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2021年12月の記事一覧

「クリスマス会」

明日から冬休み。一昨日あたりから「クリスマス会」を開いているクラスが目立ってきましたが、今日もいくつかのクラスで行われていました。

転校してしまう友だちの「お別れ会」を兼ねているクラスもあります。

校庭でレクリエーションをしているクラスもあります。

企画や出し物はもちろん、司会、準備や飾りつけもすべて手づくりです。自分たちで内容を話し合い、計画し、実践する。これはとてもすばらしい学びとなります。

学年によって、当然プログラムは違いますが、どのクラスも手づくり感満載です。

クイズやマジック、ビンゴゲーム、フルーツバスケット、じゃんけん列車、宝探しゲーム……。クリスマスの音楽に合わせていすとりゲームをしているクラスもありました。

2学期を充実して過ごすことができたからでしょうか、皆笑顔で、楽しい「クリスマス会」になりました。

それでは皆さん、よいお年をお迎えください。

 

「百人一首」

冬休み目前、学校では、日本の伝承遊びの「百人一首」に取り組んでいます。小学生の間に「五七五七七」の短歌の持つリズムとテンポ、そして、美しい日本語に興味関心をもってくれればと思っています。

本校では、「百人一首」を5年計画で取り組みます。1年生はまず20首を覚えます。そこから毎年20首ずつ増えるので、5年生になって百首全部を使うことになります。

子どもたちは一生懸命に歌を覚えますが、いざ試合となるとなかなか思うようには取れません。

たくさん札を取っていた子に聞いてみると、覚え方があるそうです。

「あしびきの~」は、「足ながなが」と覚えるそうです。下の句は「ながながしよをひとりかもねむ」です。

「うかりける~」は、「うっかりはげ」で、下の句は「はげしかれとはいのらぬものを」。

「めぐりあひて~」は、「メグちゃん雲がくれ」。「あまつかぜ~」は「あまつおとめ」と覚えているそうです。

1月の「百人一首大会」が楽しみです。

ご家庭でも日本の伝統的なお正月遊びを楽しまれてはいかがでしょうか。

 

 

6年生:「こころの劇場」

6年生は、劇団四季のミュージカル「はじまりの樹の神話」をオンラインで視聴しました。

感染拡大防止のため、舞台での観劇ではありませんでしたが、役者さんの迫真の演技に引き込まれ、約2時間の作品を集中して鑑賞しました。

内気で引きこもりがちな主人公が、森の仲間と協力して、時空を超えて遥か昔から来た少女を助け出すこの物語は、「人とのつながり」がテーマになっています。

想いを声にすれば、きっと相手に届く。自分の想いを伝え、みんなとつながっていくことの大切さが、物語から伝わってきます。

子どもたちからも感動の声が。

「響きのある歌声に感動しました。」

「モニター越しでしたが、迫真の演技に感動しました。劇場での生上演を観たくなりました。」

「何度も出てきたメインの歌の歌詞がとてもよかったです。」

生きるって 大切な誰かと 一緒に笑いあうこと

生きるって 大切な誰かと 一緒に涙ながすこと

たとえ 傷ついても あきらめそうな時も 一人じゃない ~♪

劇団四季の皆様、関係者の皆様、このような貴重な機会をいただき、ありがとうございました。

 

2年生:生活「町たんけん発表会」

先日、すでに「町たんけん発表会」を行ったクラスがありましたが、今日はまだ行っていないクラスが発表会を行いました。

実際に発表の練習をして、その都度修正を重ねてきました。

模造紙に資料を書いたグループもあれば、紙芝居風に画用紙に書いたグループもあります。

発表の方法も、クイズ形式にしているグループ、紙人形を使った人形劇風にしているグループ、紙芝居を大型モニターに映すグループもありました。

立派なのは、原稿を暗記して発表していることです。自信をもって大きな声で発表していました。

1年生も、2年生の説明をしっかりと聞いていました。

「セブンイレブンの店の名前が、朝7時から夜11時までの営業時間からつけられたことを知ってビックリした。」「花束をつくるのに20分もかかると聞いて大変だなと思いました。」「京葉ガスが、80万件の家にガスを送っていることを知りました。習っていない大きな数なのですごいと思いました。」

1年生にも新しい発見があったようです。

 

 

5年生:「夢の教室」②

昨日に続き、5年生を対象に「夢の教室」が行われました。

今日の「夢先生」は、元バレーボール全日本女子代表の斎藤真由美さん(マッチョ先生)です。

バレーボール の強豪校進学後の挫折。実業団に入り17歳で全日本代表、18歳で史上最年少でのMVP。さらなる夢に向かう中での練習中の大ケガ、そして交通事故。波乱万丈のマッチョ先生の話に、子どもたちも釘付けです。

「その傷は人生の勲章になる」「たった一人でも応援してくれる人のために頑張れ」

6年半もの間、リハビリの戦いが続きましたが、それを支えたのが家族や周りの人たちの励ましの言葉でした。

マッチョ先生は26歳で選手に復帰します。33歳で引退しますが、現役最後の年に再びチーム優勝を達成しました。

「夢を実現するためには諦めないこと。そして、今自分が何をするべきかを考えることが大切!」というメッセージが、マッチョ先生から子どもたちへ送られました。

子どもたちも自分の夢を発表しました。

ゲームクリエイター、ミュージカル女優、小説家、声優、トランペット奏者、化石を発掘して復元したい、看護師、建築家、作曲家、YouTuber、ファッションデザイナー、薬剤師、体操選手、バトミントン選手…

発表する子どもたちに、「憧れの選手を見つけるといいよ。」「苦手なことを克服すると夢に近づくよ」と、励ましの言葉がありました。

斎藤真由美先生、ありがとうございました。