今日の給食

今日の給食

6月11日(水)の給食

献立は、麦ご飯、ドライカレー、牛乳、イタリアンサラダ、あじさいゼリー、です。

今日は入梅です。入梅と梅雨入りは、どちらも梅雨の始まりを表しますが、意味と使われ方が違います。

入梅は暦上の目安で、毎年6月11日頃に設定されます。

一方、梅雨入りは、気象庁が発表する実際の梅雨の始まりを指し、年や地域によって違います。

 

さて、今日は「ドライカレー」に注目します。

ご存じのようにドライカレーとは、汁気のないカレー全般をいいます。挽き肉と野菜を炒めてカレー粉で味付けしたカレーや、カレー風味のチャーハンやピラフなどもドライカレーに含まれるようです。

それではいつものように、ドライカレーはどこの国の発祥なのでしょうか?

調べてみると、20世紀初頭に日本郵船の欧州航路船「三島丸」の船舶料理士が考案したという、日本生まれのメニューです(ちなみに、カレーつながりで、カレーライスに福神漬けを添えるようになったのは、この三島丸が発祥のようです)。

ドライカレーは、インドのキーマカレーを日本人の口に合うようにアレンジしたもののようで、長旅から食欲不振になったお客さんのために考案された、とあります。

日本発祥ですから、カレーの本場インドにドライカレーはないそうです。ドライカレーも日本の料理とは、いつもながら我が国の食文化はすごいですね。

梅雨の季節、食欲不振になることもあるかもしれませんが、ドライカレーをしっかり食べて「元気」に過ごしてほしいです。

6月10日(火)の給食

献立は、ナポリタン、牛乳、マセドアンサラダ、ハニーレモンラスク、です。

6月4日~10日は、「歯と口の健康週間」です。

1口30回かむことを意識して給食を食べましょう。

今日のかみかみメニューは、ハニーレモンラスクです。これは、校長先生の好きな給食の1つです。

今日で「歯と口の健康週間」は終わりますが、これからも健康な歯を保てるよう、1口30回!

よくかむことを意識して食べましょう!

 

 さて、このハニーレモンラスクというメニューは、昨年の夏に初登場して、たちまち子どもたちに大人気メニューとなりました。子どもたち及び子どもたちを通じて保護者の方々から問い合わせがあり、栄養教諭の水上先生がレシピを公開してくれたものです。

現在、「給食レシピ」は学校ホームページにいくつも公開されていますが、その記念すべき第1号になったメニューです。

 → 「ハニーレモンラスク」レシピ

 →  給食レシピ(学校HP「各種お便り」→「給食だより」→「給食レシピ」)

 私もレシピ通りに家で作ってみました。

料理素人の私にとっても思ったより簡単で、そして焼きたてが食べられるのでおいしいです(冷めてもおいしいです)。

だんだん暑くなるこの時期、レモンの爽やかな酸味、そして甘味がとてもよく合います。これからの時期に適したお菓子でしょう。

また、フランスパンの12等分というのがおいしい厚さですし、パンに吸わせる材料の分量もちょうどいいです。

お子さんが「おいしかった!」「家でも作ってほしい!」ということであれば、是非、お子さんと一緒に作ってみることをお勧めします。

6月9日(月)の給食

献立は、ご飯、牛乳、いかのかりんとう揚げ、切り干し大根ののりごまサラダ、田舎汁、です。

今日は「いかのかりんとう揚げ」を取り上げます。

皆さんは「いかのかりんとう揚げ」をご存じでしょうか?私は知りませんでしたので、少し調べてみました。

概要としては、お菓子の「かりんとう」に似た見た目と味付けをする揚げ料理です。以下を細切りにして粉をまぶして揚げ、蜜を絡めることで、かりんとうのような味わいになります。

名前は、かりんとう揚げですが、色が果物のかりんにも似ていることから、かりん揚げともいうことがあるようです。

このメニューも主に学校給食を中心として提供されているようで、全国各地の市町村における学校給食のレシピを探すことができましたが、メニューの発祥はよくわからないということでした。

しかし食べてみると、サクッとした食感に、甘いたれとイカの風味がよく合って、とてもおいしいです。

今日もまた1つ新たなメニューを知りました。あまり家庭やお店でも見ることのないメニューを知ることができるのも、食育としての学校給食の良さですね。

6月6日(木)の給食

 献立は、ご飯、牛乳、鯖のねぎ味噌がけ、ゆでそら豆、沢煮椀、です。

6月4日~10日は、「歯と口の健康習慣」です。

ひと口30回かむことを意識して給食を食べましょう。

今日のかみかみメニューは、ゆでそら豆です。

今日は、1年生が曽谷っ子全員分のそら豆をさやからむいてくれました。

1年生の皆さん、ありがとうございます。

 

→ さやむき体験の様子

6月5日(木)の給食

献立は、昆布ご飯、牛乳、カリカリ大豆サラダ、肉じゃが、冷凍りんご、です。

皆さん、よくかんで食事はできていますか?

むし歯のある人はきちんと治療できていますか?

1口30回かむことを意識して給食を食べましょう。

6月4日~10日は、「歯と口の健康習慣」です。

今日のかみかみメニューは、昨日のココア揚げパンに続き、カリカリ大豆サラダです。

6月4日(水)の給食

献立は、ココア揚げパン、牛乳、豚肉と大豆のトマト煮、キャベツのサラダ、です。

今日は、昨年度の「曽谷小学校給食ランキング」堂々の第1位・ココア揚げパンが満を持して登場です。

今年度は人気投票を実施するのかどうか、また結果はどうなるかわかりませんが、もし実施したのであれば今年度も上位に入るのではないでしょうか。

これで4月から、揚げパンとしては、揚げパン・抹茶きなこ揚げパンと今回のココア揚げパンで3回目です。ここまで月1回ぐらいのペースで提供されていることになります。

子どもたちに大人気の揚げパンですから、たくさんの回数を提供してくださる栄養教諭の水上先生、給食室の皆様にはたいへん感謝いたします。給食室の前に、揚げパンを作る様子の写真が掲示してありますが、とても手間が掛かりそうなことが見て取れます。子どもたちのためにありがとうございます。

子どもたちは間違いなく喜んでいることでしょう。

6月3日(火)の給食

献立は、ご飯、牛乳、枝豆入りつくね、ポテトサラダ、大根の味噌汁、です。

今日は、夏に旬を迎える枝豆を入れた「枝豆入りつくね」が主菜でした給食・食事

ここで、食育クイズ!

枝豆は成長するとあるものになります。それは次のうち、どれでしょう?

①そら豆

②グリンピース

③大豆

正解は、③の大豆です。枝豆は成長すると大豆になります。

5月にグリンピースのやさむきをした2年生には、豆の種類のお話もしたので、正答率は高かったのではないでしょうか?

これからも、旬の食材をおいしく、楽しく学んでいってもらえると嬉しいです。

6月2日(月)の給食

献立は、麦ご飯、牛乳、なすのスタミナ丼、春雨スープ、オレンジゼリー、です。

今日は「なすのスタミナ丼」から「スタミナ」を取り上げます。

よく「スタミナ」という言葉は耳にしますが、そもそも「スタミナ」とは何なのでしょうかね?

調べてみると、「長時間にわたり運動や活動を続けることができる持久力のこと。心肺機能や筋肉、精神力など様々な要素がある」とのことです。

確かに、多くはスポーツの場面で「あの選手はスタミナがある」などと聞きます。上の意味を当てはめれば、意味がよく通ります。

一方で食べ物に「スタミナ〇〇」というものも見かけますが、これは一般的にスタミナがつくという栄養素が豊富に入ったものを指すようです。

例えばたんぱく質、糖質、脂質といったエネルギー源、ビタミンB1鉄などの栄養素ですね。

今日のスタミナどんぶりなら、鶏肉・豚肉・大豆といったたんぱく質、砂糖・油といった糖質・脂質に、なす・しょうが・にんにく・玉ねぎ・人参・エリンギ・ニラといった栄養素が豊富です。

まさにスタミナの名にふさわしいメニューとなっているわけですね。

曽谷っ子には暑い夏に備えて、スタミナをしっかりつけて「元気」に過ごしてほしいです。

5月30日(金)の給食

献立は、麦ごはん、牛乳、生揚げのピリ辛野菜炒め、いわしのつみれ汁、りんごゼリー、です。

 今日は「つみれ」に注目してみます。

「いわしのつみれ汁」の発祥は、どこでしょうか?

それは、我らが千葉県です。千葉県の九十九里浜地域から全国に広まったようです。九十九里地域は古来より好漁場であり、いわしの漁獲量が多かったことにもよります。

ところで、「つくね」と「つみれ」の違いってご存じでしょうか?

私は、焼き鳥などでもみるので、挽き肉で作ったのが「つくね」、魚のすり身が「つみれ」と思っていましたが、違うのだそうです。私と同じように思っていた方は多いのではないでしょうか。

調べてみると、「つくね」は、肉類に限らず魚介類も使われているようです。

一方、「つみれ」は、すり身などと今日の給食なら蓮根やショウガなどの材料・調味料としっかりと混ぜるまではつくねと同じです。一口大に摘み取って、今日の給食のように、だし汁の中に入れたものを「つみれ」というのだそうです。

千葉県発祥のいわしのつみれ汁をしっかり食べて、「元気」に過ごしてほしいです。

5月29日(木)の給食

献立は、チリコンカンライス、ターメリックライス、牛乳、グリーンサラダ、フルーツヨーグルトです。

今日は「チリコンカン」に注目してみます。

名前が特徴的ですが、「チリ」はチリペッパーのこと、「コン」は一緒にという意味、「カン」は肉という意味だそうです。

チリコンカンは、メキシコ料理をルーツに持つアメリカの郷土料理で、挽き肉や豆、トマト、スパイスなどを煮込んだメニューです。スパイシーで、スープやシチューのように、トルティーヤや今日の給食のようにライスと一緒に食べるなど、様々な食べ方ができます。

アメリカでは、19世紀初頭、西部開拓者たちの旅路や探検の際に食べられていたようで、特別な料理です。チリコンカンのレシピを競うコンテストが頻繁に開催されていることからも、それが伺えます。

ちなみに、昨年度の2月に「学校給食運営協議会」という会議が開催された際、出席者が自分の好きな給食メニューを言い合いました。

出席者(学校・保護者・栄養教諭・調理員・給食業者・教育委員会)のうち3名が、チリコンカンを好きなメニューに挙げるという、大人気なメニューであることを知りました。

海外の郷土料理を知ることができるのも、学校給食の良い面です。栄養教諭の水上先生はじめ給食室の皆さんは、栄養を取るだけでなく、こういった食育も大事にしてくださっています。