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2022年1月の記事一覧

「百人一首大会」

 

例年ならば、体育館で、保護者の方に参観いただきながら、学年の子どもたちが膝をつき合わせて熱戦を繰り広げる百人一首大会。

今年度は、密をさけるために会場を分け、各クラスで勝ち抜いた代表が出場し、「百人一首」の学年トップを競いました。

友だちの応援はないとはいえ、各会場、白熱した戦いを繰り広げていました。

「ちはやぶる~」、上の句が読まれると、さっと札がとられます。

静寂の中に緊張感が走ります。

自分の得意な札を取って喜ぶ子、取られて悔しがる子。

子どもたちの頑張る姿を見て、心が温かくなりました。

来年は、是非、学年の子どもたち全員で、体育館で盛大にやりたいものです。

2,3,4,6年生のそれぞれの学年でトップが決まりました。

5年生は、後日行います。

 

1年生:道徳「ぼくとシャオミン」

「ぼくとシャオミン」というお話を読んで、他の国の人と仲よくするにはどうしたらいいのか考えました。

「ぼくとシャオミン」は、中国にある日本人学校に通っている「たろう」と中国人の友だち「シャオミン」の交流をえがいた作品です。

今日は、3人の外国人の方にゲストティーチャーとして来ていただきました。母国の食べ物や衣装、盛んなスポーツなどを、写真を使いながら紹介していただきました。子どもたちからもたくさん質問がありました。

言葉や生活習慣の違う人とどのように接していけばいいのでしょう。みんなで考えました。

「自分から話す」「英語を覚えて話しかける」「一緒に遊んで友だちになる」「日本のことを教えてあげる」「相手の国のことを知ってあげる」など、子どもたちは自分の考えを発表していました。

外国の人と仲良くすること、助け合って生活することの大切さを感じたようです。

 

 

3年生:図工「のこぎりでギコギコ」

図工室をのぞくと、3年生がのこぎりと紙やすりを使った授業をしていました。

皆、慎重に木片をのこぎりで切っていました。

最近はおうちでものこぎりを扱うことが少なくなってきているようで、初めてのこぎりを使う児童も少なくありません。

足や手を使った木片の抑え方やのこぎりを当てる位置、引き方など、用務員さんに教わったようですが、教えてもらった通りにやってみてもなかなか難しいようです。

特に、手で抑えて切っている子は、のこぎりを引くたびに木片が動きます。

「あぶない!あぶない!」見ているこちらが緊張します。

最初は戸惑っていた児童も、それでも後半にはのこぎりの扱いにも慣れ、上手に動かして木を切っていました。

紙やすりをかけて仕上げ、切った木を組み立てて作品にします。どんな作品が完成するか楽しみです。

 

3年生:社会「消防署見学」

3年生は社会科の「くらしを守る」で、消防署について学習していますが、今回、市川西消防署を見学させていただきました。

はじめに、指揮車やはしご車、救急車、そして最新の機能を搭載したレスキュー車など色々な消防車を見学。その設備について詳しく説明していただきました。

次に、指令室や仮眠室、食堂、倉庫など、普段は入ることのできない署内の施設を、一通り案内していただきました。

救助訓練の様子を見学した際には、壁にかかった梯子を人形を抱えながら素早く昇り降りする様子に、「すごい速い!」、「怖くないのかな?」など驚きの声がたくさんあがりました。

「訓練は毎日やるんですか?」

「女性の消防士もいますか?」

「レスキュー車や救急車の値段はいくらですか?」

皆、積極的に質問をしていました。

「火事は一日に何件ぐらい起きますか?」

「年間で70件ほどあります。年々減ってきてはいますが、今年に入りすでに大きな火事が1件ありました。皆さんの家庭でも火の扱いには気を付けてください!」「ハーイ!」

消防士になりたい人と問われ、手をあげる子どもも何人かいました。

消防署の仕組み、また、これからの季節で気をつけることなどたくさんお話を聴くことができ、社会の学習をより深めることができました。

市川西消防署の皆様、見学させていただき、ありがとうございました。

 

6年生:「音楽鑑賞教室」

市川市文化振興財団にお願いをして、「音楽鑑賞教室」を開催しました。

来ていただいたのは、バリトン歌手の菅谷公博さん、ソプラノ歌手の加藤早紀さん、そしてピアノ奏者の田舎片麻未さんです。

当初は、体育館に多くの児童を集めて鑑賞することも考えましたが、コロナ感染拡大防止のため、6年生を対象に、クラスごと音楽室で行いました。30分の短いプログラムでしたが、それでも間近でプロの歌声を聴くことができました。むしろ贅沢な時間でした。

ユーモアあふれるトークを交えながら、「オー・ソーレ・ミーオ」、「ジュ・トゥ・ヴー」、「待ちぼうけ」を歌っていただきました。聴きなれたメロディーに子どもたちの体も自然と左右に揺れます。

オペラ歌手の音域の説明もありました。実際に聞いてみて、その音域の広さにびっくりです。

次に歌っていただいた、オペラ「ジャンニスキッキ」より「私のお父さん」、「カルメン」より「闘牛士のアリア」では、その透明感のある歌声に感動しました。

最後に、卒業をひかえた子どもたちに「旅立ちの日に」を歌ってくださいました。

「声量もすごかったけど、こんなに響くんだあと思いました。」

「ソプラノの高い音がとてもきれいでした。」

「『旅立ちの日に』を聴いて、卒業が近づいているんだなぁと思いました。」

菅谷さん、加藤さん、田舎片さん、大感動の音楽鑑賞教室をありがとうございました。