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校長室から

568 あなたの出番です!(25.2.14)

 近隣の百貨店の特設売り場では、数多くのブランドチョコを販売するバレンタイン商戦のピークだった先週。開店を待つ列があったのかもしれません。今年は「カカオショック」とも言われるくらいカカオ豆の価格が高騰して、商品の値段に反映されているようです。私はといえば、引き出しの中で安価だけど燦然と輝く板チョコをチラ見しながら、どのタイミングで食べようか思案中!

 創立150周年を迎えた市川小では、6年生が「市川小祭り」を企画。1~5年生を対象にテーマごとの発表会を開催するという招待状をもらったので足を運びました。テーマは多岐にわたり、校舎・学校行事・地域行事・校歌や校章・自然環境など、両手に余るグループ数。午後は授業参観として保護者へ発表したといいます。学校の歴史や伝統の再発見から、改めて自分の学校に誇りをもちたいと子供たち自身が考えたようです。それ以上に、この企画をやり切った自分たちを誇れるようであってほしいと思います。

 平田小でも先週、6年生男児が校長室を訪ねてきました。何事かと思っていると、新しい学校キャラを誕生させて送る会の場で発表したいと言います。よく聞くと、顔が校長で胴体はハチ というではありませんか。でも、折角考えたものを一回限りにするのは勿体ない。長く愛されたいならモデルは私じゃないでしょうと伝えました。「ハチ」も最初は「蜂」でしたが、「80周年に向かって」の「八」を象徴することに変更したという理由づけに吹き出しそうになります。ただ、こうして子供たちと話す時間は楽しくて至福かも。

 いつも言うことですが、やってみよう・創り出そうとする姿勢が何よりうれしい!考えただけでなくそれを行動に移す気持ちを応援したい!うまくいくかどうかより、まずは動いてみることが次に絶対つながると信じています。1週間後が待ち遠しいなぁ。さて、どうなるか?

567 発酵食品(25.2.13)

 ぬか漬け用の深めの容器にキュウリやカブ、大根などを入れて食卓の一品として出されます。毎日手でかき混ぜて空気を入れ、温度管理にも注意しながら適度な発酵を促します。冬場は氷水に手を入れたような冷たさに手が痺れます。とは言っても経験したのはただの1回だけ…。そして最近、タッパーのようなホーロー容器を新たに購入して、腸活にいそしんでいます。

 県内で「発酵の町」をPRするのは神崎(こうざき)町。道の駅もあって、納豆・醤油・味噌・チーズ・糀カレーなど様々な発酵食品を取り扱っています。そんな「発酵」と「熟成」は似た感じがしてプラスのイメージ。対局のイメージを抱く「腐敗」とも根っこは同じ気がしますが、何が違うのでしょう。

 一般的に、人間にとって有益な物質が作られる場合が「発酵」。さらにそれを管理して寝かせておくことで、風味などが増して「熟成」となります。逆に有害な物質が作られる場合が「腐敗」。例えば、牛乳に乳酸菌を加えるとヨーグルトが生まれ、「発酵」が起きたとなるわけです。一方、牛乳を常温で放置すれば、腐敗菌が増殖して腐ります。顔を背けたくなるくさやとかブルーチーズなんて、発酵・腐敗の紙一重そのもの。

 ところで、発酵に欠かせない「糀」と「麹」の違いがよくわかりません。どちらも「こうじ」と読み、どちらを使っても間違いではないようです。ただ、一般的に「麹」は麦・豆・米などの穀物で作られたもの全般を指し、「糀」と書いた場合は米こうじを表すことが多いといいます。偏で判断すればよいみたい。

 4月に開幕する大阪万博で、千葉県は「発酵」をテーマとしたブースを設ける予定のようです。5月には先の神崎町で「発酵マラソン大会」を開催するとか…。こうしたイベント或いは私たち自身、たとえうまくいかなかったとしても気持ちを腐らせることなく、努力で熟成につなげていきたいと思います。

566 どう食べる?(25.2.12)

 我が家では専らホクホク系のサツマイモが好まれるので、紅あずまやベニコマチ、○○金時などの品種がよく選ばれます。カボチャも同様で、口の中の水分をみんな持って行くのかと錯覚するようなものばかりが食卓に登場します。先月の給食で提供された焼きいもは、ねっとり系で普段食べ慣れない美味しさでした。品種を尋ねると安納芋だそうです。オーブンで焼いた後、スチームで仕上げたとか。こちらの方が好きかも…なんて浮気心が働いて、その後3度も紅はるかやシルクスイートを買って調理しました。

 娘の誕生祝いに妻が作ったケーキに乗っていたいちご。私の皿には最後まで一粒残してあります。娘も一緒で、好きなものは最後まで取っておいて食べることを生活信条としています。一方娘の旦那はほぼ最初に食べたようで、食べかけのケーキの陰にすら姿かたちが見えません。食べ方は人それぞれで、個性が見え隠れします。

 ここに小学生4~6年生500人が答えた、ベネッセが行ったアンケートがあります。『好きなものは先に食べる?後に食べる?』というもの。6割弱が、楽しみは後に残しておいて幸せに浸りたいタイプです。逆に、お腹が空いているときに好きなものを食べた方が、よりおいしく感じるという先食べ派の意見もごもっともという感じです。

 そういえば私が小学生だったころ、「三角食べ」の指導がされました。ごはん(パン)・汁物・おかずを、順々にバランスよく食べることが推奨され、一品ばっかりを食べ進めるのは行儀が悪いとされていました。しかし最近では、食べる順番が健康に関係することがあるとされ、「ばっかり食べ」は必ずしも悪ではなくなってきました。血糖値などを気にする私はベジファーストを実践して、まずは野菜を先に食べることを心がけています。でも給食は、律儀に三角食べの教えを守っています。

 アルミホイルで包んだ芋を、教室の煙突ストーブの上で焼いて食べた古き良き時代も懐かしい。

565 E.T(25.2.10)

 体育館の天井部に挟まった、こぶし大のカラーボール数個が気になる最近。バカリズムさん原作のドラマ『ホットスポット』を観たからでしょうか。ある回では、40歳女性3人と宇宙人を囲んだ会話に、映画『E.T』が登場します。月を背景に自転車が空を飛んだり人差し指を合わせたりするシーンは、この映画を象徴しますが、女性3人は知りません。1982年公開なので生まれてもいない計算になります。つまり、学校でも50歳以上限定の話題にしかできないということ。

 さて、実際に見たことはありませんが、古くはガマの油やバナナのたたき売りなど、巧みな口上と実演を駆使して商品を売る職人がいました。去年の今頃、木梨憲武さんと奈緒さんが共演したドラマ『春になったら』が放映されました。木梨さんの仕事は実演販売士で、会社のカリスマ的存在。スーパーやショッピングセンターなどで、行き交うお客さんの足を止めさせるところから始まり、商品の魅力や使い方をわかりやすく説明して買ってもらう仕事。語り口やパフォーマンスで、客の関心をいかに惹きつけるかがポイントでありテクニックというわけです。現在では、テレビの通販番組やユーチューブなど、店頭以外で活躍する人も数多く目にしますが、その話術は見習うところが多いような…。

 先日、6年生のキャリア教育で様々な職業の方8名をゲストに迎えて話を聞かせてもらいました。小学生段階でのキャリア発達の課題としては、人間関係形成力・情報活用力・意思決定力・将来設計力・生命尊重力が挙げられます。つまり、高学年では、集団の中で自分の役割や責任を果たす中で、役立つ経験・喜びを感じ、社会とのかかわりの中で夢や希望、働くことのイメージを膨らませることをねらっています。ですから、ほとんど知らない実演販売士に話が聞けたら、子供たちの世界がどんなふうに広がるのか興味津々です。ET(えらく大変な仕事だ)と思うか、それとも目を輝かせるか。

564 落とし物(25.2.7)

 教室を見て回ると、必ずと言ってよいほどある落し物。鉛筆や消しゴム、プリント類など様々です。そして、拾い上げて近くの子に「あなたの物?」とさりげなく問います。落とし主の子は、無言でそれを手に収めます。しばらく待ったあと、その子に「どういたしまして」と小声で言って、「ありがとう」の言葉が返ってくるのを待つことも…。まるで、「ごちそうさま」を忘れて催促される自分を見ているようです。

 読みながら思わず笑ってしまった新聞投書。頼まれて醤油瓶を取ってあげたおじいちゃんは、孫がお礼を言わないので醤油瓶から手を放さないまま、「こういうときは何て言うの?」と尋ねたそうです。その孫はしばらく考えてから言った言葉が、「手を放してください!」だったと。

 話は変わりますが、低学年の児童が教室で魚の絵を描いています。どうも図工の作品のようです。サメもいればシャチも小さな魚もいます。何匹も泳ぐ絵もあります。でも、ふと気づきます。ほとんどの子が描く魚の頭が、左を向いていることに。突然、「魚の絵を描いてください」と言われたらどうでしょう。私の魚も左向きとなります。これはほかの動物にも共通しているようです。正面や上を向く絵を描く人は、単なるへそ曲がりか才能か?

 ある統計では、98%の人が左向きに魚を描くといいます。料理屋で焼き魚を頼むと、たいていの場合、左向きに配置されます。これらは、日本語の文字の書き方と密接な関係があるとする説。旧来の縦書き文字は右から左へと読んでいきます。巻物にすれば、右から左へ文字が流れます。必然的に、巻物に描かれる魚や動物も左向きとなるというものです。左向きの絵が多くなれば、それが刷り込まれていくことになるわけです。逆に、左右入り混じった構成が自然とできる子がいたとすると、才能に恵まれていると考えてもよいのかも。そうした才能をどこかに落としている者はおらんか~?なまはげが問いかけます。今日から「秋田なまはげまつり」が始まります。

563 お化け(25.2.6)

 妻が口にした本の題名『要介護探偵』が、「妖怪御三家」と聞こえてしまう耳。困ったものです。決して御三家ではありませんが、「妖怪」アニメをよく観た順に並べてみると、「ゲゲゲの鬼太郎」「妖怪人間ベム」「ドロロンえん魔くん」「地獄先生ぬ~べ~」といったところ。聞き知るのは「妖怪ウォッチ」くらい。

 お化けや幽霊、妖怪などが登場する怪談話といえば夏の風物詩。真冬にする話題ではなさそうです。確かにお化け屋敷や肝試しは、俳句で言えば夏の季語。ここでふと疑問が…。このお化けや幽霊、妖怪って、どこがどう違うのでしょう? 

 調べると、“お化けとは、幽霊や妖怪など特異なものの総称” とされています。ドラマや漫画で「お化けが出た~」と言って慌てて逃げたり腰を抜かしたりするシーンが登場する一方で、巨大なカボチャを見て「お化けカボチャ」と表現します。つまり、得体が知れない怪しげなもの、あるいは異常に大きかったり異形だったりするものを形容する場合などに用いる言葉といえます。

 お化けに包含される「幽霊」は、“死んだ人が成仏できないでこの世に姿を現すもの” と辞書にあります。四谷怪談のお岩さんや戦地で亡くなった兵隊など、因縁のある場所や人の前に、丑三つ時などを狙って出てくることが多いようです。

 これに対して、「妖怪」は、人間以外の動物やモノが変化したもので、“人知では解明できない奇怪な現象や物体” と説明すればよいでしょうか。昔から言い伝えられる河童や座敷童、一つ目小僧などがそれに当たり、天狗やかまいたちも妖怪の範疇かもしれません。幽霊とは違って黄昏時の出没が似合うイメージがあります。

 冬にお化けが出そうもありませんが、「雪女」だってれっきとしたお化け。『ふゆのおばけ』(せなけいこ著)という絵本もあるくらいですから、探せばヒュ~ドロドロ~と現れるかも。

562 遊ぼうぜ(25.2.5)

 大谷翔平選手寄贈「野球しようぜ」のグローブは、去年の1月30日に届いたことを3年日記で確認しました。早いもので1才になりました。5年生と6年生が競うように、昼休みに使っている姿を見かけます。傷みは特にみられませんが、1年経ったのでメンテナンスのために、汚れを落として革用オイルを塗るとよいかなと考え、グローブ置き場に「誰かお願いできませんか」と書いた紙を貼っておいたら2人も名乗りをあげてくれました。今日の放課後にやってくれるらしいのです。

 1月末に、1年生が昔遊びを体験しました。これまでにも羽根つきや凧揚げ、竹とんぼを体験してきましたが、経験がないのでなかなかうまくいきません。今回は、あやとりやお手玉、独楽などを、地域の方々に教えてもらいながらコミュニケーションを図る場面がありました。取り組んだ中にベーゴマもあります。学校保管のベーゴマが箱にごそっと入っています。私なんか目がキラキラしてしまいましたが、ベーゴマは低学年にはちょっと無理かな。担任も初めて見たというくらいですから、こういう機会がなければ一生見ることのないと言っても大袈裟ではないのかもしれません。まず紐を巻く段階で困難を極めます。中学生の時に夢中になった私ですら、紐のせいにするほど難儀しました。

 大正時代から子供の間で盛んに遊ばれたベーゴマは、普通の独楽とは違って「ケンカ独楽」です。負ければ相手に取られてしまいますから、如何に相手の独楽を弾き飛ばすか、最後まで回っていられるかが最も重要です。ですから、鉄の塊であるベーゴマを念入りに研いだものです。

 野球にしろ昔遊びにしろ、誰かと一緒にやって楽しさを共有するってよいものです。

561 気になる(25.2.4)

 朝、保護者と一緒に登校した児童が、別れ際に「バイバイ」と言って門に向かいます。何でもない朝の一コマです。でも年を重ねたからでしょうか、細かいことが気になってしまうのが僕の悪い癖っ(杉下右京さん風に)。「行ってきます」と口にしてほしいなぁと…。

 何かの記事で、一年の節目の挨拶に「あけおめ」「ことよろ」という略語はふさわしくないのではないかといった内容を目にしました。きっと賛否両論でしょう。ただ、省略されることが定番になった日本語は少なくありません。そんな中に明治時代以降から使われている「行ってきます」という言葉があります。もともとは「行ってまいるが、必ず帰ってきます」の意で、帰ってくるのが当たり前ではなかった時代に、必ず帰ってくるという誓いが込められていたのです。そして、「無事に行って、帰っていらっしゃい」(行ってらっしゃい)と、相手の誓いに思いを重ねたのです。さりげなく使っている言葉に、こんな素敵な思いが込められているわけです。だから、冒頭のような行きっぱなし、あるいは今生の別れにも聞こえてしまう「バイバイ」ではなく、「行ってきます」と笑顔で手を振ってほしいと思うのです。

 また、校内でも気になることはあります。例えば、授業中に当たり前のようにトイレに行く子が多いこと。これは、決して低学年に限ったことではありません。確かに急な腹痛に襲われたり気分が悪くなったりした場合は仕方ありませんし、何らかの疾病等も考えられます。でもそうでなければ、休み時間に用を足せば45分我慢できないなんてことはなかなかあるものではないのでは?ただ先生も、トイレに行きたいと訴える子を行かせないなんてことはできません。それこそ肉体的・精神的な苦痛ですから。

 しかし、それを当たり前にしてはいけません。無理に我慢させることではなく、集団や社会で相手を不快にさせないマナーやエチケットについて、子供たちの納得・理解に導くことがまず大事だと思います。時と場、状況に応じた振る舞いを低学年のうちから意識することは大切です。そうした中で、「自分らしさ」「ありのままの自分」を見つけられるといいなぁ。

560 暦の上の春(25.2.3)

 逃げる2月の始まりです。今年の節分は例年より1日早く昨日(2/2)でした。今後もしばらくは4年に一度の周期で2月2日が節分になるそうです。さながらオリンピックのよう。プロ野球も各球団のキャンプインが伝えられ、来たる春本番に向けて様々なことが動き出します。桜のつぼみの動きはどうでしょうか。先週観察したひらた山では、まだまだ硬いつぼみでした。東京の開花予想は3月21日と発表されましたので、もしかすると体育館入口そばの桜は、卒業式に華を添えてくれるかもしれません。まずその前に正門脇の梅が、今年はきれいに咲いてくれることを待ち望みます。

 さて、昨日は節分。昨今、豆まきをする家庭がどんどん減ってきているようですが、我が家は年中行事として継続中。でも、昔みたいに威勢よく蒔くわけにはいきません。握るのではなく、指先に摘まんで数方向に投げ分ける感じと言ったほうがよいでしょうか。なにせ、お値段は高いですし、量も少ないときています。夫婦二人で歳の数だけ食べられるかすら危うい感じです。そこでナニをしたか。そう、昼間のうちに2つの小皿に出して数え始めました。二人分をキープして、残り19個しかありません。つまり、蒔くのはそれだけ。小皿に出した豆は、安心してすぐさまおなかに「福(腹)は~内」。昼食が物足りなかったので、美味しいこと美味しいこと!でも、家庭の豆まきはどうして夜やるんだろう?鬼は夜行性なの?それとも家長を待って行うのがしきたりだったとか?

 今日は立春。ずっと昔は、新しい年が春から始まっていたので、言うなれば今日は元日とは別の特別な日と言えそうです。春とは名ばかり、明日以降の寒波に震え上がりそうです。

559 四字熟語(25.1.31)

 横綱 照ノ富士が引退をし、大関 豊昇龍が優勝して幕を閉じた大相撲春場所。その豊昇龍が横綱に昇進しました。伝達式でどんな四字熟語が口上で用いられるか注目を集めましたが、大関昇進の際にも語った「気迫一閃」でした。「何が起きても力強く立ち向かう」という決意が込められているといいます。頻繁に金星を提供してしまうことのない、強くて憎まれるくらいの横綱になってほしいと願います。

 一方、私の好きな作家 中山七里の作品にも四字熟語が随所に登場します。その多くは、聞いたこともなかったり読めなかったりするものばかり。でも、不思議と勉強になります。使われる四字熟語を集めてみようかと思ったこともありますが、作品の大半を読んでいるので、いまさらそのためにページをめくるのは…と思い返して即却下!

 ところで、四字熟語がプリントされたシャツを高校生運動部員が着ているのを見ます。「勇猛果敢」「不撓不屈」「疾風迅雷」など様々。「虚弱体質」なんて文字を背負って、実は凄い力を発揮する人がいたら注目の的?ちなみに、姿かたちを次々と変化させていく様子を表す「変態百出」だったら、どの部活動が採用するでしょう。決して、変態が百回出るわけではありませんから、帰宅部も該当せず。

 住友生命が毎年募集する創作四字熟語は、その時代の世相を反映しています。2021年の最優秀賞は「七転八起」にかけて「七菌八起(ななころなやおき)」。2020年は「獅子奮迅」にかけて「医師奮診」。ともに新型コロナ関連です。2011(H23)年は「理路整然」が「帰路騒然」とされ、1995(H7)年は「針小棒大」が「震傷膨大」に。その背景には2つの大震災があります。2004(H16)年の「様様様様」は笑えます。韓流ドラマ『冬のソナタ』の「ヨン様」です。そして昨年(2024)は、大谷翔平選手一色の側面から「当代随一」をもじって「盗打随一」が最優秀賞に輝きました。

 さぁ、今年度もあと2か月を残すばかり。「給料泥棒」と言われないように頑張ります。