曽谷小学校のお知らせ&ニュース

2025年6月の記事一覧

R7.6.24 校外学習(6年生)

6年生が校外学習に行きました。昨年は12月に寒い中行きましたが、今年は一転日差しはないものの、蒸し暑い中での学習です。主な行先は、国会議事堂、皇居東御苑、昭和館です。

 

しかしながら、出発直後からの大渋滞。到着は予定より1時間遅くなりました。

まず、国会議事堂には、東京近郊の小学生の多くは6年生時に校外学習で訪れます。政治家等にならない限り、この校外学習が人生最初で最後という人が大多数です。

しかし小学生の時に見た国会議事堂の印象は全く色褪せないと思います。テレビでよく見る国会議事堂の建物、内部に敷き詰められた赤絨毯、傾斜のついた議場、国政に尽力した人物の銅像…などなど。

  

  

  

次は、国会を出てから歩いて桜田門を通って皇居に入る予定でしたが、バスで皇居外苑まで移動してバスの中でお弁当を食べた後に、皇居東御苑のグループ活動としました。グループごとに散策し、美しく整備された庭園の花や緑、旧江戸城本丸跡、数々の門など、見どころは多数でした。

  

   

最後に昭和館。これは皇居の北側、武道館の側にあるのですがご存じでしょうか?校外学習ではよく訪れる場所です。「昭和館」の名の通り、昭和時代の人々の暮らしが、その年代ごとに展示されています。

こちらも時間がなくなっていたので、常設展示である戦前・戦中・戦後の人々の暮らしを中心に見学しました。人々の「思い」に迫った非常によい展示だったと思います。必死にメモをしている子もいて、しっかり令和の子どもたちにも伝わった感じを受けました。

  

今回の校外学習では、普段の教室の学習では決して味わえない経験ができたことでしょう。卒業まで9か月。いい勉強になるだけでなく、小学校時代のよい思い出になってくれたらと願います。

R7.6.23 梨畑見学(3年生)

3年生が梨畑に見学に行きました。

3年生・社会科の学習では、梨づくりについて扱っています。これまでも市川市内全体で、市を代表する農産物の梨について学習をしてきました。

学習するからには、教科書や写真だけで学習するのではなく、実際に見学をして自分たちの目で肌で感じさせたいところです。しかしながら、コロナ禍によりどこも梨畑の見学は止まってしまっていました。

そこで何とか子どもたちに梨畑を実際に見学させたいという3年生の職員の思いを受け、曽谷地区をよくご存じである地域学校協働活動推進員の石橋さんが動いてくださいました。

地域学校協働活動推進員(または学校支援コーディネーターとも呼ばれます)とは、このように学校のニーズに合わせて、地域や地域住民とを結びつける役割をしていただいている方となります。

その結果、学区にある石井梨園さんにお話を通していただき、子どもたちが見学できるという運びとなりました。本当にありがたいことです。

   

  

また、よく考えると、自分たちの学区内に梨畑があるというのも幸せなことです。

市川市のほとんどの学校では、梨畑が近くにないので簡単に見学はできません(バスを出して見学に行ったという話もないではないですが。想像するだけでとても大変だと思います)。

その梨畑に徒歩5分で行って、時間の中で戻ってこられるというのは、すばらしいことです。まさに地の利ですね。

 石井様のご厚意により、実りある学習になったようです。子どもたちが来るので下草などを清掃していただいており、しかし落ちてしまった小さい実はそのままにしてくださっていました。写真のように、子どもたちは小さな実を集めていました。

  

  

(白い袋は「新高」、茶色い袋は「かおり」)

石井様、子どもたちのためにご協力いただきありがとうございました(改めてお礼に行かせていただきます)。

R7.6.20 研究授業

「研究授業」をご存じでしょうか?

これは、よりよく子どもたちの学びを深めるために、お互いの授業を教員同士で観察し、指導内容や方法を話し合って授業をよりよいものにしていくというものです。このようにして教員は授業力を常に磨き、子どもたちのために尽くしています。

そしてこれは日本の学校(主に小学校)では北は北海道、南は沖縄まで、どこへ行っても見かける日本の学校の日常です。

しかしながら、この授業研究という文化は、ほぼ日本だけのものであるようです。歴史を紐解くと、明治6年に我が国に学校ができてからすぐに連綿と行われてきたようでもあります。

今では世界がこの文化に注目し、真似をしようという動きがあります。当然、英語にもスペイン語にも授業研究に当たる言葉がありませんので、「kenkyu-jugyo」で通じるのだとか。

   

この日は、国語の大家として知られる川添陽子先生を講師としてお招きし、3年生の教員が授業を行いました。他の学年の教員も、自分のクラスを自習にして参加しています。

子どもたちの下校後は、図書室にて協議会を行います。

このように教職員は子どもたちのために、不断の研究研修を続けています。

 

R7.6.19 不審者対応訓練

5校時に不審者対応訓練が行われました。地震・火災の訓練に続いて今年2回目です。

不審者を刺激しないよう、校内に緊急を知らせるため、「不審者=オスのハチ」という隠語を用いた校内放送が入って訓練開始です。

   

不審者役の職員は下の写真のように廊下をうろつきます。

   

学級担任は廊下側のドアに施錠したうえで、廊下側に机・椅子を使ったバリケードを作ります。

その間、子どもたちは防災頭巾を被って、窓側に待機します。そして騒いで不審者を刺激することのないよう、いないふりをしてやり過ごします。

    

各クラスでの事後指導では、万が一に備え、ベランダを通って他の部屋へ移動する訓練も行いました。

過去の悲しい事件を教訓にし、曽谷小の子どもたちに同じ目に遭わせないよう教職員一同取り組んでまいります。

子どもたちには、自分たちの命を守るためにみんなができることとして、普段から、

「先生の話を静かにしっかり聞くこと」

が最も大切であることを伝えました。

 

大阪での池田小事件は2001年の6月ですので、24年前のこの時期でした。

「もう昔の話」と言いたいところですが、つい先月のこと、東京・立川市でも侵入があり、幸い児童は無事でしたが、教職員複数名が大けがをする事件があったばかりです。

子どもたちの安全を守るため教職員一同しっかり取り組みます。是非ご家庭でも、もしもの時に自分の命を守ることの大切さについて、お家の方の言葉でお話しいただく時間を取っていただければと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

R7.6.19 3・4年生プール開き

3・4年生が最初のプールの学習をしました。

前回は暑さ指数が基準を超えてしまい、残念ながら中止となっていましたので、今回が初の実施です。

中止の日には、無念さを口にする子どもたちがたくさんいました。6月なので、雨が降っていたり、気温が足りずに寒かったりして中止というのは、子どもたちも納得いくところです。

しかし暑くて中止、となるとお天気ですし、汗をかいていてサッパリしたいという思いもあり、中学年の子どもたちには納得がいきかねるところもあったでしょう。

そのため、他の学年よりも待たされた分、今日の日を心待ちにしていたようです。

プール実行委員さんの進行でプール開き。お清めをして、ルールを確認して、バディを確認して、いよいよプールの中へ。最近の晴れにより、プールの水温はしっかり高めを保っていますので、楽しく学習できました。

      

      

今年度も安全に、楽しく、そして泳力を伸ばせるよう頑張りましょう!