生徒の様子
3月24日 修了式を行いました
修了式を行いました。本校も院内学級も学年の代表者に来てもらい、修了証を渡しました。コロナで今までできなかった体育館での修了式となりました。
大きく私は二つの話をしました。
「本日は修了式です。一年間の学業を修業したこと、習い修めた証を一人一人に担任の先生を通してお渡しします。学習や生活について担任の先生からの言葉があります。先生方は皆さんの様子をよく見てくださっています。令和4年度のおしまいの今日を、自分自身の成長や課題を見つめなおす機会としていただきたい。令和5年度は、1年生は2年生になり、後輩を迎えお手本になってもらいたい、2年生は3年生になり第一中学校のリーダーとなり力を発揮してもらいたい。よりよい自分づくりを進めていってもらいたいとおもいます。」
もう一つがこちらです。
「今をどう生きるか、これは人の成長を考えるうえで大変重要であります。図のように過去の時間の一番先頭が今であり、これからの未来の出発が今であります。今をよりよく生きるエネルギーが、充実した未来を自分で作り上げていくことにつながります。」
生徒の皆さんのまなざしをいただきながら話をするのは最後となりました。とてもよく聞いてくれました。多少時間がかかっても頭を動かさず姿勢を保っていました。一年の成長を感じた次第です。来年もきっといい姿を見せてくれることでしょう。
3月19日 吹奏楽部定期演奏会が行われました。
快晴に恵まれた日、午後1時30分から本校の吹奏楽部の定期演奏会が行われました。資料では第49回目の演奏会です。昭和40年代後半から行われている定期演奏会。最初のころの生徒はちょうど私と同じくらいの年齢でしょう。
生徒は午前中早くから体育館にはいり準備をしていました。受験が終わった3年生は午後練習に参加しました。卒業式が終わった後、朝練習に参加した後、一度帰宅し、午後練習に参加しました。吹奏楽部をお休みしていた分、感覚を取り戻そうと頑張って当日を迎えました。
実は、私は本番の時間は約束があって学校にいられませんでした。原稿の依頼をいただいたときにその話をすると、午前中のリハーサルに招待してくれる話になりました。私は第2部のリハーサルを独り占めで聞きました。1学期に比べ音量が上がっていること、みんなが楽しく演奏していることを感じました。コンクールにはないやわらかい生徒の表情はいい感じでした。立派な3年生でした。1年生2年生が良き伝統を引き継いてくれることでしょう。
3月10日 第一中学校 第74回卒業証書授与式を行いました。
私は船橋市の坪井に住んでいますが、朝、雨が降っていました。ニュースを見ると雨雲の動きを説明していました。何とか見送りの時は雨はやんでいてほしいと思いながら電車で移動しますと、市川に近づくにつれだんだん天気は良くなり学校につくときは快晴でした。
朝のごみ拾いをしているときに3年生に「今日はがんばってね」と声をかけると、「はい」「ありがとうございます」と返事が返ってきました。
今日は本番。昨日の生徒の真似をして、朝の先生方の打ち合わせで、「今日の卒業式、成功させるぞ」「オ~!」と私の号令で気合を入れましたので、先生方の気持ちも入りました。入場から卒業証書授与。止まってから動く意識が見られました。練習の成果が感じられました。証書の受け渡しのときに私とどこかで目を合わせることは練習以上にできました。本番に強い子供たちです。最後の校歌合唱は見事な4部合唱、卒業の歌「証」の合唱は低音の迫力のある3部合唱でした。学年合唱は入学以来初めての本番でした。生徒の歌声っていいなあと思います。
卒業生を代表して式の中で卒業の言葉を話します。本校の代表は、「一中で仲間と過ごしたこの3年間は私たちにとってかけがえのない宝物です。一緒にいるといつも笑顔になれました。」と卒業生の気持ちを話しました。院内学級の代表は、「病棟や学校で多くの友達や先生方と出会い、一緒に生活し行事を行っていく中で、少しずつ自分が変わっていくことを実感しました。」と、日々の出来事を振りかえっていました。
今年の第一中学校の卒業生は、197名。生徒が保護者の方々の年齢になったとき、幸せであり周りから頼りにされる人であってほしいと思います。生徒の輝く未来を応援します。
3月9日 3学年学年集会と卒業式準備
本日、2時間目は体育館で学年集会が行われました。中央委員会の生徒が進行役となります。
各クラスの学習と生活の振り返りでは、よかったところや課題とともに、これからの自分たちへのメッセージもありました。
・学級の反省は自分の反省として生かしていこう・人と仲良くできるところは私たちの良いところ・助け合うことはこれからも大切にする・。中学校で得たものを生かしていこう・周りを見て行動することはこれからも大切。団結する力も大切な力
生徒の後は、3学年の先生方の話がありました。卒業する子供たちへメッセージをいただきました。
・今まで頑張ったことは自分の中で重なっている・学年だよりの「櫂」自分の人生。自分の力で切り開く。・かっこいい人になって、周りから応援される人になって。・君たちは嘘やごまかしのない信頼できる生徒。思い続けてもかなわないものはある。しかし思い続けた努力は自分に返ってくる。
会が終了していい会だったなと引き上げようとしたとき、生徒が一人ステージの中央にきて「ちょっと皆さん聞いてください。」と話し始めました。卒業式に向けた自分の思いを語った後、「みんな 卒業式を成功させるぞ」と声をかけ、「おー!」とみんなで掛け声をかけました。おお、青春だぁ。
次の時間、配付された卒業アルバムを生徒は見ていました。メッセージを書いたりしていました。ステージで先ほど話した生徒にあのイベントは事前に考えていたのと聞きますと、先生方の話を聞いていてじ~んをきて動いたそうです。動いたこの生徒もいいですが、この生徒の話を真剣に聞き一緒に動いたほかの生徒も素晴らしいと思うのです。素敵な出来事です。
3年生が下校した後、3年生の教室の掃除、装飾を1年生、体育館の設営、装飾を2年生が行いました。皆さん、本当によく働きました。3年生への感謝の気持ちを行動で表しました。
明日はきっといい卒業式になります。
3月6日 3年生の球技大会
朝から体育委員会の生徒が競技場の準備をしてくれていました。朝雨が少し降っていましたが、生徒がグランドに来た時にはほぼ上がっていました。体育委員の皆さんは、試合の組み合わせやルールを考え周知したり、掲示物を作ったりして準備してきました。球技大会当日は、黒板を使って気持ちを高めて取り組むクラスもありました。種目は、サッカー、ドッヂボール、バレーボールの3種類が行われていました。私はサッカーの審判で参加しました。男子チームと女子チームに分かれて合計得点で勝敗を競う形式でした。生徒にとってはとても楽しい1日になったようです。
3月2日 三送会 (三年生送る会)のこと
本日、在校生による三年生の卒業を祝う会、三送会が行われました。換気をして、全員マスクは着用の形で1年生2年生3年生全体が体育館で会を開きました。
3年生は在校生で作成した三送会の冊子をもって入場しました。思い出のアルバムでは、入学した時の様子から学校行事にそって映し出されました。懐かしい写真を見て笑いや歓声が起きました。お世話になった先生からの動画もうれしいプレゼントでありました。
前生徒会長からお礼の言葉をいただきました。「自分たちが引退してから初めての大きな行事、しかも初めての全校が体育館に入る形、準備が大変であったろうと思います。冊子にある励ましのメッセージはうれしいです。最高のプレゼントです。これからも第一中学校を盛り上げていってください。卒業しても応援しています。」こんなお話をしてくれました。
3年生は、学校行事、生徒会、専門委員会、部活動でリーダーであり、下級生のあこがれや目標でありました。今日はいい会になりました。(在校生からのプレゼントは今年はタオルでした。2年生の生徒の考案です)
2月17日 院内学級調理実習
家庭科の授業ではエコについて学習を進めてきました。食材を無駄なく使う調理の勉強のまとめとして、今回の調理実習は「家に残った材料で何が作れるかメニューから考えよう」をテーマに調理計画を立てて取り組みました。先生から提示された材料の中から何を選んで何を作るのか、エコポイントはどこかなどをグループで話し合いながら準備を進めてきました。無駄を出さないよう工夫し、食べ物のありがたみを感じながらつくった料理は各班ともおいしく出来上がりました。
2月17日 自転車の乗り方の緊急指導を行いました
本日の新聞の京葉版に「ひき逃げと過失致死の疑いで男子高校生逮捕」の見出しで事故の記事がありました。自転車で93歳の女性と接触し、女性は搬送先の病院で亡くなってしまった事故です。こうしたことは十分にありうることです。生徒指導主任の先生と担任、副担の先生方にお願いして、緊急指導を下校指導時に行いました。生徒指導の先生が全校放送で全体指導を行い、その後担任から補足指導をいただきました。生徒の皆さんは自分事としてとらえていました。ちょっとのゆとりと危険予測が自分の命も相手の命も守ります。
2月15日 防災教育の日のシェイクアウト訓練
市川市は3月11日を防災教育の日と定めています。中学校は卒業式が3月10日ですので、本校は本日、訓練を行い、東日本大震災の教訓を生活に生かすことを狙いました。
地震発生を受けて、生徒が第一にとる行動は ドロップ(頭を低く)カバー(頭を守る)ホールドオン(地震がおさまるまでは動かない)の3つであることを教えます。写真のように生徒は本番のつもりで真剣に取り組みました。
教育長のメッセージもいただいており、大切なところを紹介します。
「皆さんには、今後起こりうる大地震から自分の命を守り抜く力、そして、地域の担い手として、周囲の人と助け合い、苦難を乗り越える力が求められています。「防災教育の日」を機会に、学校や家庭で話し合い、かけがえのない命を守るため、災害に対する備えと心構えを改めて見直してほしいと思います。また、今ある日常を当たり前だと
思わず、卒業や進級に向けて一日一日を大切に過ごしてほしいと思います。」
2月10日 生徒会が小学校を訪問し中学校生活を説明
本校の生徒会の生徒が、近隣の小学校を訪問しています。9日に市川小学校、10日に国府台小学校、14日に中国分小学校を訪問します。生徒会役員のうち4名が小学校に行き、6年生に30分程度の時間でパワーポイントを使って中学校の生活を説明します。小学校の子供たちにとって中学生はとても立派なお姉さんお兄さんに見えます。じっと見つめられてきっと緊張するだろうけれども、ちゃんと準備をしてきているから大丈夫です。小学生は中学生になるにあたって、心配なことや楽しみなことを持っています。生徒会の皆さんの話をきいて、心配は小さくなり楽しみが大きくなっていることでしょう。
新入生の皆さん、第一中学校は素敵なところです。お待ちしていますね。