今日の給食

2025年5月の記事一覧

5月15日(木)の給食

献立は、ご飯、牛乳、筍ハンバーグ、コーンサラダ、わかめの味噌汁、お茶めな大豆、です。

今日は「お茶めな大豆」に注目します。

これを読んでいる皆さんは「お茶めな大豆」をご存じでしょうか?

「お茶めな大豆?」「何だこれは?」と思われた方が多いのではないかと思います。私もそうでしたので調べてみました。

これは、カリッと香ばしい国産大豆を、鹿児島県産の抹茶ときび糖でコーティングした豆菓子の商品名となります。

抹茶ときび糖のほろ苦さと甘さが特徴で、人気があるようです。抹茶を使っているのでネーミングが、「お茶」めなのですね。

給食ではよく出るそうですが、私は見るのは初めてでした。給食でよく出るのであれば、一般の方は手に入りにくいのかと思いましたが、インターネットサイトでも販売されているようでした。

口コミには「『給食で出ておいしかったから探して買ってほしい』と言われて購入した」、「給食で出るお茶めな大豆が食べたいと言うので探した」など、知るきっかけは、やはり学校給食の人が多いようです。

食べてみると、確かにおいしい!

お菓子なのに栄養も満点、しっかり食べて「元気」に過ごしてほしいです。

5月14日(水)の給食

献立は、焼うどん、牛乳、ひじきとツナの炒め物、バナナケーキ、です。

今日は「焼きうどん」に注目してみます。

焼きうどんは焼きそばよりも歴史が新しいと考え、調べてみました。すると、発祥は福岡県北九州市小倉とのこと、発祥のお店までわかっています。

時は戦後直後の食糧難の時代。

焼きそばを作ろうにもそば玉が手に入らず、どうしようかと悩んでいると、目に前に干しうどんがあった。うどんを焼くということはあまりなかったが、「同じ麺類だから試しにそばの代わりにとりあえず使ってみるか」と、うどんを焼いて提供した。

すると「美味しい」と瞬く間に評判となり、メニュー化をすることになった。

と、概要はこんな感じのようです。

発明というものには、かなりの割合で偶然の賜物ということがありますね。この焼きうどんも、絶対においしいという確信のもとに作ったのではなく、必要に迫られて試しに作ったという偶然から生まれています。

焼きうどんを食べて元気いっぱいの曽谷っ子であることを願います。

5月13日(火)の給食

献立は、ご飯、牛乳、鯵フライ、元気野菜の炒め物、生揚げの味噌汁、です。

今日は「鯵フライ」を取り上げます。

鯵を使った「鯵フライ」はよく耳にします。

しかしサバやイワシも身近なはずですが、サバフライやイワシフライを耳にしないのはなぜでしょうかね?

フライにするには、フライが合う魚というものがあるのではないかと考え、少し調べてみました。

フライに合う魚には4つの特徴があるようです。

・身がしっかりしていて崩れにくい

・クセの少ない味わい

・ほどよい脂ノリ

・骨が少なくした処理しやすい

とのこと。

なるほど、まさに鯵はフライに合うような気がします。

しかしながら、たいへん不勉強でした。

上に書いた「サバフライ」や「イワシフライ」は普通にありましたし、「ほっけフライ」や「鯛フライ」もあるそうです。食文化は奥深いと感じずにはいられません。

今日もサックリと揚がっていて、おいしい鯵フライです。

5月12日(月)の給食

献立は、切り干し豚キムチ丼、牛乳、オレンジゼリー、です。

今日は切り干し豚キムチ丼の「豚キムチ」を取り上げます。

皆さんも不思議に思った方はいるのではないでしょうか?

なぜ牛キムチでないのか?、なぜ鶏キムチでないのか?

子どもたちに大人気のキムタクご飯もキムチとたくあんに、肉は豚肉でしたよね。

 調べてみると、2つの面から「豚キムチ」はいいようです。それは栄養学的な面と、味の面です。

まず栄養学的には、豚肉はたんぱく質やビタミンB群が、キムチはビタミンCや食物繊維が豊富です。これらを一緒に取ることで栄養素の相乗効果が期待できるそうです。

一方、味の面では、まず豚の脂は甘いとのこと。そこにキムチの酸味と辛みがあって、豚の甘味が加わることで味の相乗効果、つまりおいしいということになるのだそうです。

ちなみに豚肉とキムチが合う訳を調べていましたら、「おいしいものはおいしい。つまらないこと考えるな」というご意見も見つけました。確かにごもっともではあります。

文句なくおいしい組み合わせの豚キムチをしっかり食べて、「元気」を作り上げてほしいです。

5月9日(金)の給食

献立は、ご飯、スペシャル納豆和え、牛乳、唐草焼き、生揚げの肉味噌煮、です。

今日は「唐草焼き」に注目します。

皆さんは唐草焼きをご存じだったでしょうか。私は不勉強で恥ずかしながら知りませんでした(昨年は11月に提供されたのですが、その日は不在でした)。

この「唐草焼き」は、具にだくさんの野菜が入っており、焼きあがった様子が唐草模様に見えることから名前がついたとされています。

料理名に模様の名前をつけるあたり、昔の人はとても風流だったのだと感じます。

ちなみにアニメ「鬼滅の刃」の影響で、子どもたちでも和柄を目にしたり、耳にしたりする機会が増えているかもしれません。市松模様、麻の葉模様、火焔模様、鱗文様などなど。

こんなふうに、食材だけでなく、名前の付け方にも注目してみると面白いのかもしれませんね。これも立派な食育だと思います。

しっかり食べる指導だけでなく、食育の面でも子どもたちを伸ばしていきたいと思います。

 

→ 「給食レシピ」に子どもたちに大人気「キムタクご飯」と「鶏肉のコーンフレーク揚げ」が追加されました。