今日の給食

2025年9月の記事一覧

9月19日(金)の給食

献立は、煮込みうどん、牛乳、鰺の磯部揚げ、おろし和え、おはぎ、です。

明日、9月20日から26日は「お彼岸」です。

「お彼岸」はお墓や仏壇に手を合わせ、ご先祖様の霊を供養する期間です。

お彼岸には、おはぎをお供えする習慣があります。

 

さて、今日は「おはぎ」を取り上げます(6年生が本日の社会の時間で話していました)。

ご存じのとおり、同じ食べ物にもかかわらず、秋のお彼岸の時は「おはぎ」と呼び、春のお彼岸の時は「ぼたもち」と呼びますね(小豆の量が多少違う、という資料もありましたが)。

萩の花が咲く季節なので「おはぎ」、牡丹の花が咲く季節なので「ぼたもち」。季節の花になぞらえて名前を変えるとは、日本の素敵な風習だと思います。

どちらもご先祖様にお供えするわけですが、そのわけは、小豆の赤い色には邪気を払う力があるといわれているためです。お供えして疫病を避け、先祖の供養や健康を祈る意味が込められているそうです。

おはぎは、江戸時代から食べられている説や、もっと古く、平安時代や鎌倉時代からという説も。しかし、どれにしても本当に歴史がある食べ物ですね。日本の歴史や、ご先祖様を思いながら食べてもらいたいと思います。