学校の様子

校長室だより④(眼科検診 令和5年4月27日(木))

 学校医の先生が来校し、眼科検診が行われました。検診の対象者は、みのり、1・3年生、2年生の抽出者の生徒です。検診終了時、本校の眼科状況をお聞きしたかったのですが、会議に参加していたため、お礼のあいさつもできず、大変申し訳ございませんでした。

 文部科学省が2022年7月13日に発表した、2021年度(令和3年度)学校保健統計調査(速報値)によると、裸眼視力が1.0未満の割合は、年齢が高くなるにつれて増加傾向にあり、中学校で過去最多の60.28%でした。この「裸眼視力1.0未満の者」という調査は、昭和54年度から実施していて、当時は、幼稚園16.47%、小学校17.91%、中学校35.19%、高校53.02%でした。40年前と比べると中学校では約25%も多くなっています。

 視力の悪化は、年ごとに徐々に増え続けているので、タブレットやスマートフォンなどの使用も含め、生活全般の変化が影響しているものと思われます。しかし、GIGA スクール構想の下で整備された1人1台端末の積極的な利活用等で、その影響が顕著に表れてくるのではないかと危惧しています。