曽谷小学校のお知らせ&ニュース

お知らせ&ニュース

R6.9.27 みんなで缶バッジプロジェクト②

 

この日の朝、昨日6年生が作った90周年記念缶バッジが、6年生自らの手によって全校に届けられました。

市内の校長は4月からつけていて、子どもたちから「かわいい!」「ほしい!!」と言われていました。「みんなももらえるよ」と話していたものが、ようやく子どもたちの手に届いたわけです。

写真は担当の6年生が1年生に渡しに来てくれた時のものです。担任からは「今年曽谷小に入学してよかったね。来年だったら缶バッジをもらえなかったね。」という話があり、本当にそうだと納得していました。

1年生の子どもたちは「かばんにつける!」「名札につける!」「帽子につける!」と早く付けたくて仕方がない様子でした。

保護者の皆様、お子さんが持ち帰った缶バッジをご確認ください。

地域の皆様、子どもたちが缶バッジをつけていたら、ぜひ一言お声掛けください。

 

R6.9.26 みんなで缶バッジプロジェクト

 

 

これは、ご存じの通り市川市が市制90年を迎えるので、記念ロゴマークを使用した缶バッジをみんなでつけて、90周年を一緒にお祝いしましょう!という市川市の企画です。

ロゴマークは、市川市動植物園で一躍有名になった「流しカワウソ」をモチーフにした「いちかわうそ君」が気球に乗って、新たな冒険や未知の世界への挑戦、新しい可能性に向けて進む意欲や、チャレンジしていく姿勢が表せるようにしているそうです。

子どもたちには、缶バッジを製作する機械が持ち回りで学校へ運ばれて来ます。曽谷小には前日に来ましたので、この日に早速製作することにしました。

しかしながらこの缶バッジは、思った以上に力が必要でした。低中学年では厳しく、高学年でも難しい。このようなこともあり、曽谷小では6年生に全校分を作ってもらい、配付することにしました。

ただ作るのではなく、まずは市川市の位置(チーバくんのどの辺か)、人口(日本の全市町村で37位!)などを動画で復習し、気持ちを高めたうえで、手順を確認していよいよ作成です。

6年生は1人6個ずつ作ってもらいました。楽しみながら作ってくれていたので何よりです。また、全校の子どもたちに配るのが楽しみな様子です。

6年生、全校のためにありがとう!

R6.9.25 4年生 落語教室

 

 

落語教室を開催しました。定式幕(緑と橙と黒の幕)、めくり台に寄せ文字、座布団・敷物を使った高座など、雰囲気作りにも4年生の思い入れを見ました。

落語は4年生の国語の教科書に出てきます。落語教室で講師をしていただいたのは、川柳つくし師匠です。

テレビ番組でいえば、日テレ系の「エンタの神様」や「笑点」の大喜利にも出演されていました。

また、何と我らが曽谷小学校のご出身です。これまでも毎年、4年生のために来校いただいていますし、そのほか地域イベントにも参加されているので、ご存じの方も多いことでしょう。

会は、つくし師匠のご紹介の後、まずは代表の子どもたちの落語の発表がありました。1組の代表児童は1人で「んまわし」を、2組の代表児童は2人で「まんじゅうこわい」に取り組みました。本当に上手で驚きました。さすがクラスの代表に選ばれるわけです。師匠からの好評でも、もちろん上手であると認められていました。

その後は、つくし師匠の出番です。師匠はウクレレを使ったお噺に特徴があり、まずは「ウクレレ小噺」からでした。そのあと落語「平林(たいらばやし)」にオリジナルを加えたお噺が聞けました。

4年生は27日(金)のオープンスクールデーに、自分たちの落語の発表会を控えているので、師匠の発表は、少しでもよいものを自分の発表にも取り入れようと、より主体的に聞くことができたことでしょう。

いい学習になりました。

R6.9.24 5年生校外学習(製鉄所見学・地引網体験)

 

 

3連休明けの24日(火)に5年生は校外学習に行きました。5年生の社会科の学習は国内、特に産業が主になります。行き先はまず製鉄所、場所は君津の日本製鉄でした。

ここ数か月、アメリカのUSスチール買収にかかわるニュースで頻繁に見聞きする会社名ですね。ちなみに日本製鉄は国内業界トップ、2位はJFEであり、ともに千葉県です(製鉄所内の写真はホームページへのアップ不可とされているため、載せていません。しかし東京ディズニーランド20個分の敷地というとてつもない広さ、高炉の高さ、出来立てでまだ液体の鉄が容器に入れられて列車で運ばれる様子など、子どもたちは見られてよかったと思います)。

また「鉄」は現在の我々の生活を支える根幹といえます。鉄がなければ、世界の多くの国々が困ってしまいます。日本では、鉄の原料となる鉄鉱石は全く産出されませんが、原料を輸入し(世界2位。以下2022年の数字)、それを鉄鋼として生産し(世界三位)、輸出する(世界4位)のが、製造における日本の主な産業や貿易の形です(「加工貿易」と小学校では習いました)。

さらに、見学で学習したのは、鉄は「リサイクルの王様」と言われる程にリサイクル率が高く、環境にやさしいとのこと。しっかり捨てられればですが、磁石で容易に収集が可能なので、あとは溶かして様々な形になって生まれ変わります。アルミニウムや炭素繊維も注目されていますが、作る際にコストや環境への負荷がかかり、リサイクル率も鉄ほど高くないそうです。

「鉄」において、日本は世界トップレベルの技術がありますので、今後10倍の強度を持つ鉄を作れれば、10分の1の量の鉄で済むので、さらに環境にやさしくなる。改めて鉄のすごさを見た思いです。

 

次の目的地は、富津海岸。ここで地引網体験を行いました。漁業も海洋国・日本を支える非常に重要な産業です。体験するのは、地引網。実際、綱・網を引くのはものすごく重いですし、ある程度引っ張ったら、また波打ち際まで移動して引っ張る、を繰り返すという、那須先生曰く「お助け綱引き」の要領でした。

これを仲間と一緒に力を合わせたという経験、昔から行われている漁業を体験できたこと、生きた魚を捕ることができた経験は貴重です。たくさんのコハダ(いいお寿司になる)や小魚とともに、大ぶりな鯛も5尾掛かりました。富津の豊かな海を感じました。

捕れたての魚を各家庭へお土産に、というのは数的にも衛生的にも難しいので、本当に残念ながら「捕った魚はお礼に網元さんにご寄付する」形としました。

校外学習ならではの学習ができました。

R6.9.17~18 6年生修学旅行(日光)

 

  

   

修学旅行に行きました。

行きは晴れていましたが、大渋滞に巻き込まれました。しかし一般道で事故現場をパスすると、徐々に遅れを取り戻し、宿には結果的に予定より早く到着できました。

しかしこれは本校がラッキーだったようです。ハイキング終わりの湯滝で市川市内学校と会った時に話したのですが、ハイキングをなしにして、湯滝だけ見に来たのだそうです。到着に何時間もかかり、予定を大幅に変更したようでした。

華厳の滝でもラッキーでした。前の日までに多くの雨が降り、毎秒2トンという平時よりも多い水量で、勢いのある華厳の滝が見られました。勢いで水しぶきが舞ってもいました。旅行会社さんによると、少し前に来たときは水不足でほっそりとした滝だったようです。これもラッキーでした。

その後のハイキングも、インタープリターさんによると、雲がかからず、これほどまでにきれいな景色を見られることは珍しいのだそう。これもラッキー。

2日目も朝から晴れ。東照宮やグループ活動もお天気の中、行うことができました。宿の方によると、ここのところに曇り空とにわか雨が交互に続いていて、2日続けて晴れた学校は珍しいと言われました。またまたラッキー。6年生の子どもたちの普段からの行いがよいのでしょう。

最後は、6年生53名集まって写真を撮ることができました。卒業アルバムの見開きページに使用するようです。

この写真が撮れたのもラッキー、と言いたいところですが、これは元気に修学旅行に送り出してくださった保護者の皆様のお陰です。ありがとうございました。

R6.9.12 3年生校外学習(市内)

 

 

 

3年生の校外学習は、市内数か所をバスで回りました。

社会科の学習の一環ですので「社会科見学」ですが、学年が上がるごとに扱う範囲が広くなります。

1・2年生では、生活科の学習で、「町たんけん」など自分たちの住む地域を扱います。

3年生では、もう少し範囲が広がり、自分たちの住む市内となります。そこで今回の市内見学となります。ちなみに4年生では都道府県、5年生では日本の国・国際的な学習と、どんどん扱う範囲が広がってきます。

さて、市川市は3年生の子どもたちが考えるより多様性に富んでいますね。市川市と一言で言っても、まだまだ知らない地域が多いです。当日は市川市の地域の違いを感じたことでしょう。北部の曽谷の地域と比べて、行徳を中心とした南部、東京湾岸の工業地帯とも、最寄り駅である市川駅・アイリンクタウンがある中央部も明らかに違います。

最後は県立の現代産業科学館に行って、様々な実験の様子を体験しました。

様々なことがバーチャルで体験できるこの時代ですが、やはり実際に目で見て、感じることができたのは、たいへん有意義だったことでしょう。

R6.9.12 手縫いボランティア

 

 

  

 

この日にお手伝いいただいたのは「手縫い」です。

家庭科の学習は5年生から始まりますが、多くの子にとって針と糸を持つのは初めてです。針に糸を通すのも、玉結びも玉止めも、安全面も、担任1人で対応するのは難しいです。

そこで、地域学校協働活動推進員にお願いして、「スマイルカフェ」に参加されている方々にボランティアしてくださる方を募集しました。地域学校協働活動推進員の石橋さん・花田さんを含め、延べ9人の参加でした。

手縫いの技術はさすがの一言。子どもたちはほぼマンツーマンで指導していただき、幸せです。

お帰りの際、「子どもたちと裁縫できて本当に楽しかった!」と言っていただきました。子どもたちと教職員の学校側だけが恩恵を受けるのではなく、お手伝いいただくボランティアの皆様にも喜んでいただける双方向のつながりになっていることが何よりです。

1回だけでは定着しないので、来週以降も来ていただけることになっています。

R6.9.11 机・椅子の調整ボランティア(「曽谷応援隊」の活動)

 昨日、学校支援ボランティア(以下「曽谷小応援隊」)をお願いしました。内容は、「机・椅子の調整」ボランティアです。

 これは何の机・椅子かというと、教室で子どもたちが使っているものです。ご自身も経験がある方も多いと思いますが、成長期にある子どもたちが使う机・椅子は、その成長に合わせて高さの調整が可能となっています。

 毎学期始めには健康診断を行います。その身長に合わせると、このぐらいが適当だという基準があります。養護教諭がその基準の数値を出してくれました(例 103~116㎝は10号、145~158㎝は4号など)。

成長に合わせて、机・椅子の調整をしなければならなくなる子どもは多いです。しかしながら、低学年・中学年の子どもたちでは、自分たちで行うには力が足りず、また危険を伴います。かといって担任が1人で1クラス分の調整を行うことは、数が多すぎます。

 そこで「曽谷小応援隊」にお願いすることになったものです。1学期の終わりに、先生方には、どんなボランティアが必要か調査をしたところ、多くの先生から、この「机・椅子の調整」が挙がってきました。それを地域学校協働活動推進員にお願いすると、たくさんの方に手を挙げていただき、この日に実現となりました。人数は10人!現役の保護者も2名入っていただきました。

 子どもたちは学校で過ごす多くの時間を、教室の机・椅子で過ごします。授業はもちろん、給食も自分の机・椅子です。その子にとって相応しい高さで学習することは、健康的な姿勢を保つことや、視力を低下させないこと、集中力を維持すること、ひいてはよりよく学習することにもつながり、学力の定着・向上に寄与するなど、子どもたちにとってかなり大事なことです。

 ピッタリ合った机・椅子でさらに学習に集中してほしいと思います。本当に助かりました。曽谷小応援隊の活動にご協力いただいた皆様ありがとうございました(これからもたくさんのボランティアをお願いしたいと考えています。活動にご興味を持たれた方は、ご連絡お待ちしています)。

R6.9.10 なかよし活動

夏休み明け最初の「なかよし活動」が行われました。

この日は9月10日。

秋風が吹くどころか、暑さ指数がぐんぐん上がり、直前の測定で33℃を超えたため、暑さのために校舎内での実施となりました。異学年でたくさん外で遊ばせて、体を動かして交流を深めていきたいところですが、とても残念です。

さて今回は4年生がリーダーを務める番です。4年生ではどうかな?と心配しましたが、杞憂に終わりました。

 ハンカチ落とし、爆弾ゲーム、震源地ゲーム、椅子取りゲーム、イントロクイズなどなど。

屋内ですが上手に楽しく遊んでいました。

小規模校ならではの強み。これからも大事にしてほしいです。

これまでの「なかよし活動」

 

 

R6.9.10 少人数学習(4年生・算数)

4年生の算数の学習は、2桁÷2桁の割り算の学習に取り組んでいます。

この学習は今後を考えたうえでも非常に重要な単元であり、いつも以上に注力して取り組む必要があります。

そこで4年生では、担任2名に、少人数指導担当の西野先生と教務主任の金子先生を加え、4名体制で算数の授業を行うことにしています(予定を合わせたり、打ち合わせを密にしたりしなければならないので、毎単元で実施することは難しいので、ここぞという単元で実施)。

4年生は学級30名と29名、計59名ですから、4クラスに分けることで、平均約15名という少人数体制を敷くことができます。

少人数学習のメリットとして、いろいろ考えられます。1番は「きめ細やかな学習」が可能となる、ということです。

普段の学習している人数の半分となるので、児童と教員が接する時間が多く確保できます。そのため、児童一人ひとりの習得状況を把握しやすくなります。

児童にとっても、人数が少ないので、質問しやすい状況です。そのほか、児童それぞれのニーズに合わせた学習が可能となります。

その結果、子どもたちが学習ができるようになり、学力の向上が期待できます。

 

少し話題は逸れますが、教育とは一言で言うなら、「できないことができるようになる」活動のことだと考えています。きめ細かな学習により、子どもたちがよくできるようになる。

できるようになることで、自信や自己効力感を高めることができる。そして自信や自己効力感は、子どもたちの夢や希望につながると考えています。

曽谷小では、子どもたちが「居場所・自信・夢や希望」がある状態を「子どもたちの幸せ」と定義しているので、学校でもっとも多くの時間を割いている学習の時間から、子どもたちの幸せを作り出していきたいです。