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お知らせ&ニュース
R6.10.17 学校支援実践講座(6年生)
7月の学校だよりでもお知らせしました、「学校支援実践講座」が6年生を対象に行われました。
すごく簡単に言いますと、いじめの未然防止に向けて、学校と地域住民が力を合わせて取り組むというものです。全国を見ても、市川市独自の取組で大好評です。
いじめの専門家と市川市が一緒に作成した、架空事例について、子どもたちのグループに1名の地域支援者が入って、話し合います。当然これという正解はありません。
子どもたちが主体的に自分事として考え、発表し、それを地域支援者が受容的に聞いていき、子どもたちがいじめやいじめに至ってしまうかもしれない人間関係について考える機会とします。
1回やれば、即いじめがなくなるとか、今後も起きなくなるとかいうものではないですが、数を重ねるうちに必ず違いが出てくるものと考えます。
また、今回の地域支援者の皆さんは曽谷地域在住の方もしらっしゃいましたので、子どもたちとって地域に顔見知りが増えること、そして自分の地域には自分たちを思ってくれている地域の方がいるんだと知れたことが大きいと考えます。実際、道などで顔を合わせ、挨拶や言葉を交わす機会が生まれるなら、本当に素敵なことだと思います。
この取組を私は推していますので、1度やった3年生、今回の6年生以外の学年でも計画を進めていきたいと考えています。
R6.10.15 後期始業式
後期始業式が行われました。前期修了式はオンラインで行いましたが、今回は体育館に全員が集まりました。
まず校長から。
今日から始まる後期に向けて、一人一人がそれぞれの目標を立てて、それに「本気」で取り組んでほしい。朝一人で起きる、授業の中で手を1回は挙げる、算数の計算を頑張る、新出漢字を覚える、サッカーを頑張るなどなど。
自分で立てた目標なら、本気で取り組めるはず(「本気」なら、根気よく継続して取り組めるはず。本気なら、後ろ向きになる時も「勇気」を出して頑張れるはず。「本気」で取り組むには、まず普段から「元気」に過ごすための努力や工夫をするべき)。今日から新しい気持ちで頑張ってほしい。という話をしました。
その後、表彰を行いました。わんぱくセミナーの修了証と、親子クッキングの校長賞、奨励賞です。次回の学校だよりスキットメール版でご紹介させていただきます。
それでは後期もよろしくお願いいたします。
R6.10.14 お神輿渡御
曽谷第5自治会の秋祭りお神輿渡御が行われました。渡御とは、お神輿が地域に出ていくことですね。
本校の児童もたくさん参加しました。
他の地域では、「地域行事を催す力がない」「催しても子どもたちが参加してくれない」という話をよく聞きます。しかしながら曽谷の地域では、どちらも当てはまりませんね。
たくさんの行事があり、たくさんの子どもたちが参加する。
つくづく良い地域ですね。
唐突ですが、外国の方に「お神輿とは何ですか?」と聞かれたら、どう答えますか?神輿というものがどういうものかわかっていないと難しいですね。
以前調べたことがあって、英語でportable shrine です。portableは移動可能な、持ち運びできるという意味、shrineは神社の社ですね。つまり、移動可能な神社というわけです。だからこそ、神様を乗せてみんなで担ぎ、地域を回ることで、神様・神社が自分たちの地域にいらっしゃった、という意味があります。それによって地域の災いを吸収したり、人々の願いを叶えたりできるのですね。英語で表すことでシンプルに物の意味が分かることもあります。
これで今年も曽谷の地域の災いが吸収され、人々の願いが叶うといいですね。
R6.10.13 縄文まつり
学区内の曽谷貝塚において、「縄文まつり」が快晴のもとで開催され、本校の児童は、コーラス部と3・4年生有志によるエイサーで出演しました。写真からもわかるとおり、すごいギャラリーでした。
まつり実行委員長からは、「曽谷小のお子さんたちには、オープニングとして最高の演奏、演技をしてもらいました。ステージにたくさん人が集まって、弾みをつけてもらいました。本当にありがとうございました」とのお言葉をいただきました。
3連休の中日にもかかわらず、どちらもたくさんの児童が参加しました。参加した児童のみなさん、ご協力いただいた保護者の皆様、本当にありがとうございました。
※【ここでお知らせ】当日お子さんが縄文まつりに参加された保護者の皆様へ
本校保護者で、縄文まつり副実行委員長でもある木村様より、コーラス部とエイサーの児童写真データ約500枚分をお預かりしています。「当日来場できなかった保護者の方もいるだろうから」とのことで、極力一人一人を映してくださっていますので、必ずやお子さんの雄姿が映っているはずです。
当日来場できなかった、来場したが撮影機器がなかった、機器はあったが撮影がうまくいかなかった、という保護者の方がいらっしゃいましたら、お気軽に校長まで一声お掛けください。よく映っているデータをお渡しします。
子どもたちにとっても、曽谷貝塚で催し物ができたことは、何年か経った時に、より重みが増すのではないでしょうか。校歌の2番の歌詞に「いにしえしのぶ 貝塚の」があったなぁとか、身近すぎてわからない、曽谷貝塚のすごさ(国指定の史跡だとか、馬蹄式貝塚として日本一の面積だとか、曽谷式土器があるとか、4,000年前の貝塚など)がわかるのはこれからでしょうから。
休みの日にもかかわらず、顧問の先生や出演学年の先生方に自主的に引率をしてもらいました。出演学年でない先生でも、多くの子どもたちがお祭りに来るだろうからと、様子を見に来ていた先生もいますので紹介しておきます。
お祭りはキッチンカーもたくさん出て、展示や体験コーナーもあり、たいへん盛り上がっていました。
それにしても、子どもたちが楽しめるお祭りや行事が本当に多い地域に育ち、曽谷小の子どもたちは幸せだと思います。
R6.10.11 前期終業式
前期終業式をオンラインで開催しました。早いもので、年度の半分が終わったことになります。
まずは本日児童が受け取る通知表「あゆみ」を、6年生の代表児童に渡しました。
次に校長講話では、その通知表について少し話をしました。児童に気を付けてもらいたいことです。
1 「できる」と「もう少し」について:真ん中についている「できる」は、決して「ふつう」ということではない。「できる」なのだから「合格」であって、胸を張ってよい。「もう少し」は、決して「ダメ」ということではない。「もう少し」なのだから「合格」に向けて、「もう少し」だけ後期頑張ればよいだけのこと。「ふつう」と「ダメ」と決して思わないこと。
2 〇の数を数えることについて:例えば「よくできる」の数が何個かを友達と比べる子がいる。しかし、それぞれの項目は中味がそれぞれ違う。しっかり中味を読まなければ、数を比べても全く意味がない。また「よくできる」が前より何個増えたから頑張った、何個減ったから頑張らなかった、ということではない。やはり中味をよく読んでほしい。
3 行動の記録について:お勉強以外の「行動の記録」もすごく大事。勉強以外での、その子の頑張りが出ている。責任感を持って学級の仕事をした、誰に対しても分け隔てなく接した、仲良く助け合った、最後まで粘り強くやりとおした、元気に生活した、自他の生命を大切にした…などなど。これは勉強以上に大事なことかもしれない。みんなの良いところだから、〇のついていところの内容を、よく読んでさらに伸ばしていってほしい。
以上に気を付けて、前期を振り返ってほしい。そして火曜日からの後期、またみんなで頑張っていきましょう。
最後に科学工夫作品展の表彰を行いました。
代表児童、および表彰児童は、次回スキットメールでの「学校だより」の中でご紹介させていただきます。
これまでのご理解ご協力に誠に感謝申し上げます。「あゆみ」でたくさんお子さんを褒めてあげてほしいと思います。そして3連休で気持ちも新たに、後期が迎えられるようお願いいたします。
それでは後期もよろしくお願いいたします。
R6.10.10 芸術鑑賞教室
「劇団仲間」の皆さんをお迎えして、芸術鑑賞教室を開催しました。
本物の芸術に子どもたちを触れさせることで、豊かな情操を育むのが目的です。
まず開催にあたっては、PTAより児童1人につき150円の補助を全員分いただきました。本当にありがとうございます。
また、当日は保護者の方の参加も見られました。
さて、あらすじはHPより、
「腕白(わんぱく)小学校1年2組。
番長を筆頭にこどもたちは、早く遊びたいからと給食を食べない。
このクラスといったら、入学以来一度も給食をちゃんと食べた事がないのだ。
ついに怒った給食のおばちゃん達が教室に乗り込んできた。
番長達になんとか給食を食べさせようとするが、その努力も空しく結局今日も大量の給食が残されることに…。
次の日、給食の時間に事件が起きた!
給食のおばちゃん達が書き置きを残して家出したのだ。
「つくっても のこすから もうつくりません。」
番長たちはこの危機をどう乗り越えるのか!」
この後どうなったかは、お子さんを話をされてください。
合言葉「元気」を構成する給食には力を入れていきたいと考えていたので、ピッタリの題材だったと思っています。
終わった後は写真のように、お出迎えをしてもらい、子どもたちも嬉しそうでした。
R6.10.9 桜並木のお掃除から
曽谷小の前の桜並木は、数百mにわたり桜が続き、曽谷の地域に季節ごとの彩りを与えてくれており、地域住民の誇りにもなっていますね。そんな桜並木も秋になり、落ち葉が目立つようになりました。
実はこの落ち葉を清掃してくださっている方々がいらっしゃいます。9月~12月の期間、毎週水曜日の8:15~だいたい30分ぐらい掃除をしてくださっています。アクティブシニア、高齢者クラブの方々であり、中心で活動されているのが、本校の前・地域学校協働活動推進員の新福さんです。いつも曽谷小の南側の登校見守りをしてくださっているので、知っている子は多いかと思います。
最近は涼しくなってきたので、特に落ち葉が多くなってきたので作業も大変です。曽谷小の敷地に面している部分だけでも、相当量の落ち葉です。
また、私は朝6:40頃出勤するのですが、その時間にも曽谷小前落ち葉を掃除してくださっている方がいらっしゃいます。お名前はおっしゃられませんでしたが、曽谷小のご近所の方のようです。
どちらも、曽谷小の前の道ですから、地域のためという理由があるはもちろん、曽谷小の子どもたちのために掃除していただいていると考えるのが自然でしょう。本当に頭が下がります。時間が8:15~と、7時前なので、子どもたちの多くは掃除している方がいらっしゃることも知らないと思います。そのため、この場を借りてお知らせをしていますので、保護者の方々には、是非お子さんにお伝えいただきますようお願いいたします。
それだけでなく、朝はPTAの方々の見守り活動があり、ボランティアで毎日校門前に立っていくださっている 交通安全推進隊の柏さんがいて、目に見えないところで桜並木を掃除している方がいて、子どもたちのためのお祭りや行事を準備・運営されている方々がいて、授業で「子どもたちのためなら」と、何かと力を貸してくださる地域の方々がいる…。
曽谷小の子どもたちには、どれだけ自分たちを支える人々がいて、どれだけ自分たちが地域の方々に大切にされているのかを知ってもらえたらと思います。そういった思いが、地域に対する愛着につながり、やがては様々な思いにつながると信じていますので。
R6.10.8 学習におけるタブレット活用について
9月の1回目の学校だよりでは、6月にお伺いした「学校評価」の結果についてお知らせしました。
全ての質問の中で、最も児童と保護者の回答結果に開きがあったのが、「日々の学習でタブレットを活用していますか」というものでした。児童は90%、保護者が40%という肯定的評価の結果で、なんと50%もの開きがありました。
これは私の周知不足以外の何物でもありません。児童も教職員もよく活用しているし、保護者の皆さんも学校だよりや学校HPで周知がなければ、活用の実態を知る由もありません。
そこで大いに反省し、今回はタブレット活用について書くことで周知を図りたいと思います。
写真は9月のとある日の同じ時間に、各クラスを回った時の様子です。
曽谷小の1年生はまだタブレットの配付がないので活用することができませんが(近いうちに来ます!1年の担任は2人ともICTに達者ですのでお楽しみに!)、それ以外の学年では頻繁に活用されています。
皆さんは、タブレットの活用というと、どんな教科をイメージされるでしょうか?やはり社会や総合的な学習での、調べ学習でしょうか。
実際には算数、国語、理科、社会、図工…、それに特別の教科・道徳も入れて全教科です。
画像や動画による視覚情報はもちろんです。これに加え、これまでノートと鉛筆では、自分の考えを書いたときなど、誰がどんな考えを持っているのか確認することは非常に限定的でした。しかしタブレットで自分の考えを書けば、瞬時に全員分を確認することができ、考えに詰まっている子は他の子の書き方にヒントを得て、自分の考えを書くこともできる。
先生も、机間巡視(先生が教室を回ってどんなことを書いているか確認したり指導したりする行為)をすることなく、その場で全員分を確認し、「〇〇君、いいこと書いているね。発表してよ」ということも可能になります。いい考えを持っているのに恥ずかしくて発表できなかった子は本当に多かったと思いますが、そういった子にも活躍の場が与えられるし、いい考えによって、クラスの学習も深まる。
私が勉強不足なのでこれぐらいしか書けませんが、一人一人に合わせた個別最適な学習にも、友達との協働的な学習にも、各学習の振り返りを蓄積するにも、またもっともっと多様な使い方をしている教職員が多くいます。また回を改めてご紹介できればと思います。
今回は、児童が日々よく使っているタブレットについてご紹介しました。
R6.10.7 丸付け補助(2年生)
2年生の算数の学習で、「曽谷小応援隊」にお手伝いをお願いしました。
この日は単元のまとめの学習として、練習問題に取り組みました。
単元で学習したことがしっかり身についているかを確認する問題です。算数は特に積み重ねの教科ですから、単元のまとめにあたり、しっかりと理解できているか確認することが必要です。
しかしながら、担任1人がしっかりと見ようとすると、担任の前に大行列(つまり何もしない空白の待ち時間)ができてしまいます。
そこで、丸付けの補助として、曽谷小応援隊から5人のご参加をいただきました(1組に2人、2組に3人)。
丸付けだけでなく、終わった子がいないうちは、机を回ってもらい教えてくださいました。
結果、丸付けの長い列ができることもなく、担任以外の大人にたくさん褒められ、間違ったところは優しく教えてもらい、そしてたくさんの大人で教えているので、子どもたちがより算数ができるようになっている。
授業が終わってお礼のとき、子どもたちから「また来てね!」という声が!地域の方にとって、こんな嬉しい言葉はないのでは?心の優しい子どもたちです。
願わくば、授業をきっかけとして、近所で会ったときには、挨拶が生まれるような関係、子どもたちにとって「顔見知りの多い地域」になっていけば素敵かなと思っています。
R6.10.4 町たんけん(2年生・生活科)
2年生が生活科の学習で、町たんけんに出かけました。
生活科や社会科で扱う範囲が広がってくる、ということを書いたことがあるかともいます。
1年生で学校たんけん、公園たんけんに行っています。2年生はさらに広がり曽谷小学校の学区、3年生で市川市内…と徐々に広がります。
2年生では町たんけんをグループで行いました。子どもたちが行きたいところを自由に行くことができます。
しかし当然ながら、自由度が増すごとに、危険度も増します。そのため、2年生の保護者の皆さんにお願いして、1グループに1人の保護者の方に付いていただきました。1人はお父さんです。保護者の方に付いていただきますが、主体は子どもたちですので、危険を見守っていただいたうえで、子どもたちの活動を優先していただいたのが有難かったです。
グループごとに行き先が違いますので、帰ってくる時間も違います。担任2人は学区を広く見回っていますので、学校に早く帰ってきたグループは、教室で大人がいない時間ができてしまします。
そこで、曽谷小応援隊にお願いして3名の方で、子どもたちの受け入れをしていただきました。
どこへ行った、こんなことがあった、楽しかったなど、子どもたちに寄り添い話を聞いていました。
自分たちでたんけんをしてきた、というのが子どもたちにとって意義のあることなのでしょう。子どもたちの顔は心なしか誇らしげでした。いい学習になったようでした。
保護者の皆様、地域の皆様、ご協力ありがとうございました。