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二中ブログ

合唱祭

1学期から少しずつ練習し、実行委員を中心に準備をしてきた合唱祭……とうとう当日になりました。

朝、各クラスで最後の声だしをし、本番に向けて気持ちを作ります。

徐々に高まる緊張感と戦いながら体育館に入場……講師紹介などの開会式を終えると、まずは2年生の発表です。

学年合唱は「いざたて戦士よ」。男女のバランスがよくとれた、爽やかな歌声が体育館全体を包み込み、合唱祭の雰囲気を作ってくれました。

クラス発表は、どのクラスも2年生らしい安定した合唱を披露。それぞれのクラスの特徴やこだわりがちゃんと感じられる、とてもいい仕上がりです。

男女どのパートも音程が正確で、一人一人が自信を持って歌っていることが、表情からも伝わってきます。

次は1年生の番。学年合唱は「校歌」です。元気があって、声量は2年生に引けをとりません。

学級発表に移っても、どのクラスもとてもよく声が出ていて、楽しそうに歌います。

1年生らしい初々しさもありながら、堂々とした歌声で、会場を感心させました。

 そして……いよいよ3年生の登場です。

まずは学年合唱……無伴奏で始まる「言葉にすれば」は、最初から聴くものの心を鷲掴みにする圧倒的な迫力でした。

それぞれのパートの、全員の気持ちがこもった声の塊が、合わさり、溶け合って会場を満たします。

感動を通り越して心が震える、この日、この集団にしか作り出せない、圧巻の「作品」でした。

このブロックのクラス発表のトップバッターは白百合学級。少人数ながら全員が全身で声を出して、「桜散る頃」を一生懸命歌います。

みんな上手ですが、特に一人で頑張った女性パートは、音程、声量、表現力とも素晴らしく、個性豊かな男性 パートとよく調和していました。

3年生のクラス発表……やはりこれまでの発表とはレベルの違いを感じさせる、素晴らしい合唱でした。

どのクラスも、声の伸び、厚み、曲想……男女どのパートも申し分なく、互いに響きあって美しく力強いハーモニーを作り出していました。

 それぞれのクラスに個性があって、伝えたい思いが感じられて…心に響きました。

全てのクラスが発表を終えると、最後は「風になりたい」を全校で歌います。

「当初は予定になかった全校合唱を、『全校生徒の心を一つにしたい』という思いで提案したのは、僕たち生徒自身です。みんなで一つになって歌いましょう」と代表生徒が呼びかけます。

それに生徒全員が応えて歌い出すと、いつの間にかステージ上には、躍りながらラテンの楽器でサンバのリズムを奏でて盛り上げる、白百合学級の面々が…。

全校生徒はますますノリノリで大合唱……ニ中生のパワーと心の豊かさを感じさせる、合唱祭の締めくくりにふさわしい盛大なパフォーマンスになりました。

4年ぶりに全校生徒が一堂に会して、直接歌声を聴き合える形で開催できた合唱祭。

上級生の合唱に感動し、憧れを持ち、それを目標にして次年度に繋げていく…

ニ中の合唱祭が新たな伝統となって繋がっていく、良い再スタートが切れた一日になりましたヽ(゚∀゚)ノ

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