学校の様子

2024年6月の記事一覧

校長室だより183(3年生 修学旅行④令和6年6月20日(木))

 17時から大江能楽堂で1時間ほど能鑑賞をしました。
 最初に「能とは…」「狂言とは…」という話があり、非常に勉強になりました。写真にも写っていますが、舞台には屋根があります。もともと能は野外で上演されていたため、屋根があることが特徴です。また、能は緊張感があるため、長時間見ている人も演じている人も疲れてしまうため、途中に狂言を入れて緩和するとのことでした。「喜劇と悲劇がセットである」という言葉が印象的でした。


  まず、狂言を鑑賞しました。「附子(ぶす)」は、シンプルながらも深いテーマとユーモラスな展開で生徒を魅了しました。主人と家来たちのコミカルなやり取りを通じて、生徒はよく笑っていました。


  次に、能「敦盛(あつもり)」を鑑賞しました。この作品は、平家物語に描かれた平敦盛の悲劇をテーマにしたものでした。

 能の「面」は、見る角度によって表情が変わるように作られていて、少し上から見た場合は悲しみや苦悩を抱えているように見え、少し下から見た場合は微笑んでいるように見えるとのことでした。鑑賞前、10名の生徒たちは舞台に上がって「面」を付けさせてもらう体験をしました。面をつけることで視野が狭くなる経験をしたことは、彼らにとって一生の思い出になるでしょう。


  能役者の熟練した動きにより、生徒たちは面の持つ多様な表情を感じ取り、物語に深く引き込まれたはずです。

校長室だより182(3年生 修学旅行③令和6年6月20日(木))

 今日の京都の天気は、雲の多い空模様でした。南部では次第に雲が厚くなり、午後には雨が降る可能性があると予報されていました。生徒がホテルに戻るまで雨が降らないでほしいと願っていましたが、幸いにも班別活動が終わり、生徒たちが戻ってくるまで雨は降りませんでした。なんとか天気が持ちこたえてくれたことに、ほっとしています。

 

 

校長室だより183(3年生 修学旅行②令和6年6月20日(木))

 チェックポイントがホテル本能寺だったので、その前に本能寺を訪れました。本能寺と言えば織田信長です。なぜ明智光秀は主君である織田信長を裏切り、本能寺の変を起こしたのでしょうか。この謎に惹かれ、信長、秀吉、家康といった戦国時代の歴史が好きで、若い頃はよく大河ドラマを見ていました。

    
 
 ホテル本能寺は非常に綺麗で、最近リニューアルされたと聞いています。ホテルの地下1階で、生徒たちと一緒に食事を楽しみました。

  

校長室だより182(3年生 修学旅行①令和6年6月20日(木))

 修学旅行2日目がスタートしました。残念ながら、体調不良の生徒が数名います。早く回復して、みんなと一緒に楽しんでほしいと思います。

 今日は班別行動の日です。生徒たちのコースを見てみると、龍安寺、渡月橋、金閣寺、高台寺、仁和寺など、京都の名所をしっかりと押さえています。これらの場所を訪れることで、歴史や文化についてたくさん学び、深い理解を得ることを期待しています。

 全員が安全に、そして事故なく戻ってくることを願っています。どうぞ充実した一日を過ごしてください。

  

 

校長室だより181(3年生 修学旅行⑥令和6年6月19日(水))

  ネットニュースによると、「九州から北海道まで広く晴れて気温が急上昇。最高気温30℃以上の真夏日が続出し、35℃以上の猛暑日となる場所もありそうです。」とありました。こちらも非常に暑く、生徒も早めに班別行動を切り上げ、チェックポイントに来ている班もありました。体調不良者が数名出ましたが、生徒は時間通りに行動しています。立派です。


 奈良から電車で移動し、本日宿泊する京都のホテルに到着しました。代表取締役と挨拶を交わしたところ、なんと市川市出身の方で驚きました。