鬼高小のニュース
授業風景22 シャトルラン1年生(スポーツテスト)(健やかな体:体力向上 豊かなこころ:互いに認め合う)
スポーツテストの種目に「シャトルラン」があります。持久力をみる種目ですが、今日は、1年生のシャトルランのテストが行われました。1年生1人につき、6年生のお兄さんお姉さんの補助が2名ついて行いました。子ども達は補助担当や走り方などを確認後、「ドレミファソラシド」の音に合わせて一人一人頑張って行っていました。6年生も補助の仕事をしっかり行ってくれました。さすが最高学年だと感じました。
授業風景21 ALT外国語活動(確かな学力:言語能力の育成 体験交流活動)
学校では外国語活動の授業を行っていますが、年に数回ですがALTの先生の授業があります。ALTという言葉はなじみがないかもしれませんが、ALT(外国語指導助手)とは、Assistant Language Teacherの略で、外国語を母国語とする外国語指導助手をいいます。 小学校や中学校・高等学校に児童・生徒の英語発音や国際理解教育の向上を目的に各教育委員会から学校に配置され、授業を補助しています。
本日は、6年生の授業の様子を紹介します。ALTの授業は、ほとんど英語で行います。ALTと担任がペアになりALTが主となり授業を進めます。今日は、クラスを6班に分け、それぞれの班で順番を決めたあと、大型提示装置を使ってクイズを行いました。クイズはカテゴリーがいくつか分かれており、それぞれのカテゴリーに難易度が違う問題が設定されています。子ども達は問題を選択して、その問題に英語で回答し、正解が多いチームが勝ちになります。ゲーム的要素、競争的要素、視覚的要素など含まれ、子ども達も楽しみながら英語の学習に取り組んでいました。
授業風景20 花いっぱいのかぎ 委員会活動(栽培委員会) 豊かな心:自己存在感 確かな学力:体験活動
学校では委員会活動というものがあります。本校の委員会は12の委員会がありますが、その中に「栽培委員会」があります。栽培委員会は、校内の花壇の植え替えや花や植物への水やりをしてくれています。まさに、学校の特色である「花いっぱいのかぎ」を握る委員会です。今日は、児童みんなでプランターに花の苗を植えたり、学校正門近くの花壇に、花の苗植えの活動を行いました。今後機会を見ながら、ほかの委員会の活動も紹介できればと思います。
※児童会活動:自発的、自治的な活動を通して学校の一員としての所属感や連帯感を深めるとともに、学校生活の充実と向上のために協力して活動することをねらいとしています。
※委員会活動は「児童会活動の一つ」で、5,6年の児童が学校内の仕事を分担し、学校生活を豊かにするための実践的な活動を行います。
授業風景19 掃除風景(豊かな心:学級経営の充実)
本日は掃除の様子をお伝えします。今日は、「片手の雑巾、片手にほうき」を持って1年生のクラスにお邪魔しました。6年生のお手伝いの期間が終わり、今は担任の先生と一緒に1年生だけで掃除をしています。6年生のお兄さんお姉さんに教えてもらったことを思い出して、1年生なりに頑張っています。少しバラバラにそれぞれ行っている掃除も、声をかけて少し教えてあげると、ほうきのはき方、ごみの集め方、雑巾のかけ方、机の運び方などみるみる上手になり、最後はみんなで机や椅子をそろえ、きれいな教室になりました。今日は、一緒に掃除をしながら、ごみを集める四角コーナーをテープで作ってあげ、机は二人で「せーの」で声を合わせて持って運ぶこと、雑巾掛けは「横にまっすぐ、ちょっと下」という合言葉を教えました。ちょっとした工夫ですが、子ども達には「わかりやすさ」がポイントだと改めて思いました。掃除が終わり、みんな席に着いた後で、「よく頑張っていたねと」思いっきり褒めてあげたら、子ども達はとても嬉しそうでした。
授業風景18 自然観察教室 4年(確かな学力:体験活動の充実)
毎年、4年生は市川自然博物館の学芸員の方をお招きして,春と秋に自然観察教室を行っています。子ども達を前に講師の先生は「実物を見ることが大切」と話しているのが心に残りました。観察のスタートは職員玄関前のイチョウの木です。イチョウの木には雄雌があり、雌(めす)の木にだけ実がなり、中に種があることを話すと「銀杏?」と聞き返していました。隣のビワの木では黄色に実がたくさん生っていました。色づいた大きな実を見て「食べたいなあ」と口々に言っていました。隣の観察池にはヒキガエルの無数の黒いオタマジャクシが泳いでいました。鬼高小周辺に棲んでいる野生のヒキガエルにとってとても重要な池で3月になるとこの池を目指して、卵を産みに来るということを教えてもらいました。また、この池が無くなったら産卵場所がなくなるのでヒキガエルも滅んでしまう、という話も聞きました。ヒキガエルの寿命は10年くらいで、池では暮らさないことを教わると、みんな驚いていました。この後は、学校を取り囲む植物を移動しながら観察しました。カタバミ(植物)とヤマトシジミ(蝶)の関係、ムラサキツユクサ、梅、かしわばアジサイ、きのこ(かわらたけ)、さつき・・・・。学芸員さんの説明を受けながら、子ども達は聞き逃すまいと一生懸命にメモを取っていました。また、虫などを見つけると、講師の先生に聞きに行くと、すぐに教えてもらえるので子ども達も興味を持って観察していました。実物のものを見たり、触れたり、においをかいだりと目を輝かせて学習に取り組む姿を見て、体験活動の重要さを実感しました。