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2025年5月の記事一覧
5月8日(木)の給食
献立は、グリンピースご飯、牛乳、ししゃものパリパリ揚げ、ピリ辛肉じゃが、甘夏、です。
今日の主食は、グリンピースご飯です。
2年生の皆さんが、グリンピースについて勉強しながら、曽谷っ子全員分のグリンピースのさやむきをしてくれました。
2年生の皆さんありがとうございます。
2年生の皆さんに感謝の気持ちを持って、旬のおいしいグリンピースをたくさんいただきましょう。
5月7日(水)の給食
献立は、ハヤシライス、牛乳、海藻サラダ、アセロラゼリー、です。
今日は「ハヤシライス」を取り上げます。
ハヤシライスついては、諸説あるようですが、丸善の創業者である「早矢仕(はやし)さん」が考案したという説があります。日本橋の丸善には上の階にカフェがあり、”元祖ハヤシライス”が食べられます。
そのほか上野精養軒のシェフの「林さん」が作ったとか、横浜で医師をしていた「早矢仕さん」が作ったとか、「林さん」というお客が毎日注文していたからという「人名」に関するものや、ハッシュドビーフがなまったものとか、いろいろあるようです。
しかし間違いないのは、ハヤシライスが日本発祥ということ。
このコーナーを書くようになって、ますます日本の料理の奥深さを知ることになり、誇らしい気分になります。
さて、ハッシュドビーフが出たところで、ハッシュドビーフとハヤシライスの違いは何でしょうか?
答えは、「明確な違いはない」です。
どちらも薄切りの肉と玉ねぎをデミグラスソースで煮込んだメニューですが、一般的には、ハッシュドビーフはデミグラスが強く、ビーフシチューに近い味わい。一方のハヤシライスはトマトが強い味わい。
今日も子どもたちには、我が国発祥のメニューを味わってほしいです。
5月2日(金)の給食
献立は、五目ちらし、牛乳、鶏肉のコーンフレーク揚げ、すまし汁、柏餅、です。
今日は、こどもの日献立です。こどもの日は、「端午の節句」とも呼ばれています。
こどもの日といえば、柏餅ですね。柏は、新しい葉っぱが出るまで、古い葉っぱが落ちないことから、家系が絶えないよう縁起をかついで、使用されています。
日本で昔から食べられている縁起の良いお菓子を、よくかんでいただきましょう。
ちなみに柏餅の中身は、こし餡、つぶ餡はよく知られるところですが、みそ餡、もろこし餡、抹茶入り、また道明寺タイプなど、地域によってもいろいろ異なるようです。
さらに、千葉県には柏市がありますが、これは柏の木や柏餅とは関係なく、手賀沼の港として栄え、「河岸場(かしば)」であったものが、転訛したものという説が有力のようです。
5月1日(木)の給食
献立は、抹茶きなこ揚げパン、牛乳、焼き肉サラダ、ポテトスープ、こなつ、です。
今日は「抹茶きなこ揚げパン」です。
揚げパンは全国の学校給食で人気のメニューですし、前回きなこ揚げパンの際、大人にも人気であることを書きました。もはや国民的人気メニューですね。
先日きなこ揚げパンが提供された際、1年生は「食べてみたかったんだぁ!」「おいしい!」という声が。幼稚園や保育園では提供されなかった園も多いようでしたので。1年生の子どもたちはすっかり揚げパンのファンになっていました。
そして今日、新たに「抹茶きなこ揚げパン」が曽谷小に登場です。
昨年度の人気メニュー投票で第一位を獲得したのは、「ココア揚げパン」でした。これで4種類になるのでしょうか。プレーンの「揚げパン」、「きなこ揚げパン」、「ココア揚げパン」、そして「抹茶きなこ揚げパン」です。
なぜ「抹茶」か?
水上先生に聞くと、今日が88夜。立春から数えて88日目の日に当たります。「茶摘み」の歌の歌詞にあるように、新茶として特に縁起の良い日とされているようです。
子どもたちに人気だから、単に新しい味を提供したのではありません。このように季節感も意識して給食は提供されているのですね。とても大事なことだと思います。
以下、子どもたちに出されたクイズの放送原稿です。
「ここで食育クイズ!八十八夜は、何をする日でしょうか?
①お茶摘みをする日 ②魚を釣る日 ③米を育てる日
正解は、①お茶摘みをする日です。」
学校給食は、こういった食を通じた文化の伝達という意味での「食育」にも通じているのが意義深いです。