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3年校外学習 ~もっと知ろう!市川市!!~

3年生は社会科で私たちの住む市川市について学んでいます。

そこで17日(火)は学校を飛び出し、実際に市内を見学してきました。

子どもたちにとって、本物を見たり、そこで生活する人に出会ったすること以上の学びはありません。

そういった意味で、今回、本当に素晴らしい学びの機会となりました!

まずはじめに訪れたのは、行徳漁港です。

南東に見える高いビルが並ぶまちは浦安、西に見えるのは船橋、そして海のむこう(南)に薄ら見えるたくさんの煙突や工場は袖ケ浦。目の前に広がる海の名前は東京湾。見えている海は湾の奥であり、ここは三番瀬と、国内でも数少ない貴重な自然の干潟でした。たくさんのウミドリが飛ぶ理由は、干潟には多くの生き物が住んでいるからですね。

 

次に訪れたのは、行徳にある100年以上の歴史ある中台神輿製作所です。

ここでは、新しいお神輿を作ったり、直したりしている会社で、行徳にもともと3軒あった神輿制作会社のうち、他2つは今はやめてしまってないとのことで、行徳のまちにとって、市川市にとっても、貴重な場所でした。

神輿は神様が乗るもの。神輿を上から見下ろすことは神様を見下ろすことと同じでいけないこと。

神輿はパーツの一つ一つがバラバラに作られていて、壊れたところだけを直して長く使われている地域の宝であること。

神輿づくりには5つの分野に分かれる職人が関わり、それぞれの力を合わせて制作すること。

「うるし」とは、うるしの木の表面を傷つけることで染み出る樹液のことで、お神輿を塗るのにつかわれて非常に高価であり、貴重なものであること。

行徳から新井の地域には、9つほどの祭りがあり、地域に神輿があって、神輿をつくる会社もあるのは、国内でもここだけであり、そんな素敵なまちに皆は住んでいるという中台社長のキラキラした言葉が、子どもたちの胸に響きました。

 

その後、総武線市川駅最寄りのアイリンクタウン展望台にて市内の様子を観察しました。

南の方には海があり、北には緑が見える。江戸川は千葉県と東京都を分けていて、住宅地が多く広がっている様子を学びました。

 

お昼は、保護者の皆様に協力いただいたお弁当を現代産業科学館で食べました。

その後、科学の不思議に触れ、

市立歴史博物館と市立考古博物館、そして堀之内貝塚を見学しました。

今後の学習に活かしていきます。