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二中ブログ

学習の様子

1年 総合学習

キャリア教育講演会

社会の第一線で活躍する方々のお話を聞き、これからの自分の生き方を考える一助にしてもらおうと、2人の講師を招いてキャリア教育講演会を実施しました。

一人目は「本田技研工業」のエンジニア・五島 隆文(ごしま たかふみ)さんです。五島さんは今回のような社会人による学校などでの講演活動をプロヂュースする「きっかけ株式会社」の代表でもあります。

今回は自動車(バイク)エンジニアとしての自分の仕事について、今の仕事に就いた理由やきっかけ、仕事のやりがいや大切にしていること、難しいところや大変だったこと…などをわかりやすく話してくださいました。

大切にしていることは「自分の判断軸(好きなことか? 社会の役に立っていることか?)を忘れずにいること」、大変だったことは「大きなプロジェクトには責任が伴い正解がないことや、世界の仕事の関係者やお客様に伝えることの難しさ」などの言葉が印象に残りました。

最後に、中学生のうちにやっておくべきことについても話してくださいました。「少しずつでも今後やりたいことを考え、自分の選択が自分の夢へ続いているか意識すること」「友達を大切にし、だれとでも協力し合うことで、将来やることがチームで成し遂げることだという意識を忘れないこと」だそうです。

質疑応答の時間になると、バイクに関するマニアックな質問から、仕事に関する様々な質問など、次々と手が挙がり沢山の質問が出て、五島さんは一つ一つに丁寧に答えてくださいました。

二人目は「アナザーワークス」という副業をメディエイトする新しい会社で社長秘書をしている黒田 瑛子(くろだ えいこ)さんです。

黒田さんのお話はまず、陸上部員として部活動に打ち込んでいたという学生時代の話、具体的に将来のことを考えていなかった中学生だった自分が、夢を見つけた2つのきっかけ、今の会社の話と「社長秘書」というお仕事について…など。

そして、仕事は「大変なことも多いけど達成感がある」というところが「練習はつらいけど大会で結果が出ると楽しい」部活に似ているというお話や、秘書のやりがいや楽しさはなってみて気づいた部分も多いので、やりたいことがないという人は、今は高校生や大学生から職業体験(インターン)ができるので是非やってみるといいというお話が印象的でした。

最後に「中学生の時に自分がやってよかったのは『好きなことに全力で』『教科書を捨てない』『親に仕事を聞いてみる』の3つなので、1つでもいいの実践してみてください」と締めくくってくださいました。

お話の後は、黒田さんにもたくさんの質問が次々に出て、生徒たちの関心の高さに講師の先生方もとても感心しておられました。

お二人の先生方、本当にありがとうございました。

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