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2025年2月の記事一覧
2月27日(木)
献立は、カレーピラフ、牛乳、ハニーマスタードチキン、グリーンサラダ、オレンジゼリー、です。
今日のメニューには「有機野菜」が使われています。
有機野菜の良さは、安全性と環境への配慮です。農薬や化学肥料を極力使わずに栽培されるので、農薬が残っている可能性が低く、安心して食べられます。
また、土や水が汚れることを抑えるので、自然環境の保全にも貢献するのが大きな利点です。
さらに、有機栽培により野菜本来の風味や栄養価が高まるとされています。
様々な面において、毎回有機野菜を使用することは容易ではないのですが、このような機会に有機野菜について知ることができるのも大きな良さだと思います。
食に関心を持って健康に過ごしてほしいです。
2月26日(水)の給食
献立は、ご飯、牛乳、ジャンボ揚げ餃子、もやしのナムル、ごまキムチスープ、です。
今日はメニュー「もやしのナムル」にある「ナムル」に注目します。
朝鮮半島由来の食べ物であることはご存じの通りですが、いろんな植物を集めて、ごま油などの調味料で味付けした料理を指すそうです。
「もやし」はビタミンB群、C、カリウム、カルシウム、食物繊維などの栄養素が豊富に含まれています。
また、栄養豊富だけでなく、コスパがものすごく良いことでも知られていますよね。一袋数十円でこの栄養の豊富さは本当に驚きです。
かさ増しなど、特にここ最近の物価高騰の折では、重宝されています。名脇役としていろいろな料理に活躍しているのが「もやし」です。
その「もやし」が主役級になるのが、ナムルですよね。栄養たっぷりなので、しっかり食べて元気に過ごしてほしいです。
2月25日(火)の給食
献立は、麦ご飯、牛乳、カツカレー、冬野菜のマリネ、花みかん、です。
今日は6年生が考えた「寒さに勝とう!カツカレー」献立です
冬本番の寒い2月に、6年2組さんからみんなへ、寒さに勝つ!とカツ!をかけたカツカレーのプレゼントです。
みんなが元気に過ごせるよう、栄養はもちろん、季節、食材の値段など、たくさんのことを考えて献立を立ててくれました!
6年2組さんありがとうございます!
2月21日(金)の給食
献立は、ご飯、牛乳、味付けのり、鯖の香味焼き、湯葉すまし、いもかりんとうです。
今日はメニュー「湯葉すまし」にある「湯葉」に注目します。
豆乳を加熱して表面にできた薄い膜を、竹串や棒ですくい上げたものですね。
大豆の旨味や栄養が凝縮された健康食材で、トロトロとした食感が人気です。湯葉は、中国が発祥で、日本には平安時代に僧侶の最澄(天台宗の祖)が仏教とともに持ち帰ったのが始まりとされているようです。
手間暇がかかる上に、職人の技術が必要となるので、高級食材であることはよく知られているところです。
6年生が修学旅行で行く日光は、湯葉の名産地としても有名ですね。
最近は海外からの訪日客(インバウンド)が多く、湯葉を食べることも多いと思います。湯葉は英語にするなら「tofu skin」や「soi milk skin」と言うそうです。豆腐や豆乳の表皮という直訳ですから、湯葉の製造過程を的確に表現していると言えるでしょうか。
湯葉は子どもには馴染みが薄いかもしれませんが、馴染みの薄いものを給食で知ることができるのも学校給食のいいところですね。栄養たっぷりなので、しっかり食べて元気に過ごしてほしいです。
2月20日(木)の給食
献立は、ご飯、牛乳、厚揚げのポークケチャップ、青のりポテト、かきたま汁、です。
今日はメニュー「青のりポテト」にある「青のり」に注目します。
青のりは磯の香りが強く、風味が豊かで口溶けも良いのが特徴です。
「青のり」と「あおさ」が同じものだという誤解があるようですが、青のりはあおさよりも旨味や芳香、食感が良いとされていますが、あおさより高価とのことです。
青のりというと、ポテト、お好み焼き、たこ焼き、ちくわの磯部揚げなどなど、いろいろな料理に使われます。今日のようにポテトに使われることも多いですね。
「ポテトチップで好きな味は?」という問いには、必ず「のり塩」が上位に入っているぐらいの定番です。
それでは、ポテトに青のりをかけるとおいしいですが、なぜでしょうか?調べてみました。
理由は、青のりの風味とポテトの甘みが調和して、香ばしさが増すからだそうです。シンプルな塩味ともマッチして、食欲をそそる組み合わせとなります。揚げることでさらに香ばしさは増すと言われています(今日は揚げていません)。
今日はこの冬一番の冷え込みです。たくさん食べて元気に過ごしてほしいです。
2月19日(水)の給食
献立は、ご飯、牛乳、米粉の鶏の唐揚げ、ひじポテサラダ、なめこと大根の味噌汁、です。
今日は、「米粉の鶏の唐揚げ」が出されていますので、「粉」を取り上げてみます。
唐揚げは我が国において、ものすごく人気のあるメニューですね。唐揚げ専門店もそこかしこに数多くあって、行列ができているのを目にします。
その唐揚げの仕上がりを左右するのが「粉の種類」ですね。基本は小麦粉・片栗粉・米粉でしょうか。
もっとも歴史が長いのが小麦粉と言われています。麦特有のおいしさを感じることができ、カリッと、そして冷めるとしっとりとした食感に変化するのも特徴です(しっとりしてしまうのがデメリットに感じる人もいるようです)。
片栗粉を使用した唐揚げは、竜田揚げとも呼ばれていますね。歯ごたえのあるザクザクとした食感となります(デメリットは油を吸いやすい点です)。
米粉はもっとも衣が薄くつくので、油を吸いにくいのが特徴です。食感はサクサクッとしたクリスピーさを感じられるのが特徴です(デメリットは高価であることのようです)。
それぞれの良さがありますね。粉一つでまた違った料理のようになるのも奥深く、面白いですね。
今日は米粉を使用しているので、味だけでなくサクッとした音で、耳でも楽しむことができます。
2月18日(火)の給食
献立は、麦ごはん、牛乳、あぶたま丼の具、僧兵汁、花みかん、です。
今日のメニューにある「僧兵汁」は知りませんでした。
肉や野菜をふんだんに盛り込んだみそ仕立ての汁ものです。
発祥は三重県と言われています。
この名は、戦国時代に織田信長に寺の僧が対抗して戦ったことが知られていますが、これを「僧兵」と呼びました。僧は肉食を禁じられていましたが、戦いに備えて力をつけるため、イノシシやシカ肉を入れて食べていたようです。
まさに今はやりの「ジビエ」だったのですね。
今日のメニューではさすがに豚肉ですが、力をつけるにはよいですね。
しっかりと栄養を摂って、冬本番の寒さに負けない力をつけてほしいです。
2月17日(月)の給食
献立は、ご飯、牛乳、キャベツメンチカツ、じゃこサラダ、さつま芋入り豚汁、です。
今日は、献立のサラダに入っている「ちりめんじゃこ」です。
突然ですが、「しらす」と「ちりめんじゃこ」の違いは何でしょうか?
予想通りだと思いますが、一番の違いは製法の違いからくる「水分量」です。しらすは塩ゆでした状態で水分量は8割以上。一方のちりめんじゃこは、干した状態のものを指すので水分量が5割以下です。
そのため、ちりめんじゃこを使用したメニューは歯ごたえが出ますね。
さて、しらすでもちりめんじゃこでもよいのですが、カタクチイワシ以外の生物が入っているのに気づいたことがありますか?例えば、タコやエビです。子どもの頃、探して、入っていると何か得した気分になって嬉しかったのを覚えています。
大人になってから、同じようなことをしている人がいるのを知りました。またそれが人気になっていることも。
カタクチイワシ以外の生物のことを「チリメンモンスター」と呼び、略して「チリモン」だそうです。「チリメンモンスターをさがせ!」(偕成社)という子ども向けの本のシリーズも出ています。
私も図書館で借りて読みました。
タコやエビだけでなく、タイ・アジ・サバ・イカ・カワハギなんてものもよくあるそうです。驚いたのは、フグ・タチウオ・タツノオトシゴ・カニもあるそうです。
これらのレアキャラに出会えたら、きっと嬉しくなると思います(噂ではチリモン採取専用に作られたじゃこがあるらしいです)。
おいしくいただくだけでなく、こんな楽しみも加わると、食べることがもっと好きになるかもしれませんね。
2月14日(金)の給食
献立は、ココア揚げパン、牛乳、焼肉サラダ、じゃがいものスープ、いちごゼリー、です。
今日は、6年生が考えた「ハッピーバレンタイン」献立です。
バレンタインの日に、6年1組さんからみんなへ、曽谷っ子が大好きなココア揚げパンのプレゼントです。
みんなが元気に過ごせるよう、栄養はもちろん、季節、食材の値段など、たくさんのことを考えて献立を考えてくれました!
6年1組さんありがとうございます!
2月13日(木)の給食
献立は、ひじきご飯、牛乳、鮭のチャンチャン焼き、さつま芋のミルク煮、です。
鮭のチャンチャン焼きは、鮭と旬の野菜を蒸し焼きにして味噌で味付けした料理です。北海道の石狩地方の漁師町が発祥と言われているそうです。今では全国区になっていますよね。
漁師が船上でドラム缶の鉄板で焼いて食べたのが始まりですが、チャンチャン焼きという珍しい名前の発祥は諸説ありです。
ちゃっちゃと作れるから、お父ちゃんが作るから、焼く時にヘラがチャンチャンという音を立てるから、などです。
石狩鍋やジンギスカンとともに「農山漁村の郷土料理百選(農林水産省)」にも選ばれている料理をしっかりと味わってほしいです。