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校長室から
329 気をつけます!(23.12.14)
12月の日光は、平田小の貸し切り!思った以上にスイスイ、集合写真も他を気にせず撮れました。
修学旅行等に多大な影響を及ぼした新型コロナ感染症の拡大初期、疫病除け妖怪「アマビエ」が、世間に広く知れ渡るようになったことを急に思い出しました。「アマビエ」を知らない私は、「アマエビ」だとばかり思い込んでいたのです。アマビエの画像を見ても「どう見てもアマエビには見えないのに、どうして注目されるの?」と不思議でなりませんでした。同じ4文字の配列であることが思い込みにつながったのでしょう。
もう一つ。作成文書に「市川市教育員会」と打ち損じを見つけることがあります。「委(市川市教育委員会)」が足りない!不注意で、さらっと流して読みがちです。これに似たものが下!
こんちには みさなん おんげき ですか? わしたは げんき です。
この ぶんょしう は いりぎす の ケブンッリジ だがいく の けゅきんう の けっか
にんんげ は もじ を にしんき する とき その さしいょ と さいご の もさじえ あいてっれば
じばんゅん は めくちちゃゃ でも ちんゃと よめる という けゅきんう に もづいとて
わざと もじの じんばゅん を いかれえて あまりす。
読めてしまうのが不思議です。文章中のいくつかの単語で最初と最後の文字以外の順番が入れ替わっても正しく読めてしまう現象をタイポグリセミア(Typoglycemia)というのだそうです。ただ、途中がデタラメでよいかというと決してそうでもないのですが…。
学校発の文書では、誤字脱字がないように最低でも3名以上で確認をしています。ただ、このブログに関しては自分で何度か読み返すのみ。アップの前に修正を加えると、その部分に間違いが生じてしまうこともあります。迂闊にも、私設検閲担当から指摘されて慌てて直すことだって。
328 ごめんなさい(23.12.13)
ずっと心の中に居座るモヤモヤで、修学旅行2日目の朝は目を覚ましました。
白門で毎朝見守りをしてくださっていた千葉さんの引退を紹介したり、子供たちからのメッセージを綴じてプレゼントしたりしましたが、赤門を左へ出て菅野駅方面に向かった先の国道14号、その横断歩道で黄緑色のベストを着た男性(田中剛之さん)も子供たちを見守ってくださっていたお一人。
千葉さんに手紙を手渡したと同じ頃、お礼を伝えるため何度かその場を見に行きましたが会えません。子供に聞くと最近はずっと見ていないとのこと。できるだけ朝は学校付近で子供たちの安全指導とあいさつをしてきましたが、少し離れると足を運ばないままになっていました。多くの方々に支えられて、今の学校や子供たちがあるわけです。それを忘れて任せっぱなしに…。引退されたと小耳にはさみましたが、お元気だとよいのですが。
気持ちを切り替えて、2日目がスタートします。
327 行ってきま~す(23.12.12)
「♪じ~んせいは ワンツーパンチ、汗かき べそかき 歩こう~よ~…ワンツー ワンツー 休まないで歩け~♪」は、水前寺清子さんの『365歩のマーチ』。12月12日なので、ふと思い出しました。
今日から一泊で日光修学旅行に出かけます。当初の計画では先月中旬でしたが、インフルエンザが広がり延期を余儀なくされ、ひと月遅れとなりました。10月下旬でも奥日光の朝は氷点下まで気温が下がります。それが12月ですから…。昼間の寒さが想像できないので、防寒対策はしっかりするように伝えてありますがちょっと不安!昨年は、ホテル前から一人で朝の散歩をしましたが、その時に野生のシカと至近距離でバッタリ出会いました。しばらく見つめあったことを思い出しますが、今年はどうでしょう?
11月案では中禅寺湖の遊覧船に乗ったり、戦場ヶ原をガイドと一緒に散策したりする計画がありましたが、12月にもなると遊覧船は運航せず、戦場ヶ原も入れません。必然的に活動が制約されます。ですから、今日は日光江戸村で遊ぶことと日光彫体験がメイン行事です。江戸村で木刀をお土産に買う子が絶対にいるはず。それ以上に、ホテルでの自由時間が十分確保されていますから、子供たちには一番うれしいことなのかもしれません。明日は、日光東照宮を見学後、その周辺散策をグループごとに行います。初めての試みですが、地図を見ながらいろいろと見て回って、へとへとになって集合場所に戻ってくるのではないでしょうか。
HPの「学校・児童の様子」に随時活動の様子を掲載する予定ですので、写真で師走の日光をお楽しみください。生憎の雨ですが、行ってきま~す!
326 ナンバープレート(23.12.11)
某アウトレットモールに行きました。クリスマスムードが漂い、各店舗の賑やかさを肌で感じるだけでも顔がほころびます。プレゼントをもらう側がうれしいのは当然ですが、誰に何にしようかと思い悩み、相手の喜ぶ顔を想像してあれこれ選ぶ時間もまた楽しいもの。ただ、うち家族の場合、「○○プレゼントの前借り」的な買い物が多くなっているような気が…。
さて、自動車につけられているナンバープレート。数年前に「市川ナンバー」が登場しました。ご当地ナンバーとなって、梨と江戸川の図柄入りもたくさん見かけるようになりました。このナンバープレートの数字に拘る場合があります。誕生日や記念日という場合もありますし、語呂合わせから「703(なおみ)」「841(やよい)」「310(佐藤)」「510(後藤)」「1173(いい波)」「2983(肉屋さん)」「3150(最高)」など様々です。富士山ナンバーに「3776(標高)」を付けた車も見たことがあります。「1122(いい夫婦)」もやたら多い!また、風水で最高に縁起が良いのは「168(イロハ)」なのだそうです。エンジェルナンバーなるものもあります。「810」を「ハート」と読んで、かわいらしさをアピールしたい時にも使えそうです。
このほか、「358」も縁起が良い数字といいます。旧約聖書にも登場する聖なる数字として知られているらしいですし、江戸幕府の初代将軍徳川家康を別にして、一般的に知られる3代家光、5代綱吉、8代吉宗からくるという理由もあるようです。諸説ありますが、このナンバーを付けた車をあまりにもよく見かけるので、我が家では「サンゴッパチ族」と呼んでいます。もし、付けている人がいたらごめんなさい。決して馬鹿にしているわけではありません。
そう言う我が家の車は、「オーナー様の誕生日」を番号に!運転免許を持っていないオーナーは、専ら移動手段は徒歩と電車ですが、我が家の財政管理者。当然、助手席は専用。たとえ名義は私でも、借りた車を運転しているわけで、一人で出かけるときには「クルマに傷をつけないでね!」と言われて送り出される始末です。
あれっ?前を走る車、「110」は伊藤さん?それとも警察関係の方ですか?
325 口ぐせ(23.12.8)
脚本家の山田太一さんが亡くなりました。オープニングの主題歌もヒットしたドラマ『ふぞろいな林檎たち』は、山田さんの作品中で私の一番です。大学生だった当時、中井貴一さんや柳沢慎吾さん、手塚里美さんら出演者の多くはみんな私と同世代だったからかもしれません。そうした中、ドラマやCMに限らずテレビでお目にかからなくなった人がいると、「生きていたっけ?」などと不謹慎な発言になりがち。植物同様、土の中にいて見えなくたって、様々な形で頑張っているのです。
さて、人それぞれ口ぐせというか、つい声となって出てしまう言葉や音声ってあります。以前、家族から「なんか鬱陶しい!」と言われたのが、自席から立ち上がる時に発する「よし!」というかけ声です。自分では切り替えのために何気なく言っているようですが、聞いている者にとっては耳障りなことも多いようです。そういえば、職員室の椅子から校長室に移動する時にも知らず知らず言っているかもしれません。隣の教頭も耳障りに思っているかも?
昔、学級担任をしていた頃のことです。授業中に、何やら子供たちのクスクスッとした笑いが頻繁に起こるのです。何かと思いつつも授業を終えました。休み時間にある女児が教卓に近づいてきて、「54回だったよ」と報告するのです。私は???です。よく聞いてみると、授業中に「ね」と言った回数だったのです。話す中で「~でね、これはね~」と繰り返していたらしいのです。そのあとの授業では、言わないようにすることばかり意識して気疲れしてしまったことを思い出します。
ある言葉が気になりだすと、そこばかりが聞こえてしまうことがあります。講演会などで「え~、それは、え~」というように、話の合間に「え~」が頻繁に聞かれることがあります。逆にそうした言葉がないと滑らかでとても聞きやすく、話上手に思えてきます。自分ではわからないことってたくさんありますから、気づかせてくれたことに感謝。そうは言うもののいまだに癖は治りません。
自分では気づかない癖・口癖を指摘されたことってありますか?