地場産物・生産者紹介
チーバ うまいもん みっけ
この地図に掲載されている生産者の方々は、大洲小学校の給食や食に関する授業などで
お世話になっている方々です。
そんな方々を身近に感じていただけたらと思います。
近所のスーパーや道の駅などにおいてある商品もありますので、探してみるのも良いですし、また、
実際にお店や牧場、工場などを訪れてみるのも良いかもしれません。
掲示のQRコードを読み取ると、生産者動画にリンクしますので、より詳細に確認することができます。
大洲小学校の1階の廊下に掲示していますので、ぜひご覧ください。
この地図は今後、生産者の方々と交流し、埋めていきたいと思いますので、楽しみにしていてください。
千葉県産のかつお節
↑ 鴨川市にある永井商店さんです。
↑ たくさんの賞状や認定書があり、伝統と地域の活性化のために様々なことに積極的に取り組んでいる
様子を伺うことができました。
↑ 大洲小学校・中学校の和食といったらこのこだわりのかつお節!!
鴨川市にある永井商店さんの千葉県産のかつお節を給食で使わせていただいております。
千葉ブランド水産物認定品にも選ばれているので、旨味、香りはともに一級品です!!
かつお節の原料です。これをこの後、洗浄していきます。
↑ この動画は原料に付着した汚れなどを洗浄する洗浄機で、水を出しながらタワシのローラーが回り、
洗浄します。
↑ 水分が多いため、遠赤外線加熱機で水分を飛ばします。その後、削り機で削っていきます。
↑ 遠赤外線加熱機でかつお節の水分を飛ばした後に機械で削っています。
↑ この動画は、機械で削ったかつお節を手で袋に入れて計量している様子です。皆さんのひとつひとつの
丁寧な作業から美味しさの秘訣が伝わってきました。
↑ この動画は袋をとじている様子です。かつお節が傷まないように(変化しないように)食品用窒素ガス
(不活性ガス)を充填します。
↑ 機械で削ったサバ節を手で袋に入れて計量している様子です。
↑ この動画は袋をとじている様子です。サバ節が傷まないように(変化しないように)食品用窒素ガス
(不活性ガス)を充填します。
↑ 安心・安全なかつお節を届けるため、最後に異物が混入していないかを機械を通します。金属が
入っていると、警告音が鳴って知らせてくれます。生産者の方々も食の安全を守ってくれています。
↑ 永井商店さんが作る千葉県産のかつお節は、千葉ブランド水産物認定品でもあります。
この制度は、千葉の魚の認知度を高め、広く県内外にアピールするために、平成18年6月に創設されました。
優良な県産水産物を認定し、重点的にPRすることで、千葉の魚の消費拡大及びイメージアップを図り、千葉県
水産業の振興と観光立県千葉の推進を目指しています。令和5年11月現在、36品目が認定されています。永
井商店さんのかつお節は、冷凍しない生のままの新鮮なカツオを使い、昔ながらの製法で手間と時間をかけて丁
寧に作る房州節を使っています。このカツオ節から出る出汁は良い香りと深い旨味を生み出します。
2年生生活科 似顔絵(節分バージョン)
令和6年5月頃、2年生が生活科の授業で先生方の似顔絵を描きました。その中で、
2年生の2人が給食室の私(栄養教諭)の似顔絵も描いてくれました。とても上手に、
また良く似て描いてくれていましたので、人形にさせていただきました。
ありがとうございました。前回は白衣を着ていましたが、今回は節分バージョンにしてみました。
九十九里海の塩プロジェクト(工場見学)
↑ 皆さん、千葉県で塩を作っている生産者さんがいることを知っていましたか?九十九里海岸の美しい海から、
潮汐を見極めて汲み上げた海水から作られる山武の海の塩。機械をなるべく使わず、昔ながらの製法(平釜、
薪で焚いています)で海の恵みを最大限に引き出す塩づくりを行っています。今回は、地域文化の伝承、自然
環境の保全、地域活性化を目的に活動している「株式会社 九十九里海の塩プロジェクト」(山武市)さんを
訪ねてきました。
↑ 薪の火力でじっくりと加熱、蒸発させて塩を作ります。そのためには大量の薪が必要で、地元の間伐材や
廃材を薪にしています。工場の敷地内には最近千葉県内のある学校から届いた木がたくさん置いてありまし
た。これは薪を割る機械です。太い木はあらかじめチェーンソーで切れ目を入れてからこの機械にかけると
割れるそうです。
↑ 太い木を割り、さらに割っていきます。安全にも注意しながらの作業となります。
↑ 九十九里の海から海水を入れて運搬するタンクです。
↑ 九十九里の海水です。とても透き通っています。この海水から塩ができます。
↑ 薪の火力で4日間かけてじっくりと加熱、蒸発させていきます。遠赤外線効果で美味しい塩が
できるそうです。火力調整のため、薪の大きさなどを見極めて入れていきます。
↑ 塩を焚く釜は3基あります。1基目では海水を入れて焚きます。2基目ではさらに焚きあげて
鹹水(「かんすい」、濃縮した海水)の濃度が上がってきます。水分のみが蒸発し、塩分は蒸発せずに
残るため、塩分濃度がどんどん上がってきます。3基目では仕上げの焚き上げで、ゆっくりと焚きつめ
ていき、水分が減り、塩の結晶となります。
↑ 塩を急いで作る(機械で無理やり水を抜く)とナトリウムが多く尖った味(しょっぱい)になります。
じっくりと作ることで、カルシウムが豊富で味が尖ってなく、まろやかで甘みを感じることができます。
すくった白いものが塩で、下に滴り落ちているのが「にがり」です。「にがり」は、豆腐を固める時に
使ったり、ごはんを炊く時に数滴入れるとふっくらと美味しいごはんに炊き上がります。
塩はこの後、天日干しをして異物が無いかの検品を行い完成となります。1トンの海水から20kgの
塩しか作れません。また、完成まで1週間ほどかかるので、とても大変なお仕事です。
←教科書にも掲載されています。
←「日本の伝統的な塩づくり」で
紹介されています。
←パッケージは歌川広重の浮世絵(九十九里)の
絵画を用いています。この浮世絵は昔の
矢指浜=現「山武市蓮沼の矢指神社」が
モチーフになっています。
2年生生活科 似顔絵
↑ 令和6年5月頃、2年生が生活科の授業で先生方の似顔絵を描きました。その中で、
2年生の2人が給食室の私(栄養教諭)の似顔絵も描いてくれました。とても上手に、
また良く似て描いてくれていましたので、人形にさせていただきました。
ありがとうございました。白衣を着ています。
↑ 令和6年5月頃、2年生が生活科の授業で先生方の似顔絵を描きました。その中で、
2年生の2人が給食室の私(栄養教諭)の似顔絵も描いてくれました。とても上手に、
また良く似て描いてくれていましたので、人形にさせていただきました。
ありがとうございました。白衣を着て、帽子を被っています。
ヤマニ味噌(味噌蔵見学)
※全体の撮影のため、音量が小さいです。インタビュー動画は音量を大きくしてお聞きください。
← ヤマニ味噌のお店
← ヤマニ味噌の皆さん
↑ 仕込み桶には、古いもので100年以上使用しています。4トン仕込みの杉の大桶を使用しています。
この木桶には、味噌の味を造る酵母菌が長い年月を経てたくさん住み着いています。長い年月を積み重ねて
使用してきた木桶だからこそ出せる味、呼吸する木桶だからこそ出せる味わいがあります。給食では
ヤマニ味噌さんの「ちばの恵」を使用しています。
↑ 創業は明治20年(1887年)で、杉の木桶は古いもので100年以上使用しています。創業当時から受け継がれる
「種みそ」で、ヤマニ味噌の伝統の味(味噌)を造り続けています。佐倉の市内には、今でも「味噌部屋」と
いう地名が残っています。これは武士が戦時はもちろん、平時でもいかに味噌が重要な食糧であったかを
物語っています。
↑ 大豆は千葉県産フクユタカ、米は千葉県産コシヒカリを使用しています。熱を加えず、
自然の温度変化に任せて、長期間じっくりと熟成させています。香りと旨味が美味しいです。
↑ 職人さんたちから大洲小学校と大洲中学校の皆さんにメッセージをいただきました。
味噌は体にとても良いので、たくさん食べましょう。
↑ 仕込む前の材料を運んでいます。こちらは大豆30kg袋を運んでいます。
木桶1つを仕込む(3600kgの味噌)のに大豆30kg袋を36袋、米30kg袋を27袋、塩25kg袋を17袋使用します。
その3600kgの味噌の真ん中に100kg程度しかとれない美味しい味噌があるそうです。
マグロでいう大トロのようなイメージですね。運んでいるのは栃木県産大豆で「ちばの恵」以外の味噌を
造るのに使用します。
↑ こちらが味噌造りに使用する乾燥大豆です。通常、大豆は「煮る」か「蒸す」か、
どちらか一方のみを行うのが一般的ですが、ヤマニ味噌さんでは、職人の経験と勘を頼りに
「煮る」と「蒸す」の両工程を行っています。大豆の旨味を最大限に引き出しつつ、ふっくらと炊き上げます。
米(千葉県産、粒すけ)
↑ 今年のお米(粒すけ)です。粒すけは千葉県が10年以上かけて開発した大粒で食感の良いお米です。
特徴は、「お米の粒が大きい」「たくさん収穫できる」「茎が短くて倒れにくく、作りやすい」
「ほどよい粘りと弾力でおいしい」「和食、洋食、中華など、色々な料理に合う食感」などです。
はちみつ、有機にんじん(市原市産、ワンドロップファーム)
↑ 千葉県市原市のワンドロップファームさんが作っているはちみつです。
市原市に咲く様々な花々を集めて作った百花蜜です。森の香りそのものです。
百花蜜はクセがないためどんな料理にも、雪見草は乳製品、烏山椒は柑橘系のさわやかな香りが
するため、洋風のお肉料理に合います。本校では、鶏肉のハチミツバジル焼きにしました。
↑ 市原市のワンドロップファームさんの有機にんじんの畑に取材してきました。代表の豊増洋右さんに
有機野菜を作るにあたって気を付けていることは何ですか?と聞いてみました。「硝酸態窒素(しょうさん
たいちっそ)という成分がなるべく少なくなるように気をつけています。実は、この硝酸態窒素が、野菜が
苦くなったり、青臭くなったりして美味しくなくなる原因になります。そうならないように、植える前に、
畑の土を詳しく調べたり、肥料を注意深く選んだり、成分を計算したり、土があまり乾きすぎないように
植物で覆ったり、ビニールをかけたりしています。」このように、畑や出来上がる農作物に対してとても
愛情が注がれていることを取材や作業を通して感じることができました。ですから、美味しい野菜が
生まれるんですね。
↑ まずは機械が入るスペースを確保するため、畝1つを手で掘っていきます。にんじんは先が丸まっている
ものは完熟して いるので、味も甘味も濃く、カレーや煮物に向いています。逆に先が尖っているものは、
まだ完熟していないので、爽やかな味わいが楽しめます。生のサラダで食べたり、ピクルス、漬物にして
食べると美味しいそうです。
↑ 有機野菜は自然界の色々な成分(ミネラル)をバランスよく土の中に含ませることで、味も栄養も豊かに
なることを目指して育てられた野菜です。根菜類は皮に栄養がたくさん含まれていますので、皮ごと食べる
ことで病気になりにくい体になります(給食では皮をむいています)。月1回のカレーではこの
ワンドロップファームさんのにんじんを使わせていただいています。
↑ 手で掘った有機にんじんを頭(葉)とお尻(先)をカットし、出荷用と加工用とそれ以外(畑に還す)とに
分けています。有機にんじんは掘った直後から子孫を残すために栄養が葉っぱの方にと移っていきます。
そのため、葉っぱをすぐに落とします(切ります)。また、にんじんのお尻の方は、にんじん洗い機で泥が
落としきれず、雑菌が入り腐る原因になるため、落とします(切ります)。
鴨川レモン(海と太陽のレモン)
↑ 地場産物の食材紹介です。今回は、鴨川市にある鴨川レモン組合さんを訪問させていただきました。
皆さん、千葉県でレモンが獲れることを知っていましたか?鴨川レモン(海と太陽のレモン)は
「ちばエコ認証」のレモンで、農薬・化学肥料の使用量も通常の半分以下で、さらに独自の出荷基準として、
果汁含有率30%以上としています。丸ごと皮まで食べられる安心・安全なレモンです。10~12月上旬に
収穫されるレモンはグリーンレモン、12月中旬に収穫されるレモンはイエローレモンです。
↑ 出荷基準に合ったレモンを収穫しています。まずは枝から切り落とし、その後にヘタの部分の上側を
切っています(2度切り)。これは枝から切ったレモンをそのままカゴの中に入れると飛び出た(残った)
枝でレモンを傷つけてしまうため、2度切りを行うそうです。
↑ 枝から切ったレモンを再度、ヘタの上の部分を切っています。これは枝から切ったレモンを
そのままカゴの中に入れると飛び出た(残った)枝でレモンを傷つけてしまうため、
2度切りを行うそうです。
↑ レモンにかかわらず柑橘系の収穫用のハサミは先端が少し曲がっているそうです。
↑ 倉庫にはたくさんの収穫したレモンがありました。
松戸白宇宙かぼちゃペースト(松戸市産)
↑ 千葉県松戸市産の松戸白宇宙かぼちゃのペーストです。松戸特産の和かぼちゃ「松戸白かぼちゃ」の種を
松戸出身の宇宙飛行士・山崎直子さんに託し、スペースシャトル・ディスカバリーで15日間の宇宙旅行を
しました。戻ってきたその種を「松戸白宇宙かぼちゃ」と名付け松戸のシンボルとして大切に育てています。
◆千葉県教育委員会では、児童生徒向けわいせつセクハラ相談窓口を開設しております。
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