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【第5回 校内授業研究会 1年1組 鈴木学級/1年2組 宮野学級 国語科】

11月22日(火)

1年1組 鈴木学級/1年2組 宮野学級

単元名「スイミーのおはなしをよんで、すきなところをしょうかいしあおう 」

教材名『スイミー』

講師 市川市立宮久保小学校 教頭 菊地千佳先生

 

『スイミー』は、始めの場面と終わりの場面の変化が大きく、分かりやすい物語文です。

そこで、今回は「始め」と「終わり」を比べて読む学習を行いました。

一年生にとっては、長いお話ですが、一枚の大きな紙にまとめることで、物語全体の流れが分かるようにしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 1年1組では、 スイミーは、始めと終わりで、どのように変わったのかを考えました。

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

始めは、スイミーの兄弟が大きなまぐろに食べられてしまって、悲しい場面。

一方、終わりは仲間を見付けて、大きな魚を追い出し、明るい気持ちの場面。

二つの場面について、スイミーの気持ちを考えることで、様子を読み取ります。

「最後、スイミーは、作戦が成功して、うれしいと思っているんじゃないかな。」

「もう、食べられる心配がなくなって自信をもてたんじゃないかな。」

みんな小さなスイミーのペープサートをもって、スイミーになりきって考えました。

 

1年2組では、なぜスイミーの気持ちが変わっていったのか、詳しく考えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「色々な海の生き物に会って、元気が出たのかな。」

「大きな生き物や、一緒に泳ぐ魚たちを見たことが、最後の場面の作戦のヒントになっているんじゃないかな。」

 物語の伏線にも気付き、スイミーの世界の奥深さを感じ取ることができました。

 

最後は、スイミーの成長した部分など、好きなところを紹介カードに書いて交流し、楽しみました。

お話の好きなところを見つけることで、読むことが楽しくなります。

友達と交流することで、読む楽しさを広げることが出来ました。

講師の先生からは、文章の言葉を基にして、具体的に想像することが出来ていたというお話をいただきました。

今後も、色々な方法で読む楽しさを味わうことができるよう、支援していきたいと思います。