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日々の様子
1月11日(木)
この日から給食の提供が始まります。発電機の容量が小さいために電気を使いすぎると、ブレーカーが落ちてしまい即停電となります。少し薄暗かったですが、教室の電灯を廊下側1列だけ点灯させて、授業を行いました。それでも午前中に一度ブレーカーが落ちてしまいました。給食はメニューの変更やお皿の枚数を減らすなどして何とか提供することができました。(しばらくの間は箸とスプーンを各自家庭から持参してもらうことにしました)
子どもたちの安全確保のため、発電機の周りに柵を作っていただきました。発電機は軽油を燃料として動いています。エンジンを回しているので結構な騒音も出ます。そのため、給食準備が始まる朝6時30分から学童保育が終わる午後7時までの運用とすることになりました。従いまして、平日は教職員も午後7時を過ぎますと全員退勤せざるを得ない状況となっております。ご理解をお願いします。
そんな中ではありますが、5年生は予定通りに社会科見学に出かけました。
朝、太陽は出ていませんでしたが、雨も降らずまずまずの校外学習日和でした。出発式を行ってバスに乗り込みます。
最初に向かったのは、有明にある「パナソニックセンター」です。
パナソニックセンターでは環境についてや科学についてを体験的に学ぶことができます。1,2組と3,4組に分かれて交代で見学をしました。1Fのコーナーでは主に環境について学ぶことができます。最初に全体でお話を聞いて、ワークシートの使い方等を教えていただきました。
全体説明の後は、自由に分かれて体験ブースにて環境について学びました。それぞれのブースにはインストラクターの方がいらっしゃって、詳しく解説してくださいました。
最後にもう一度集まって、環境について知ったこと、考えたことなどを発表しあって、共有しました。
3Fのコーナーは身近な科学を見る、聞く、触るブースや自分で材料を選んで作りたいものを決め自由に工作ができるブースや、一コマ一コマ写真を撮影して、それをつなげて動画を作るブースなどがあり、各自思い思いに体験したいことを順番に体験しました。
工作体験コーナー
動画作成コーナー
当初の予定ではお昼ご飯は芝生の広場で食べる予定でしたが、相変わらず太陽が顔を出さず、風も吹いていて体感も寒かったので、バスの中でお弁当をいただくことにしました。ちょっと窮屈ではありましたが、おうちの方が愛情込めて作ってくださったお弁当をおいしくいただきました。
お弁当を食べた後、バスで向かったのが、JFEスチール蘇我です。社会科の学習で工業の様子を学んだので、実際に自分の目で確かめる意味でも、深い学びにつながるとよいと思います。到着しましたら、大きなホールで製鉄所について説明を受けたり、映像を通して鉄が作られる仕組みなどを学びました。
一通り学んだあとは、広い製鉄所内をバスに乗って見学をしました。説明をするガイドさんもバスに乗り込んでくれ、詳しく説明をしていただきました。本来であれば、真っ赤になった鉄が流れてくる様子なども見学できるはずでしたが、この日は残念ながらラインが止まっていて見学できませんでした。
無事に学校へ戻ってきました。西へ東へと移動しましたが、高速道路のありがたさがよくわかる一日でした。