今日の給食

今日の給食

6月25日(水)の給食

献立は、冷やしうどん、牛乳、夏野菜のかき揚げ、わかめコーンサラダ、です。

 

今日はメニュー「かき揚げ」に注目してみます。

かき揚げは、よく知られた料理ですが、「揚げ」はわかるのですが、「かき」とは何なのでしょうかね。

調べてみますと、バラバラになってしまう具材を鍋の中で「かき」集めながら揚げることからという説と、余っていた具材を集めて「かき」混ぜてから揚げることから、という2つが有力のようです。

ちなみに、かき揚げの日は11月4日です。これは香川の冷凍食品メーカーが定めた日ですが、理由がなかなか面白いのでご紹介します。

11月は秋が深まる時期で、温かいかきあげそばや、かきあげうどんが恋しくなる季節だから、という理由ではありません。

かき揚げは、そばやうどんのトッピングとして愛されています。今日の給食でも、冷やしうどんの上にトッピングされています。

麺の日は、細長い面のイメージから11月11日(ポッキー&プリッツの日でもあります)なのは有名らしいのですが、ここでご確認いただきたいのがカレンダー。

11月11日の上にあるのは何日でしょうか?

そう、4日。11月4日です。

麺の上にあるので、11月4日をかき揚げの日としたそうです。とても洒落ていると思いませんか?

今日はにんじん、玉ねぎ、かぼちゃ、枝豆、コーンと野菜がたくさん入ったかき揚げを食べて、「元気」に過ごしてほしいです。

6月24日(火)の給食

献立は、ご飯、牛乳、ピーマンの肉詰めフライ、ミニトマト、具たくさん味噌汁、です。

食育クイズ!ピーマンとミニトマトの旬はいつでしょう?

①夏

②秋

③冬

正解は、①の夏です。夏が旬の野菜をたくさん食べて、暑さに備えましょう!

6月23日(月)の給食

献立は、麦ご飯、牛乳、あぶ玉丼の具、湯葉すまし、メロン、です。

今日は「メロン」に注目します。

「果物の王様」とも言われるメロンですが、どのあたりが原産地だかお分かりになりますか?

私は南米あたりかな、と思っていましたが、全然違いました。諸説ありで、有力なのは、なんとアフリカでした。そのほか、中近東、インド、中央アジアなどが説としてあるようです。

その歴史は意外に古く、紀元前の古代エジプトではすでに栽培されていた記録も残っています。そこから東西に広がったと考えられているようです。

では、日本にはいつ伝わったか?

メロンには、網目のない東洋系メロンと、網目のある西洋系メロンがあり、東洋系は弥生時代にはすでに伝わったと考えられています。西洋系は明治時代だそうです。

ちなみに、日本国内での生産量(令和4年 農林水産省)は、1位が20年以上連続で、お隣りの茨城県です。千葉県は8位です(私の予想より生産量は高いかったです)。

ちなみによく話題になる、「メロンに生ハムはありかなしか」についても是非書きたいところではありますが、紙面が尽きましたのでまたの機会に。

 メロンは、水分が多く、カリウムも豊富に含むので、熱中症予防に最適な果物とも言われています。メロンを食べて、「元気」に過ごしてほしいです。

6月20日(金)の給食

献立は、麦ご飯、牛乳、四川麻婆豆腐丼、ナムル、オレンジ、です。

先月、麻婆豆腐が提供された日に、麻婆豆腐が有名な「四川省」について書いたところです。今日は「ナムル」に注目してみます。

ナムルが韓国料理であることは、多くの方がご存じのところだと思います。

ナムルとは、和え物の総称をさすので、実際は調理法から素材まで幅広いものだそうです。それこそ各家庭によっても千差万別で、我々が知らないものまでナムルの範疇に入っています。

しかしながらよく知られるところのナムルとは、野菜や山菜を茹でて、砂糖やごま油で味付けしたものですよね。

ニンジンやホウレン草、もやしを使って彩りもよく、栄養価も高いので健康にもよい。そして焼き肉の付け合わせとして、ビビンパやキンパの具として、少しピリ辛にすればお酒のお供にもなるという、韓国料理には欠かすことのできない存在です。

そんなナムルは、ごま油や塩分が栄養素の吸収を助けるので、野菜をそのまま食べるよりも効果的に栄養を摂取できることに期待ができるそうです。

今週は観測開始以来最も暑い6月でした。来週も、今週ほどではないにしても暑い日が続くようです。栄養満点のナムルを食べて、暑い季節を「元気」に過ごしてほしいです。

 

6月19日(木)の給食

献立は、あじさいご飯、牛乳、鶏の唐揚げ、しらすサラダ、けんちん汁、です。毎月19日は!食育の日―!!

今月の食育メニューは、みんな大好きな鶏の唐揚げです。唐揚げは中国から伝わった料理ですが、鶏の唐揚げは日本独自のものといわれています。北海道など特定の地域では、鶏の唐揚げをザンギと呼んでいます。

さて、今日は「あじさいご飯」に注目してみます。

これをお読みの皆さんは、あじさいご飯をご存じだったでしょうか?私は知りませんでした。

あじさいご飯とは、ゆかりや梅を入れることで、あじさいの花の色合いを模しています。また給食の丸い器に盛りつけると、丸いあじさいの花に似た見た目ともなります。

ちなみに、あじさいは中毒症状を引き起こす成分が含まれているそうで、食用にはできないでしょう。そのため、実際にあじさいが具材として入った「あじさいご飯」は作れないと思いますので、今日のように、ゆかりや梅、枝豆を入れて作った「あじさいご飯」が作られたのでしょう。

それにしても、このあじさいの咲き誇る季節に、「あじさいご飯」が提供されるということが、自然とともにある日本らしくて、とてもすてきだと思いました。学校給食にも季節感を大事にしてくださる水上先生、給食室の皆さんに感謝します。

これも立派な食育ですね。今日19日の食育の日にもふさわしいです。