学校の様子
校長室だより⑤(歯科検診① 令和5年4月28日(金))
2名の学校医の先生にご来校いただき、歯科検診が行われました。検診は2回に分けて実施され、今日の対象者は、みのり、1年生、2年生の1~5組の生徒でした。
学校における歯の健康づくりに関しては、虫歯の予防を中心として取組が行われ、大きな成果を上げています。文部科学省が2022年7月13日に発表した、2021年度(令和3年度)学校保健統計調査(速報値)によると、虫歯(う歯)の者の割合は、中学校30.38%(令和2年度32.16%)で、前年度より減少しています。
検診終了時、本校の生徒の状況を学校医の先生にお聞きすることができました。虫歯よりも、歯並びのことを心配されていました。文部科学省も近年の子どもの現状をみると、虫歯よりも咀嚼など口腔機能の未発達や口腔の疾病の増加などを指摘しています。これらの課題に学校が適切に対応するためには、家庭や地域社会との連携が不可欠と考えます。
校長室だより④(眼科検診 令和5年4月27日(木))
学校医の先生が来校し、眼科検診が行われました。検診の対象者は、みのり、1・3年生、2年生の抽出者の生徒です。検診終了時、本校の眼科状況をお聞きしたかったのですが、会議に参加していたため、お礼のあいさつもできず、大変申し訳ございませんでした。
文部科学省が2022年7月13日に発表した、2021年度(令和3年度)学校保健統計調査(速報値)によると、裸眼視力が1.0未満の割合は、年齢が高くなるにつれて増加傾向にあり、中学校で過去最多の60.28%でした。この「裸眼視力1.0未満の者」という調査は、昭和54年度から実施していて、当時は、幼稚園16.47%、小学校17.91%、中学校35.19%、高校53.02%でした。40年前と比べると中学校では約25%も多くなっています。
視力の悪化は、年ごとに徐々に増え続けているので、タブレットやスマートフォンなどの使用も含め、生活全般の変化が影響しているものと思われます。しかし、GIGA スクール構想の下で整備された1人1台端末の積極的な利活用等で、その影響が顕著に表れてくるのではないかと危惧しています。
校長室だより③(ブロック校長会 令和5年4月26日(水))
塩焼幼稚園長、幸小学校長、塩焼小学校長、妙典小学校長、妙典中学校長が妙典小学校に集まって、各学校の状況について情報交換を行いました。
幼稚園から小学校、小学校から中学校への進学において、新しい環境での学習や生活へ移行する段階での接続を円滑化するため、幼・小・中連携、地域全体で一貫教育に取り組んでいます。
私は会議の中で、「妙典中の生徒のあいさつはすばらしい」ことをお話し、「小学校での指導の成果ですね。」とお伝えしたところ、「妙典中の先生方の指導のおかげです」とおっしゃっていたことが心に響き、この伝統を壊してはいけないと強く感じました。
「おはようございます」「こんにちは」「さようなら」数文字の言葉ですが、私は、子どもたちから、この言葉で大きなパワーをもらっています。生徒のなかには、笑顔いっぱいで、私の前にきて、立ち止まり、しっかりと目を見てお辞儀をしながらあいさつしてくれる生徒もいます。「なんてさわやかなあいさつなのだろう。こんな素敵なあいさつを私は中学生のときにできていたのだろうか?」と自問させられるほどです。とても礼儀正しく、すがすがしい気持ちにしてくれます。
「校長先生、出張ですか、いってらっしゃい」と職員から声をかけられ「行ってきます♪」と応える私。そんな一瞬の声掛けで、相手との距離を縮め、心に響きわたる「あいさつ」。今、改めて「あいさつ」の大切さを強く感じています。
校長室だより②(全校集会 令和5年4月25日(火))
正門に立っていると「おはようございます♬」生徒は元気よく「あいさつ」をしてくれます。
「あいさつ」は、相手がそこに存在することを認める、やさしさあふれる言葉です。今後も、進んで「あいさつ」をしましょう。とお話ししました。
また、年度初めということもあり、「目標」を設定し、「充実した学校生活を過ごしてほしい」ということもお話ししました。「目標」を定めるにあたって、「短期目標」と「長期目標」の二つの「目標」を立てることをおすすめしました。
校長室だより①(校長挨拶)
市川市立妙典中学校のホームページを御覧いただきまして、誠にありがとうございます。
令和5年4月1日より、校長として着任しました神﨑勝弘(かんざきかつひろ)と申します。千葉県教育委員会から異動してまいりました。これからさらに本校が発展していくよう、微力ながら精一杯頑張っていく所存です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
妙典中学校は、昭和61年4月に開校し、本年で38年目を迎えました。1学年9学級、2学年9学級、3学年8学級、みのり学級2学級、全校で28学級、893名の生徒が熱心に勉強、部活動、学校行事に励んでいます。
さて、着任にあたり、私が目指す学校は、「未来を拓く妙典中生徒」であることを教職員に話をしました。また、始業式・入学式において、次のような話をしました。
1. ふれあいを大切にする生徒になってほしい。
2. 進んで学ぶ生徒になってほしい。
3. 頑張り抜く生徒になってほしい。
「すべては子どもたちのために」を合言葉に、教職員全員で力を合わせて教育活動を展開してまいります。引き続き、本校教育にご理解・ご支援を賜りますようお願い申し上げ、着任のあいさつとさせていただきます。
令和5年度 第38回入学式
4月12日(水)に入学式が行われ、新たに285名の新入生が妙典中生の一員となりました。制服を身にまとった新入生は凛々しく、緊張の中にも、とてもいい表情で式に参加していました。その瞳からは、中学校での目標を持ち、これから頑張ろうとする気持ちが感じられました。2,3年生の多くは体育館の収容可能人数の関係で式に参加することはできませんでしたが、上級生としての自覚を持ち、心を込めて式場設営や教室の飾りつけ、清掃活動を行ってくれました。
新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。いよいよ、中学校生活がスタートしました。早く慣れて、楽しく、充実した学校生活を送ることができるよう、あせらずじっくりと取り組んでいきましょう。
学区小学生体験入学
2月3日(金)に妙典小、塩焼小、幸小、行徳小の4校の6年生を迎える小学生体験入学を実施しました。児童たちは5校時の授業を見学したあと、体育館で生徒会の学校紹介を聞き、最後に部活動の見学をしました。コロナのため3年ぶりの実施となりましたが、児童たちが楽しそうに授業や部活動の見学をする姿がとても印象的でした。
4月からはいよいよ妙典中学校の仲間ですね。先輩たちや先生方も皆さんの入学を心待ちにしていますよ。
夢の教室
11月9日(水)~11日(金)、日本サッカー協会主催の「夢の教室」を実施しました。「夢の教室」とは、プロスポーツの現役、OB/OGの方々が「夢先生」となり、自らの経験をもとに夢を持つことや努力することの大切さについて授業を通して伝えていく活動です。今回は5人の夢先生たちが、2年生を対象に1クラス2時間ずつの講義を行ってくださりました。
生徒からは、「私は中学生になってから夢や目標を持てなくなっていました。でも、今回のユメセンで、夢や目標をもって努力をすることの大切さを学ぶことができました。」「これからの自分のためにも、後悔しないためにも、誰かのためにも、あきらめないで挑戦していこうと思いました。」という感想があり、夢先生たちの熱い思いが生徒へしっかりと伝わったことがよく分かりました。夢先生のみなさん、ありがとうございました。
【講師の先生方】
佐藤陽彦さん(サッカー)
青木沙和さん(セパタクロー)
川股要佑さん(フットサル)
池田めぐみさん(フェンシング)
梅田翼さん(フットサル)
合唱祭
10月21日(金)、全校合唱祭を実施しました。感染症対策のため、ひとつの学年が体育館で発表を行い、他の学年は教室でリモート視聴をする形でしたが、3年ぶりとなる有観客での開催となりました。
各クラスとも9月末から重ねてきた練習の成果が感じられる素晴らしい歌声でしたが、中でも3年生は圧巻の迫力で、発表が終わるたびに会場が大きな拍手で包まれていました。各学年のあとにみのり学級と合唱部による発表があり、全てのプログラムが無事に終了しました。
今回の合唱祭では、リモートで視聴をした他学年の兄弟学級へクラスの全員からメッセージを贈りあう企画も用意されており、歌声だけでなく心と心を通い合わせることのできた素敵な一日になりました。実行委員の皆さん、ありがとうございました。
【最優秀賞】 3年1組「ヒカリ」
【金賞】 3年3組「虹」
2年6組「茜色の約束」
1年8組「COSMOS」
【銀賞】 3年6組「響きあう命」
2年8組「なんでもないや」
1年6組「HEIWAの鐘」
【銅賞】 3年2組「あなたへ」
2年3組「YELL」
1年7組「地球星歌」
【特別賞】 みのり学級「365日の紙飛行機」
キャリア教育セミナー
9月30日(金)、3年ぶりとなるキャリア教育セミナーを実施しました。この講演会は、妙典中学校の目玉とも言える行事であり、社会人から勤労観や人生観、働くことの意味ややりがいについて学び、中学生としてふさわしい勤労観・職業観を身につけることを目的としています。
今年は全30講座を開設し、45名の講師の方をお迎えしました。生徒たちは事前に2つの講座を選択し、講演を聞きました。講師の方々の、パワーポイントや器具を用いた実演、実際の体験など、工夫を凝らした講演に、生徒のみならず、参観に来ていた保護者も熱心に聞き入っていました。
社会人として働く大人からいろいろなお話を伺うことができて、とても貴重な体験となった一日でした。講師の皆様、本当にありがとうございました。