2024年11月の記事一覧
いちベジ、広めるのは全国ではないらしい?!
11月20日の5年生の校外学習、2つ目の場所は、「ガスの科学館」。
ガスの原料や輸送、ガスの作られ方や家庭への配管など、展示や体験を通して学びました。
大きなガス管から出てきました。
ガスが電機や風力などとともにエネルギーに変わることもわかりました。
ガス灯、ガスの五右衛門風呂、ガス冷蔵庫、ガストースター、ガスアイロン・・・、昔は家電製品にもたくさん使われていたようです。
明治時代と同じガス灯がきらめく様子も。
ガスであたためた空気によって浮かぶ気球。
見学の最後は、ちゃんと学習できたのか、たしかめクイズを。
4択クイズ。手元のボタンで答えるものでした。「カフーとみたい!」と子どもたち。
その中で、いちベジの話題も。
「市川で生産されたものを市川で消費するっていいことですね。」とガスの科学館のガイドさん。
輸送に時間がかからないので、排ガスも少ない、地球にやさしいのだとか。
「SDGs?」と子どもたち。
「もしかして、いちベジを全国に広めるのは間違いかも?!」と気づいた子どもたちでした。
食だけではなく環境のことも考えられるなんて、すばらしい!
「食の農の博物館」同様、学びの多かった「ガスの科学館」でした。
総合的な学習の時間、「いちベジを全国に広め隊!」を軌道修正しながら、さらに学習を進めていくことでしょう。
南極メシ、人気№1は?
11月20日、5年生が校外学習にいきました。
最初の見学先は、東京農業大学の食と農の博物館。
鶏のコケコッコーの声と学芸員を目指す学生さんたちに出迎えられました。
特設コーナーは、「南極メシ」。
南極とは思えないくらい豪華な食事!
でも・・・、一番人気は、なんと千切りキャベツ! 二番は、もやし・・・。
葉物野菜は貴重なのでしょう。
野菜の促成栽培もしているようです。
学芸員を目指す大学生たちから学ぶ大野っ子です。
常設コーナーの一つ目は、日本古来の食の姿。米と野菜の生活風景が再現されていました。
東京農業大学では、醸造を学ぶことができるのだとか。
たくさんの日本酒が並んでいました。中に、東京農大のマークが入ったものも。
常設コーナーの二つ目は、マダガスカルを再現した温室。
出迎えてくれたのが、50㎏級のリクガメ。
「このカメは、50年から80年生きるといわれている。最後まで見届けられないよ。」と学芸員さん。
「生き物を飼うときは、どのくらいの大きさになって、何年生きるのか調べてから飼おうね。」とのこと。
学芸員さんの後ろには、40匹ほどのサルたちが。
「このサルたちは、古いサルたち。夜行性になることで、種を保存できたんだ。」と学芸員さん。
学芸員さんが言うには、われわれ人間は新しいサルなのだと。
たとえ敵がいなくても、同じ食、同じ居住地にいるものは、淘汰されていくと・・・。
世界レベルで見れば、人口増加、気候変動による生産量の低下、飢餓・・・、食について学ぶことは、種の保存のために必要不可欠なのでしょう。
次は、乾燥地帯の植物の代表であるサボテンについて。
植物は、幹、枝、葉という作りになっており、サボテンのチクチクしたとげのようなものは「葉」であると。
チクチクしたとげのようなものが出ているところが幹であり、枝は幹の内部にあるのだとか。
乾燥地帯で、保水するための体のつくりだそうです。
これがサボテンの維管束、太くて長い!
常設展の最後は、魚博士の話。
200㎏近い大きなシャコガイ、シーラカンスの模型・・・。
それよりも人気だったのが、ヤマネズミ。
ネズミとはいえ、愛嬌のある姿に、みんな「かわいぃ~。」と。
最後はピラニアの紹介。
水槽の上には、金魚が二匹。
「これを水槽に入れるよ。」と学芸員さん。
「えぇ~。」と子どもたち。
「食物連鎖だね。みんなもステーキやお刺身を食べるでしょう。同じだね。」と金魚を水槽に。
ぱくっとピラニアは丸飲みに。一瞬の出来事でした。
ピラニアとサメの歯の模型も見せてもらいました。
針のように鋭い歯に、ピラニアやサメの恐ろしさを実感しました。
学びの多かった「食と農の博物館」でした。
学芸員の皆様、学芸員を目指す大学生の皆様、ありがとうございました。
文化会館のステージに!
11月14日(木)、6年生は市川市児童生徒音楽会に、大野小学校の代表としてステージに立ちました。
学校を出発しようとすると・・・
1年生が門のところでアーチを作って待っていました。
あったかハートをたっぷりもらって、6年生は文化ホールに向けて出発!
学校代表としての意識が高い6年生、バスの利用の仕方もすばらしかったです。
文化ホール到着。
客席ではリラックスしていた6年生も、リハ室へ向かうときには・・・。
緊張感も高まり、リハ室で最後の声出しを。
気持ちを一つにして、ステージへ。
舞台袖では、高ぶる気持ちを抑え・・・
ステージへ。
心に響く、力強い歌声でした。
他校の合唱も聴き、自分たちのとの違いも感じた大野っ子。
最後は、全員で♪「ふるさと」を歌いました。
翌日、担任の先生が作ったムービーを鑑賞。
改めて、自分たちで作り上げた歌であったこと、みんなの力を一つにしてできた歌であったことを実感。
達成感に満ちた表情をしていました。
6年生のすばらしい力を、残り4か月の学校生活に生かし、幸せな学校を作っていくことでしょう。
今後の成長が楽しみです。
6年生のみなさん、素敵な歌声をありがとうございました。
中身は何色?
11月12日(火)、5年生、総合的な学習の時間「いちベジを全国に広め隊」の学習で、いちベジを生産している農家の方に授業をしていただきました。
市川市の農業の特徴である「少数多品目」という生産スタイルから、様々な野菜を見せていただきました。
皮が赤い野菜を見て、「カブ~!」
皮が白い野菜を見て、もちろん「カブ~!」と子どもたち。
実は・・・、どちらも「だいこん。」でした。
そこで、農家さんから、「クイズです!」と、だいこんの中身の色について問題が。
だいこんといえば、白でしょうと子どもたち。
正解は・・・、その場で野菜をカット!
なんと・・・、
赤い皮のだいこんの中身は、白!
白いだいこんの中身は、赤!
「オォォォ~。」と歓声が。
何でも、中身が赤いだいこんは、生野菜サラダのいろどりに人気なのだとか。
生で食べられるということは、新鮮だということ。
都市部に近い市川で生産しているからこそ、新鮮なものを消費者に届けることができるのでしょう。
いちベジの良いところを発見した大野っ子でした。
後半は、農家さんにたくさんの質問を。
「どんな思いで作っているのか。」
「どんな食べ方がおいしいのか。」
「おいしくなる工夫は何か。」などなど。
生産者の声を聞いて、いちベジがさらに身近に感じた大野っ子でした。
翌日、千葉県立大野学園高等学校で作った野菜を展示しておくと・・・。
「先生、高校生が作った野菜がありました。僕たちも作ることができそうです!」と子どもたち。
いちベジならぬ「おお(大野)ベジ?!」づくりが始まるのでしょうか。
楽しみです。
町探検にGo!
11月12日(火)、2年生が、生活科の町探検に出かけました。
自転車屋さんでは、修理など仕事の内容を聞いたり見せてもらったりしました。
興味津々の大野っ子です。
お寿司屋さんでは、ネタの種類やどんな思いで仕事をしているのかと、丁寧にインタビューすることができました。
お寿司を握るところも見せていただきました。
貴重な経験でした。
大野小学校のある地域の様子について、たくさんの発見があったようです。
ご協力いただきた地域の皆様、お手伝いいただいた保護者ボランティアの皆様、ありがとうございました。
あったかハートがいっぱい!
11月8日(金)、「秋の音楽会」が行われました。
2学期が始まってからというもの、この日に向けて、どの学年も一生懸命練習してきました。
トップバッターは、5年生。
合奏は、♪「風になりたい」。
パーカッションの音が響き、サンバのリズムを体全体で表現していました。
みんなノリノリ!
合唱は、♪「マイバラード」。
しっとりとしたハーモニーが素敵でした。
「世界中に届け、愛のメッセージ」
大野っ子にもたくさん届きました。
2番手は2年生。
3人の子どもたちの大冒険のはじまり、はじまり~。
道を進んでいくと・・・、たくさんの動物たちに迎えられました。
そこで、一緒に合奏を!
♪「アイアイ」
鍵盤ハーモニカで、メロディを上手に奏でていました。
とてもすてきな演奏でした。
歌は、もちろん♪「動物園へ行こうよ」です。
ブーブー、ウッキッキッキー、パオーン・・・
たくさんの動物たちが登場しました。
手作りのお面が、キュートでした!
3番目は、4年生。
魔法使いが・・・、
「スーパーカリフラジリスティックエクピアリドーシャス!」と魔法の言葉をかけると・・・
あら不思議、子どもたちに命が吹き込まれました!
♪「スーパーカリフラジスティックエクスピアリドーシャス」の合奏です。
速いテンポの曲想ですが、みんな息がぴったりと合っていて素晴らしい演奏でした。
歌は、♪「チャレンジ」。
「行きたい場所に行ける」
「やりたいことができる」
そんな力が湧いてくるような歌声でした。
客席でも、「チャレンジ!」とこぶしが上がっていました。
吹奏楽部も日ごろの練習の成果を披露しました。
1曲目は、♪「世界に一つだけの花」。
新入部員の4年生も含めて、1学期から取り組んできた一曲。
メロディーを様々な楽器がリレーして演奏していきます。
丁寧に音を奏でる姿に感動しました。
2曲目は、♪「ジャンボリーミッキー」。
会場のみんなも、先生たちも、踊る!踊る!踊る!
熱気に包まれた体育館でした。
後半、最初は、1年生。
合奏は、♪「きらきらぼし」です。
耳慣れた♪「きらきらぼし」が、途中から短調で演奏され、最後に長調に戻るという構成。
かなりレベルの高い演奏に、みんなびっくりしていました。
歌は、♪「友達になろうよ」。
「きみといっしょ」
「いつまでもいっしょ」
1年生のかわいい歌声に、客席からも応援の手拍子が!
すると1年生の声も力強くなり・・・、あったかハートいっぱいの時間でした。
次は、3年生。
「ようこそ、スターツアーズ2024へ。」と、私たちを宇宙の世界へ。
宇宙人がいるのかも、ブラックホールに吸い込まれそう・・・、とドキドキするような演奏でした。
わずか3音で奏でる ♪「笛星人メドレー」でした。
歌は、♪「おはようのエール」。
楽しく幸せな一日になりそうな、素敵な歌声でした。
手話もつけたので、いろいろな人に歌声を届けることができました。
最後は、もちろん6年生。
♪「Wish~夢を信じて~」
♪「地球星歌~笑顔のために~」
「去年の6年生の歌声を超えること」
「皆さんに感動を届けること」
この2つを目標に、自分たちで選曲、練習への取り組み、歌作りをしてきた6年生。
真剣に歌う姿に、客席の大野っ子たちも聴き入っていました。
心揺さぶられる歌声に感動しました。
全校合唱 ♪「歌よ ありがとう」
大野っ子たちのやさしい歌声が合わさり、体育館にあったかハートがあふれるほど素敵な時間でした。
秋の音楽界を企画・運営してくださった計画委員の皆さん、ありがとうございました。
11月9日(土)は、保護者の皆様やご来賓の皆様に向けて発表をしました。
たくさんの方にご来場いただきまして、ありがとうございました。
ブロック定例研で学ぶ・・・。
11月6日(水)のブロック定例研では、大野小で行っているICTの活用の様子を、ブロックの小中学校先生方、約90名に見ていただいただけでなく、一緒に授業に参加していただきました。
1年生、生活科。
「虫が住みやすいおうち」の設計中。
「住みやすい」ポイントは何か、探っています。
2年生、算数科。
「かけ算」の考え方について。
従来、ノートに書いていた自分の考えをタブレットに書き、みんなで共有しています。
3年生、算数科。
数の概念の学習。
和が一番大きな数字になるのは、どんな数の組み合わせか、意見を出して深めていきます。
6年生、家庭科。
一食分のメニュー作り。
ポイントごとに調べたことをシートにまとめていきます。
6年生、道徳科。
自分の考えを入力して送り、みんなの考えと比較します。
また、これまでの大野小の取り組みについても、参観された先生方に紹介しました。
最後は、学年ごとの分科会を設定し、そこで具体的なICTの利活用について話し合いました。
ICTの良さは、時間と空間の制限がないことです。
今後も、オンライン等で職員同士の交流を続け、大野小で取り組んでいるよい学習方法をブロックの子どもたちが共通してできるようにしていきたいと思います。
生き物がよろこぶおうちをつくろう!
11月1日(金)、1年生の生活科の学習では、「生き物がよろこぶお家をつくろう!」と題し、北方遊水地で捕ってきた昆虫たちの住処の設計図を考えることに。
各自が調べたことをカードに書き出し、班ごとに「食べるもの」や「住む環境」に分類します。
分類された情報をもとに、昆虫の住処の設計図を考えます。
今の時代に求められる「情報活用能力」を駆使している1年生の姿です。
できた設計図について、みんなに紹介をします。
となりの教室からは・・・。
コオロギの涼しげな音色が聞こえてきます。
さて、どんなステキなおうちが出来上がるのでしょう。
また、この日は校内授業研究会でしたので、
市川市教育委員会の先生をお招きして、私たち教員も勉強しました。
質の高い授業を目指して、私たちもがんばっています!
お兄さん、お姉さんに甘えて・・・
11月1日(金)、下貝塚中学校の生徒さん8名が、大野小学校で職場体験をしました。
教室では・・・
算数のわからないところやアルファベットの表記について教えたり、ミシンの手伝いや歌や合奏練習の見守りをしたりと子どもたちのサポートをしてくれました。
休み時間は・・・
子どもたちと本気でおにごっこ。とても楽しそうでした。
でも、ずっと一緒にいたくて・・・。
午後は、用務員さんと花壇の整備を。
はじめは、おしゃべりしながらのんびりと・・・でしたが、用務員さんの作業の様子を見て、「きれいだ!」「こんなんじゃ、ダメだよ。」と、草一つ残さないように丁寧に作業を。
おかげさまで、花壇がきれいになりました。
中学生の皆さん、ありがとうございました。
職場体験を終えて・・・
「子どもたちがかわいかった。」
「学校の先生になってもいいかもって思った。」
「先生の仕事は大変だ。こんなことまでしてくれていたとは知らなかった・・・。」
「子どもたちといると笑顔になれるから、いい仕事だと思う。」 と感想を。
子どもたちをよく知る先生方は・・・
「成長したなぁ~。」と嬉しそうに。
「いつでも遊びにおいでぇ~。」と言って、体験学習を終えました。