今日の給食

2025年1月の記事一覧

1月16日(木)の給食

献立は、アーモンドトースト、牛乳、鮭のクリームシチュー、ハムサラダ、です。

10月下旬のこのコーナーで「クリームシチュー」が日本が発祥であり、しかも学校給食が発祥だという記事を書きました。

今日は、「アーモンドトースト」を取り上げます。

では問題です。

Q.「アーモンドトースト」はどこの国発祥のメニューでしょうか?

アーモンドの名産地としては、アメリカやスペイン、イタリアが挙げられますが…。

A.答えは、日本です。

それでは日本のどこで生まれたか?

これも発祥がはっきりとしていて、兵庫県の姫路市。そこにある喫茶店で生まれたようです。ご存じの方は多いのかもしれませんが、姫路市は「モーニング文化」で有名だそうです。

今や姫路市民のソールフードとも言われ、日本テレビ系「秘密のケンミンshow」でも取り上げられたことがあります。

本当に驚きです。当然のことのように欧米発祥かと思っていましたが。このコーナーを書くようになって、我が国の食文化の豊かさにはいつも驚かされると同時に、誇らしい気持ちにさせてくれます。

皆さんともこの驚きを共有したいです。

 

1月15日(水)の給食

献立は、小豆ご飯、牛乳、鶏のから揚げ、礒香和え、けの汁、です。

今日は、小正月です。

1月1日を中心とした「正月」に対し、1月15日を「小正月」といいます。

大昔の日本では、1年で初めての満月の日を「正月」にしていました。これが「小正月」の期限です。

小正月には、米と小豆を炊いた小豆粥を食べる習慣が広く見られます。

小豆には古来より魔除けの力があると信じられてきました。無病息災を願う晴れの日のごちそうとされています。

給食室では小豆ご飯を作りました。

1月14日(火)の給食

献立は、麦ご飯、牛乳、えびと豆腐のチリソース、春雨サラダ、花みかん、です。

エビチリは老若男女問わず人気メニューです。

さて、エビチリはどこの料理でしょうか?

そう中華料理、ではなく、日本で誕生した料理です!

陳建民さん(1990年代の人気番組「料理の鉄人」の中華の鉄人・陳建一さんのお父様で「日本における四川料理の父」と呼ばれています。現在はお孫さんに当たる陳建太郎の代ですね)が日本にお店を出す際、四川料理の代名詞でもある豆板醤の辛さが、日本人には強すぎると感じていました。

そこでケチャップを加えることで辛さをマイルドにし、日本人向けにアレンジをしたことでエビチリが誕生しました。

エビチリまで日本生まれの料理なのですね。驚きです。

今日は、エビチリに豆腐が入っており、見た目は少し麻婆豆腐のようです。どちらも人気メニューですので、おいしくないわけがありません。

たくさん食べて「元気」に過ごしてほしいです。

1月10日(金)の給食

献立は、昆布ご飯、牛乳、松風焼き、柚子香和え、白玉入りフルーツ蜜豆、です。

明日1月11日は「鏡開き」です。

鏡開きとは、お正月の間に飾っていた鏡餅を神棚や床の間から下げ、無病息災を祈願して食べる行事のことです。

実際には、大きな鏡餅を割り分けて食べますが、「割る」は壊すことに通じる忌み言葉であるため、一般的には縁起を担いで「鏡開き」と呼びます。

1月9日(木)の給食

献立は、ご飯、牛乳、いなだの香味焼き、切干大根の海苔胡麻サラダ、白菜の味噌汁、です。

初登場!今日の副菜は切干大根の海苔胡麻サラダです。大根を細切りにして乾燥させたものを切干大根といいます。大根を乾燥させると、甘みが増し、うま味と栄養が凝縮します。普通の大根と比べると、切干大根には、カルシウムが20倍以上、食物繊維が15倍以上含まれています。よく噛んで食べて、おいしく栄養をいただきましょう!