学校の様子

2023年4月の記事一覧

校長室だより⑦(PTA運営委員会 令和5年4月29日(土))

 市川市立妙典中学校のホームページを御覧いただきまして、誠にありがとうございます。私がこの校長室だよりを開設した27日のアクセス数カウンターは517,540でした。今見て驚きました。521,161。2日間で3621のアクセスがありました。保護者の方がご覧になっているのか、本校の生徒が見てくれているのかわかりませんが、毎日、本校の様子をお伝えしていきたいと考えています。

 今日は「第1回PTA運営委員会」が、本校第2図書室にて9時45分から行われました。学校に来られない方はZoomで参加していました。

  また、PTA運営委員会と並行して、PTAの皆様による美化活動(花壇の花植え替え、草刈、側溝掃除など)も行っていただきました。花壇に花を植え替えたり、側溝をきれいにしたりしてくださった保護者の皆さま、心より感謝申し上げます。人とのふれあいを大切にしながら、子どもたちがより良い学校生活を送ることができるよう願いを込めて活動されていることが伝わってきました。

  体育館では、バスケットボールの大会が行われていました。私がいることに気づいた生徒は私のところに来て、「こんにちは」「ぼくたち第2シードなんです」と声をかけてくれました。「頑張ってください」と返しました。「はい、頑張ります」と言ってくれた生徒からは、勝つぞ!という意気込みが感じられました。

校長室だより⑥(授業参観 令和5年4月28日(金))

 2限目に1年1組社会の授業を参観しました。

 1限終了時の休み時間に教室に入ると、子どもたちは楽しそうにワイワイはしゃいでいましたが、私が教室に入ると「こんにちは♬」と礼儀正しく「あいさつ」をしてくれました。チャイムと同時に号令がかかり、元気よく「お願いします♬」と「あいさつ」を交わして、授業がスタートしました。先生と生徒の良い関係が「あいさつ」からわかりました。

 前回の授業の復習から入りました。子供たちが「よこいけいた」やったよね。と発言していて「横井圭太?」それって誰?と思いながら授業を聞いていました。

 地図帳の使い方の学習で、パリ「45F6N」の説明のところで「よこいけいた」の意味が分かりました。 よこい(横緯)けいた(経縦)。 横が「緯度」、縦が「経度」の覚え方であることがわかりました。私は、理科の教員なので、他教科の授業は新鮮です。

 授業の中で「白夜」「極夜」の話があり、これを映像で見ることができたのも、今の時代の教育だと思います。生徒は「白夜」の映像を見て「暗くならないから迷惑(眠れない)じゃん!」と発言していました。私は、無邪気すぎる発言に楽しくなってしまいました。

 終わりのチャイムが鳴り、生徒が元気よく「ありがとうございました♬」と「あいさつ」を交わして、授業が終わりました。妙典中生徒の「あいさつ」はすばらしいです。

校長室だより⑤(歯科検診① 令和5年4月28日(金))

 2名の学校医の先生にご来校いただき、歯科検診が行われました。検診は2回に分けて実施され、今日の対象者は、みのり、1年生、2年生の1~5組の生徒でした。

 学校における歯の健康づくりに関しては、虫歯の予防を中心として取組が行われ、大きな成果を上げています。文部科学省が2022年7月13日に発表した、2021年度(令和3年度)学校保健統計調査(速報値)によると、虫歯(う歯)の者の割合は、中学校30.38%(令和2年度32.16%)で、前年度より減少しています。

 検診終了時、本校の生徒の状況を学校医の先生にお聞きすることができました。虫歯よりも、歯並びのことを心配されていました。文部科学省も近年の子どもの現状をみると、虫歯よりも咀嚼など口腔機能の未発達や口腔の疾病の増加などを指摘しています。これらの課題に学校が適切に対応するためには、家庭や地域社会との連携が不可欠と考えます。

校長室だより④(眼科検診 令和5年4月27日(木))

 学校医の先生が来校し、眼科検診が行われました。検診の対象者は、みのり、1・3年生、2年生の抽出者の生徒です。検診終了時、本校の眼科状況をお聞きしたかったのですが、会議に参加していたため、お礼のあいさつもできず、大変申し訳ございませんでした。

 文部科学省が2022年7月13日に発表した、2021年度(令和3年度)学校保健統計調査(速報値)によると、裸眼視力が1.0未満の割合は、年齢が高くなるにつれて増加傾向にあり、中学校で過去最多の60.28%でした。この「裸眼視力1.0未満の者」という調査は、昭和54年度から実施していて、当時は、幼稚園16.47%、小学校17.91%、中学校35.19%、高校53.02%でした。40年前と比べると中学校では約25%も多くなっています。

 視力の悪化は、年ごとに徐々に増え続けているので、タブレットやスマートフォンなどの使用も含め、生活全般の変化が影響しているものと思われます。しかし、GIGA スクール構想の下で整備された1人1台端末の積極的な利活用等で、その影響が顕著に表れてくるのではないかと危惧しています。

校長室だより③(ブロック校長会 令和5年4月26日(水))

 塩焼幼稚園長、幸小学校長、塩焼小学校長、妙典小学校長、妙典中学校長が妙典小学校に集まって、各学校の状況について情報交換を行いました。

 幼稚園から小学校、小学校から中学校への進学において、新しい環境での学習や生活へ移行する段階での接続を円滑化するため、幼・小・中連携、地域全体で一貫教育に取り組んでいます。

 私は会議の中で、「妙典中の生徒のあいさつはすばらしい」ことをお話し、「小学校での指導の成果ですね。」とお伝えしたところ、「妙典中の先生方の指導のおかげです」とおっしゃっていたことが心に響き、この伝統を壊してはいけないと強く感じました。

 「おはようございます」「こんにちは」「さようなら」数文字の言葉ですが、私は、子どもたちから、この言葉で大きなパワーをもらっています。生徒のなかには、笑顔いっぱいで、私の前にきて、立ち止まり、しっかりと目を見てお辞儀をしながらあいさつしてくれる生徒もいます。「なんてさわやかなあいさつなのだろう。こんな素敵なあいさつを私は中学生のときにできていたのだろうか?」と自問させられるほどです。とても礼儀正しく、すがすがしい気持ちにしてくれます。

 「校長先生、出張ですか、いってらっしゃい」と職員から声をかけられ「行ってきます♪」と応える私。そんな一瞬の声掛けで、相手との距離を縮め、心に響きわたる「あいさつ」。今、改めて「あいさつ」の大切さを強く感じています。