学校の様子
校長室だより80(2年生 学級閉鎖 令和5年10月2日(月))
国立感染症研究所などの情報によれば、9月24日までの1週間に報告された1医療機関あたりのインフルエンザの患者数を見ると、千葉県が15.14人、東京都が12.19人、茨城県が11.01人、埼玉県が10.1人となっていて、今後4週間以内に大きな流行が発生する可能性があることを示す「注意報レベル」の基準値を超えたそうです。
生徒のみなさん、インフルエンザの感染拡大を防ぐためには、体内にウイルスを侵入させないことや他者への感染を防ぐことが非常に重要です。 「かからない」「うつさない」対策を実践しましょう。
先日、1年生の全クラスを閉鎖することで、1学年のインフルエンザ感染を封じ込めることができましたが、本日、2年生のあるクラスで多くの生徒がインフルエンザで休んでいることが判明しました。インフルエンザウイルスは非常に感染力が高いため、インフルエンザの蔓延を防ぐために、学級の閉鎖を決定しました。該当の学級の保護者の皆様には、ご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
校長室だより79(キャリア教育セミナー 令和5年9月29日(金))
午後の時間を使って、「キャリア教育セミナー」を実施しました。教員だけでは人手が足りなかったため、PTAの協力を得て、学校行事を行いました。看護師、薬剤師、税理士、保育士、介護士など、さまざまな職業の方に来校していただき、35講座のセミナーを開催できました。
この講演会は、妙典中学校の目玉行事であり、社会人から勤労観や人生観、働くことの意味ややりがいについて学び、中学生としてふさわしい勤労観・職業観を身につけることを目的としています。
講師の皆様、PTAの皆様、 本当にありがとうございました。
校長室だより78(校長面接 令和5年9月26日(火))
高校入試で面接が実施される学校があるため、3年生全員に対して、校長面接をしています。
校長面接では、以下の内容を指導しています。
1.志望動機の内容についての指導
2.面接の受け方や言葉遣いの指導
3.本番の面接試験を想定した質問とその答え方についての指導
などです。
面接がない学校の生徒に対しては、「期待する生徒像」、「学校設定検査」および「教育目標」などの確認をしています。
今日は6人の生徒に面接を行いました。一人あたり面接時間は10分程度ですが、最初の生徒に対して20分ぐらいかかってしまい、担当の先生から「短くしてください」と指摘されました。生徒と話していると時間を忘れてしまいますが、6番目の生徒には、かなりの待ち時間をおかけしてしまい申し訳ございませんでした。
校長室だより77(中間試験 令和5年9月25日(月))
今日の朝は、東京都心では最低気温18.5℃を観測し、この秋一番の涼しさになったそうです。生徒のみなさん、寒暖差が大きくなる時期ですので体調管理にお気をつけください。
今日、明日と中間試験が実施されます。生徒のみなさん、頑張ってください。
定期テストは、学習した内容の復習や理解度を確認するためのものです。ドイツの心理学者であるヘルマン・エビングハウスの研究によれば、人間の長期記憶に関して、「20分後には42%を忘れてしまう(58%を記憶している)」という結果が示されています。つまり、学んだことを思い出すためには、定期的な復習や振り返りが非常に重要であることわかりました。人間は定期的に復習をしないと、情報を次第に忘れてしまいます。
一夜漬けで覚えようとしても記憶が定着しないのは、覚えた瞬間から忘れていくのが理由です。だからこそ覚えるためには、繰り返し学習することが重要です。
校長室だより76(1学年閉鎖を解除 令和5年9月21日(木))
1学年の多くの生徒が、インフルエンザに感染していることを確認して以降、保護者の皆様にはご心配をおかけしておりますが、本日のインフルエンザの感染状況を確認したところ、感染が拡大していないことがわかりました。学校医に相談したところ、1学年を再開してもよいとの見解が示されましたので、明日(9/22)から1学年全クラスの教育活動を再開いたします。これまでのご理解ご協力いただき誠にありがとうございました。
また、保護者の皆様にお願いがあります。登校前に体調の確認をお願いいたします。 学校で感染拡大を防ぐためには、学校内へのウイルス持ち込みを防ぐことが非常に重要です。発熱、倦怠感、咳、のどの痛み、味覚や嗅覚の異常等が認められたら、登校を控えていただきますよう、ご理解ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
校長室だより75(1学年閉鎖 令和5年9月19日(火))
厚生労働省の9月15日の発表によれば、新型コロナウイルス感染症の患者報告数は、都道府県別で「千葉県」が全国で3番目に多いことが報告されており、同様にインフルエンザの患者報告数も都道府県別で「千葉県」が全国で3番目に多い状況です。
この影響は本校にも及んでおり、1学年の複数の学級において、インフルエンザや体調不良による欠席がかなり増加しています。そのため、学校医との協議の結果、学年閉鎖を実施することに決定しました。 急な措置となり、保護者の皆さまには御迷惑をおかけすることをお詫び申し上げますが、ご理解とご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。また、学校内で感染症対策として手洗いやうがいなどを徹底する指導を行いますが、ご家庭でも同様にご注意いただくようお願い申し上げます。
校長室だより74(生徒会役員選挙 令和5年9月15日(金))
今日の午後、生徒会役員選挙が行われました。
通常なら立会演説を体育館で行いますが、暑さと感染症対策の観点から、リモートで候補者の演説が行われ、生徒たちは教室で演説を聞きました。
生徒会活動は、生徒が自主的に行い、学校生活を改善・向上させることを目指しています。当選した生徒のみなさんは、学校と生徒のために力を尽くしてください。
校長室だより73(公開授業研究会 令和5年9月12日(火))
本日は、葛南教育事務所から2名の指導主事の先生、学校現場から6名の先生に来校していただき、指導助言を受ける機会を得ることができました。ご多忙中にもかかわらず、講師を引き受けていただき、ありがとうございました。また、近隣の妙典小学校の校長先生と幸小学校の校長先生も来校していただきました。この場をおかりしてお礼申し上げます。
公開授業研究会は、先生方が他の教育関係者(指導主事や校長先生や優れた教育実践を行った先生方)に向けて授業の指導案や技術を発表し、検討論議する研究会です。公開授業研究会は、学校教育において授業の質の向上を目的に行われます。また、教師が授業改善のために相互研鑽することを目的としています。工夫に富んだ授業に接し、その体験によるさまざまな発見を通して、今後の授業改善のためのヒントを得ることができます。
理科、国語、技術、音楽の授業を参観しました。理科の授業は顕微鏡を使って「生物のからだのつくり」を学習していました。「ナス」「タマネギ」「パプリカ」「びあぱーく妙典の池から採ってきた水」などを観察していました。「びあぱーく妙典の池から採ってきた水」の中に、「ミカヅキモ」がいたので見せてもらいました。見ている像が小さかったので「倍率を大きくしたら?」と言ったら、焦点がすでに合っているのに、鏡筒をいきなり上げてしまいました。生徒がよくやる誤操作です。高倍率でのピント合わせは、見える部分が狭いので、鏡筒を上げ下げして観察したいものを探すのが難しいので、高倍率でいきなりピントを合わせることはしません。高倍率で見たいときは、まずは低倍率でピントを合わせ、(鏡筒は下げません)対物レンズがついているレボルバーを回すことで低倍率から高倍率に、簡単にピントを合わせることができます。あとは微調整のみ。このことを知った生徒は「ほんとだ!」と驚いていました。
↓ ミカヅキモ
↑ あの池の中にこんなのがいるんだと驚いている生徒もいました。
この授業では「細胞」の話題を取り上げたので、「髪の毛には細胞あるの?」「骨には細胞あるの?」「爪には細胞あるの?」「心臓には細胞あるの?」と、生徒に細胞についての疑問を抱かせるために発問しました。生徒はだまって考えていました。
「タブレットを使って自分の考えを発表する生徒」や「ペアーワークでお互いの考えを共有し、自分の考えを明確にする生徒」など、先生方は「生徒が主体的に活動するための工夫」をしていました。
校長室だより72(休校 令和5年9月8日(金))
台風13号は8日午後には東日本にかなり接近し、上陸する見込みです。なお、8日午前中にかけて、関東甲信では、8日日中から夜にかけて線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があるとの予報が出されました。
以上のことから、今後ますます天候が悪化する見込みですので、臨時休業と判断をさせていただきました。
生徒の皆さんは自宅で安全に過ごしてください。
校長室だより71(2学期始業式 令和5年9月1日(金))
いよいよ今日から2学期がスタートします。1学期できなかったことを、新学期が始まるにあたり、自己成長の素晴らしいチャンスととらえ、2学期も充実した学校生活を送ってほしいと思います。
始業式の中で、2点お話をしました。
まず、9月1日は「防災の日」であること。この日は関東大震災が発生した日であり、台風シーズンを迎える時期で もあるため、「防災の日」が創設されました。今年は、関東大震災から100年の節目を迎えます。災害は突然訪れるものです。いつ、どのような状況で遭遇するか分かりません。しかし、知識と準備が私たちを守る力となります。地震や台風などの自然災害に対する基本的な知識を持ち、適切な対応ができるようにしましょう。
2点目は、初代校長である石原校長先生とお会いしたことから、校歌についてお話ししました。本校は昭和61年4月に開校し、今年で創立38年目を迎えました。初代校長は石原孝一校長先生で、校歌の作詞に携わりました。校歌の制作にあたって、石原校長先生は、江戸川の岸辺を歩きながら感じたことを、俳句のように5文字、7文字の言葉にまとめ、1番は春、2番は夏、3番は冬の季節をイメージして作詞されました。校歌の2番には、「生きる力」という言葉があります。2020年3月に新学習指導要領が文部科学省より公示され、「生きる力」という言葉が使われるようになりました。これからの社会が、どんなに変化して予測困難になっても自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、判断して行動するといった、主体的に考え出すことができる力が「生きる力」です。38年前に未来を予測するかのように、2番の歌詞のなかに「生きる力」という言葉を盛り込んだこと。石原校長先生曰く「戦前、戦後を経験した者にとって、学ぶということは「生きる力」をつけること。別に新しい言葉ではないとおしゃっていましたが、私は、とてもすごいことだと考えます。
妙典中の校歌は、みなさん一人ひとりが光り輝いてほしいとの願いが込められたすばらしい校歌です。校歌を歌うときは、校歌の美しさや歌詞の意味を感じながら、誇りをもって歌ってほしいと思います。
妙典中学校校歌 作詞:石原 孝一 作曲:中川 俊郎
1. さ緑匂う 江戸川の
豊かな流れ たゆみなく
満ち満ちゆけば
大洋に 広がる夢は
果てしなく
きらめきやまぬ陽の光
あゝ 理想求めて 我が母校
2. 夏草光る 妙典に
激しく渡る 風の道
世界の息吹に
うけとめて 生きる力を
身につけん
よき師よき友ともどもに
あゝ 理想にもゆる 我が母校
3. 遙か見あぐる 富士が嶺の
輝く雪の 白さもて
白鷺舞えば
学び舎に 静かに学ぶ
瞳あり
まことの道を究めんと
あゝ 理想は高し 我が母校
校長室だより70(職員研修 令和5年8月30日(水))
「伝説の授業採集」 という本に出会った本校職員が執筆者に連絡を取り、 本日の研修会を開くことができました。倉成様、お忙しい中、 来校いただきありがとうございました。 90分間があっという間に過ぎてしまいました。「 自己紹介してください。ただし、10文字以内で」 という課題によって、 自分を簡潔に表現する難しさを実感しました。 講演中、何度も課題が出され、頭の中がフル回転し、「 好奇心」をくすぐられ「想像力」をかき立てられました。
学びの中で最も重要なことは、「 好奇心」です。 生徒たちに興味を持ってもらうための面白い教材や教具を持ち寄り 、授業に臨む姿勢の大切さを再認識しました。
生徒の皆さん、 以下の課題にどのように答えますか?
「1週間が8日に増えたら、 その1日何をしますか。800字以内でお書きください。」
「 今から3時間を提供します。 人生でやりたかったけれども実現していなかったことに取り組んでください。その後、 現場で撮った写真を使って1分間のプレゼンをお願いします。」
「 自己紹介してください。ただし、10文字以内で。」
校長室だより69(部活動 令和5年8月21日(月))
午後、校内を歩いてみると、体育館では男子バスケットボール部、グラウンドでは男子ソフトテニス部が活動していました。
生徒のみなさん、まだまだ厳しい暑さが続いていますが、夏休みも残り10日となりました。みなさんが充実した日々を送り、元気な姿で2学期の始業式を迎えることを楽しみにしています。
校長室だより68(文芸部 令和5年8月8日(火))
令和5年8月4日(金)の行徳新聞(8頁)に、本校を会場として切り絵作家の橋本さんによる切り絵体験会に参加した文芸部の生徒たちの活動が掲載されました。
橋本さんは6月20日と7月18日の2回、本校を訪れ、生徒は橋本さんが用意した図案を丁寧かつ慎重にカットしていました。
以下の写真は、橋本さんの作品をそのときに私が撮影したものです。橋本さんの作品には、本来白黒のみで表現する切り絵に色彩を取り入れているという特徴があります。
橋本さんの温かいご指導のおかげで、素晴らしい体験をすることができました。ありがとうございました。
校長室だより67(部活動 令和5年8月8日(火))
雲がかかると比較的過ごしやすいですが、晴れ間になるとやはり今日も非常に暑いです。
8時半頃、グラウンドではソフトテニス部の女子と野球部が活動していました。ソフトテニス部の女子は第8中学校と練習試合をしていました。
校舎内の4階では吹奏楽部がパートごとに分かれて教室で練習をしていました。
剣道場では、顧問の太鼓の音に合わせて素振りの練習をしていました。張り詰めた緊張感のためか、身が引き締まる思いで生徒を見ていました。暑さに負けず頑張ってください。良い夏になりますように!
校長室だより66(EG5.1 令和5年8月7日(月))
新型コロナウイルスは瞬く間に世界に広がり、各地で独自の変異を繰り返して、様々な変異株が報告されています。
今日の朝のニュースによると、新型コロナウイルス「EG5.1」型が日本で増加し、この変異株の特徴的な症状は、「強い喉の痛み」だとされています。
生徒のみなさん、暑い日が毎日続いていますが、部屋を閉めきって冷房をかけていても換気にも気を配りつつ、手洗いやうがいなど、基本的な感染対策を徹底するようお願いしたいと思います。
校長室だより65(吹奏楽部 令和5年8月2日(水))
明日、吹奏楽部は第65回千葉県吹奏楽コンクールに参加します。会場は君津市の君津市民文化ホールになります。
顧問から大会前日の演奏を聴いてもらいたいとの話があったので、演奏を聴きにいきました。2曲目の「プラトンの洞窟からの脱出」は危機迫るものを感じながらも最後は明るい未来が開けたかのような曲調に変わり、最後に近づくにつれ壮大さを増す楽曲でした。素晴らしい出来栄えだと思います。明日、頑張ってください。
校長室だより64(部活動 令和5年7月26日(水))
「危険な暑さ、40℃超の可能性の所も」とYahooのトップページの記事が目に入り、グラウンドで活動している子どもたちの様子が心配になって外に出てみました。ソフトテニス部と陸上競技部が活動していました。私が近くに行くと、「こんにちは!」と元気よく挨拶をしてくれました。真っ黒に日焼けした子どもたちの姿がたくましく見えました。先生方も、子どもたちと一緒に活動しているため、真っ黒に日焼けしていました。
体育館では、バスケットボール部が元気よく活動していました。
子どもたちは、暑さに負けず頑張っていました。部活動を通してさらなる成長を願っています。
校長室だより63(国際交流 令和5年7月20日(木))
本校の3年生の一人が7/21~8/1の間、ドイツに行くことになりました。これは、令和5年度市川市中学生海外派遣事業によるものです。
午後、教育長から激励の言葉があるということで、生涯学習センターに行ってきました。派遣生徒は本校生徒を含めて16人いました。教育長から「ドイツの良さ」「日本の良さ」を報告会で報告してほしいと宿題が出されました。
中学校ではドイツ語を学習していません。現地では、英語でコミュニケーションをとるようです。現地で日本の紹介をプレゼンするため、その予行を見せていただきました。4人で班をつくり、本校の生徒は「食文化」について英語でプレゼンをしていました。
価値観の大部分は、生まれ育った環境によって作られます。国が違えば文化も違います。ドイツで積極的に交流し、多様な価値観に触れてきてください。国際交流をおこなったことで、自分の世界がぐっと広がり、「これまで常識だと思っていたことが、実は常識ではないとわかった」「全く違う価値観に触れたことで、自分の考え方も変化した」など、国際交流によって得られるものは多いはずです。夏休みが終わったら、ドイツの話を聞かせてください。
校長室だより62(終業式 令和5年7月20日(木))
感染症対策・熱中症対策のため、教室でリモートによる1学期終業式が行われました。
2年生の代表6人による「校外学習の発表」や3年生の代表5人による「修学旅行の発表」、そして各学年の代表者による「1学期の振り返りの発表」もありました。みなさん、堂々とした発表ですばらしかったです。
2年校外学習代表発表者
3年修学旅行代表発表者
各学年による代表発表者
校長室だより61(1学期末・大掃除 令和5年7月19日(水))
1学期も残すところ、あと1日となりました。
本日は全校で大掃除を行いました。普段の清掃活動では掃いたり拭いたりできないところや手の届かないところをきれいにしてくれました。自分の清掃分担場所で、きれいにできる箇所を探して積極的に取り組む姿に、妙典中生の成長を感じ、うれしくなりました。自分のことだけでなく、周囲の環境にも目を向け行動できる妙典中生、素敵です。