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2025年5月の記事一覧
5月30日(金)
今日の献立
フレッシュトマトのスパゲッティ・ホキのレモン風味・イタリアンサラダ・牛乳
一口メモ
「市川とまと」はおよそ50年の歴史があるそうです。市内の約20軒の農家によって栽培されています。都市に近いので、採りたての新鮮なものを届けることができるのが特徴です。今日は市川産の新鮮なトマトをつかったスパゲティにしました。湯むきはせずにまるごとのトマトを角切りにして使いました。豚ひき肉とみじん切りの玉ねぎとニンジン、セロリとトマト、トマトピューレ、ケチャップなどでソースを作りました。
5月29日(木)
今日の献立
牛乳 ご飯 千草焼き 生揚げとこんにゃくのピリ辛炒め 春キャベツの土佐あえ
【一口メモ】
鰹節はかつおを切ってゆでて燻製にしたものです。鰹節を薄く削ったものを削り節といいます。今日の副菜のキャベツの土佐あえに入っています。土佐あえは鰹節を使った和え物のことを言いますが、鰹節の産地が高知県土佐市であることからこの名前がつきました。春キャベツの土佐あえの作り方を紹介します。キャベツを短冊切りにし、しょうがを千切りにします。しょうゆとみりんのたれと削り節を炒っておきます。最後に材料をあえればできあがりです。主菜の千草焼きは、千と名前がつくように、いろいろな材料を刻んで、混ぜて焼く料理です。ほうれん草、人参、たまねぎ、きくらげを入れています。風味豊かな味に焼きあがりました。
5月28日(水)
今日の献立
牛乳 いなりご飯 鯖のピリッとジャン 磯香あえ そら豆
【一口メモ】
空に向かってさやがつく野菜はそら豆です。今日は1年生がさやをむいたそら豆を給食室で塩湯でしました。今日は茨城県産のものですが、千葉県でも5月中旬から下旬ごろまで出回ります。そら豆のおいしい時期は3日といわれるほど、鮮度が大切です。豆がさやについている黒い部分を「おはぐろ」といいます。新しいものは、緑のままのものもあります。
5月27日(月)
今日の献立
牛乳 麦ごはん ホイコーロー 茎わかめ入り春巻き こなつ
【一口メモ】
三陸や鳴門地区の海でたくさん採れるわかめ。今日は茎わかめを春巻きに使っています。みそ汁やサラダなどで食べる時には、わかめは小さく切られているので、わかめは小さいものと思っている人も多いかもしれません。しかし、実際は、2~3メートルもあります。わかめの栄養素は、骨や歯の材料になるカルシウムやマグネシウム、血の材料になる鉄分や血が出た後に血を固めるビタミンK、お腹の掃除屋さんの食物園医などです。
5月23日(金)
今日の献立
牛乳 ご飯 鶏のから揚げ 五目きんぴら なめこのみそ汁
【一口メモ】
おなかの掃除屋さんで食物繊維が豊富なごぼう。今日は五目きんぴらに入っています。きんぴらの名前は江戸時代に流行した人形浄瑠璃の主人公金太郎で有名な、坂田金時の息子の坂田金平から名前をとったといわれています。ごぼうの歯ごたえや辛さが金平の強さと勇ましさを表し「きんぴらごぼう」と呼ばれるようになったそうです。基本のきんぴらごぼうの作り方をご紹介します。ごぼうを千切り、またはささがきにします。人参は千切りにします。ごぼうを油で炒めて、砂糖、しょうゆなどの調味料で味を調え、唐辛子を入れてからみをきかせます。給食では、ベーコンやれんこんを入れました。
5月22日(木)
今日の献立
牛乳 豚キムチ丼 八宝みそ汁 フルーツポンチ
【一口メモ】
今日はみそ汁に徳島県産のニンジンを使いました。ニンジンはカロテンが含まれていて、風邪や感染症予防効果があるビタミンAになります。皮の近くにカロテンがあるので、本当は皮をむかないで調理すると豊富にとれます。皮は薄くむきましょう。また油と一緒に調理すると、カロテンをたくさん体に取り込めるので炒め物にしたり、サラダでドレッシングをかけたりして食べるのがお勧めです。今日のみそ汁には使っていませんが、豚キムチ丼の具に油を使いました。
5月21日(水)
今日の献立
牛乳 ご飯 鶏肉とじゃがいもの煮物 いろどり野菜のごま和え こなつ
【一口メモ】
三大うま味成分の一つ、グアニル酸が豊富なしいたけはコナラ、ミズナラ、クヌギ、シイなどの枯れ木につくきのこです。江戸時代に豊後の国(現在の大分県)で炭焼きをしていた源平さんが炭焼きの残り木にしいたけが生えているのを見て、栽培をひらめいたとされています。しいたけを乾燥させたものが干し椎茸です。干し椎茸にすると生の時と比べてうま味と栄養価がアップし、保存性も高まります。今日は鶏肉とじゃがいもの煮物に干し椎茸を使いました。骨や歯を作るビタミンDが豊富です。
5月20日(火)
今日の献立
牛乳 ご飯 肉豆腐 かみかみごぼう きゅうりの辛みそ
【一口メモ】
きゅうりには黒いぼ、白いぼ、いぼなしなどがあります。昔のきゅうりは苦みが強くあく抜きが必要でしたが、今のきゅうりは改良されて苦みもあくも少なくなっています。日本に最初に伝わってきたのは黒いぼきゅうりでした。地元の味として黒いぼきゅうりが栽培されている地域もあります。いぼなしは業務用として出回っています。いぼがない分、洗う手間がなくなるからです。きゅうりは水分が95%、ほとんどが水分です。暑い日には水分補給として、冷やして食べるのもお勧めです。
5月19日(月)
今日の献立
牛乳 ご飯 キャベツミンチ わらびのごまあえ 田舎汁
【一口メモ】
ビタミンUと言って胃腸に良い栄養素が含まれており、別名「キャベジン」とも呼ばれている野菜は、キャベツです。とんかつなどの揚げ物にはキャベツの千切りが添えられていますが、胃腸への負担を軽減してくれます。日本では生野菜を食べる習慣はなかったのですが、明治時代以降に広まったそうです。今日は千切りのキャベツではなく、メンチカツの中にキャベツを入れました。ひき肉とたまねぎだけのメンチカツよりも仕上がりが硬くならず、食べた時もあっさりしています。副菜に入っているわらびは今が旬の山菜で、土の中にある茎からとれる澱粉はわらび粉として和菓子の材料になります。
5月16日(金)
今日の献立
ごはん 家常豆腐(ジャージャンどうふ) 春雨サラダ こなつ ぎゅうにゅう
春雨は、緑豆やじゃがいも、さつまいもが原料です。中国ではおよそ1000年前には春雨があったとされています。その後、日本にも伝わりました。サラダや酢の物、炒め物、鍋物など様々な料理に使われています。今日はサラダにしました。油、ごま油、砂糖、塩、醤油、酢、一味唐辛子をあわせてる作るたれと、野菜、春雨を合わせました。主菜の家常豆腐(ジャージャンどうふ)は、中国の四川料理がもとになります。家にある身近な食材で作る料理ということから、この名前が付いたといわれています。給食では豚肉と玉ねぎの疲れをとる黄金コンビを使っています。
5月15日(木)
今日の献立
牛乳 黒糖パン ポトフ 豆とツナのパイ風春巻き ヨーグルト
【一口メモ】
かぶにはヨーロッパから伝わった西洋型と中国から来た日本型に分けられます。今日のかぶは千葉県香取市産のものを給食に使っています。さて「豆とツナの春巻き」の作り方を紹介します。玉ねぎをみじん切りにします。玉ねぎ、ツナを炒めて、ひよこ豆ペーストを加えます。ワインを少し入れて、塩としょうゆ、カレー粉で味付けし、チーズを加えます。春巻きの皮で具を巻いたら、最後にきつね色になるように油で揚げてできあがりです。
5月14日(水)
今日の献立
牛乳 ご飯 ビビンバの具 わかめのキムチスープ さつま芋焼き
【一口メモ】
今日のさつま芋は茨城県と千葉県で育てられたもので、品種はどちらもベニハルカです。さつま芋焼きの作り方は、さつま芋をよく洗い、輪切りにして蒸します。色が黄金色になったら蒸しあがりです。熱いうちにマッシャーでさつま芋をつぶし、砂糖、バター、クリームを加えました。ひとり一個になるよう丸い俵型にしてアルミ型に入れ、180度のオーブンで焼いてできあがりです。さつま芋の皮には、食物繊維やアントシアニン、クロロゲン酸などが含まれるため、今日は皮も使っています。体にもエコにもよいメニューになっています。
5月13日(火)
今日の献立
牛乳 グリンピースご飯 生揚げの肉みそ煮 ほうれん草の磯和え
【一口メモ】
今日は大和田小学校の1年生がむいてくれた、グリンピースご飯です。グリンピースはえんどうの仲間で、さやをむいて中の豆を取り出して食べます。ちなみにさやごと食べるのがさやえんどう(きぬさやとも言います)、中の豆がグリンピースくらいになっても、さやごと食べるのがスナップエンドウです。今日は絵本「みどりいろのたね」も紹介します。まあちゃんのクラスでは、畑に種をまくことになりました。先生から5粒ずつ種をもらうとまあちゃんは、種と持っていたメロンあめを一粒ずつ一緒にうめてしまいました。根も芽も出ていない種たちと、同じ色をしたメロンあめに注目が集まります。ぜひ絵本を読んでみてください。
5月12日(月)
今日の献立
牛乳 麦ごはん 春野菜カレー コーンサラダ 果物(小夏)
【一口メモ】
今日の春野菜カレーには今の旬であるアスパラガスが入っています。日本では桜前線と言って桜の開花のニュースがあります。これと同じようにヨーロッパでは、春を告げるものとしてアスパラガスについてのニュースがあるそうです。アスパラガスにはアスパラギン酸という成分が含まれています。アスパラギン酸には疲れをとる効果やイライラを防ぐ効果、不眠を防ぐ効果があるそうです。
5月9日(金)
【今日の献立】
むぎごはん さばのカレー焼き ぴりから肉じゃが ごまキュウリ 牛乳
【一口メモ】
味には基本となる「甘味」「塩味」「酸味」「苦味」「うまみ」の5種類があります。これに対して「辛味」は、本来味覚に分類されないものです。辛い物を食べて「口から火が出そう」という言葉を使いますが、それは辛みを熱さや痛みで感じているためです。辛いものには口の中や胃腸の粘膜を刺激するため、消化液の分泌をうながし、食欲がわく効果があります。今日はさばを醤油とみりん、カレー粉を合わせたたれにつけて焼きました。カレー風味にして食欲がわくようにしました。ごはんとおかずを交互に食べるのがおすすめです。
5月8日(木)
今日の献立
牛乳 ガーリックトースト ポークビーンズ 生揚げのおかかサラダ
【一口メモ】
給食で出ている牛乳1本で、まいわし3本分のカルシウムが含まれています。ほかにも「乳たんぱく質」が含まれています。強い運動やスポーツを.したあとは筋肉が痛みますが、傷んだ部分をケアし、新しい筋肉を作ろうとする際、この「乳たんぱく質」が効果的にはたらくといわれています。牛乳や乳製品にアレルギーがある人や乳糖不耐症の人は魚や肉、卵、大豆や大豆.製品、小魚、海藻などをとりましょう。食べ物にはいろいろなはたらきがありますので、偏りなく、いろいろなものを食べましょう。
5月7日(水)
今日の献立
牛乳 チキンライス ポテトオムレツ フレンチサラダ
【一口メモ】
運動会の練習が本格的になる時期です。活発に運動するとエネルギーの消費量が増えて、いろいろな栄養素が必要になります。自分に適切な量を食べることと、バランスの良い内容で食べることの2つが大切です。量と内容のどちらかが欠けても、疲れがたまり、集中力がなくなるだけではなく、ケガにもつながります。食事をとることは自分の健康を守ることです。しっかり食べて、ぜひ力を発揮してください。今日の主菜のポテトオムレツにはベーコンやハムのほかに野菜も入っています。
5月2日(金)
今日の献立
牛乳 ご飯 いわしの蒲焼き 納豆和え わかめの味噌汁
【一口メモ】
5月5日は端午の節句、こどもの日にはこいのぼりを立てたり、兜や鎧を飾ったりするほかに行事食のちまきや柏餅を食べてお祝いします。この飾りや食べ物には、子どもたちの健康や未来への願いが込められています。給食では、いわしをこいのぼりに見立てました。いわしには小骨がありますが、よく噛むと食べられます。カルシウムが取れて骨を成長させることから、こどもの日にふさわしいと考えたメニューです。鯉が激しい流れの滝を上りきると龍になるという伝説から、困難があってもそれを乗り越えられる人になってほしいと願っています。
5月1日(木)
今日の献立
牛乳 麦ごはん ホキの抹茶揚げ ほうれんそうの香味和え じゃがいものと玉ねぎの味噌汁
【一口メモ】
産地の静岡県で4月下旬か5月上旬に摘まれる緑色の飲み物は「お茶」です。立春から数えて八十八日目を八十八夜といいます。今年は5月1日になりますが、この日以降霜が降りることはありません。茶摘みや種まき、田植えなどの農作業が始まる時期になります。八十八夜に摘んだお茶は 末広がりであることから縁起が良いとされ、長寿や健康を願って飲みます。本日の給食では調理員さんたちが「皆さんが健康に過ごせること」を願い、緑茶を粉にした抹茶を衣にしてホキ揚げをつくりました。