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2025年1月の記事一覧
1月23日(木)の給食
献立は、じゃこガーリックライス、牛乳、スパニッシュオムレツ、グリーンサラダ、ABCスープ、です。
スパニッシュオムレツは、11月の読書週間の時に、「こまったさんのオムレツ」のお話給食第4弾としても出てきました。
オムレツは大体わかりますが、「スパニッシュ」とは?
これは調べてみると、「スペイン風」という意味であり、主にじゃがいも・ベーコン・チーズが入っているものを指すそうです。
今日の献立も、たっぷりとじゃがいも・ベーコン・チーズが入っていておいしいですよ。
寒い季節も、たくさん食べて乗り切ってほしいですね。
1月22日(水)の給食
献立は、あんかけ焼きそば、牛乳、もやしのナムル、マーラーカオ、です。
今日の献立では、「マーラーカオ」ですが皆さんご存じだったでしょうか。私は残念ながら初耳の料理でした。
調べてみると、日本に伝わったのは鎖国時代のことですが、起源はマレーシアから中国へ伝わった説と、中国の広東地方で作られたという説があるそうです。
そのため、「中華風蒸しカステラ」や「マレーシア風カステラ」とも呼ばれています。カステラというだけあって、一般的な蒸しパンよりもしっとりとしていて、甘さも感じられます。
中国では点心としても愛されていて、香港の飲茶などでも提供されているそうです。全く知りませんでした。
いつもながら、学校給食では、おいしく栄養が摂れるだけでなく、世界の料理にも触れられるのがとてもいいですね。
1月21日(火)の給食
献立は、ご飯、牛乳、たらの西京焼き、大豆の磯煮、じゃがいもの含め煮、です。
今日の主菜は、「たらの西京焼き」です。西京焼きとは、西京味噌と呼ばれる京都産の白味噌に魚や肉の切り身を漬けこんで焼いた伝統料理のことです。海から離れた京都でも美味しい魚を食べられるよう、保存性を高める方法として味噌に漬け込むこの「西京漬け」が編み出されたと言われています。
現在では「西京味噌」のことを、白味噌の総称として呼ぶこともあるようです。
1月20日(月)の給食
献立は、キンパ風混ぜご飯、牛乳、ひじき春巻き、ニラ玉スープ、花みかん、です。
恥ずかしながら、私は「キンパ」という料理を知りませんでした。
調べてみると、韓国の料理であり、日本の海苔巻きに似たもののようです。
海苔巻きと大きく違うのは、使っているのが酢飯ではなく、ごま油と塩で味付けされたご飯を使っている点です。
今日は、混ぜご飯という形で提供されていますが、ごま油の香ばしさは十分味わえます。
とてもおいしい料理です!
本日、曽谷小の人気メニューのレシピを紹介する「給食メニュー」のコーナーに、新たなメニュー(いがぐり揚げ、さつま芋のごま団子、ひよこ豆のサラダ、アーモンドトースト、コーンサラダ、フルーツ杏仁、フルーツ白玉)が加わりました。
是非お確かめください。 →「給食メニュー」
1月17日(金)の給食
献立は、ご飯、牛乳、唐草焼き、五色和え、ピリ辛肉じゃが、りんご、です。
10月29日にこのコーナーで、肉じゃがは東郷平八郎さんが、イギリス留学中に食べたビーフシチューが忘れられず、何とか日本の食材で食べたいと調理員にお願いしたのが始まりだ、と書きました。
赤ワインの代わりに醤油を使うなど調理員が試行錯誤を重ねて生まれたのが肉じゃがということです。
そこで今回は、肉じゃがは牛肉か豚肉か、という話です。みなさんはどっち派でしょうか?
大まかには西日本が牛肉、東日本が豚肉と、東西の食文化が異なることに関係しているようです。
冬の気圧配置を「西高東低」といいますが、肉の食文化の違いを「西牛東豚」とも言うとのこと。
肉じゃがに豚を使うと甘みがあり、牛を使うとコクがあると言われていますが。
私は代々東京で生まれ育ちましたので、肉じゃがは豚肉だという認識です。今日の給食も、千葉県は関東だからか、豚肉が使われています。
以前、神戸の友人とその話になったとき、豚肉の肉じゃがというものが存在することが信じられず、大変驚いたそうです。
では肉じゃがの牛肉と豚肉の境目は日本のどの辺りか?
よく言われるのは、岐阜県や三重県の辺りということですが、真偽のほどは?(それを研究している方がいて、その方の作成した地図上では東と西、豚と牛が結構はっきりと分かれていました。例外は豚文化の宮崎・鹿児島・沖縄です。)
しかし、肉じゃが自体がおいしいですし、甘みもコクも、どちらの肉を使ってもおいしいのは間違いのないことです。
今日の肉じゃがはピリ辛肉じゃがで、豚の甘みをよく生かしたメニューでおいしいです(辛みと甘みの調和は、このコーナーで以前、豚キムチについて書きました)。