文字
背景
行間
今日の給食
9月12日(金)
今日の献立
・しおごはん ・ズッキーニとピーマンのカレーグラタン ・ポトフ ・牛乳
一口メモ
ズッキーニの旬は6月から9月ごろです。味はあっさりした味です。生まれはメキシコです。イタリアで改良されたものが日本に来ました。フランス料理やイタリア料理によく使われています。ズッキーニは、油での調理と相性が良いです。輪切りや縦に棒状に切ってフリッターにするのもおすすめです。切り方をかえるだけで食感が変わり楽しめます。今日の給食では野菜たっぷりのグラタンにズッキーニを入れました。今年度初めての登場です。ズッキーニは、栄養素のビタミンCやカロテンが含まれています。風邪の予防に役立ちます。
9月10日(水)
今日の献立
牛乳 鶏肉と白菜のあんかけ丼 じゃがいもとベーコン オレンジゼリー
【一口メモ】
大昔の海賊がいた時のデンマークで、ベーコンは偶然生まれたという説があります。船の上では料理をするのが難しい時代でした。塩漬け肉を、火であぶって保存していました。ところがある時、薪が湿っていて煙でいぶされることになりました。いぶされた肉はおいしく長持ちしたことからベーコンが生まれたとされています。今日の給食では、じゃがいもとベーコンを砂糖と醤油などで甘辛く煮ました。
9月9日(火)
今日の献立
牛乳 豚キムチ丼 けんちん汁 梨
【一口メモ】
昔、縁起を担いだ人たちが、めでたい席などで「ナシ」と呼ぶと「無し」という意味にもとれるので、逆の言い方として「梨」を「有りの実」と呼ぶようになったそうです。今日は市川市柏井町産の梨で、品種は豊水です。豊水は果肉が柔らかで水分が多いのが特徴です。また甘みの中にほどよい酸味があります。今回の豊水は大玉に育てたいと努力して梨を育てている方の梨だそうです。新高くらい大きな立派な梨でした。
9月8日(月)
今日の献立
牛乳 チキンライス クリームシチュー バナナ
世界で一番生産されているきのこはマッシュルームです。食べやすい味なので世界中で人気があり、アメリカ、ヨーロッパ、アジアなど様々な地域で育てられています。最近では日本でも生のマッシュルームが店頭に並んでいます。マッシュルームはうま味成分がシイタケの3倍ともいわれています。今日はクリームシチューに薄切りの水煮のものを入れました。
9月5日(金)
今日の献立
ごはん ジャージャン豆腐 チャプチェ風炒め 牛乳
【一口メモ】
生揚げ(厚揚げ)は、木綿豆腐を水切りして、高温の油で揚げたものをいいます。油揚げを薄揚げというのに対して生揚げを厚揚げともいいます。もとをただると、畑の肉の大豆です。体を作るもとになるたんぱく質が含まれています。主菜のジャージャン豆腐に使っています。副菜は、チャプチェ風炒めです。チャプチェとは、韓国料理の一つです。春雨や野菜、肉などをつかった甘辛い味付けの炒めものです。韓国では、さつまいもから作られた春雨を使っていますが、給食で使った春雨は緑豆(もやしの種子)から作られた春雨です。
9月4日(木)
【今日の献立】
コンソメライス ポークビーンズ さつまいものレモン煮 牛乳
【一口メモ】
今日はポークビーンズにさやいんげんを使いました。年に三回も収穫できることから「三度豆」(さんどまめ)ともいわれています。関東では「さや」の中の豆の形が見られない若どりが好まれます。関西では「さや」の中の豆の形がしっかり見て取れるほうが好まれます。関東と関西では食文化の違いがあります。さやいんげんの豆の部分に含まれるビタミンには、筋肉の疲れをためないようにする働きがあります。
9月3日(水)
今日の献立
牛乳 三色そぼろ丼 豚汁
9月の給食には会津産の米、コシヒカリを使っています。コシヒカリは1956年に誕生し、日本で最も広く作付けされている品種です。甘みと粘り気があり、冷めてもおしいいため各地で作られるようになりました。今日は、たんぱく質が豊富な鶏むね肉、カロテンが多いにんじんや小松菜、食物繊維が豊富なごぼうを使ってそぼろ丼にしました。
9月2日(火)
今日の献立
チキンカレー フルーツポンチ 牛乳
【一口メモ】
暑くて食欲が落ちている人にはこしょうやカレー粉などの香辛料を使った料理がおすすめです。胃液が出やすくなり食欲がわきます。今日の給食は定番のチキンカレー。皆さんの食べなれた味から給食がスタートします。じゃがいもにはビタミンCがリンゴの4倍から7倍、含まれていてフランスでは大地のリンゴと呼ばれています。今日のカレーには幸せを運ぶラッキーにんじんが入っています。
7月16日(水)
今日の献立
牛乳 大豆いりドライカレー フルーツ白玉
【一口メモ】
今日は、みなさんが好きなドライカレーとフルーツ白玉でした。夏休み前、最後の給食、完食はできたでしょうか。夏休みの間も、バランスよく、しっかり食べて健康に過ごしましょう。
7月15日(火)
今日の献立
牛乳 豚丼 冬瓜の味噌汁
【一口メモ】
名前に冬がついていますが、旬は夏から秋の野菜は冬瓜です。冬瓜は夏の野菜ですが、冬まで保存できることから、冬瓜と呼ばれるようになったといわれています。冬瓜は煮物やスープでいただくことが多いです。火を通す前は白に見えますが、火を通すと透き通った色になります。味はあっさりしていて、水分も多く夏にぴったりの野菜です。今日は味噌汁に入れました。昆布とかつおぶしでだしを取り、みそは赤みそと白みそを使っています。
7月14日(月)
今日の献立
牛乳 ホイコーロー丼 わかめときのこのスープ こなつ
【一口メモ】
ホイコーローはもとは中国の四川省の料理です。お祭りの貢ぎ物として捧げたゆで豚の塊を、祭りのあとおいしく食べられるようにと考えられた料理です。ホイコーローは漢字で回す鍋の肉と書きます。回すとは戻すという意味です。豚肉のかたまりを茹でたり、蒸したりして火を通し、鍋に戻して炒めるから、その名がついたそうです。主な材料は豚肉と葉にんにくです。日本では葉を手に入れやすいキャベツにかえ、味付けはテンメンジャンの多い甘辛い味付けにしています。中国のホイコーローとは、見た目も味付けも違います。
7月11日(金)
今日の献立
牛乳 チリコンカンライス フレンチきゅうり バナナとブルーベリーのケーキ
【一口メモ】
バナナは木になる実のように見えますが、植物上は草になります。バナナの食べごろは黒い斑点のシュガースポットが出てくる頃で、甘くなって柔らかくなります。今日はバナナの自然な甘さを生かしたケーキにしました。色の変色を防ぐため、切った後のバナナにはレモン汁をかけました。ケーキの生地にバナナとブルーベリーを混ぜ、焼き上げました。チリコンカンライスの具には2種類の豆、手亡と大豆を使いました。調味料は全部で12種類です。野菜のきゅうりはさっぱりドレッシング味、きゅうりにはおよそ95%分と水分がたくさん含まれています。
7月10日(木)
今日の献立
牛乳 チンジャオロース丼 中華きゅうり とうもろこし
【一口メモ】
とうもろこしにはひげがついていますが、その正体はめしべです。花粉がつきやすいようにべたべたしていて、受粉すると黄色の粒へと成長します。1本に600粒くらいの実がついているのですが、ひげの数が多いと実も多いという証拠です。お店でひげ付きのとうもろこしをみつけたら、ひげがふさふさしているものを選びましょう。またひげの色が濃いものはよく熟していて甘みがあります。とうもろこしは、食べたものを体の中でエネルギーに変える手伝いをしています。食物繊維も多くおなかのお掃除屋さんの役割もあります。今日は2年生が皮むきしたとうもろこしを給食に出しました。
7月9日(水)
今日の献立
牛乳 ジャージャー麵 肉じゃが こなつ
【一口メモ】
牛乳は栄養素が豊富です。たんぱく質、脂質、炭水化物の三大栄養素、カルシウムやビタミンB2、ビタミン12が含まれます。牛乳のカルシウムは骨や歯の材料となるだけでなく、血液や神経、筋肉などを作りますが、ヒトの体の中では作り出せないものなので、食事からとる必要があります。日本人はこのカルシウムが不足しがちです。小魚や干しエビ、小松菜などもカルシウムが有名ですが、牛乳のカルシウムは吸収がしやすいのです。ほかのカルシウムを含む食品と組み合わせて効果的にとるのがおすすめです。
7月7日(月)
今日の献立
牛乳 塩ご飯 とりの照り焼き そうめん汁 水ようかん
【一口メモ】
今日は七夕です。古くから行われている日本のお祭りで、五節句の一つに数えられています。およそ1200年ほど前の平安時代の書物に「七夕にそうめんを食べると大病にならない」と書かれていました。さて今日は絵本となかよし給食です。くすのきしげのり作『おこだでませんように』より短冊に見立てたニンジンをそうめん汁に入れました.。絵本もぜひ読んでみてください。
7月4日(金)
今日の献立
牛乳 チキンカレー(ごはん) フルーツヨーグルト
【一口メモ】
野菜はヒトの体の中では作り出せない栄養素をもっています。それはビタミン、ミネラル、食物繊維です。さて、毎日どれくらいの野菜を食べるとよいでしょうか。大人だと1日350g以上の野菜をとることが目標になっていて、おおよそ両手いっぱい山盛りの量です。今日の給食では夏野菜のかぼちゃやズッキーニなど一人当たり100g使用しています。
7月3日(木)
今日の献立
あぶたまどん 豚汁 こなつ 牛乳
一口メモ
玉ねぎと豚肉を一緒に食べると夏バテ防止に役立ちます。あぶ玉どんには食欲が落ちないように豚肉と玉ねぎを入れました。これからの夏本番を元気に過ごしましょう。
7月2日(水)
【今日の献立】
ごはん トンテキ玉ねぎソース いんげんのみそ汁 牛乳
朝、八百屋さんが茨城県産のモロッコいんげんとトウモロコシを届けてくれました。トウモロコシは、皮をむき、実は、包丁でこそげ落としました。トウモロコシの芯も使います。芯をゆでると甘味がでます。これをだしに加えると優しい甘味のあるみそ汁ができあがります。トウモロコシの芯から甘味を取り出せたかどうか、ぜひみそ汁の味を確かめてみてください。
7月1日(火)
今日の献立
牛乳 カレースタミナピラフ (ごはん)(具) ポトフ
【一口メモ】
スタミナピラフの肉は豚肉です。豚肉はにんにくや玉ねぎ、にら、ねぎと一緒に料理して食べるのがおすすめです。それは、食べたごはんをエネルギーに変える力が強くなるからです。豚肉を炒めるときにニンニクを使い、長ねぎも一緒に炒めました。ごはんには炒めた玉ねぎも入っています。さて、スタミナは長い時間疲れずに動くことができることを言います。心臓が多くの血液を体中に送ることができるようにする、体のずみずみまで酸素を送れる細い血管が発達できるようにする、体の筋肉が酸素をたくさん、使えるようにすることが大切です。そのためには何でも食べて体を動かすとよいですね。今日はカレースタミナピラフを食べて元気に過ごしましょう。
6月30日(月)
今日の献立
牛乳 ご飯 サバの竜田揚げ 沢煮椀 水無月
【一口メモ】
今日、6月30日は「夏越の祓」です。1年のちょうど折り返しに当たる日に半年の穢れを祓い、残りの半年の健康や安全を祈る日です。冷房も冷蔵庫もない時代、蒸し暑くなる7月はたびたび病気がはやりました。体力も消耗するので、甘く食べやすいお菓子でエネルギーを補給し、厄払いをしていたそうです。京都では水無月という三角形の和菓子を食べる風習があります。夏越の祓の行事食として好まれています。ういろうの上に邪気を祓うあずきがのった三角形のお菓子を給食でも作りました。
6月27日(金)
今日の献立
牛乳 ご飯 千草焼き 切り干し大根炒め煮 わかめと野菜のみそ汁
【一口メモ】
食事を味わうとは、、。それは「食事の良いところを見つけて食べる」ことです。良いところを見つけるには、①目で見つける②鼻で香りをかぐ③耳で音を聞く④喉を通っていく様子を感じとる(のどごし)⑤舌で味を感じる⑥手・口の中でふれて感じる(ほかほか)などです。味わって食べると「おいしい」「楽しい」「ご飯に合う」「何が使われているのかな」「苦手だけど食べられてうれしい」など自分の気持ちや興味・考えが生まれます。味わうためには、食事の雰囲気も大切です。味わう環境をみんなで作り出しましょう。またよくかむことで味わうことを助けましょう。
6月26日(木)
今日の献立
牛乳 ご飯 豚肉とさつまいもの甘辛炒め もやしとツナの和え物 こなつ
【一口メモ】
「まごわやさしい」食べ物を食べると体に良いとされています。「ま」はまめ「ご」はごま、「わ」はわかめなどの海藻、「や」は野菜、「さ」は魚、「し」はしいたけなどのキノコ、「い」は芋のことです。今日は「ま」の豆の大豆を使いました。かむには、唇、舌、奥歯、あご、ほほをうまく連動させることが大切ですが、唇をしっかり閉じることがポイントです。そうすることで、唾液が出やすくなり、口の中が潤うだけでなく、味もよくわかります。舌を左と右に動かすことで、左右の奥歯に動かすことができます。舌は味を感じるだけでなく、口の中の食べ物がよく噛めるように手助けしてくれます。歯と歯は、噛み合わせるだけでなく、しっかりと力を入れてかみしめることが大切です.。あごとほほをしなやかに大きく動かすことがよく噛むことにつながります。
6月25日(水)
今日の献立
牛乳 メキシカンライス チキンと豆ののり塩揚げ コーンサラダ
【一口メモ】
今日はよく噛んで食べてもらいたいと思い、考えた献立です。私たちが1回の食事で噛む回数はおよそどのくらいでしょうか。正解は600回です。おじいさんやおばあさんが子どものころは、噛む回数は1400回くらいでした。大昔、弥生時代に卑弥呼がいたころは4000回も噛んでいたそうです。よく噛んで食べると唾液が出るので、食べ物の消化吸収がよくなります。脳が刺激されて記憶力アップの手助けをしてくれます。よく噛んで食べましょう。
6月24日(火)
今日の献立
牛乳 えだ豆ご飯 鯵のみそドレッシング じゃがいもとたまねぎのみそ汁
【一口メモ】
鯵は、味が良いということから「アジ」という名前が付けられたそうです。日本全国どこでもいる魚で、5月から7月に旬をむかえます。アジは、刺身や塩焼き、フライなどのほか干物にして食べられることも多い魚です。今日は、鯵に米粉をまぶして、油でカラッと揚げました。季節の野菜のきゅうりとにんじん、コーンとともにドレッシングをそえました。主食はえだまめを使ったご飯です。学校の炊飯器では具材を一緒に炊き込むことができないため、具を煮て、白いご飯と混ぜ合わせます。混ぜる工程では、力とコツが必要です。
6月23日(月)
今日の献立
牛乳 ご飯 おさかなしゅうまい 筑前煮 ごまきゅうり
g【一口メモ】
れんこんの名産地は「東の茨城」「西の徳島」と言われています。給食室ではみなさんに、様々な食べ物を味わってもらいたいと考えています。そのためにはいい歯が大切です。いい歯があれば、かたいものや柔らかいものも何でも食べられます。なんでも食べられると楽しい、嬉しいと思えることが増えてきます。味わうためにも、いい歯でいるためにもよく噛むことが大切です。ご飯をよく噛むと甘味を感じます。きゅうりは噛む音が小さくなるまで、筑前煮も味の変化がわかるまで噛んでみましょう。唾液がたくさん出て、歯を健康な状態にしてくれます。よく噛むことは味わう1歩です。
6月20日(金)
今日の献立
牛乳 ご飯 オクラ納豆 揚げじゃがいものそぼろ煮 こなつ
【一口メモ】
横に切ると星形になるネバネバ野菜といえば、オクラです。オクラはハイビスカスに似た花が咲いた後に実をつけます。そのままにしておくと固くて食べられなくなります。食べられるのは、実ができ始めた小さいものや、まだ若く柔らかいうちに収穫したもので、花が咲いた後、4日くらいがちょうどよいサイズです。今日は納豆あえにオクラを使いました。オクラの形、食感、香りを楽しんでください。オクラのネバネバはペクチンという成分です。お腹の調子を整える働きや、健康のために重要なコレステロールの上昇を抑える効果があります。オクラは緑黄色野菜でカロテンも豊富です。髪の毛や皮膚、視力、のどを保つためにも役立っています。
6月19日(木)
今日の献立
牛乳 マーボー丼 青菜のナムル パイナップルゼリー
【一口メモ】
にらには中国では2つの名前があり、「ようきそう」、「らいにいそう」とよばれています。「らいにいそう」には「なまけ草」という意味があるそうですが、これはいつまでも収穫ができ、手抜きをしても育つ野菜ということなのです。しかし、実際は柔らかくおいしいにらを作るのは大変です。今日は茨城県産のにらを使いました。にらは豚肉と組合わせて食べると、疲れを取り、夏バテ防止に向いている食材です。今日はマーボー豆腐を一つのお皿に盛り付けてマーボー丼にしました。
6月18日(水)
今日の献立
牛乳 スパゲティナポリタン 豆いりサラダ おからチーズケーキ
【一口メモ】
イタリアでは2ミリ前後のものをスパゲティとよび、それより細いもの1.6ミリから1.7ミリのものをスパゲティーニとよんでいます。主食はスパゲティナポリタンです。スパゲッティは食べたときはおなかいっぱいでも、ご飯と比べると、おなかがすくのが早く感じられます。そこで、サラダは豆をつかったサラダを合わせました。豆はおなかのお掃除屋さんです。おなかのお掃除屋さんには、食物繊維が多く含まれていて、腹持ちをよくしてくれます。
6月17日(火)
今日の献立
牛乳 ご飯 サバの味噌煮 からし和え フルーツみつ豆
【一口メモ】
パイナップルはカラスにねらわれてしまうので、カラスをおびき寄せる小屋を畑に作り、育て上げたパイナップルを守っているそうです。また、広大な土地で育て手作業で収穫するのですが、一ずつ刈り取り、背中に背負ったかごに入れるため重労働です。パイナップルを収穫するのはとても大変なのです。今日はフルーツみつ豆に沖縄県産の生のパイナップルを入れました。パイナップルにはビタミンB1、ビタミンA、ビタミンCのほか、食物繊維も含まれています。
6月16日(月)
今日の献立
牛乳 ご飯 生揚げの肉みそ煮 梅かつお和え 冷凍みかん
【一口メモ】
梅干しは梅から作ります。桃のようないい香りがしますが、そのままでは食べられないため梅干しやジュースなどに加工されます。梅の色は緑色から熟すと黄色になりますが、梅干しは赤いですよね。それは梅干しを作るときに赤しそを使っているからです。ちょうど今の時期に店先には梅と赤しそが売られています。梅を塩漬けにて白梅酢があがってきたら、塩もみした赤しそを絞って入れると、赤い色が付きます。梅雨が明けたら天日干しして梅干しの出来上がりです。今日の副菜は梅かつお和えです。梅には食欲を増す働きをするクエン酸が含まれています。
6月13日(金)
今日の献立
牛乳 ご飯 さつまいもの味噌汁 いわしの山河焼き ほうれん草の香味和え
【一口メモ】
あさっては県民の日です。今日は千葉県の郷土料理「山河焼き」を作りました。房総半島近くの海で、あじ、いわし、さんまなどの魚がたくさんとれます。漁師たちはとれた魚を船の上で、みそと一緒に細かくたたき、「なめろう」という料理を作りました。漁師は山へ行くときは、アワビの殻に余った「なめろう」を入れて持っていき食べたそうです。そして、この料理を山河焼きと呼ぶようになりました。給食では食べやすいように、肉や野菜を加えて作りました。
6月12日(木)
今日の献立
牛乳 ご飯 かぶのとろとろ煮 若竹汁 冷凍みかん
【一口メモ】
白菜や小松菜と同じアブラナ科で、育てる期間が1ヶ月半から2ケ月と短いのはかぶです。今日は千葉県産のものを使用しています。かぶのとろとろ煮のかぶは皮をむかずに使いました。かぶは皮つきでも火が通りやすく、皮のまわりの栄養素も余すことなく取れ、煮崩れの心配もありません。にんじんは味がしみこみやすいように乱切りします。豚ひき肉を炒めて火が通ったら砂糖を加えます。かぶとにんじんを加え、火が通るまで煮て、味付けし、とろみを足します。色味となるかぶの葉、さやいんげんを入れて出来上がりです。
6月11日(水)
今日の献立
牛乳 ドライカレーミートソース ポトフお団子スープ 河内晩柑
【一口メモ】
体を温める作用があり、英語ではジンジャーと呼ばれる野菜はしょうがです。今日はポトフお団子スープの中のお団子に入っています。よく練り上げられたお団子を3人の調理員さんが大きな釜に入れていくのですが、火の近くで作っていくので、みんな顔を真っ赤にしながら調理しました。時にはお湯がはねてしまうので、長い手袋をつけて全身装備を行い、やけどにも注意します。
6月10日(火)
今日の献立
牛乳 ごはん 擬製豆腐 おかかあえ いなか汁
【一口メモ】
今日の主菜は擬製豆腐です。「豆腐と野菜が入った卵焼き」で精進料理といわれています。昔のお坊さんは肉や卵を堂々と食べることができませんでした。そこで、野菜や豆腐と混ぜてこのように食べていたそうです。崩した豆腐をもとのような四角い形に戻すことから、元の形に似せるという意味で、「擬製豆腐」の名がついたといわれています。他の説では「擬省」という名の尼が考案したことから、「擬製豆腐」になったともいわれています。今日はきくらげも入れました。きくらげには、おなかのお掃除屋さんの食物繊維と骨の成長に役立つビタミンDが含まれています。
6月9日(月)
今日の献立
牛乳 チキンライス クリームシチュー ほうれん草サラダ
【一口メモ】
パンに塗って食べたり、調味料として使ったりするバター。バターを一箱分作るためには、大きな1リットルのパックの4本分以上の生乳が必要です。さて今日の給食のシチューは、バターと小麦粉でルーを作り、シチューにしますが、バターを溶かし、小麦粉を加えて混ぜ続けます。混ざり合って滑らかになったものが一度みそのような状態になった後、さらに滑らかなルーとなり完成します。牛乳を加えるとホワイトソース(ベシャメルソース)になります。給食ではたくさんの牛乳を加えてソースを作るのは大変なため、スープにルーと牛乳を加え作り上げました。
6月6日(金)
今日の献立
牛乳 ご飯 鰯のガーリック揚げ ほうれん草の磯あえ みそ汁
【一口メモ】
今日は一汁二菜の献立です。一汁とは一つ汁物があるという意味です。みそ汁の具は切干大根やもやし、豆腐です。二菜はおかずが二つあるということです。おかずは主菜と副菜にわけられ、主菜は肉、魚、卵、豆などが主に使われている料理です。今日の主菜は鰯のガーリック揚げです。副菜は野菜や海藻、きのこが主な材料の料理です。足りない栄養素を補う役割で、ほうれん草の磯あえが副菜です。ごはん、汁物、主菜、副菜を順番に口にしましょう。栄養が偏りにくく、味わいが豊かになります。
6月5日(木)
今日の献立
牛乳 ご飯 三食そぼろ おからポテトサラダ こなつ
豆腐を作るときにできる豆乳をしぼった残りかすがおからです。今日はポテトサラダにおからを使いました。おからはおなかのお掃除屋さんの食物繊維や骨や、歯に必要なカルシウムをたくさん含んでいます。また、もとをたどると、おからは大豆です。大豆のたんぱく質もとることができ、体をつくるもとになります。ポテトサラダには米酢も使いました。酢には疲れをとる効果があります。
6月4日(水)
今日の献立
牛乳 ご飯 昆布豆さつまいもいり 若鳥の味噌煮 ねりごま和え
【一口メモ】
ごまは白、黒、金と皮の色で分けられています。ごまのセサミンは腸内環境を整えたり、肌を保ったり、疲れをとったり、老化の防止に役立ちます。さて、6月4日から10日までは歯の健康週間です。よく噛んで食べるとよいことがたくさんあります。「ひみこのはがいーぜ」という標語で、よく噛むと体にどのようないいことがあるか確認しましょう。
「ひ」肥満を防止「み」味覚が発達「こ」言葉の発音がきれいに「の」脳が発達「は」虫歯の予防「が」がんの予防「い」胃腸の働きを良くする「ぜ」全力投球できる
いつもより噛むことを意識しましょう。
6月3日(火)
今日の献立
牛乳 ツナカレートースト 洋風煮込み さつまいものレモン風味
【一口メモ】
いろいろな料理に使われる万能野菜の玉ねぎ。黄、赤、白と種類がありますが、日本で多く出回っているのは黄色です。玉ねぎを切ると目が痛くなりますね。今日はトーストにも洋風煮込みにも玉ねぎを使いました。玉ねぎは涼しい気候を好むので、北海道で多く栽培されており、春に種をまいて秋に収穫します。佐賀県や兵庫県、長崎では、秋に種をまき、春に収穫します。春の新玉ねぎは辛みが少ないのでサラダとしても食べやすいです。一年中出回っているものは辛みが強いですが、火を通すと玉ねぎの細胞から甘み成分が出てきて、料理のおいしさを支えています。
6月2日(月)
今日の献立
牛乳 チンジャオロース丼 かぶのサラダ 麩のラスク
【一口メモ】
今から400年前の、徳川家康は、普段、麦ごはんを食べていたといわれています。麦にはビタミンB1という栄養素が含まれています。それはこの時代に、はやっていた病気を防ぐことができると後にわかりました。当時の平均寿命は、50歳でしたが、家康は75歳まで生きたといわれています。長生きしたのは麦ごはんのおかげかもしれません。給食のごはんには、麦や強化米をいれて炊くことがあります。ご飯の粒の中に線が見えるものが麦です。強化米は黄色く見えたり、炊くときに色が反応して黒っぽく見えたり、ほんのり苦みを感じたりすることがあります。でも、食物繊維やビタミン、鉄分など、栄養価アップしたご飯なのでご安心ください。
5月30日(金)
今日の献立
フレッシュトマトのスパゲッティ・ホキのレモン風味・イタリアンサラダ・牛乳
一口メモ
「市川とまと」はおよそ50年の歴史があるそうです。市内の約20軒の農家によって栽培されています。都市に近いので、採りたての新鮮なものを届けることができるのが特徴です。今日は市川産の新鮮なトマトをつかったスパゲティにしました。湯むきはせずにまるごとのトマトを角切りにして使いました。豚ひき肉とみじん切りの玉ねぎとニンジン、セロリとトマト、トマトピューレ、ケチャップなどでソースを作りました。
5月29日(木)
今日の献立
牛乳 ご飯 千草焼き 生揚げとこんにゃくのピリ辛炒め 春キャベツの土佐あえ
【一口メモ】
鰹節はかつおを切ってゆでて燻製にしたものです。鰹節を薄く削ったものを削り節といいます。今日の副菜のキャベツの土佐あえに入っています。土佐あえは鰹節を使った和え物のことを言いますが、鰹節の産地が高知県土佐市であることからこの名前がつきました。春キャベツの土佐あえの作り方を紹介します。キャベツを短冊切りにし、しょうがを千切りにします。しょうゆとみりんのたれと削り節を炒っておきます。最後に材料をあえればできあがりです。主菜の千草焼きは、千と名前がつくように、いろいろな材料を刻んで、混ぜて焼く料理です。ほうれん草、人参、たまねぎ、きくらげを入れています。風味豊かな味に焼きあがりました。
5月28日(水)
今日の献立
牛乳 いなりご飯 鯖のピリッとジャン 磯香あえ そら豆
【一口メモ】
空に向かってさやがつく野菜はそら豆です。今日は1年生がさやをむいたそら豆を給食室で塩湯でしました。今日は茨城県産のものですが、千葉県でも5月中旬から下旬ごろまで出回ります。そら豆のおいしい時期は3日といわれるほど、鮮度が大切です。豆がさやについている黒い部分を「おはぐろ」といいます。新しいものは、緑のままのものもあります。
5月27日(月)
今日の献立
牛乳 麦ごはん ホイコーロー 茎わかめ入り春巻き こなつ
【一口メモ】
三陸や鳴門地区の海でたくさん採れるわかめ。今日は茎わかめを春巻きに使っています。みそ汁やサラダなどで食べる時には、わかめは小さく切られているので、わかめは小さいものと思っている人も多いかもしれません。しかし、実際は、2~3メートルもあります。わかめの栄養素は、骨や歯の材料になるカルシウムやマグネシウム、血の材料になる鉄分や血が出た後に血を固めるビタミンK、お腹の掃除屋さんの食物園医などです。
5月23日(金)
今日の献立
牛乳 ご飯 鶏のから揚げ 五目きんぴら なめこのみそ汁
【一口メモ】
おなかの掃除屋さんで食物繊維が豊富なごぼう。今日は五目きんぴらに入っています。きんぴらの名前は江戸時代に流行した人形浄瑠璃の主人公金太郎で有名な、坂田金時の息子の坂田金平から名前をとったといわれています。ごぼうの歯ごたえや辛さが金平の強さと勇ましさを表し「きんぴらごぼう」と呼ばれるようになったそうです。基本のきんぴらごぼうの作り方をご紹介します。ごぼうを千切り、またはささがきにします。人参は千切りにします。ごぼうを油で炒めて、砂糖、しょうゆなどの調味料で味を調え、唐辛子を入れてからみをきかせます。給食では、ベーコンやれんこんを入れました。
5月22日(木)
今日の献立
牛乳 豚キムチ丼 八宝みそ汁 フルーツポンチ
【一口メモ】
今日はみそ汁に徳島県産のニンジンを使いました。ニンジンはカロテンが含まれていて、風邪や感染症予防効果があるビタミンAになります。皮の近くにカロテンがあるので、本当は皮をむかないで調理すると豊富にとれます。皮は薄くむきましょう。また油と一緒に調理すると、カロテンをたくさん体に取り込めるので炒め物にしたり、サラダでドレッシングをかけたりして食べるのがお勧めです。今日のみそ汁には使っていませんが、豚キムチ丼の具に油を使いました。
5月21日(水)
今日の献立
牛乳 ご飯 鶏肉とじゃがいもの煮物 いろどり野菜のごま和え こなつ
【一口メモ】
三大うま味成分の一つ、グアニル酸が豊富なしいたけはコナラ、ミズナラ、クヌギ、シイなどの枯れ木につくきのこです。江戸時代に豊後の国(現在の大分県)で炭焼きをしていた源平さんが炭焼きの残り木にしいたけが生えているのを見て、栽培をひらめいたとされています。しいたけを乾燥させたものが干し椎茸です。干し椎茸にすると生の時と比べてうま味と栄養価がアップし、保存性も高まります。今日は鶏肉とじゃがいもの煮物に干し椎茸を使いました。骨や歯を作るビタミンDが豊富です。
5月20日(火)
今日の献立
牛乳 ご飯 肉豆腐 かみかみごぼう きゅうりの辛みそ
【一口メモ】
きゅうりには黒いぼ、白いぼ、いぼなしなどがあります。昔のきゅうりは苦みが強くあく抜きが必要でしたが、今のきゅうりは改良されて苦みもあくも少なくなっています。日本に最初に伝わってきたのは黒いぼきゅうりでした。地元の味として黒いぼきゅうりが栽培されている地域もあります。いぼなしは業務用として出回っています。いぼがない分、洗う手間がなくなるからです。きゅうりは水分が95%、ほとんどが水分です。暑い日には水分補給として、冷やして食べるのもお勧めです。
5月19日(月)
今日の献立
牛乳 ご飯 キャベツミンチ わらびのごまあえ 田舎汁
【一口メモ】
ビタミンUと言って胃腸に良い栄養素が含まれており、別名「キャベジン」とも呼ばれている野菜は、キャベツです。とんかつなどの揚げ物にはキャベツの千切りが添えられていますが、胃腸への負担を軽減してくれます。日本では生野菜を食べる習慣はなかったのですが、明治時代以降に広まったそうです。今日は千切りのキャベツではなく、メンチカツの中にキャベツを入れました。ひき肉とたまねぎだけのメンチカツよりも仕上がりが硬くならず、食べた時もあっさりしています。副菜に入っているわらびは今が旬の山菜で、土の中にある茎からとれる澱粉はわらび粉として和菓子の材料になります。
5月16日(金)
今日の献立
ごはん 家常豆腐(ジャージャンどうふ) 春雨サラダ こなつ ぎゅうにゅう
春雨は、緑豆やじゃがいも、さつまいもが原料です。中国ではおよそ1000年前には春雨があったとされています。その後、日本にも伝わりました。サラダや酢の物、炒め物、鍋物など様々な料理に使われています。今日はサラダにしました。油、ごま油、砂糖、塩、醤油、酢、一味唐辛子をあわせてる作るたれと、野菜、春雨を合わせました。主菜の家常豆腐(ジャージャンどうふ)は、中国の四川料理がもとになります。家にある身近な食材で作る料理ということから、この名前が付いたといわれています。給食では豚肉と玉ねぎの疲れをとる黄金コンビを使っています。