文字
背景
行間
ブログ
校長室から
462 感動(24.8.28)
台風10号が自転車並みの遅さで近づいています。先週後半、鴨川市の棚田で稲刈りをする家族集団がいくつも見られました。その一つである大山千枚田は、黄金色に染まってとてもきれい。途中、小湊鉄道の踏切を何度か渡りましたが、教科書にあった『加代の四季』の「春は線路からやってくる」という一節を思い出しました。線路や枕木の周りに鬱蒼と草が生い茂る様は、ジブリアニメの世界ようでちょっと感動でした。
時同じくして、高校野球甲子園大会の決勝戦が行われました。決勝史上初の延長タイブレークの末、京都国際高校が初優勝。校歌斉唱の時に、準優勝校・関東第一のアルプススタンドから手拍子が送られ、相手へのリスペクトが感じられました。実はこの手拍子、大社高校の大応援団が、準決勝の勝者・神村学園に送ったことが始まり。その後、関東第一に敗れた神村学園にのバトンとなり、決勝後の関東第一へと受け継がれていったのです。まさに青春!様々な思いが凝縮された一場面に感動です。いくつになっても、純粋さを失わないでいたいと思います。
今大会は、韓国語の校歌や決勝戦のタイブレークに様々な意見が聞かれましたが、次のような素敵な提案もあり、これには大賛成!「甲子園では、負けたチームを讃えて校歌斉唱をする」というもの。こうすれば全校の校歌が甲子園に流れます。決勝では、両校の校歌が歌われれば全校歌の制覇です。よいアイディアだと思ったのですが、きれい事だと切り捨てられてしまうでしょうか。
スポーツでも音楽でもなんでも、真剣に取り組む姿に感動して鳥肌が立つこと、時に涙がこぼれることがあります。平田っ子のそんな姿がたくさん見られる秋冬でありたいと願っています。
アクセスカウンター
2
0
9
7
3
7
5