取り込めるので炒め物にしたり、サラダでドレッシングをかけたりして食べるのがお勧めです。今日のみそ汁には使っていませんが、豚キムチ丼の具に油を使いました。
5月21日(水)
今日の献立
牛乳 ご飯 鶏肉とじゃがいもの煮物 いろどり野菜のごま和え こなつ
【一口メモ】
三大うま味成分の一つ、グアニル酸が豊富なしいたけはコナラ、ミズナラ、クヌギ、シイなどの枯れ木につくきのこです。江戸時代に豊後の国(現在の大分県)で炭焼きをしていた源平さんが炭焼きの残り木にしいたけが生えているのを見て、栽培をひらめいたとされています。しいたけを乾燥させたものが干し椎茸です。干し椎茸にすると生の時と比べてうま味と栄養価がアップし、保存性も高まります。今日は鶏肉とじゃがいもの煮物に干し椎茸を使いました。骨や歯を作るビタミンDが豊富です。
5月20日(火)
今日の献立
牛乳 ご飯 肉豆腐 かみかみごぼう きゅうりの辛みそ
【一口メモ】
きゅうりには黒いぼ、白いぼ、いぼなしなどがあります。昔のきゅうりは苦みが強くあく抜きが必要でしたが、今のきゅうりは改良されて苦みもあくも少なくなっています。日本に最初に伝わってきたのは黒いぼきゅうりでした。地元の味として黒いぼきゅうりが栽培されている地域もあります。いぼなしは業務用として出回っています。いぼがない分、洗う手間がなくなるからです。きゅうりは水分が95%、ほとんどが水分です。暑い日には水分補給として、冷やして食べるのもお勧めです。
5月19日(月)
今日の献立
牛乳 ご飯 キャベツミンチ わらびのごまあえ 田舎汁
【一口メモ】
ビタミンUと言って胃腸に良い栄養素が含まれており、別名「キャベジン」とも呼ばれている野菜は、キャベツです。とんかつなどの揚げ物にはキャベツの千切りが添えられていますが、胃腸への負担を軽減してくれます。日本では生野菜を食べる習慣はなかったのですが、明治時代以降に広まったそうです。今日は千切りのキャベツではなく、メンチカツの中にキャベツを入れました。ひき肉とたまねぎだけのメンチカツよりも仕上がりが硬くならず、食べた時もあっさりしています。副菜に入っているわらびは今が旬の山菜で、土の中にある茎からとれる澱粉はわらび粉として和菓子の材料になります。
5月16日(金)
今日の献立
ごはん 家常豆腐(ジャージャンどうふ) 春雨サラダ こなつ ぎゅうにゅう
春雨は、緑豆やじゃがいも、さつまいもが原料です。中国ではおよそ1000年前には春雨があったとされています。その後、日本にも伝わりました。サラダや酢の物、炒め物、鍋物など様々な料理に使われています。今日はサラダにしました。油、ごま油、砂糖、塩、醤油、酢、一味唐辛子をあわせてる作るたれと、野菜、春雨を合わせました。主菜の家常豆腐(ジャージャンどうふ)は、中国の四川料理がもとになります。家にある身近な食材で作る料理ということから、この名前が付いたといわれています。給食では豚肉と玉ねぎの疲れをとる黄金コンビを使っています。