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研究
【第6回 校内授業研究会 3年2組 小路谷学級 国語科】
11月25日(金)
3年2組 小路谷学級
単元名「みんなの思いを色と形に」
教材名『絵文字で表そう』
講師 市川市立下貝塚中学校 教諭 清水幸子先生
3年2組では,友達と話し合う時の役割分担と話し合いの進め方を学習し,実際にグループで話し合いを行いました。
校内での安全な過ごし方を友達に知らせるために,「誰にでも分かりやすい絵文字」を考えます。
司会と発言者の役割に沿って,自分たちの考えをまとめていきます。
出された意見を比べて,違いを見つけたり,似た意見を同じ仲間に分けたりします。
司会だけでなく,みんなが「出し合う」「比べる」「まとめる」の進め方を意識しています。
後日,本単元で学習した役割分担と進め方が,他の教科でも使えるね,と子供たちと振り返りを行いました。
【第6回 校内授業研究会 4年1組 伊藤学級/4年3組 東学級 国語科】
11月25日(金)
4年1組 伊藤学級/4年3組 東学級
単元名「『しょう油ってすばらしい!!』~しょう油ずかんを作って全校に発信しよう!~」
教材名『「不思議ずかん」を作ろう』(教育出版 4年下)
講師 市川市立下貝塚中学校 清水幸子先生
4年生は、千葉県の魅力を探るために、やわスタの時間に「千葉県のいいところ」を話し合ったり、調べたりしてきました。その中から、各学級で、名産品の一つである「しょう油」や「まつり寿司」にテーマをしぼり、さらに深く「千葉県のよさ」を考えらるよう、体験学習や校外学習、調べ学習を行ってきました。4年1組、3組ではこの過程で生まれてきた「しょう油の不思議」について、国語科の単元「不思議ずかんを作ろう」を生かし、「しょう油ずかん」を作ることとしました。
授業の始めには、教科書の例文「クスノキの木のずかん」を読み、「ずかん」には何が必要なのか考えていきました。その後、3組では、担任が作成した梨をテーマにした例文「市川市の食べられる宝石」を読んで、写真の選び方や「ずかん」にふさわしい書き方の工夫を考えていきました。
今後の「しょう油ずかん」作成に向けて、読み手に伝える、伝わるための工夫の仕方を友達と交流しながら、一生懸命探していました。
1組では、「しょう油ずかん」を書き始める前の組み立て表をグループで読み合い、より伝わる、分かりやすい、興味を引く「ずかん」にするための意見交流を行いました。
友達との交流では、よいと思ったところを伝えたり、どんな題名にしたらよいかを一緒に考えたりする姿がたくさん見られました。
授業の終わりに振り返りをします。友達からのアドバイスを「自分の『ずかん』原稿に生かしたい」、「言ってもらった言葉がヒントになった」という感想が出されました。
講師の先生からは、積極的に活動に取り組もうとする子供たちの姿勢が素晴らしかったというお話をいただきました。
「しょう油」の学習をさらに進め、「しょう油ずかん」を完成させたいと思います。
【第5回 校内授業研究会 2年2組 米内山学級/2年3組 國江学級 国語科】
11月22日(火)
2年2組 米内山学級/2年3組 國江学級
単元名「『さけが大きくなるまで』を読んで,さけはかせになろう」
教材名『さけが大きくなるまで』
講師 市川市立宮久保小学校 教頭 菊地千佳先生
2年生は、「文のどの部分が重要なのか」を考えながら「さけが大きくなるまで」という説明文を読む学習をしました。物事の順序を読み取ることや、友達と考えを共有することで、読む力を高めるのが目標です。
2年3組では、順序を表す言葉など、大切だと思うところに線を引きながら、自分の考えをまとめました。
さけが大きくなるまでの様子を文章から読み取って、分かったことを学級全体で確認していきます。
大切な語や文を一つずつ確認しながら、ワークシートに書いていきました。自分の考えを発表するときには、教科書の本文のどこを見てそう考えたのか、理由も話すことができました。
2年2組では、授業の初めに必ず音読をします。「さけが大きくなるまで」には、子供たちにとって難しい言葉や想像しにくい文もありましたが、1つ1つ意味を確認しながら、毎時間練習をしたことで上手に読めるようになりました。
今回の授業では、さけが川に戻って来る理由について考えました。まずは、自分の考えをノートに書いていきます。
「たまごを生むために川に戻って来るのだと思う」「自分の生まれた川が良いところだって知っているんじゃないかな」と、様々な考えがありました。
次に、友達とグループをつくって、なぜさけが川に戻って来るのかについて、自分の考えを伝え合います。
「へえ~!」「なんでそう思ったの?」と、話し合いが盛り上がっていました。
最後に、学級全体で意見を交流しました。「たまごを生むために、命がけで川に戻ってくるなんてすごいなぁ。」「水のきれいな川でたまごを生むのが大切なんだね。」と、たくさんの気付きがありました。これからも、文章の中にある言葉に着目して、考えを共有し合う学習を続けていきます。
【第5回 校内授業研究会 1年1組 鈴木学級/1年2組 宮野学級 国語科】
11月22日(火)
1年1組 鈴木学級/1年2組 宮野学級
単元名「スイミーのおはなしをよんで、すきなところをしょうかいしあおう 」
教材名『スイミー』
講師 市川市立宮久保小学校 教頭 菊地千佳先生
『スイミー』は、始めの場面と終わりの場面の変化が大きく、分かりやすい物語文です。
そこで、今回は「始め」と「終わり」を比べて読む学習を行いました。
一年生にとっては、長いお話ですが、一枚の大きな紙にまとめることで、物語全体の流れが分かるようにしました。
1年1組では、 スイミーは、始めと終わりで、どのように変わったのかを考えました。
始めは、スイミーの兄弟が大きなまぐろに食べられてしまって、悲しい場面。
一方、終わりは仲間を見付けて、大きな魚を追い出し、明るい気持ちの場面。
二つの場面について、スイミーの気持ちを考えることで、様子を読み取ります。
「最後、スイミーは、作戦が成功して、うれしいと思っているんじゃないかな。」
「もう、食べられる心配がなくなって自信をもてたんじゃないかな。」
みんな小さなスイミーのペープサートをもって、スイミーになりきって考えました。
1年2組では、なぜスイミーの気持ちが変わっていったのか、詳しく考えました。
「色々な海の生き物に会って、元気が出たのかな。」
「大きな生き物や、一緒に泳ぐ魚たちを見たことが、最後の場面の作戦のヒントになっているんじゃないかな。」
物語の伏線にも気付き、スイミーの世界の奥深さを感じ取ることができました。
最後は、スイミーの成長した部分など、好きなところを紹介カードに書いて交流し、楽しみました。
お話の好きなところを見つけることで、読むことが楽しくなります。
友達と交流することで、読む楽しさを広げることが出来ました。
講師の先生からは、文章の言葉を基にして、具体的に想像することが出来ていたというお話をいただきました。
今後も、色々な方法で読む楽しさを味わうことができるよう、支援していきたいと思います。
【第4回 校内授業研究会 1年3組 木村学級/1年4組 前田学級 国語科】
10月27日(木)
1年3組 木村学級/1年4組 前田学級
単元名「はたらくじどう車 クイズカードをつくろう」
教材名『はたらくじどう車』
講師 市川市立宮久保小学校 教頭 菊地千佳先生
教材文『はたらくじどう車』を読み、興味のあるはたらくじどう車について、図書資料で調べて説明文を書きました。
それを使ってクイズ大会を行い、楽しみながら学びを深めることができました。
1年4組では、分かりやすい説明文を書くために、まずは教科書の文章の「やくわり(働き方)」と「つくり(ついているもの等)」に注目して読み取りをしました。
「ショベルカーは、どんなやくわりなのかな?」
「工事で硬い地面を掘ったり、高いところを削ったりするから、丈夫なバケットと長いうでがついているんだね。」
次に、図書資料で、他のはたらくじどう車について調べました。
1年3組では、タブレットで本の写真を撮り、文章の大切なところに線を引きました。
それを参考に説明文の構成を考えます。
「これは、やくわりかな?つくりかな?」
「書くときは、やくわりとつくりの順序をしっかり考えることが大切だね。」
説明文と絵カードが出来上がったら、みんなでクイズ大会です。
かるたのように、説明文を聞いて、絵札をとります。
「これだ!」
「はじめて聞いたじどう車だけど、つくりを聞いたら分かったよ!」
文章における順序の大切さや、メモを作り構成を考えてから文章化するよさを学びました。
講師の先生からは、習ったことを意識して学習に取り組めていたというお話を頂きました。
引き続き、子供たちが進んで学べるよう支援していきたいと思います。