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みやたいむ(広報)

No.90 こだわりの宮田小給食

宮田っ子を全力で応援~子どもとともに学校を楽しむために~

 

 9月10日(水)に学年委員会主催のイベント、宮田小給食の講演と試食会が行われました。

 2年振りの開催に定員を上回る応募があり、今年度は抽選となりました。 

 

 講演を行われたのは、宮田小栄養教諭の戸張先生。

 栄養教諭とは、学校給食の管理や児童に食に関する指導を行う役職で、戸張先生は長きにわたり宮田小に赴任されています。

 以下、講演の内容を簡単にご紹介します。


【給食調理の紹介】

 宮田小の給食は、栄養教諭と調理員合わせて7名で作られています。
 給食室はサウナのような暑さになることもあり、給食作りの大変さが伝わってきます…

 調理グッズや配置にも徹底的な衛生対策がなされ、食材もきゅうりなど生で提供するものは熱湯消毒をするなど、しっかりとした処理を施しています。

 そしてできるだけ原材料から手作りをしています。だしはかつお、昆布、煮干しなど料理に合わせて一から取っています。揚げパンで使用する砂糖は濾して味が均一化されるようにするなど、手間を惜しみません。

 

 

【児童への食育指導の紹介】

 配付資料を見ながら、児童への食育指導の様子を伺いました。

 給食委員会では衛生環境の整備やポスター作成などを指導、各学年の授業では調理実習や献立作成、とうもろこしの皮むきなどを行っています。

 給食指導では、配膳指導や箸の使い方などのマナーに関することから、ごはん一杯で、育てるところからどのくらいの水を使うかのクイズなど、子どもたちが楽しみながら自然に食への知識を得られるような取り組みをしています。


【宮田小給食のこだわり】

・定食型の献立を目指し、特に和食や魚料理に力を入れています

・食材は15品目以上使うようにし、日常で不足しがちで食べる習慣をつけてほしい食材を取り入れ、栄養バランスを取るようにしています

・季節や行事に合わせた献立を提供しています

・千葉県や市川市の自然や産物を身近に感じられるよう、地産地消を心がけています


【質問コーナー】

 前もっていただいた質問のご回答です。

 

子どもが苦手な食材への対応は?

・食べやすく調理するほかにも、料理の手伝いや野菜の栽培・キャンプなどいわゆる体験活動をすることで、食べるスイッチが入りやすくなります

 

物価高騰で給食も値上がりしているが、どう対策していますか?

・旬の食材を使用したり、部位を使い分けたりしています。大豆たんぱくを意識したり、国産冷凍野菜も使用したりしています

・業者さんと信頼関係を築き、情報をもらうようにしています


【レシピ紹介】

 朝食におすすめの納豆あえレシピを教えてくださいました。

 塩味や食材・配分はお好みで。何回か作ると、それぞれの家庭の味になっていくそうです。

 

講演後は配膳…そして実食!


 この日のメニューは、「ご飯・さんまの蒲焼き・小松菜の和え物・冬瓜の味噌汁」。
 宮田小、自慢給食の一つ。和食(魚料理)!とても美味しくいただきました。

 お皿の並べ方も大事な決まりがありますが、皆さまはご家庭で実践されてますか?

 

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<広報委員より>
 戸張先生のユーモアを交えながらの楽しいトークに、参加者一同楽しく聞き入っていました。
 安全に給食を提供する徹底的な管理は頼もしく、子どもたちへの食育も人生に関わる大事な学びだと感じました。

 戸張先生、そして学年委員会の皆さま、ありがとうございました!