大洲小NEWS

2022年6月の記事一覧

1~3年生:「読み聞かせ」

今月の「ミニ読書月間」にあわせ、毎週水曜日の朝、保護者、地域のボランティアの方々に「読み聞かせ」をしていただいています。今日で4回目です。

子どもたちは、絵を食い入るように見ながら、お話に聞き入っています。

お話の内容はもちろんですが、ページをめくりお話を読んでくださる優しい生の声に、心が温まります。

読み聞かせボランティアの方にお話をうかがいました。

「読み聞かせはスキンシップとも言われています。子どもが信頼している人や好きな人に、本を広げて読んでもらうことは、子どもたちにとってとてもいいことです。」

「読み聞かせをきっかけに、すてきな物語をたくさん読んでほしいと思います。本の楽しさを感じ、読書好きの子どもに育ってくれるといいですね。」

「私も毎回、楽しませていただいています。ありがとうございます。」とおっしゃっていました。

こちらこそ、ありがとうございます。

 

 

6年生:総合「希望のチョコレート」

チョコレートでおなじみの株式会社明治さんが出前授業をしてくださり、チョコレートを通じての国際協力などについてお話をしてくださいました。

普段、私たちがなにげなく食べているチョコレートは、輸入したカカオ豆を工場で加工したものです。

そのカカオ豆は、原産国のカカオ農家の方々が栽培し、カカオの実から豆を取り出し、発酵、乾燥させるなど、加工するまで大変な作業を伴います。

明治さんでは、ガーナ共和国を始め、原産国の人たちが共に幸せになるようにと、井戸を掘ったり、カカオ農家さんの勉強会を開催するなど、農業支援に力を入れているそうです。また、学校教育を支援するために、黒板などの備品や文具、マスクや消毒液を送ったりしているそうです。

「おいしいチョコレートを食べるためには、カカオ農家を守らなければいけない。」

「カカオにかかわるすべての人が幸せにならないといけないね。」

6年生は、今、SDGsについて学んでいます。私たちにできることは何があるか考える機会になりました。

 

 

1年生:「人権教室」

1年生の各学級で「人権教室」を開催しました。

講師は、市川人権擁護委員の先生です。本校の学校運営協議会の委員でもあります。

「いじめ」について、わかりやすく説明をしてくださり、「えがお」いっぱいの学級とはどのような学級かを、話し合いました。

「いじめ」だと気が付いて謝る場面を、ロールプレイングで演じてみました。

いじめた子、いじめられた子のそれぞれの気持ちを考えてみました。

最後に、人権紙芝居「ぐらぐらもりのおばけ」を見ました。アンパンマンの作者で知られる、やなせたかしさんが創作した絵本です。

もぐらの男の子をいじめているキツネとタヌキに、人KENまもるくんと人KENあゆみちゃんが、森の動物たちと協力して「いじめはいけない」ことを気付いてもらうというお話です。

子どもたちは、弱い者いじめはしないで楽しく過ごしたいなと思いながら、みんな見ていました。

心に響くお話をしてくださり、本当にありがとうございました。

「えがお」いっぱいの学級になりそうです。

 

4年生:道徳「合言葉は『話せばわかる!』」

「合言葉は『話せばわかる!』」という読み物教材を学習しました。

「外国から転入してきたトムは掃除をしない。そんなトムにぼくは不満を持ち、問いただす。でもトムのいた学校には、児童が掃除をする習慣がなかった。それを聞いたぼくは…。」という内容です。

人とのかかわりの中で、意見が対立してしまったときにどうすればいいかを考えました。

「きちんと話し合う」「相手のことを知るだけでなく、自分のことも知ってもらう」「仲良くなる」など、さまざまな意見が出てきました。

学校生活の中でも、勘違いや誤解から、傷ついてしまったりけんかになってしまったりすることがあります。

「そうか!そう思ってたのか…。」

自分の気持ちを話す、相手の話にもしっかり耳を傾ける…。

誤解があったとしても、丁寧に話し合えば、わだかまりが消えることもあります。

まさに「話せばわかる!」です。

 

 

 

2年生:国語「うれしくなる言葉」

国語の授業で「うれしくなる言葉」の学習をしています。

「お母さんに、『絵が上手だね』と言われて、とてもうれしかった。」

そうですね。「大すき」「がんばったね」「ありがとう」「だいじょうぶ」「すごいね」などの言葉をかけてもらうと、うれしくなります。

「心が温かくなる」「力がわいてくる」とも言っていました。

今日は、お友だちのすてきなところを短冊のメモに書き、言葉にして伝えていました。

「〇〇さんのすてきなところは、やさしいところです。体育のときに『だいじょぶ?』とはげましてくれました。」

私にも書いてくれました。

「校長先生のすてきなところは、ほめ上手のところです。いつも『上手だね』とほめてくれるからです。」

「ほめ上手」という言葉をしぼり出してくれたのでしょうね。

学校生活の中で、友だちに「うれしくなる言葉」をたくさんかけられるようになってほしいと思います。